鉄道事故のソースを表示

'''鉄道事故'''（てつどうじこ）とは、鉄道車両の[[運転]]時に発生する[[事故]]である。列車の遅れ等[[鉄道事故等報告規則#輸送障害|輸送障害]]を指して事故と称することもあるが、本項では衝突、[[脱線]]、[[火災]]など死傷者の発生に至る事故を指す。事故を惹起する危険が高い事態が発生し、なおかつ実際には事故が発生しなかった事象は、事故が発生するおそれがあると認められる事態＝'''[[インシデント]]'''と呼ばれる。

[[ファイル:Train wreck at Montparnasse 1895.jpg|250px|サムネイル|[[モンパルナス駅]]の事故(1895年、死者1名<ref name="Whale"/>)]]
== 概要 ==
鉄道は大量輸送が特徴であり、事故を起こすと多くの死傷者を出すだけでなく、運転ができなくなることによって社会的にも大きな影響を与える。

国土交通省令[[鉄道事故等報告規則]]では、[[鉄道事故等報告規則#鉄道運転事故|鉄道運転事故]]としては列車衝突事故・列車脱線事故・列車火災事故・踏切障害事故・道路障害事故・鉄道人身障害事故・鉄道物損事故の7項目を定めている。鉄道による輸送に障害を生じた事態であって、上記の鉄道運転事故以外のものは鉄道事故ではなく'''[[鉄道事故等報告規則#輸送障害|輸送障害]]'''という。特に雨や雪などで休止や遅延が発生した場合には、輸送障害ではなく、'''災害'''と呼ばれる。

なお、[[国土交通省]]の[[運輸安全委員会]]（2008年10月に[[航空・鉄道事故調査委員会]]から改組）の「鉄道事故調査報告書」では鉄道事故について以下のような分類がなされている。
*鉄道関連
** [[列車衝突事故]]
** [[列車脱線事故]]
** [[列車火災事故]]
** [[踏切障害事故]]
**道路障害事故
** [[鉄道人身障害事故]]
**鉄道[[物損事故|物損]]障害事故
**その他の事故
*軌道関連
**車両衝突事故
**車両脱線事故
**車両火災事故
**踏切障害事故
**道路障害事故
**人身障害事故
**その他の事故

なお、事故のうち乗客・乗務員等の死亡、5人以上の死傷を生じたものなど運輸安全委員会設置法施行規則1条に掲げられたものに該当する事故を「重大事故」という。

<!-- ここに書かれていた鉄道事故解説は、個別項目に移しました -->
鉄道事故件数は近年減少しているものの、日本では些細なものも含めて年間500件以上起きており、そのうち半数近くが踏切障害事故である。

== 事故調査 ==
従来、鉄道事故等においては警察による関係者の責任が問われていたが、個人責任の追及が中心になるあまり当事者の証言が歪められ本来の背後要因等の分析が不十分であるとの指摘があり、中立的な[[事故調査|事故原因調査]]を行う機関の設立が望まれていた。現在、日本において鉄道事故が発生した場合には[[国土交通省]]内の[[運輸安全委員会]]（前身：[[航空・鉄道事故調査委員会]]）によって原因究明と再発防止のための調査が行われる。また、[[業務上過失致死罪]]などの容疑で刑事捜査が行われる場合もある。

しかし、刑事捜査が優先されるため、運輸安全委員会による調査は十分に行えず、さらに運輸安全委員会の事故調査報告書が刑事裁判の証拠として採用されることもあるため、事故関係者が責任波及を恐れて事故に関する証言を拒んだり黙秘する問題も出てきており、また、刑事捜査は関係者の処罰が目的のため事故の再発防止には役立たないという指摘もある。

そのため、委員会をアメリカの[[国家運輸安全委員会]] (NTSB) のような国土交通省から独立した強い権限を持つ機関に改めることと、[[過失]]による刑事責任を問わないことで関係者の証言を得やすくするべきだという意見も根強い。

== 主な鉄道事故（日本）==
日本の鉄道事故については下記を参照のこと。
=== 1949年以前に発生した鉄道事故 ===
*→''[[日本の鉄道事故 (1949年以前)]]''
** [[日本の鉄道事故 (1949年以前)#1870年代|1870〜1890年代]]
** [[日本の鉄道事故 (1949年以前)#1900年代|1900年代]]
** [[日本の鉄道事故 (1949年以前)#1910年代|1910年代]]
** [[日本の鉄道事故 (1949年以前)#1920年代|1920年代]]
** [[日本の鉄道事故 (1949年以前)#1930年代|1930年代]]
** [[日本の鉄道事故 (1949年以前)#1940年代|1940年代]]

=== 1950年から1999年までに発生した鉄道事故 ===
*→''[[日本の鉄道事故 (1950年から1999年)]]''
** [[日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#1950年代|1950年代]]
** [[日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#1960年代|1960年代]]
** [[日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#1970年代|1970年代]]
** [[日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#1980年代|1980年代]]
** [[日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#1990年代|1990年代]]

{{See also|国鉄戦後五大事故}}

=== 2000年以降に発生した鉄道事故 ===
*→''[[日本の鉄道事故 (2000年以降)]]''
** [[日本の鉄道事故 (2000年以降)#2000年代|2000年代]]
** [[日本の鉄道事故 (2000年以降)#2010年代|2010年代]]

== 主な鉄道事故（日本国外）==
[[ファイル:Bruntons Traveller.jpg|200px|サムネイル|Mechanical Traveller]]
ここでは特に社会的影響の大きかった事故に限り、便宜的に記載する。
<sub>{{Main2|この節に対応する他言語版|:d:Q4434495}}</sub>

=== 19世紀 ===
; 1815年7月31日
: [[イギリスの鉄道|イギリス]]・イングランド北東部[[サンダーランド (イングランド)|サンダーランド]]郊外。実験段階の[[蒸気機関車]]「[[:en:Steam Horse locomotive|Mechanical Traveller]]」の[[ボイラー]]が爆発し、見物人など13〜16人が死亡した（[[:en:1815 Philadelphia train accident]]）。

; 1830年9月15日
:[[ファイル:Stephenson's Rocket drawing.jpg|200px|サムネイル|ロケット号]]
: イギリス・イングランド北西部[[ランカシャー]]のパークサイド (Parkside) 駅で、[[リバプール・アンド・マンチェスター鉄道|リバプール&マンチェスター鉄道]]の開業当日、招待客の代議士[[ウィリアム・ハスキソン]]が、同じく招待客だった初代[[ウェリントン公爵]][[アーサー・ウェルズリー (初代ウェリントン公爵)|アーサー・ウェルズリー]]に挨拶をしようと線路を横断しようとしたところ、機関車[[ロケット号]]に轢かれて死亡。史上初の鉄道死亡事故<!--当時の車両には炭水車に手ブレーキが付いていた程度で、機関士はほとんどどうすることもできなかった。-->。

; 1831年6月17日
: [[アメリカ合衆国]]サウスカロライナ州[[チャールストン (サウスカロライナ州)|チャールストン]]。圧力[[安全弁]]が火夫によって締め付けられ、「{{仮リンク|ベスト・フレンド・オブ・チャールストン|en|Best Friend of Charleston}}」のボイラーが爆発。火夫が死亡、機関士がやけどを負い、他に3人が負傷した。この機関車は{{仮リンク|サウス・カロライナ運河鉄道|en|South Carolina Canal and Railroad Company}}で最初の蒸気機関車であった<ref>Derrick, Samuel Melanchthon, "Centennial History of South Carolina Railroad", The State Company, Columbia, South Carolina, 1930, pages 83-84. ISBN 978-0-87152-190-3</ref><ref>{{Cite book|和書 |author=久保田博 |authorlink=久保田博 |date=2000 |title=鉄道重大事故の歴史 |publisher=[[グランプリ出版]] |page= |isbn=978-4-87687-211-4 |url=http://www.grandprix-book.jp/books/2000/06/post-70.html}}</ref>（[[w:List of rail accidents (before 1880)#1831]]）。

; 1833年11月8日
: [[アメリカ合衆国の鉄道|アメリカ合衆国]]ニュージャージー州[[マーサー郡 (ニュージャージー州)|マーサー郡]]の[[ユナイテッド・ニュージャージー鉄道運河|カムデン&アンボイ鉄道]]が、[[軸焼け]]による車軸の破損により脱線転覆し、乗客の死亡した最初の鉄道事故となった。死者2名。生存者に[[ジョン・クィンシー・アダムズ| J.Q.アダムズ]]前大統領や後の鉄道王[[コーネリアス・ヴァンダービルト| C.ヴァンダービルト]]がいる（[[:en:Hightstown rail accident]]）。

; 1841年12月24日
: イギリス・イングランド南東部[[バークシャー]]の[[:en:Sonning Cutting| Sonning Cutting ]]にて、[[グレート・ウェスタン鉄道]]の貨客混合列車が地滑りに突っ込んで脱線し、[[無蓋車]]に乗っていた乗客が投げ出されて9人が死亡・16人が負傷した。この事故をきっかけに無蓋車で乗客を運ぶ危険が指摘され、1844年の鉄道法改正による[[議会列車]]制定の遠因になった（[[:en:Sonning Cutting railway accident]]）。

; 1842年5月8日
: [[フランスの鉄道|フランス]]・パリ郊外の[[ムードン (フランス)|ムードン]]付近を走行中の列車を牽引していた蒸気機関車の[[軸 (機械要素)#種類|車軸]]が折損して脱線転覆し、客車が次々と乗り上げた。機関車のボイラーの火が[[客車]]に延焼し、探検家の[[ジュール・デュモン・デュルヴィル]]をはじめ{{refnest|作家マルグリット・ユルスナールの父方の祖父がこの列車に乗りあわせており、奇跡的に救助されている<!--{{仮リンク|北の古文書|fr|Archives du Nord}}--><ref>{{Cite book|和書 |author=[[マルグリット・ユルスナール]] |translator=[[小倉孝誠]] |title=北の古文書 |series=世界の迷路II |year=2011 |origyear=1977 |publisher=[[白水社]] |isbn=978-4-560-08178-5 <!--|ncid=BB07341984 -->|url=http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08178}}</ref>。}}52人以上が死亡した。当時の客車は外開きで外から鍵で施錠されていたため、中から乗客が脱出できなかったのが惨事を大きくした。{{See|ベルサイユ鉄道事故}}

