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警笛
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{{出典の明記|date=2011年5月6日 (金) 23:50 (UTC)}} {{国際化|領域=日本|date=2009年1月27日 (火) 15:16 (UTC)}} '''警笛'''(けいてき)とは[[自動車]]や[[鉄道車両]]、[[船舶]]等において、自らが近づくことを[[音]]を使って他の通行対象に知らせるために使用する保安用具である。'''警音器'''(けいおんき)ともいう。また、この装備を応用し、自動車および[[二輪車]]の防犯・保安面に何らかの異変が起きていることを車外に告知する意味、および機構も本項で解説する。 自動車では'''クラクション''' (klaxon) や'''ホーン''' (Horn) と呼ぶ物を指し、船舶は'''汽笛'''(きてき)、鉄道車両では蒸気で吹鳴するものを'''汽笛'''、圧縮空気で吹鳴するものは空気笛と称する<ref>富山県内の民鉄<!--富山地鉄・黒部峡谷など-->における警笛吹鳴指示標識には「'''気'''笛」とあるものも存在するため、この表記も誤りとは言えない</ref>。ちなみに「霧笛」とは、船舶の汽笛による霧中信号を指すこともあるが、正式には[[霧信号所]]による音波信号のことである。 このほか、[[警察官]]が警告時などで用いる[[ホイッスル]]([[呼子笛]])も警笛という([[ホイッスル]]又は[[呼子笛]]を参照)。 == 自動車 == [[File:Nimaida-kansen-rindo 2.JPG|thumb|right|200px|警笛区間の規制標識]] 自動車では「クラクション」または「ホーン」と呼ばれることがある。「クラクション」という日本語名は、[[フランス]]の自動車部品メーカー・クラクソン([[:en:Klaxon]])の製品が有名だったために語源となったといわれる。警笛を鳴らすためには警笛用の[[開閉器|スイッチ]]を操作することになるが、大抵は[[ステアリング]](ハンドル)のどこかに取り付けられている。警笛用のスイッチは、操作している間のみ通電し電気的(電磁的)に音を発生させ続けるものが主流である。取付位置はボンネット内先頭部に、高音と低音の2種を設け、不協和音を出すことにより危険を回避するものである(車種により差異がある)。また、取り付け位置を大規模に衝突させたり、車両火災が発生した場合に回路が残存している場合、[[バッテリー]]が切れたり回路が焼け切れる、あるいは措置をするまで鳴動し続ける(いわゆる警察ものなどのテレビドラマ、映画作品などで車両が爆発する場面においても、爆音以外に音響演出上は付加しないが、これは大抵の場合実情と異なる)。 近年では防犯面および、小児の車内放置死亡事故対策として、車両ドアロックを不正解錠(こじ開け、窃盗)した場合や、故意に外部から施錠をしたまま車内に(睡眠中などの)運転者以外の者(小児・幼児など)を残し、その後に車両の内部振動を感知した場合や機器の不正操作などを起こした場合、15秒ないし30秒間、断続的に(メーカー標準の警笛装備車であれば「ビッ、ビッ、ビッ、ビッ…」など。二輪車の防犯装置装備車であれば、施錠後おおむね1分以降程度以降に大きな振動を感知すると一定秒数「ビビビビビビ…」など)鳴動する機構を備えた車両も増加している。また、箱型トラックの荷台に取り残され施錠されると、過失、故意にかかわらず脱出する術がなくなるため([[携帯電話]]などを所持していない限り、外部に助けを求めることはできず、これが[[冷凍機]]を稼働させた[[冷蔵]]・[[冷凍]]車であれば最終的に[[凍死]]する)、安全対策として荷台後部にドアチャイム部品などの押しボタンを装備し、万一の取り残しの際に取り扱うと車両前部の警笛が鳴動する機構になっている(通常時も施錠・無施錠、イグニッションキーのオン・オフにかかわらず取り扱うことは可能。装備車にはドア、取扱書などに「警笛が鳴り止まない場合、荷台内に人が取り残されていないか確認してください」旨の注意書きがある)。 