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'''通典'''（つてん）は[[唐]]の[[杜佑]]が書いた、中国の歴史上初めての形式が完備された[[政書]]で、[[十通]]の1つ。全200巻、加えて考証1巻。

== 成立 ==
[[代宗 (唐)|代宗]]の[[大暦]]元年（[[766年]]）から[[徳宗 (唐)|徳宗]]の[[貞元 (唐)|貞元]]17年（[[801年]]）の三十余年をかけて編纂された。

== 内容 ==
本書は[[黄帝]]と有虞氏（[[舜]]）の時代から唐の[[玄宗 (唐)|玄宗]]の[[天宝 (唐)|天宝]]の晩期の法令制度の制度の沿革に至るまでを記録し、その中で唐代を最も詳しく述べる。以下の9篇は[[正史]]における「書」や「志」に記述されている部分である。

== 構成 ==
*食貨 12巻
*選挙 6巻
*職官 22巻
*礼 100巻
*楽 7巻
*兵 15巻
*刑 8巻
*州郡 14巻
*辺防 16巻

== 影響 ==
通典は典制体の政書の形式を確立して、後代の政書の編纂に極めて大きな影響を与えた。

==外部リンク==
*[http://www.guoxue123.com/shibu/0101/01tdf/index.htm 国学导航－通典]

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[[Category:十通]]
[[Category:8世紀の書籍]]