; 1847年5月24日
: イギリス・イングランド北西部[[チェスター]]のディー川に架かる橋が壊れ、通行していた列車が落下。死者5名。{{See|ディー橋事故}}

; 1853年5月6日
: アメリカ合衆国[[コネチカット州]]で、列車が開橋状態の旋回橋へ信号を無視して進入しノーウォーク川河口付近の船着き場に転落。死者48人。{{See|ノーウォーク鉄道事故}}

; 1853年8月12日
:[[ファイル:L. Wright - Train wreck on the Providence Worcester Railroad near Pawtucket, Rhode Island - Google Art Project.jpg|250px|サムネイル|Valley Falls 事故<sub> - L. Wright (Photographer), [[:en:George Eastman House|George Eastman House]], [[Google アートプロジェクト|Google Art Project]]</sub>]]
: アメリカ合衆国ロードアイランド州[[ポータケット (ロードアイランド州)|ポータケット]]郊外の Valley Falls で{{仮リンク|プロビデンス・アンド・ウースター鉄道|en|Providence and Worcester Railroad|label=プロビデンス&ウースター鉄道}}の列車が正面衝突。死者13人。鉄道事故が写真撮影された最初の例と考えられている（[[w:List of rail accidents (before 1880)#1853]]）。

; 1856年7月17日
:[[ファイル:GreatTrainWreck.jpg|250px|サムネイル|Camp Hill 衝突事故]]
: アメリカ合衆国[[ペンシルベニア州]] Camp Hill で列車が正面衝突し、炎上。[[ピクニック]]の行楽客など少なくとも59人が死亡（[[:en:Great Train Wreck of 1856]]）。

;1857年3月12日
:カナダ西部の{{仮リンク|デジャルダン運河|en|Desjardins Canal}}。90人が乗っていた{{仮リンク|グレート・ウェスタン鉄道 (オンタリオ)|label=グレート・ウェスタン鉄道|en|Great Western Railway (Ontario)}}の[[トロント]]発[[ハミルトン (オンタリオ州)|ハミルトン]]行き列車が終点に近づいた時、デジャルダン運河にかかる橋が機関車前部の車軸が破損後に崩壊した。極寒の運河に投げ出された後、外傷や溺死により59人が死亡した（[[w:List of rail accidents (before 1880)#1857]] [[:de:Eisenbahnunfall auf der Desjardins-Kanalbrücke]]）。

; 1857年6月28日
: イギリス・ルイシャム・ロンドン特別区・ルイシャム駅の東側で、信号停車していた列車に後続列車が追突。死者11人。{{See|ルイシャム列車衝突事故 (1857年)}}

; 1864年6月29日
: [[カナダの鉄道|カナダ]]・ケベック州[[モンテレジー地域]]で、列車が開橋状態の[[可動橋|旋回橋]]へ[[冒進|信号を無視して進入]]し[[リシュリュー川]]に転落。主にドイツ人やポーランド人の移民など99人が死亡した。{{See|サン＝ティレール鉄道事故}}

; 1865年6月7日
: イギリス・イングランド中西部[[シュロップシャー]]。下り勾配の先で[[保線]]作業中の区間に、警告を見落とした列車が進入し脱線。死者13人。{{See|レッドナル鉄道事故}}

; 1865年6月9日
: イギリス・[[ケント (イングランド)|ケント]]で、時刻表を誤読しての保線作業によりレールの外された高架橋に列車が進入して脱線。死者10人。生存者に小説家[[チャールズ・ディケンズ]]がいる。{{See|ステープルハースト鉄道事故}}

; 1870年12月12日
: イングランド中部[[サウス・ヨークシャー]]の[[操車場 (鉄道)|操車場]]で、貨車の固定が外れ12両が下り勾配を暴走。駅に停車していた列車に衝突した。死者15人。{{See|ステアフット鉄道事故}}

; 1872年10月2日
: スコットランド・[[ダンフリーズ・アンド・ガロウェイ|ダンフリーズ&ガロウェイ]]のカートルブリッジ駅構内の[[分岐器|転轍器]]に[[連動装置|連動]]していない信号の誤現示により、[[入換 (鉄道)|入換]]作業中の貨物列車に夜行列車が衝突した。死者12人。{{See|カートルブリッジ鉄道事故}}

; 1873年8月3日
: イングランドのウィガン・ノース・ウェスタン駅を通過中に、客車が脱線し駅舎・プラットホームに衝突。乗客13人が死亡した。{{See|ウィガン鉄道事故}}

; 1874年1月27日
: イギリス・スコットランド・[[フォルカーク]]の[[ジャンクション (鉄道)|分岐点]]で切り離された先発列車が遅延して発車したのを、信号掛が後発列車の発車と誤認して待避線の貨物列車を発車させた。直後に発車した後発列車が、本線に進入していた貨物列車に衝突した。死者16人。{{See|ボーネス・ジャンクション列車衝突事故}}

; 1874年9月10日
: イギリス・イングランド東部[[ノーフォーク]]のソープ・セント・アンドリューの単線区間で、[[電信]]のミスにより列車同士が正面衝突。死者25人。タブレットによる[[閉塞 (鉄道)|閉塞]]が開発される契機となった。{{See|ソープ鉄道事故}}

; 1876年12月29日
:[[ファイル:Ashtabula Bridge disaster.jpg|250px|サムネイル|アシュタビューラ落橋事故]]
: アメリカ合衆国オハイオ州[[アシュタビューラ郡 (オハイオ州)|アシュタビューラ]]で列車の通過中に鉄橋が崩壊。92名が死亡<ref>{{失敗知識データベース|CA0000417|構造欠陥等によるアシュタブラ鉄橋の崩壊で92名が死亡}}</ref>（[[:en:Ashtabula River Railroad Disaster]]）。

; 1877年3月25日
: イギリス・イングランド・[[ノーサンバーランド]]{{要曖昧さ回避|date=2014年8月12日}}の急カーブで列車が脱線。死者5名。{{See|モーペス鉄道事故}}

; 1879年12月28日
: イギリス・[[スコットランド]]東部のテイ川河口の鉄橋「[[テイ橋]]」が[[風力#ボーフォート風力階級|強風]]のために崩落し[[急行列車]]が転落し死者78名。原因は[[鉄橋]]{{要曖昧さ回避|date=2014年8月12日}}に使用された[[鋳鉄]]と設計上の強度不足と建設上の[[施工]]不備が競合したためとされた。

; 1888年10月29日
:[[ファイル:Russian imperial train crush1888.jpg|250px|サムネイル|大破したロシアお召し列車(1888年)]]
: [[ロシア帝国|ロシア]][[皇帝]][[アレクサンドル3世]]一家を乗せた[[お召し列車]]が脱線、21名が死亡。現場は現在[[ウクライナ鉄道|ウクライナ]]領[[ハルキウ州]]となっている（[[:en:Borki train disaster]]）。

; 1889年6月12日
: イギリス[[北アイルランド]]・[[アーマー州]]の[[グレート・ノーザン鉄道 (イギリス)|グレート・ノーザン鉄道]]で、[[機関車]]から切り離された客車が坂を逆走し後続列車と衝突。死者88名。客車15両編成の列車が13[[パーミル|&permil;]]の急勾配を登り切れなかったため、客車を分けて牽引しようと後ろ10両を切り離した。切り離された客車には動かないよう処置されていたが、機関車が発車しようとした際の衝撃で逆走した。この事故を契機に[[自動空気ブレーキ|自動ブレーキ]]や閉塞の導入が義務づけられる（[[:en:Armagh rail disaster]]）。

; 1890年11月11日
: イギリス・イングランド南西部の[[サマセット]]、グレート・ウェスタン鉄道のノートン・フィッツワレン駅でプリマス発パディントン行きの臨時列車が、停車していた貨物列車と信号掛のミスにより衝突。10人が死亡。{{See|ノートン・フィッツワレン鉄道事故 (1890年)}}

; 1893年8月12日
: イギリス・[[ウェールズ]]で、下り坂を走行中に機関車のバネが外れて脱線。客車6両が築堤を落下し、13人が死亡した。{{See|ラントリサント鉄道事故}}

; 1894年12月22日
: イギリス・イングランド北西部[[チェシャー]]のチェルフォード駅で入換作業中に、強風により貨車が隣線の貨車に衝突した。この貨車が脱線して本線を支障、進入してきた急行列車が衝突した。死者14人。{{See|チェルフォード鉄道事故}}

; 1897年6月11日
: イギリス・イングランド[[シュロップシャー]]のウェールズ国境地帯で脱線。死者12人。{{See|ウェルズハンプトン鉄道事故}}

=== 20世紀前半 ===
; 1900年7月4日
: ワシントン州[[タコマ (ワシントン州)|タコマ]]で過積載の路面電車が、カーブを曲がりきれず脱線し築堤を転落。43人が死亡した。{{See|タコマ路面電車惨事}}

; 1903年8月10日
: フランス・パリ[[メトロ (パリ)|メトロ]]2号北線（現: [[パリメトロ2号線|2号線]]）で列車火災。[[クロンヌ駅]]他で死者84人。{{See|パリメトロ火災}}

; 1903年9月27日
: バージニア州[[ダンビル (バージニア州)|ダンビル]]でサザン鉄道の列車が脱線、[[トレッスル橋]]から転落した。死者11人。{{See|Old 97の事故}}

; 1904年9月24日
: アメリカ合衆国テネシー州[[ジェファーソン郡 (テネシー州)|ジェファーソン郡]]ニューマーケット・ヒルの閉塞の導入されていない単線区間で、行き違い場所の変更に失敗し[[サザン鉄道 (アメリカ)|サザン鉄道]]の列車同士が正面衝突。この日は土曜日で、[[セントルイス万国博覧会]]から帰る乗客ら56人以上が死亡した。{{See|ニューマーケット鉄道事故}}