警笛を鳴らす行為は[[騒音]]問題の原因となるため、[[日本]]では[[道路交通法]]によって警笛の使用についての制限(罰則含む)が設けられており、警笛は[[道路標識]]などで指定された警笛区間や危険な場合に'''限り'''使用するものであって、その他の場合には使用が禁じられている<ref name="list1">[[道路交通法]]第54条第1項・第2項</ref>。さらに、警笛の音量や音色についても[[道路運送車両法]]や保安基準によって規制がある<ref>[[道路運送車両法]]第41条第14項</ref><ref name="list2">道路運送車両の保安基準第43条第2項・第3項</ref>(詳しくは[[#法規制|法規制]]の項を参照)。 自動車の場合、警笛に端を発する[[トラブル]]が発生することもあり、[[傷害|傷害事件]]や[[殺人事件]]に発展してしまった事例もある。後者としては1977年に[[東大阪クラクション殺人事件|東大阪市で相手に射殺される事件]]と、2011年に[[大阪市交通局]]の職員(クラクションを鳴らした運転手とは別人)が殺害された事件がある<ref>[http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121026/trl12102623200007-n1.htm 交通局職員刺殺、21歳被告に懲役20年 大阪地裁判決 msn産経ニュース]</ref>。 === 法規制 === {{Law}} 警笛について、日本では以下のような法規制がある。 ==== 装備 ==== [[道路運送車両法]]第41条(自動車の装置)第14項にて、[[省令|国土交通省令]]で定める基準に適合するものでなければ設置し使用することができない旨定められている。なお[[原動機付自転車]]においても、同法第44条7項(原動機付自転車の構造及び装置)にて自動車の場合と同様の取り決めがなされている。 さらに、道路運送車両の保安基準第43条(警音器)の第1項において自動車(ただし、被牽引自動車は除く)は警音器を備えなければならないと規定されている。また、同条2項および3項にて警笛の音量や音色について規定されており、[[告示]]で定める基準に適合するものでなければならないとされている。 ==== 使用 ==== [[道路交通法]]第54条(警音器の使用等)第2項で規定されている通り、道路交通法第54条第1項各号で示されている警笛区間を通行する際には必ず使用しなければならず、それ以外の場合においては危険を防止するためにやむをえない場合以外には使用してはならない。これに違反した場合の罰則が同法第121条第1項第6号で規定されており、2万円以下の[[罰金]]又は[[科料]]に処するとされている。 警笛の無意味な使用はもちろんのこと、青[[信号機|信号]]などで前車の発進を促す時や低速走行の車に後車が警笛を鳴らす行為、後車が前車への抗議を表現するために警笛を鳴らす行為、車の到着を知らせるために警笛を鳴らす行為、いわゆる[[#サンキューホーン|サンキューホーン]]などは、上記の規制に違反し警笛の乱用(目的外使用)となるため違法である。 ただし、例外として旅客自動車運送事業運輸規則第50条第2項第2号では、[[路線バス]]や[[観光バス]]等の運転者の遵守事項として「発車の直前に安全の確認ができた場合を除き警音器を吹鳴すること」と規定し、[[バス停]]等からの発車の際の吹鳴義務を定めている。 === サンキューホーン === 日本においては、相手車両への感謝の気持ちなどを表すために警笛を軽く鳴らす、いわゆる'''サンキューホーン'''('''サンキュークラクション''')という行為があるが、サンキューホーンは警笛の目的外使用にあたり、道路交通法は警笛の目的外使用を禁じている<ref name="list1"/>ため、このような使用方法は[[違法]]行為である。 サンキューホーンと同様の意味合いを持つ行為としては、光(ハザードランプ)で謝意を示す[[方向指示器#サンキューハザード|サンキューハザード]]がある。