; 1906年10月28日
: アメリカ合衆国ニュージャージー州[[アトランティックシティ]]駅西側の可動橋の固定がずれ、列車が脱線し転落した。死者53人。{{See|1906年アトランティックシティ鉄道事故}}

; 1910年3月1日
: アメリカ合衆国ワシントン州[[キング郡 (ワシントン州)|キング郡]]の[[グレート・ノーザン鉄道]]<!--アメリカ-->ウェリントン駅で大規模な[[雪崩]]が発生、折りしも猛烈な[[吹雪]]で6日間立ち往生していた[[旅客列車]]と[[郵便車#日本以外の郵便車|郵便列車]]が巻き込まれ、死者96人。鉄道施設が襲われた雪崩による事故<ref>日本でも、1922年（大正11年）に90人が死亡している。「[[北陸線列車雪崩直撃事故]]」を参照。</ref>では最悪の事故である。{{See|グレート・ノーザン鉄道ウェリントン雪崩事故}}

; 1915年1月22日
: [[メキシコ革命]]による内戦中の[[メキシコの鉄道|メキシコ]]にてカランサ派の家族ら900人を輸送する特別列車が[[コリマ]]〜[[グアダラハラ (メキシコ)|グアダラハラ]]間にある長い下り坂を走行中、ブレーキ故障により暴走した。列車は屋根や床下の乗客を振り落としながら加速、脱線し、全車が峡谷に転落した。死者600人以上。{{See|グアダラハラ鉄道事故}}

; 1915年5月22日
:[[ファイル:Quintinshill animation 1.gif|250px|サムネイル|キンティンスヒル事故]]
:[[ファイル:QuintinshillILN1.jpg|250px|サムネイル|同事故による列車火災]]
: イギリス・スコットランド南部[[グレトナ・グリーン]]近辺のキンティンスヒル駅で、[[軍用列車]]を含む5本の列車が衝突し出火。兵士など227名が死亡<ref name="CBS" />。イギリス史上最悪の鉄道事故。駅に列車が停車していたにもかかわらず、場内信号を進行現示にしてしまったため、上り軍用列車が進入して衝突。その弾みで衝突した列車が隣線を支障し、そこに下り急行列車が衝突した（[[:en:Quintinshill rail disaster]]）。

; 1916年11月7日
: アメリカ・マサチューセッツ州[[ボストン]]にて[[路面電車]]が開橋状態の旋回橋から運河に転落。47〜52人が死亡（{{Lang|de|[[:de:Straßenbahnunfall auf der Summer Street Bridge]]}}）。

; 1917年1月13日
: [[ルーマニア鉄道|ルーマニア]]・[[ヤシ県]]にて難民とロシア負傷兵を乗せた列車内で、兵士が走行中に[[直通ブレーキ]]のコックを閉めたため（乗客に踏まれたブレーキ管が損傷とも）暴走し機関車2両と26両中24両の客車が脱線、出火した。死者600〜1,000人。{{See|チュレア鉄道事故}}

; 1917年12月12日
: フランス南東部[[サヴォワ県]]サン・ミシェル・ド・モーリエンヌ付近で、軍用列車がブレーキ制御を喪失し脱線、炎上した。死者427人以上（諸説あり）を出すフランスの鉄道史上最悪の惨事となった。{{See|サン＝ミシェル＝ド＝モーリエンヌ鉄道事故}}

; 1918年7月9日
: アメリカ合衆国テネシー州[[ナッシュビル]]。閉塞の導入されていない単線区間で列車同士が正面衝突。死者101人。下記のマルボーン事故に並ぶ米国最大の鉄道事故。{{See|1918年列車大事故}}

; 1918年9月13日
: オランダ[[北ホラント州]]ウェースプ付近の[[メルウェデ運河]]に架かる橋の、たもとの築堤が豪雨と手抜き作業により崩壊。このとき通過中だったアムステルダム行き列車が脱線し、法面を転落した。死者41人。{{See|ウェースプ鉄道事故}}

; 1918年11月1日
: アメリカ合衆国[[ニューヨーク]]のブルックリン高速鉄道 (BRT) の地下線でカーブに高速で進入した列車が脱線。死者93人以上。{{See|マルボーン・ストリート鉄道事故}}

; 1918年11月19日
: 第一次世界大戦の[[ドイツと連合国の休戦協定 (第一次世界大戦)|休戦協定]]発効直後、[[ベルギーの鉄道|ベルギー]]・[[リンブルフ州 (ベルギー)|リンブルフ州]]の駅に[[ドイツ帝国|帝政ドイツ]]の軍用列車2本が停車していたところ、弾薬が爆発した。「子供の焚き火が原因」「ドイツ復員兵など800〜2,000人が死亡した」とされるが詳細は不明（[[:de:Eisenbahnunfall von Hamont]]）。

; 1926年3月14日
: [[コスタリカの鉄道|コスタリカ]]で橋を走行中に過積載の列車が脱線し、客車2両がヴィリヤ川峡谷へ転落。死者248人。{{See|ヴィリヤ鉄道事故}}

; 1926年10月4日
: [[スイスの鉄道|スイス]]・[[ザンクト・ガレン州]]の Ricken トンネルで一酸化炭素中毒事故。死者9名（[[:de:Eisenbahnunfall im Rickentunnel]]、[[:en:Ricken Tunnel]]）。

; 1928年10月12日
: イギリス・スコットランド最大の都市[[グラスゴー]]の[[グラスゴー・クイーンストリート駅]]北側に隣接したトンネル内で、油で汚れた急勾配と砂撒き装置の故障により列車が逆走。規則に違反してトンネル内に進入していた空の列車に衝突した。死者3名。{{See|グラスゴー・クイーンストリート鉄道事故}}

; 1933年12月23日
:[[ファイル:Catastrophe de Lagny.jpg|250px|サムネイル|ラニー・ポンポンヌ事故で大破した機関車]]
: フランス・パリ郊外の[[ラニー＝シュル＝マルヌ]]〜ポンポンヌ間で、クリスマス休暇で満員の[[ナンシー]]行き[[普通列車]]に、[[ストラスブール]]行き急行列車が高速で激突。濃[[霧]]による信号の見落としが原因。「クロコディール」([[:en:Crocodile (train protection system)|{{Lang|fr|Le Crocodile}}]]) と呼ばれる、接触式の[[自動列車警報装置|自動列車警報装置（AWS）]]が設置されていたものの、凍結のため機能しなかった。さらに、普通列車の客車が木造車だったことが被害を大きくした。死者230人。当時の日本の鉄道雑誌「[[鉄道趣味 (雑誌)|鐵道趣味]]」にも、大惨事の写真が掲載された。戦時中を除き、フランスの鉄道史上最悪の事故（[[:en:Lagny-Pomponne rail accident]]）。

; 1937年12月7日
: イギリス・スコットランド・[[ノース・ラナークシャー]]のキャッスルキャリ駅で、停止現示の信号機<!--場内信号-->を通り過ぎて駅構内に停車していた急行列車に、後からやってきた急行列車が追突。35名が死亡、179名が負傷した。駅の信号掛が、信号を無視した列車は既に駅を通過していってしまったものと思いこみ、後から来た列車を駅に入れようとしたことが原因だった。この事故の後 AWS（自動列車警報装置）を取り付けることが勧告された（[[:en:Castlecary rail accidents#1937]]）。

; 1939年12月22日
: [[ドイツの鉄道史|ドイツ]]で死者100人を超える鉄道事故が、同日に2件発生。
:* [[フリードリヒスハーフェン]]西部のリップバッハ（マルクドルフの南）で、[[臨時列車]]と[[貨物列車]]が衝突。死者101人。ドイツで最初の死者が100人を超えた鉄道事故（[[:de:Eisenbahnunfall bei Markdorf]]）。
:* ザクセン＝アンハルト州<!--イェリヒョウアー・ラント郡-->の[[ゲンティン]]で、灯火管制の中、遅延した先行列車に後続列車が信号を無視して接近。ゲンティン駅構内で駅員が後続列車の停車を試みたところ、先行列車が非常ブレーキを扱って停車し、後続列車が高速で追突した。公式には死者186人とされたが、当局内部では278人と記録されていた。ドイツの鉄道史上、最悪の事故。{{See|ゲンティン鉄道事故}}

; 1940年11月4日
: イギリス・イングランド南西部サマセットのノートン・フィッツワレン付近。複々線が複線に合流する地点で、信号の誤認により[[安全側線|脱線転轍器]]に進入し脱線。27人が死亡。{{See|ノートン・フィッツワレン鉄道事故 (1940年)}}

; 1941年1月22日
: ドイツ・[[ニーダーザクセン州]]のイゼンビュッテル-ギフホルン駅に停車中の軍用列車に貨物列車が追突。ベルギー人捕虜ら122人が死亡。{{See|ギフホルン鉄道事故}}

; 1943年9月6日
: アメリカ合衆国ペンシルバニア州[[フィラデルフィア]]付近で、[[ペンシルバニア鉄道]]「議会特急」の客車の車軸が軸焼けにより折損。車体が上方に浮き上がりガントリー（門型支持）の信号に衝突した。79人が死亡。{{See|フランクフォード・ジャンクション鉄道事故}}

; 1944年1月3日
: [[スペインの鉄道|スペイン]]・[[トーレ・デル・ビエルソ]]付近の第20トンネル内で、ブレーキの故障した列車が別の列車に衝突し出火。さらに[[運炭#鉄道による運炭|石炭列車]]が突入し、二日に亘り炎上し続けた。公式では死者78人以上だが、500人以上とも言われる。{{See|トーレ・デル・ビエルソ鉄道事故}}

; 1944年3月2日〜3日
: [[イタリアの鉄道|イタリア]]・[[バルヴァーノ]]付近のアルミ・トンネル内の急勾配で蒸気機関車牽引の貨物列車が立ち往生。違法に乗車していた約426人（諸説あり）が、[[一酸化炭素]]中毒で死亡した。{{See|バルヴァーノ鉄道事故}}

; 1945年7月16日
: ドイツ・[[オーバーバイエルン]]行政管区<!--エーバースベルク郡-->のアスリングで[[アメリカ陸軍]]の[[戦車]]を輸送していた列車が停車していた列車に衝突。ドイツ軍捕虜約110名が死亡（{{Lang|de|[[:de:Eisenbahnunfall von Aßling]]}}）。

; 1945年8月10日
: [[ソ連対日参戦]]の翌日、[[南満州鉄道]]の東安駅。弾薬の処分の際の事故とみられる爆発に避難列車が巻き込まれ、[[満蒙開拓移民|満蒙開拓団]]ら100人以上が死亡した。{{See|東安駅爆破事件}}

; 1946年3月20日
: [[ブラジルの鉄道|ブラジル]]・セルジッペ州[[アラカジュ]]付近の急勾配を下っているときに機関車と荷物車、客車3両が脱線。185人が死亡。{{See|アラカジュ鉄道事故}}

; 1948年5月28日
: [[台湾鉄路管理局|台鉄 (台湾鉄路管理局)]]。乗客の持ち込んだ危険物により、[[新店渓]]に架かる橋の上で列車火災。64人が死亡または行方不明（[[:zh:新店溪橋燒車事故]]）。

; 1949年10月22日
: [[ポーランドの鉄道|ポーランド]]で脱線。死者200人以上<ref name="CBS" />（[[w:List of rail accidents (1930–1949)#1949]]）。

=== 1950年代 ===
; 1950年8月27日
:イギリス・ウェールズの{{仮リンク|ペンマインマウル|en|Penmaenmawr}}。{{仮リンク|チェスター・アンド・ホリーヘッド鉄道|label=アイリッシュ・メール|en|Chester and Holyhead Railway}}の寝台列車が入れ替え機関車と衝突し6人が死亡（[[w:List of rail accidents in the United Kingdom#1948–1994: British Rail]]）。

; 1950年11月22日
: アメリカ合衆国ニューヨークの[[ロングアイランド鉄道本線]]。[[キューガーデン駅 (LIRR)|キューガーデン駅]]付近で、ブレーキの故障により停車した列車に後続の列車が追突した。78人が死亡（[[キューガーデン駅 (LIRR)#歴史]]、[[:en:Kew Gardens train crash]]）。

; 1952年10月8日
: [[ファイル:Harrow and Wealdstone train crash.jpg|250px|サムネイル|ハーロウ&ウィルドストーン衝突脱線事故の惨状]]
: イギリス・ロンドン近郊の[[ハーロウ&ウィルドストーン駅]]で信号の見誤りにより列車が追突、脱線したところに別の列車が衝突し、112名が死亡。イギリスで自動列車警報装置（AWS）が普及するきっかけとなる（[[:en:Harrow and Wealdstone rail crash]]）。

; 1953年12月24日
: [[ニュージーランドの鉄道|ニュージーランド]]の{{仮リンク|フアンガエフ川|en|Whangaehu River}}に架かるタンギワイ鉄道橋が[[ルアペフ山]]からの[[ラハール|泥流]]により損傷。直後に通りかかった、[[ウェリントン]]発[[オークランド (ニュージーランド)|オークランド]]行の列車とともに崩落し151名が死亡。ニュージーランド最大の鉄道事故（[[ルアペフ山]]、[[:en:Tangiwai disaster]]）。

; 1955年4月3日
: メキシコ・グアダラハラで列車が脱線し渓谷へ転落。公式には死者13人以上だが、300人以上とも言われる<ref name="CBS" />（[[w:List of rail accidents (1950–1959)#1955]]）。

; 1957年9月29日
: パキスタン西部で急行列車が停車中の石油列車と衝突。死者250人<ref name="CBS" />（[[w:List of rail accidents (1950–1959)#1957]]）。

; 1957年12月6日
: イギリス・[[ルイシャム・ロンドン特別区]]の St Johns〜ルイシャム間で濃霧の夕方、跨線線路橋（鉄道同士の立体交差）の下で信号停車していた列車に、別の列車が追突。さらに線路橋が崩落した。死者90人。{{See|ルイシャム列車衝突事故}}

=== 1960年代 ===
; 1961年7月16日
: イギリス・イングランド北西部ランカシャーのウィートン付近。信号掛が連絡を誤解し、保線用の列車がいる区間に急行列車を進入させた。急行はバラスト運搬車に追突し、7人が死亡した。{{See|シングルトン・バンク鉄道事故}}

; 1961年12月23日
: イタリア・[[カタンザーロ]]近郊のカーブした高架橋を通過中、連結器の破損により客車が脱線し川に転落した。死者71人。{{See|フィウマレッラ鉄道事故}}

; 1962年1月8日
: [[オランダ鉄道|オランダ]]・[[ユトレヒト州]]<!--ウールデン-->のハルメレンで濃霧の朝、急行列車の運転士が（次の信号機が赤だと示す）[[鉄道信号機#色灯式信号機|黄色信号]]を見落とし125km/h で通過。次の赤信号に気づき急ブレーキをかけたものの107km/h で逆方向から来た普通列車と9時19分に正面衝突。双方の運転士を含む93名の死者（内2名は後日死亡）と54名の重軽傷者を出した。現在でもオランダ史上最悪の鉄道事故となっている。{{See|ハルメレン鉄道事故}}

; 1962年6月11日
: アルゼンチンの首都[[ブエノスアイレスの鉄道|ブエノスアイレス]]の[[ビジャ・ソルダーティ]]。濃霧の朝に市営のスクールバスを踏切番が踏切に入れた結果、列車と衝突した。42人が死亡、83人が負傷。{{See|ビジャ・ソルダーティ踏切事故}}

; 1964年4月30日
: インドネシア・西ジャワ州の[[バンドン]]で夜行列車が脱線転覆して渓谷へ転落。死者21名。負傷者108名{{要出典|date=2011年8月}}。

; 1967年7月6日
:[[ファイル:Bundesarchiv Bild 183-F0706-0042-001, Langenweddingen, Eisenbahnunglück-2.jpg|250px|サムネイル|マグデブルク近郊での衝突・爆発事故現場]]
: [[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]（当時）の[[マクデブルク]]南方の踏切で列車と[[タンクローリー]]が衝突し爆発。[[キャンプ]]で移動中の学生など94名が死亡（[[:en:Langenweddingen level crossing disaster]]）。

; 1967年11月5日
: イギリス・ルイシャム・ロンドン特別区の車両基地付近で、レールの破損により列車が脱線。死者49人。生存者に歌手で[[ビージーズ]]のメンバーの[[ロビン・ギブ]]と妻がいた。{{See|ヒザー・グリーン鉄道事故}}

; 1969年2月7日
: オーストラリア・[[ビクトリア州|ヴィクトリア州]]バイオレット・タウン付近の単線区間での[[列車交換|行き違い]]直前に、運転士が心臓発作により死亡したため旅客列車が貨物列車と衝突した。死者9人。{{See|バイオレット・タウン鉄道事故}}

; 1969年5月7日
: イギリス・イングランド・ノーサンバーランドの急カーブで列車が脱線。死者6人。{{See|モーペス鉄道事故}}

=== 1970年代 ===
; 1970年2月1日
:[[ファイル:Accidente ferroviario de Benavídez de 1970.jpg|250px|サムネイル|ベナビデスデ衝突事故（1970年）]]
: [[アルゼンチンの鉄道|アルゼンチン]]のベナビデスデ（首都ブエノスアイレスの北、約30km）で、エンジントラブルにより停車していた列車に別の列車が追突。公式では死者142人だが、236人とも言われる。アルゼンチン最大の鉄道事故（[[:en:Benavidez rail disaster]]）

; 1971年2月9日
: [[西ドイツ]]の[[アイトラング]]で、[[TEE ]]列車がカーブ（制限80km/h）を130km/h で通過して脱線。運悪く複線の反対方向を走ってきた[[レールバス]]と衝突した。TEE のブレーキが凍結し、減速できなかったことが原因。死者28人、負傷42人（[[アイトラング#アイトラング列車事故]]、[[:de:Eisenbahnunfall von Aitrang]]）。

; 1971年5月27日
: 西ドイツ・[[ノルトライン＝ヴェストファーレン州]]の Radevormwald で、貨物列車と臨時普通列車が単線区間で正面衝突。臨時普通列車の運転でダイヤが変更され、貨物列車が臨時に停車すべき行き違い駅を通過してしまった（信号操作ミスが原因とも）ことが原因とされる。臨時普通列車が軽量の[[レールバス]]であることも被害を大きくした。死者46人 (遠足帰りの中学生41人を含む)、負傷25人。列車無線の拡大や、軽量のレールバスの淘汰が進められた（[[:en:Dahlerau train disaster]]）。

; 1971年7月21日
: 西ドイツ・[[フライブルク行政管区]]<!--レラッハ郡バート・ベリンゲン-->の Rheinweiler 駅付近で、[[急行列車]]がカーブ（制限75km/h）を140km/h で通過して脱線し、何両かは築堤から転落して民家を押しつぶす。死者23人、負傷121人。当時、最新鋭の電気機関車だった[[西ドイツ国鉄103型電気機関車|103型]]の技術的欠陥が原因とされる（[[西ドイツ国鉄103型電気機関車#その他]]、[[:de:Eisenbahnunfall von Rheinweiler]]）。

; 1972年6月16日
: フランスの[[パリ]]〜ランス間にあったビュルジトンネルのランス側入口300m 付近が老朽化のため12m にわたり崩壊し、そこに上下2本の列車がほぼ同時に110Km/h で突っ込んで脱線転覆し107名が死亡した（[[:fr:Effondrement du tunnel de Vierzy]]）。

; 1972年8月6日
: メキシコ・[[サルティーヨ]]で列車火災。208名が死亡<ref name="CBS" />。

; 1972年10月30日
: アメリカ合衆国イリノイ州[[シカゴ]]。朝のラッシュ時に列車が駅をオーバーランし、信号機を通過後プラットフォームまで後退した。このとき信号が自動的に進行現示となった事に気づかず通過列車が追突した。死者45人。{{See|1972年シカゴ通勤列車衝突事故}}