サンキューハザードはサンキューホーンと同様に目的外使用にあたる<ref>道路交通法第52条第1項、道路交通法施行令第18条第2項</ref>が、サンキューホーンとは異なり、法律では明確に使用を禁じられてはいない。 === ミュージックホーン === 一部の[[カー用品|自動車部品販売店]]では警笛に[[エコー]]がかかったり、圧縮空気や電気を使用して音楽を奏でる製品('''ミュージックホーン''')が販売されているが、保安基準により音調が変化する警笛の設置は禁じられており、乗用車でのそれを一般公道で使用することはできない<ref name="list2"/>。 == 鉄道車両 == 鉄道車両における警笛の概要を以下に述べる。 === 警笛の種類および構造 === 一般に、エアタンクに蓄えた圧縮[[空気]]を送り込んで吹鳴する空気笛またはタイフォン(形状としては[[ラッパ]]に似ており、「ファーン」という余韻を持つ音を発するものが主流<ref>名鉄パノラマカー<!--仕様-->、[[伊豆急行8000系電車]]<!--沿線宿泊施設等からの申し立て-->などのように余韻を切る調整も可能</ref>)を用いるが、近年は環境(騒音)問題に配慮し、[[スピーカー]]から電気的に増幅させる[[電子音]](カナ転写で「パーン」「ジャーン」「ボー」「コー」「リャーン」など、余韻を持たせる音が多い)を採用したり、変わったものとしては音楽を使用するものもある。そのうち、電子音の警笛を「電子警笛(電笛、電気笛、電子警報など)」、音楽を鳴らすものを主に「ミュージックホーン(音楽笛)」などという。 同種の笛を複数(2タイフォン、2スピーカ)同時に吹鳴、または鳴動させる車両もある。[[国鉄113系電車|113系]]電車、[[国鉄115系電車|115系]]電車に代表される国鉄型近郊・急行・特急電車は、正面に大きな改造を施されていない限り、貫通路の左右横にそれぞれ1本ずつAW-5形タイフォンを持つ。加えて115系など勾配線区仕様車は屋根上または運転室床下にAW-2形ホイッスルを併設していて、AW-5形タイフォンと同時吹鳴する。[[九州旅客鉄道|JR九州]]が発注した特急車両の[[排障器|スカート]]部には、左右に1つずつ電子ホーンを装備<!--これらはフェイルセーフ-->している(またはスリットが開口している)ことが外見からも窺うことが可能であり、一般的な単数の電子ホーン鳴動と比較し重厚な音を奏でる。[[新幹線]]や[[名鉄特急]]、[[近畿日本鉄道]]の大半の車両などに代表される、華やかな2[[和音]]の空気笛(「ダブルホーン」<ref>[[新幹線0系電車]]の項も参照</ref>)は、異なる音階の警笛を同時吹鳴する機構を持つ。また、事業者によっては鳴り分け可能として搭載する場合もある。加えて近鉄のほとんどの車両には、上記ダブルホーンとは別個に、通勤型車両<ref>[[近鉄7000系電車]]はペダル1本で浅踏み=電気笛、深く踏むと電気笛に加えダブルホーン吹鳴</ref>・従来型特急専用車には自動車部品に類似した電気笛(「ビー」音。自動車のメーカー標準クラクション機能に近い)を2個、[[近鉄21000系電車|21000系]]以降の新造特急専用車などは、音階可変の電子ホーン<ref>扱い続けると音階が「ソ・ド♭・(以下繰り返し)」、ただし一般的に「ミュージックホーン」とは認識されない。[[近鉄生駒鋼索線]]のコ11形・コ15形(ブル・ミケ・ドレミ・スイート)も同様の電子ホーンを装備する</ref>を持つ。 特殊な空気笛の例として、一部の地下鉄車両および路面電車などには、電気的なスピーカーに頼ることなく、まろやかな、あるいは若干かすれ気味の音色を吹鳴させる[[トロンボーン|トロンボーン笛]]を搭載するものもある([[東京メトロ10000系電車]]、[[東京メトロ1000系電車]]、[[札幌市電]]の項も参照、豊橋鉄道では[[名鉄モ580形電車|モ3200形]]なども装備、過去には[[静岡鉄道清水市内線]]65形<ref>沿道市民より警笛音から「ピーポーでんしゃ」の愛称が付されていた</ref>など)。こちらの形状は、楽器としての笛により近い。 蒸気機関車では、蒸気を送り込み、激しい走行音の中、構造上前方の視界が取りづらく、かつ制動まで時間を要する条件下でもより遠方まで確実に聞こえるよう、2-5和音の「ポー」や「ブォー」などという音を発する笛が使われている。