; 1974年8月30日
: [[ユーゴスラビア鉄道]]のザグレブ（現在は[[クロアチア鉄道|クロアチア]]の首都）[[ザグレブ中央駅|中央駅]]付近のカーブに、運転士と助手が過労の状態にあった列車が速度超過で進入し脱線した。153人が死亡。{{See|ザグレブ鉄道事故}}

; 1975年2月28日
: イギリス・[[ロンドン地下鉄]]の[[ムーアゲート駅]]で列車がトンネルの行き止まりに衝突。死者43名。事故原因は特定できなかった（[[:en:Moorgate tube crash]]）。

; 1977年1月18日
: オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー近郊で列車が脱線し陸橋に衝突、陸橋が崩落し客車を押し潰した。死者83名。[[クラッシュ症候群]]による死者が多く出たことで知られる。オーストラリア最大の鉄道事故。{{See|グランヴィル鉄道事故}}

; 1977年7月11日
: 韓国の[[京釜線]]芝灘駅構内で停車中の列車に場内信号を見落とした特急列車が衝突し、18名が死亡{{要出典|date=2011年8月}}。

; 1977年11月11日
: [[大韓民国の鉄道|韓国]]・裡里駅（現: [[益山駅]]）に爆発物40t を積載して停車中の貨物列車において、火の点いた[[ろうそく]]が火薬箱に転倒。死者59人、負傷者1,343人。1,647世帯、7,800人あまりが被災した。{{See|裡里駅爆発事故}}

; 1978年4月15日
: イタリアの[[ボローニャ]]～[[フィレンツェ]]間で[[土砂災害|山崩れ]]に遭遇し、乗り上げて隣線を支障していた下り急行列車に上り[[特急列車]]が衝突。死者42人（[[:it:Incidente ferroviario di Murazze di Vado]]）。

; 1978年7月6日
: イギリス・イングランド南西部のサマセットを走行中の寝台列車で火災が発生。12人が死亡。{{See|トーントン寝台車火災事故}}

; 1978年12月16日
: 中国河南省[[蘭考県]]の[[隴海線]]楊庄駅付近で衝突事故。死者106人（[[w:zh:中国铁路事故列表]]）。<!--「バス」は誤訳?-->

; 1979年11月10日
: カナダ・オンタリオ州[[ミシサガ (オンタリオ州)|ミシサガ]]市内の[[踏切]]で貨物列車が脱線。死者こそなかったものの、[[タンク車]]の[[塩素]]などが流出したことにより市民20万人以上が1週間に渡って市から避難した（[[:en:1979 Mississauga train derailment]]）。

=== 1980年代 ===
; 1981年6月6日
: [[インドの鉄道|インド]]・[[ビハール州]]で列車が鉄橋からバグマティ川に転落。公式では死者200人以上だが、800人以上とも。災害<ref name="CBS" /><ref name="BBC" />またはブレーキ不良が原因とみられている。{{See|1981年ビハール州列車転落事故}}

; 1981年7月9日
:[[ファイル:1981年成昆特大事故遗址图片 事故遗址全景.JPG|250px|サムネイル|成昆線事故の現場<br /><sub>事故後、現場を迂回する形で新線が建設され、現場付近は廃線となった。</sub>]]
: [[中華人民共和国の鉄道|中国]]四川省[[甘洛県]]・[[大渡河]]沿いを走る[[成昆線]]で支流に架かる鉄橋が[[土石流]]によって崩壊し、そこへ列車が突入した。東風3型[[ディーゼル機関車]]、[[荷物車]]、郵便車と客車1両が川に転落、客車2両が川岸に吊り下がり、客車1両が橋の直前のトンネル出口付近で脱線し大破した。乗務員4人を含む240人以上が死亡または行方不明（[[:zh:1981年成昆鐵路列車墜橋事故]]）。

; 1983年6月5日
: [[ロシア鉄道|ソビエト連邦]]の[[ウリヤノフスク]]近郊で[[ヴォルガ川]]に架かる橋（{{Lang|ru|[[:ru:Императорский мост|Императорский мост]]}}）に客船[[アレクサンドル・スヴォーロフ (客船)|アレクサンドル・スヴォーロフ]]（定員400人）が衝突し上部構造物を大破。橋脚が移動し、走行してきた貨物列車の一部の車両が脱線、貨車の積荷が船に落下した。少なくとも176人が死亡。

; 1985年1月14日
: [[ジブチ・エチオピア鉄道|エチオピア]]・[[アファール州]]・[[アワッシュ川]]に架かる橋の上で列車が脱線し5両中4両が渓谷に転落。死者428人以上。アフリカ最大の鉄道事故。速度超過が原因とみられる。{{See|アワシュ鉄道事故}}

; 1985年8月3日
: フランス・[[ボルドー]]から150Km地点の単線で急行列車と普通列車が正面衝突。死者35名。事故原因は通信式による閉塞を駅の取扱者がミスしたため（[[w:List of rail accidents (1980–1989)#1985]]）。

; 1985年8月31日
: フランス・[[アンドル県]]のアルジャントンシュールクルーズ近郊で脱線した旅客列車に対向してきた貨物列車が衝突。43名が死亡（[[:de:Eisenbahnunfall von Argenton-sur-Creuse]]）。

; 1986年2月8日
: カナダ・[[アルバータ州]]ヒントン郊外で、[[バンクーバー (ブリティッシュコロンビア州)|バンクーバー]]発[[エドモントン]]行の特急スーパーコンチネンタル号と貨物列車CN413号が正面衝突。スーパーコンチネンタル側21人、CN413号側2人の23人が死亡。直接な原因は、待避線におけるCN413号の乗務員の睡眠不足に伴う居眠りによる停止[[信号]]{{要曖昧さ回避|date=2014年8月12日}}無視であったが、その後の調べで、[[カナディアン・ナショナル鉄道|カナダ国鉄]]が、死亡した乗務員の病状を放置していた上に、デッドマンズペダルと呼ばれる[[デッドマン装置]]に乗務員が故意に荷物を置くなどして機能していなかったこと、また、車掌が非常停止装置を利用していなかったことが発覚。{{See|ヒントン列車衝突事故}}

; 1987年8月7日
: ソ連[[ロストフ州]]カメンスク＝シャフチンスキーの[[北カフカース鉄道]]カメンスカヤ駅。ブレーキの故障した貨物列車が、駅に停車中の列車に追突。死者106人。{{See|カメンスク＝シャフチンスキー鉄道事故}}

; 1987年10月19日
: [[インドネシアの鉄道|インドネシア]]・[[ジャボデタベック|ジャカルタ近郊]]で運行管理のミスにより列車が衝突し機関車が大破。死者156人を出した。インドネシア最大の鉄道事故（[[:en:Bintaro train crash]]）。

; 1987年11月18日
:[[ファイル:KingsXfire.jpg|250px|サムネイル|ロンドン地下鉄火災 (1987年)]]
: イギリス・ロンドン地下鉄の[[キングス・クロス・セント・パンクラス駅]]の[[エスカレーター]]から出火。死者31名（[[エスカレーター#安全性]]、[[:en:King's Cross fire]]）。

; 1988年1月24日
: 中国雲南省[[宣威市|宣威県]]の[[貴昆線]]で脱線。死者88人（[[w:zh:中国铁路事故列表]]）。

; 1988年3月24日
: 中国[[上海市|上海]]近郊で急行列車同士が正面衝突。日本の修学旅行生ら29名が死亡。原因は片方の列車運転士の信号無視とされたが、運転士はブレーキ故障と証言している。{{See|上海列車事故}}

; 1988年6月4日
: ソ連ニジニ・ノヴゴロド州[[アルザマス]]で、爆発物（[[トリメチレントリニトロアミン|RDX]]、[[シクロテトラメチレンテトラニトラミン|HMX ]]他）を積んだ貨物列車が原因不明（テロ説あり）の爆発。死者91人、負傷者1,500人（[[:en:Arzamas train disaster]]）。

; 1988年6月27日
: フランスのムラン〜パリ間を走行していた列車の乗客が通過駅で降りようとして[[車内非常通報装置|非常停止スイッチ]]を作動させた。この時運転士が非常停止スイッチの解除手順を間違ったために下り勾配で列車が暴走。パリ・[[リヨン駅]]の地下ホームで車掌遅刻のために出発の遅れていた列車に衝突。死者56名。後の刑事裁判では運転士と車掌が有罪になったのも関わらず、違法に列車を止めた乗客が無罪になったため、フランス国鉄労組は抗議のストライキを決行した（[[リヨン駅#歴史]]、[[:zh:巴黎里昂車站列車相撞事件]]、[[:en:Gare de Lyon rail accident]]）。

; 1988年7月8日
: インド・[[ケーララ州]]の[[:en:Ashtamudi Lake|Ashtamudi湖]]に架かる鉄橋で、急行列車が脱線し湖に転落。死者107名（[[:en:Peruman railway accident]]）。

; 1989年5月12日
: アメリカ合衆国[[カリフォルニア州]]にあるカホン峠麓で貨物列車が速度超過のためカーブで脱線し横転。付近の住宅7棟に突っ込み、乗務員・住民合わせて4名が死亡。さらにこの事故の影響により同25日、事故現場の地下に巡らされていた高圧燃料パイプラインが破裂、吹き出した燃料が周辺の住宅地に飛散しながら引火して爆発し、住民2名が死亡した。事故原因は貨物の過積載によるブレーキの破損であり、事故後に積載量の虚偽申告があったことが判明している。さらに脱線の復旧工事の際、重機が地下2mに敷設されていたパイプラインを傷つけたことがパイプラインの破裂に繋がった。{{See|サンバーナーディーノ列車脱線事故}}

; 1989年6月3日
: ソビエト連邦の[[ウラル山脈]]山中のアシア ([[:en:Asha (town)|{{Lang|ru|Аша}}]])〜[[ウファ]]間で[[天然ガス#液化天然ガス|液化天然ガス]]の[[パイプライン輸送|パイプライン]]からガスがもれ爆発。偶然通りかかった列車2本が巻き込まれた。死者575名（645名とも）。{{See|ウファ鉄道事故}}

; 1989年8月10日
: メキシコ国鉄の[[マサトラン]]発[[メヒカリ (バハ・カリフォルニア州)|メヒカリ]]行き列車の走行中に、橋が崩壊し客車数両がサン・ラファエル川に転落した。112人が死亡。{{See|サン・ラファエル川鉄道事故}}

=== 1990年代 ===
; 1990年1月4日
: [[パキスタンの鉄道|パキスタン]]・シンド州[[サッカル]]。分岐器の操作ミスにより、停車していた貨物列車に通過列車が衝突。死者307人。{{See|サッカル鉄道事故}}

; 1991年10月16日
: フランス・[[ムラン]]。運転士の心臓発作により貨物列車が停止信号を冒進、[[ニース]]発パリ行き夜行列車に追突した。死者16人。デッドマン装置は正常に作動したが列車の追突は防止できなかった。この事故は不適切な列車の操縦を検出するKVB自動列車制御装置（[[:en:KVB automatic train control system<!-- 存在しない -->|KVB automatic train control system]]）の採用につながった（[[w:List of rail accidents (1990–99)#1991]]）。

; 1991年11月15日
: [[台湾]]・[[134信号場]]で[[自強号]]のATSが故障して暴走し、[[キョ光号|莒光号]]の側面に衝突。死者30人、負傷者100人以上（[[134信号場#歴史]]、[[w:zh:臺鐵重大死傷事故列表]]）。

; 1991年12月7日
: イギリス・イングランドとウェールズの間を結ぶ[[セヴァーントンネル]]。信号の故障のためトンネル内を低速走行していた列車に、別の列車が追突した。185人が負傷（5人が重傷）。{{See|セヴァーントンネル鉄道事故}}

; 1993年3月28日
: 韓国・[[釜山広域市|釜山]]の[[亀浦駅]]付近。無許可で実行された[[発破]]作業のため、[[ムグンファ号]]が脱線。死者78名、負傷者198名{{See|亀浦駅列車転覆事故}}

; 1993年9月22日
: アメリカ[[アラバマ州]]の[[モービル (アラバマ州)|モービル]]近郊で濃霧により[[艀|はしけ]]が橋に衝突。[[アムトラック]]（全米鉄道旅客輸送公社）の[[サンセット・リミテッド]]号がこの橋で脱線。一部の車両が[[バイユー (地形)|バイユー（小川）]]に転落、出火した。死者47名。{{See|ビッグ・バイユー・カノー列車事故}}

; 1994年9月22日
: [[アンゴラの鉄道|アンゴラ]]の[[ベンゲラ鉄道]]でブレーキ故障による脱線。死者300人<ref name="CBS" /><ref name="BBC" />（[[:pt:Caminho de Ferro de Benguela#Acidente]]）。

; 1995年8月20日
: インド・[[ウッタル・プラデーシュ州]]。[[ウシ|牛]]との衝突により停車した列車に別の列車が追突。死者358名。{{See|フィロザバード鉄道事故}}

; 1995年10月28日
: [[アゼルバイジャン]]の[[バクー地下鉄]]で列車火災。約300人が死亡。{{See|1995年バクー地下鉄火災}}

; 1996年11月18日
: [[英仏海峡トンネル]]（ユーロトンネル）における列車火災事故（[[:en:1996 Channel Tunnel fire]]）。

; 1997年4月29日
: 中国湖南省[[岳陽県]]の[[京広線]]‎栄家湾駅付近で信号の見誤りにより追突。死者126人（[[w:zh:中国铁路事故列表]]）。

; 1997年9月19日
: イギリス・[[イーリング・ロンドン特別区]]。[[インターシティー125]]が赤信号を見落とし冒進、貨物列車と衝突。死者7名。{{See|サウスオール事故}}

; 1998年2月14日
: [[カムレール|カメルーン]]の首都[[ヤウンデ]]郊外で、燃料油を輸送する列車同士が衝突し脱線。流出した石油を群衆が集めていたところ爆発した。少なくとも200人が死亡。{{See|ヤウンデ列車爆発事故}}

; 1998年6月3日
:[[ファイル:Ice eschede 1.jpg|250px|サムネイル|エシェデ鉄道事故]]
: ドイツ・ニーダーザクセン州のエシェデ近郊で、[[ICE]]-1高速列車が脱線し道路橋に衝突。死者101名。{{See|エシェデ鉄道事故}}

; 1998年11月26日
: インド・[[パンジャーブ州 (インド)|パンジャーブ州]]でレールの破損により脱線、対向列車に衝突。死者212人以上。{{See|カンナ鉄道事故}}

; 1999年8月2日
: インド・[[アッサム州]]で、国境に向かう兵士や公安警察を乗せた列車が、駅に停車中の列車に衝突し爆発した。公式では死者285人以上だが、1000人以上とも。軍用の爆薬が爆発の原因との説は軍当局により否定。{{See|ガイサル鉄道事故}}

; 1999年10月5日
: イギリス・ロンドン・[[パディントン駅]]から約2.5km（[[ケンジントン&チェルシー王立区]]）の上下共用区間で列車同士が正面衝突。死者31名。{{See|ラドブローク・グローブ事故}}

=== 2000年代 ===
; 2000年8月17日
: イギリス・ハートフォードシャーの[[イースト・コースト本線]]でレールの損傷を放置し続けた結果、[[インターシティー225]]が脱線した。死者4名。{{See|ハットフィールド脱線事故}}

; 2000年11月11日
: [[オーストリア]]・[[ツェル・アム・ゼー郡]]カプルンの[[ケーブルカー]]でトンネル火災。日本人10名を含め155名が死亡。{{See|オーストリアケーブルカー火災事故}}

; 2001年2月28日
: イギリス・[[ノース・ヨークシャー]]で特急列車と貨物列車が衝突。死者10名（[[:en:Great Heck rail crash]]）。

; 2001年5月15日
: アメリカ・オハイオ州で、毒性の高い物資を積載した貨物列車が機関士不在で暴走した。別名: '''クレイジーエイツ事故'''。映画「[[アンストッパブル (映画)|アンストッパブル]]（2010年）」のモデルとなった事故。{{See|CSX8888号暴走事故}}

; 2002年2月20日
: [[エジプトの鉄道|エジプト]]・[[ギーザ県]]。[[カイロ]]発[[ルクソール]]行の列車で火災<ref name="CBS" />。死者373人<ref name="BBC" /><ref name="Telegraph"/><ref>{{失敗知識データベース|CA0000444|電気系統不具合によるエジプト列車火災事故 373人死亡}}</ref>（[[:en:2002 Al Ayyat railway accident]]）。

; 2002年5月10日
: イギリス・[[ハートフォードシャー]]、イースト・コースト本線のポッターズ・バー駅構内で、分岐器の故障により通過列車が脱線し、[[プラットホーム]]に突入した。死者7名<!--<ref>{{失敗知識データベース|CA0000435|点検不備による列車脱線事故}}</ref>--><ref>{{Cite web |url=http://www.kanshin.com/keyword/4225873 |title=ポッターズバー駅衝突事故@イギリス (Potters Bar Crash) |publisher=[[関心空間]] <!--|author=す⊃ぽんはむ -->|date=2011-05-16 |accessdate=2013-07-28}}</ref>（[[:zh:波特斯巴火車事故]]、[[:en:Potters Bar rail accidents#2002]]）。

; 2002年5月25日
:[[モザンビークの鉄道|モザンビーク]]の Tenga（首都[[マプト]]の北西40km）で、セメントを積んだ貨客混合列車の一部が切り離され勾配を逆走。停車していた[[ホッパ車|セメント列車]]に衝突。死者192人（[[:en:Tenga rail disaster]]）。

; 2002年6月24日
: [[タンザニアの鉄道|タンザニア]]・[[ダルエスサラーム]]発[[ドドマ]]行の列車が勾配を登りきれず逆走、低速で走行していた貨物列車に衝突。死者281人。{{See|イガンドゥ鉄道事故}}

; 2003年1月31日
: [[オーストラリアの鉄道|オーストラリア]]・ニューサウスウェールズ州[[シドニー]]で列車脱線事故。死者7名（[[:en:Waterfall rail accident]]）。

; 2003年3月1日
: [[台湾の鉄道|台湾]]・[[阿里山森林鉄路|阿里山森林鉄道]]。ブレーキ故障、脱線転覆事故。死者17名（[[:zh:阿里山森林鐵路#意外事故]]）。

; 2004年2月18日
: [[イラン・イスラーム共和国鉄道|イラン]]・[[ニーシャープール]]近郊で留置してあった無人の貨車51両が暴走、脱線し沿線の村に突入。積荷（石油、原綿、硫黄、肥料）の爆発により1村が壊滅し、3村が大きな被害を受けた。少なくとも295人が死亡。{{See|ニーシャープール鉄道事故}}

; 2004年4月22日
: [[朝鮮民主主義人民共和国の鉄道|北朝鮮]]・龍川駅で貨物列車が爆発。積荷の[[硝酸アンモニウム]]または[[アンホ爆薬|ANFO]]が流出し引火したものと推測されている。テロ説も有り。公式では死者54人以上だが、160人以上とも言われる。{{See|龍川駅列車爆発事故}}

; 2004年11月12日
: [[フィリピンの鉄道|フィリピン]]・[[ケソン州]]{{仮リンク|パドレブルゴス (ケソン州)|en|Padre Burgos, Quezon|label=パドレブルゴス}}付近で[[夜行列車]]が脱線、一部の車両が渓谷へ転落<ref>
[http://www.47news.jp/CN/200411/CN2004111201001068.html 比で列車転覆、10人死亡　斜面転落、130人負傷] - [[47NEWS]]（共同通信）2004年11月12日
</ref><ref name="Whale"/>。死者13名（[[フィリピン国鉄#近年]]）。