他の鉄道車両よりも太く大きな重低音を発する。3和音(3室)はイギリス及び一部の日本の機関車で、5和音(5室)のものは日本の昭和初期以降製造の機関車で採用された。3和音の場合、基本的に単調で鳴らし始めの段階から甲高く、強く鳴らすと音が割れて上手く吹鳴できないことがほとんどだった。この問題点を改善したのが5和音である。3和音の笛を装備していた機関車は、一部が5和音の笛に取り替えられるなどの改良が行われた。5和音の笛は、気筒を回したり吹出バルブを回すなど隙間や蒸気量を調節することによって、吹鳴音階をある程度変えることが可能である。イベント列車用の[[動態保存]]として復活した機関車が多くなった現代では、それぞれに個性を持たせる目的で[[調律]]を行い、特徴的な音階を奏でる機関車もいる。 現在、JR各社やJR貨物系列の貨物鉄道会社<ref>[[水島臨海鉄道]]は旅客営業も行うが、貨物輸送に経営資源を置くことは事実である</ref>などが保有するほとんどの電気機関車及びディーゼル機関車、および[[JR貨物M250系電車]]ではAW-2形ホイッスルを搭載し、空気を用いて二和音の「ポー」や「ピー」という音を発する。AW-2形は2本の気筒と吹出ノズルの隙間を調節することによって、吹鳴音階をある程度変えることが可能である。なお、数は少ないが、機関車にタイフォンを装備<ref>[[黒部峡谷鉄道]]ED9、ED10、ED11、EDS13以外の全機関車、[[大井川鉄道E10形電気機関車]]、[[大井川鐵道井川線]]のディーゼル機関車など</ref>、ホイッスルとタイフォンを併設する例もある([[国鉄EF64形電気機関車|EF64]]、[[国鉄EF81形電気機関車|EF81]]、[[国鉄ED75形電気機関車|ED75]]および寒地向け派生系列である[[国鉄ED78形電気機関車|ED78]]、[[国鉄ED79形電気機関車|ED79]]など<ref>正面右側屋根上にある蝶番の付いた道具箱様の箱にAW-5笛が内蔵されており、吹鳴時に下から上に向けて蓋が開く</ref>。これは、AW-2形ホイッスルもAW-5形タイフォンも発音部の空気吹出ノズルの隙間が1mm未満の精密構造であり、雪や水が侵入して凍結すると吹鳴不可能となってしまうので、温水ジャケットまたは電熱線入ジャケットを用いれば凍結防止が可能なAW-5形タイホンを併設したものである。通常ホイッスルは剥き出しで、「ポー」と低い音を発するが、降雪の多い地域では上記と同じ理由で雪除けカバーを取り付けるが、カバーを取り付けると空気の逃げ場が大幅に減るため「ピー」という甲高い音を発する。また、住宅地近隣に設けられた[[横浜羽沢駅]]に配属された[[国鉄DE11形ディーゼル機関車#2000.E7.95.AA.E5.8F.B0|DE11形2000番台]]、製造初年が[[2010年]]のJR貨物[[JR貨物HD300形ハイブリッド機関車|HD300形]]には、入換作業時に警笛扱いが必須となるため、予め運用場所の周辺住民に配慮し、新製時からホイッスルと電気笛を併載している。 事業者によっては、上り方と下り方の運転台の向きで意図的に空気笛の種類、音階を変えている路線、車両もある(例:[[京王電鉄]][[京王線]]所属車。新宿方エンドが低音、八王子・高尾山口方エンドが高音であるが、環境対策として電子音を優先的に使用する傾向がある。また。同社の中古・改造車両を購入・運用する事業者<ref>[[富士急行]]、[[岳南電車]]、[[一畑電車]]ほか</ref>、[[大井川鉄道ED90形電気機関車]]、過去には[[東武鉄道]]の空気笛など)。[[京阪電気鉄道]][[京阪本線]]で運用される車両では、一貫して高音と低音、2種類の空気笛が搭載される。また、電子警笛では、[[横浜市営地下鉄]]<ref>[[西日本鉄道]]の近年の新製車両にも同音のものを装備</ref>や、[[京阪京津線]]などのように、その土地のイメージに合う音(船の汽笛、寺院の鐘など)をイメージした、独特のものを採用している路線もある。 