; 2004年12月26日
:[[ファイル:Sri-lanka-train-04jan-2004.jpg|250px|サムネイル|津波に流された列車(スリランカ)]]
: [[スリランカの鉄道|スリランカ]]で[[コロンボ]]〜[[ゴール (スリランカ)|ゴール]]間を往復していた列車が[[スマトラ島沖地震 (2004年)|スマトラ島沖地震]]による[[津波]]のため脱線転覆。列車内や屋上に避難していた地元住民を含め、約1,700人が死亡する鉄道史上最悪の惨事となった（[[:zh:海洋女王號火車意外]]、[[:en:2004 Sri Lanka tsunami-rail disaster]]）。

; 2005年1月6日
: アメリカ合衆国[[サウスカロライナ州]]で、[[側線]]に停車中の貨物列車に別の貨物列車が衝突。[[塩素]]ガスが放出され、9人が死亡、250人以上が負傷、約5,400人が避難した。{{See|グラニットヴィル列車事故}}

; 2005年2月3日
: インド・[[ナーグプル]]郊外。結婚式から戻る参列者約70人を運ぶトレーラーを[[牽引自動車|牽引車]]で牽引していたところ、踏切で列車と衝突した<ref name="Telegraph"/>。死者55人（[[:en:Nagpur level crossing disaster]]）。

; 2005年7月12日
: パキスタン・[[シンド州]]で駅に停車中の列車に別の列車が衝突、さらに3本目の列車が突入した。公式では死者109人だが、500人以上とも言われる（[[:en:Ghotki rail crash]]）。

; 2005年10月29日
: インド・[[アーンドラ・プラデーシュ州]]で、[[鉄砲水]]で橋が流失したことにより急行列車が転落。死者114人以上（[[:en:Valigonda train disaster]]）。

; 2005年11月29日
: コンゴ民主共和国・[[マニエマ州]]、[[コンゴ川|ルアラバ川]]の支流ルフル川に架かる橋の骨組みに、列車の屋根にいた乗客多数が衝突し川に転落した。約50人が死亡した可能性があるとされる。{{See|ルフル鉄道事故}}

; 2006年7月3日
: スペイン[[バレンシア (スペイン)|バレンシア]]の地下鉄[[メトロバレンシア]]の車両が、速度超過が原因で脱線。死者43名。{{See|バレンシア地下鉄脱線事故}}

; 2006年9月22日
:[[ファイル:Transrapid-Werkstattwagen.png|250px|サムネイル|トランスラピッド保線車両]]
: ドイツ北部の[[ラーテン]]で[[磁気浮上式鉄道|磁気浮上式高速鉄道]]（[[トランスラピッド]]）の[[エムスランド実験線]]で試運転中のトランスラピッドが、200km/h 前後と推定される速度で保線用車両と衝突、作業員2人と、リニアに乗車していた見学者ら29名の計31名が巻き込まれ、死者21名。[[リニアモーターカー]]で初めて死者が出た大事故<ref>{{失敗知識データベース|CZ0200708|ドイツ、リニア衝突}}</ref>（[[トランスラピッド#事故]]、[[:zh:德國磁浮試驗線碰撞事故]]、[[:en:Lathen train collision]]）。

; 2006年10月11日
: フランス北東部[[モゼル県]]のズフトゲンで、[[特別急行列車|特急列車]]と[[貨物列車]]が正面衝突。両列車の運転士と特急列車の乗客の計5名が死亡、乗客15名が重軽傷を負った（[[:en:Zoufftgen train collision]]）。

; 2006年10月17日
: イタリア[[ローマ]]の[[ローマ地下鉄]][[ローマ地下鉄A線|A線]]で、[[ヴィットーリオ・エマヌエーレ駅]]に停車中の列車に後続の列車が追突、1名が死亡、日本人4名含む約170名が負傷（[[:en:2006 Rome metro crash]]）。

; 2007年6月15日
: 台鉄 (台湾鉄路管理局)・[[宜蘭線]]の[[大里駅 (宜蘭県)|大里駅]]で列車正面衝突事故、死者5名。{{See|台鉄大里駅事故}}

; 2007年8月1日
: [[コンゴ民主共和国の鉄道|コンゴ民主共和国]]・[[西カサイ州]]で貨物列車がブレーキの故障により脱線。違法に乗車していた100人以上が死亡。{{See|ブナ・レッカ鉄道事故}}

; 2007年11月3日
: 韓国[[釜山駅]]で停車中のKTX（韓国高速鉄道）の列車に回送列車が衝突。死者なし。{{See|釜山駅KTX列車衝突事故}}

; 2008年4月28日
: 中国[[山東省]]・[[シ博市|淄博市]]で、[[北京市|北京]]発[[青島市|青島]]行きの列車が脱線したところに、[[煙台市|煙台]]発[[徐州市|徐州]]行きの列車が正面衝突、71名が死亡、400人以上が負傷。{{See|山東省列車衝突事故}}

; 2009年6月22日
: アメリカ合衆国・[[ワシントンD.C.]]の[[ワシントンメトロ]]のレッドラインで、列車同士が衝突。死者8名、負傷者80名。{{See|2009年ワシントンメトロ列車衝突事故}}

; 2009年6月29日
: 中国[[湖南省]]・[[チン州市|郴州市]]の[[チン州駅|郴州駅]]で、[[長沙駅]]発[[深セン駅|深圳駅]]行きの列車と[[銅仁駅]]発[[深セン西駅|深圳西駅]]（[[:zh:深圳西站|深圳西站]]）行きの列車が衝突。死者3名、負傷者63名（[[:zh:2009年京廣鐵路郴州站列車相撞事故]]）。

; 2009年6月29日
:[[ファイル:2009 Viareggio train explosion 01.jpg|250px|サムネイル|ヴィアレッジョ駅の爆発事故]]
: イタリア・[[ヴィアレッジョ駅]]構内で、[[液化石油ガス|LPガス]]を積んだ貨物列車が脱線し、爆発した。火災が駅舎や沿線の住宅、通行人などを巻き込み、31名（心臓発作の2名は含まない）が死亡した（[[:en:Viareggio train derailment]]）。

=== 2010年代 ===
; 2010年4月12日
: イタリア北部[[メラーノ]]付近で、列車が地すべりに突入し脱線。死者9名。{{See|メラーノ列車脱線事故}}

; 2010年6月21日
: [[コンゴ共和国の鉄道|コンゴ共和国]]・[[ブラザヴィル]]〜[[ポワントノワール]]間を往復していた列車が脱線し、峡谷に転落。少なくとも76人が死亡（[[:zh:2010年揚加列車脫軌事故]]、[[:en:Yanga derailment]]）。

; 2010年7月23日
: スイス・[[ヴァレー州]]のフィーシュ付近で[[氷河急行]]が速度超過により脱線し横転。日本人1人が死亡。

; 2011年2月11日
: 韓国の高速鉄道[[韓国高速鉄道| KTX ]]の[[光明駅 (京畿道)|光明駅]]付近のトンネルで、分岐器の整備不良が原因で脱線（[[韓国高速鉄道#トラブル・課題]]、{{仮リンク|日直トンネルKTX列車脱線事故|ko|일직터널 KTX 열차 탈선 사고}}）。

; 2011年4月27日
: 台湾の[[阿里山森林鉄路]]で脱線・横転。5人が死亡（[[:zh:阿里山森林鐵路#意外事故]]）。

; 2011年7月23日
: 中国[[浙江省]]・[[温州市]]で落雷により停車中の[[杭州駅]]発[[福州南駅]]行きの高速鉄道 D3115列車（[[中国高速鉄道CRH1型電車|CRH1B]]・乗客1072名）に、[[北京南駅]]発[[福州駅]]行きの高速鉄道 D301列車（[[中国高速鉄道CRH2型電車#CRH2E型寝台用車両|CRH2E]]・乗客558名）が追突し、D3115列車の後部2両が脱線、D301列車の前部4両が高架から転落。死者40人（国営[[新華社]]通信）、負傷者192人。{{See|2011年温州市鉄道衝突脱線事故}}

; 2011年9月13日
: アルゼンチンの首都[[ブエノスアイレス]]の[[:es:Estación Flores| Flores 駅]]付近で列車が踏切に侵入した[[バス (交通機関)|バス]]に衝突し脱線、さらに対向列車にも衝突。11人が死亡。{{See|2011年フローレス駅列車衝突}}

; 2011年9月27日
: 中国・上海市で、信号機故障中だった[[上海地下鉄10号線|地下鉄10号線]]において追突事故が発生。日本人2名を含む260人以上の負傷者が出た。上記の温州市の追突事故と酷似しており、中国国内では、[[中華人民共和国鉄道部|鉄道省]]に対する非難が集中している（[[:zh:2011年上海地鐵追尾事故]]）。

; 2012年2月22日
: アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの{{仮リンク|オンセ駅|en|Once railway station}}構内で、ブレーキの故障により列車が頭端式ホームの[[車止め]]に衝突。51人が死亡。{{See|2012年ブエノスアイレス鉄道惨事}}

; 2012年2月26日
: カナダ・[[オンタリオ州]][[バーリントン (オンタリオ州)|バーリントン]]で、[[VIA鉄道]] (VIA Rail Canada) の旅客列車が脱線。牽引機関車と1両目の客車が横転。乗務員3人が死亡、乗客46人が負傷（[[:en:2012 Burlington VIA derailment]]）。

; 2012年3月3日
:[[ファイル:Katastrofa kolejowa pod Szczekocinami 03.jpg|250px|サムネイル|ポーランドの正面衝突]]
: ポーランド・[[ザヴィエルチェ郡]]で旅客列車同士が正面衝突。16人が死亡。58人が負傷（[[:zh:2012年什切科齊內火車相撞事故]]、[[:en:Szczekociny rail crash]]）。

; 2012年4月21日
:オランダの首都[[アムステルダム]]で列車2本が正面衝突。1人が死亡し、少なくとも117人が負傷（[[:en:Sloterdijk train collision]]）。

; 2012年11月9日
: エジプト・[[アシュート県]]。故障した踏切でスクールバスが列車と衝突。51人が死亡（[[:en:Manfalut railway accident]]）。

; 2013年1月15日
:[[ファイル:Saltsjöbanan krock 2013a 07.jpg|250px|サムネイル|スウェーデンの暴走事故]]
: [[スウェーデンの交通|スウェーデン]]・[[ストックホルム県]]。[[アリーヴァ]]社（[[ストールストックホルムス・ロカールトラフィーク|SL ]]社から請負）の清掃員1名のみ乗車の列車が暴走。約1.6km 走行後、終点の車止めを乗り越えてアパートに衝突。清掃員1名が負傷（[[:en:2013 Saltsjöbanan train crash]]）。

; 2013年5月17日
: アメリカ東部[[コネチカット州]]フェアフィールド（Fairfield）近郊で、路盤の整備不良を原因とするレールの破損により、通勤列車が脱線し反対車線を支障、直後に対向してきた通勤列車と衝突した。少なくとも72人が負傷。当該車両は双方ともに[[川崎重工業]]製で2011年から投入された最新型であった。（[[:en:Fairfield train crash]]）

; 2013年7月6日
: カナダ・ケベック州[[エストリー地域]]のラック・メガンティックで原油を輸送していた列車が無人で暴走、脱線して爆発炎上。47人が死亡または行方不明。{{See|ラック・メガンティック鉄道事故}}

; 2013年7月12日
: フランス・エソンヌ県の[[ブレティニー＝シュル＝オルジュ]]駅構内で、パリ発リモージュ行の列車が脱線してプラットホームに激突し大破。死者7名。{{See|ブレティニ・スール・オルジュ駅脱線事故}}

; 2013年7月24日
: スペイン・[[ガリシア州]]。マドリード発フェロル行の高速鉄道 [[AVE]]（[[アルビア (列車)|Alvia]]）が[[サンティアゴ・デ・コンポステーラ]]駅手前のアングロイス地区、在来線との共用区間のカーブに速度超過で進入し脱線。79人が死亡。{{See|サンティアゴ・デ・コンポステーラ列車脱線事故}}

; 2013年8月19日
: インド・ビハール州で列車から降りた乗客（大半が[[巡礼]]者）が駅構内の線路上を歩いていたところ、通過列車が突入し37人が死亡した。生存者が暴徒化して列車に放火、運転士にも重傷を負わせた（[[:en:Dhamara Ghat train accident]]）。

; 2013年8月25日
: メキシコ合衆国[[タバスコ州]] Huimanguillo。金属スクラップと密入国者を載せて米国国境に向かう貨物列車「La Bestia」が、線路の部品の盗難により脱線。11人が死亡<ref>[http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2965196/11270405 メキシコの貨物列車脱線、原因は部品の盗難] - [[フランス通信社|AFPBB News]]</ref>（[[:en:2013 Mexico train accident]]）。

; 2013年12月1日
: アメリカ・ニューヨーク市の[[スピュトン・ダイビル駅]]付近で脱線。死者4名（[[:en:December 2013 Spuyten Duyvil derailment]]）。

; 2013年12月9日
: インドネシア・ジャボデタベック（ジャカルタ首都圏）で[[KRLジャボタベック| KAI Commuter Jabodetabek ]]社の元[[営団7000系電車|営団7000系]]と、渋滞で踏切上に立ち往生していた[[ペルタミナ|プルタミナ]]社のタンクローリーが衝突。1両が全焼し、7人が死亡、63人が負傷した（[[:zh:2013年賓塔羅火車事故]]、[[:en:2013 Bintaro train crash]]）。

; 2013年12月30日
: アメリカ合衆国ノースダコタ州[[カス郡 (ノースダコタ州)|カス郡]][[:en:Casselton, North Dakota| Casselton]]。[[BNSF鉄道]]の大豆を積んだ貨物列車が脱線し、原油を積んだ東行きの貨物列車と衝突。大爆発を起こす。

; 2014年1月7日
: カナダ・ニューブランズウィック州[[ヴィクトリア郡 (ニューブランズウィック州)|ヴィクトリア郡]][[:en:Plaster Rock, New Brunswick| Plaster Rock]]。CN（[[カナディアン・ナショナル鉄道]]）の石油とガスを積んだ貨物列車が脱線、炎上。乗務員2人（機関士と車掌）にけがなし。

; 2014年5月2日
: 韓国[[ソウルメトロ2号線]][[上往十里駅]]で車両トラブルのため停車していた電車に後続の電車が追突<ref>追突した車両、された車両共に[[ソウル特別市地下鉄公社2000系電車]]であった。</ref>。死者はなし、負傷者約200名<ref>[http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140502/t10014192601000.html ソウル 地下鉄で追突事故200人けが] - [[NHKニュース]]、2014年5月2日閲覧。</ref>。{{See|ソウルメトロ2号線上往十里駅追突事故}}

; 2014年7月4日
: アメリカ合衆国モンタナ州[[ミネラル郡 (モンタナ州)|ミネラル郡]]で航空部品、大豆、変性[[エタノール|アルコール]]を載せた貨物列車が脱線。[[ボーイング737|737]]胴体部が[[コロンビア川|クラークフォーク川]]に転落。死傷者なし（[[:en:List of rail accidents (2010–present)#2014]]）。

; 2014年7月15日
: ロシア・[[モスクワ地下鉄]]アルバーツコ＝ポクローフスカヤ線スラヴャンスキー＝ブリヴァル駅の東、200m付近で脱線。少なくとも21人が死亡（[[:en:2014 Moscow Metro derailment]]）。

; 2014年7月22日
: 韓国[[太白市]]の鉄橋で、[[嶺東線]]の普通列車と観光列車が正面衝突。1人が死亡、92人が負傷した。

; 2014年8月13日
: [[スイス]]・[[グラウビュンデン州]]ティーフェンカステル付近の山間部で、[[レーティッシュ鉄道]]の列車が崩れた土砂に突っ込んで3両が脱線。11人が重軽傷を負った。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|refs=
<ref name="CBS">[http://www.cbsnews.com/elements/2004/04/22/in_depth_world/timeline613204.shtml Train Disasters Interactive Timeline]. [[CBSニュース|CBS News]]</ref> 
<ref name="BBC">[http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/3650835.stm World's worst rail disasters]. [[BBCニュース|BBC News]]</ref> 
<ref name="Telegraph">[http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/7847786/The-worlds-worst-rail-accidents.html The world's worst rail accidents]. [[デイリー・テレグラフ|The Telegraph]]</ref> 
<ref name="Whale">[http://home.t01.itscom.net/jikoku/jiko.htm 抹香鯨の鉄道事故年表]<!--[[イッツ・コミュニケーションズ]]--></ref> 
}}

== 外部リンク ==
* [http://www.mlit.go.jp/jtsb/ 運輸安全委員会]
* [http://www.ntsb.gov/ アメリカ合衆国国国家運輸安全委員会 (NTSB)]
* [http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/train_accindents/ 鉄道事故] - [[Yahoo!ニュース]]
* [http://kishadan.com/jikomap/ 回答する記者団「鉄道人身事故マップ」]
* [http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/living/0408/0408178130/1.php 原因解明を妨げる警察の「押収主義」─美浜事故に関して] - [[JanJan|JANJAN]]
* [http://www.geocities.jp/jtqsw192/ 鉄道解析ATS・ATC]

== 関連項目 ==
{{Commonscat|Rail transport accidents}}
{{Wikinewscat}}
{{Portal box|交通|鉄道|災害}}
* [[安全工学]]
* [[鉄道の歴史]]
* [[風に関連する鉄道事故の一覧]]
<!--** [[日本の鉄道史]]-->
* [[鉄道事故等報告規則]]
* [[ヒューマンエラー]]
* [[事故の歴史展示館]]
* [[鉄道安全考動館]]
* [[塩狩峠]]

=== 関連する事件・事故 ===
* [[洞爺丸事故]] (国鉄戦後五大事故の一つ、[[青函連絡船]]の事故)
* [[紫雲丸事故]] (国鉄戦後五大事故の一つ、[[宇高連絡船]]の事故)
* [[仙人谷ダム]] (黒部川第三発電所)『高熱隧道』
* [[二又トンネル爆発事故]]
* [[大邱上仁洞ガス爆発事故]]、[[天六ガス爆発事故]]、[[静岡駅前地下街爆発事故]]
* [[京都駅跨線橋転倒事故]]
* [[ボストン糖蜜災害]]
* [[チェルミス・ロープウェイ切断事件]]
* [[広島新交通システム橋桁落下事故]]
* [[松野トンネル崩壊事故]]
* [[福岡トンネルコンクリート塊落下事故]]
* [[日本の鉄道に関する事件]]
** [[国鉄三大ミステリー事件]]
** [[首都圏国電暴動]]、[[上尾事件]]
** [[多治見駅列車空襲事件]]、[[大山口列車空襲事件]]、[[湯の花トンネル列車銃撃事件]]、[[筑紫駅列車空襲事件]]
** [[地下鉄サリン事件]]
<!--
* {{Interlang|en|Italicus Express bombing 1974}} 死者12人
* {{Interlang|en|1977 Moscow bombings}} 7
* {{Interlang|en|Dunmurry train explosion}} 3
* {{Interlang|en|1995 Paris Metro bombing}} 8
* {{Interlang|en|Dehiwala train bombing (1996)}} 64
* {{Interlang|en|2001 Angola train attack}} 252
* {{Interlang|zh|2004年香港地鐵縱火案}} 0
* {{Interlang|en|February 2004 Moscow Metro bombing}} 41
* {{Interlang|en|August 2004 Moscow Metro bombing}} 10
* {{Interlang|en|2009 Nevsky Express bombing}} 28
-->
* [[大邱地下鉄放火事件]]
* [[スペイン列車爆破事件]]
* [[ボローニャ駅爆破テロ事件]]
* [[ロンドン同時爆破事件]]
* [[モスクワ地下鉄爆破テロ (2010年)|モスクワ地下鉄爆破事件]]
* [[2014年昆明駅暴力テロ事件]]
* [[柳条湖事件|柳条湖（溝）事件]]
* [[マナサス駅作戦]]
* [[1877年の鉄道大ストライキ]]

{{日本の鉄道史|しこ}}
{{デフォルトソート:てつとうしこ}}
[[Category:鉄道事故|*]]
[[Category:鉄道関連一覧]]

[[tr:2000-2009 demiryolu kazaları listesi]]