南北緯度が大きく、多雪地帯も有する日本においては、国鉄時代に[[寒冷地]]へ投入された鉄道車両にはホイッスル、暖地で使用される車両にはタイフォン、広域に運用を持たせる車両([[国鉄485系電車|485系電車]]・[[国鉄165系電車|165系電車]]など)には、双方を併設しているものもある。一般的にホイッスルは着雪に強く(ただし、降雪時に音が遠方まで届きやすいのはタイフォンとされる)、タイフォンはひとたび吹鳴部の中心が氷結すると機能を果たさないとされる。これを回避するため、車体およびスカートにタイフォンを装備した車両は、吹鳴時のみ開く蓋の装備<ref>逆に、四国・九州島内に配属された車両は開閉蓋を省略した上、スリットカバーのみの装備などに換装</ref>を行ったり、警笛本体基部に温水を流す機構を持たせる、ホーン真正面に円形の鉄板を配する([[南海電気鉄道]]の車両など)、空気笛本体や蓋の周囲に[[ニクロム|電熱線]]を用いた保温回路や保温器を設けるなど、蓋を含めて警笛の故障とならないよう配意がなされている<!--JR東日本E751系電車のミュージックホーン鳴動時はスカートの蓋が開く。冬季にその部分のみ電熱線で着雪が融解しているところからの鳴動を記録した動画がweb上に存在する。 http://www.youtube.com/watch?hl=ja&gl=JP&v=0JV59fhLdNs JR北海道の特急電車のホイッスルと電気笛は先頭車屋根上に設置されているが、厳冬期も着雪は見られず、何らかの方式で加温しているもの思われる。また、JR東海が保有・管理する車両の乗務員室スイッチは、通年「笛保温」スイッチの定位が「入」である-->車両もある。 === 吹鳴方法 === 通常、[[電車]]および[[気動車]]の空気笛は、[[操縦席|運転台]]の足元にある[[ペダル]]を踏むことによって吹鳴できる(左や中央にもペダルがある場合は右のペダル。左や中央のペダルは通常、前灯ディマースイッチ。空気弁の形状でなく、電気フットスイッチである場合は通常、ミュージックホーン・電気笛スイッチとして割り当てられている)。 そのため、電子警笛またはミュージックホーンを装備した車両は、このペダルを浅く踏むと電子警笛またはミュージックホーン、強く踏み込むと電子警笛またはミュージックホーン+空気笛を吹鳴させることができる<!--空気笛の搭載を省略している社局の車両も一部存在する-->。 変わったところでは、[[名古屋鉄道]][[名鉄7000系電車|7000系]]「パノラマカー」では「空気笛」「電気笛」「音楽笛(ミュージックホーン)」にそれぞれ独立したペダルが割り当てられていた。[[阪急阪神ホールディングス]]に属する鉄道事業者が導入(建造)した近年の車両は、足元に空気笛ペダル、電子笛が手押しボタン<ref>[[大阪市営地下鉄]]においては、駅ホーム進入時と発車時の警笛呼鳴が内規とされているが、[[堺筋線]]に乗務する[[大阪市交通局|交通局]]の高速運転士が'''阪急車'''に乗務する際、基本的には同局内規の「走行中はブレーキハンドルから手を離してはならない」という論理に基づき、足元の空気笛ペダルを扱う(足ペダルで電気笛を扱える車両は[[阪急電鉄#.E7.8F.BE.E6.9C.89.E8.BB.8A.E4.B8.A1|阪急電鉄#車両]]も参照)。なお、他2社の車両は足ペダルで電気笛を扱えるため、運転実務上の問題はない</ref>という配置もある。また、[[東北本線]][[上野駅]] - [[尾久車両センター]]間では 「[[北斗星_(列車)|北斗星]]」などの回送時に[[国鉄24系客車|24系客車]]が先頭となる場合、[[推進運転]]を恒常的に実施するため可搬式警笛を用いる。詳細は[[尾久車両センター#.E6.8E.A8.E9.80.B2.E5.9B.9E.E9.80.81|尾久車両センター#推進回送]]の項も参照。 <!-- また、近年の車両においては[[ワンハンドルマスコン]]を採用した車両を中心に、警笛がペダルと手押しボタン(右手用の手すりの先端にボタンがついている事が多い)のどちらでも鳴らすことが出来る車種も存在し、右手用の手すり先端に付いているボタンは抑速ブレーキであるが-->[[自動列車運転装置]](ATO)を搭載した車両などで自動運転を行う場合は、ペダル側を格納して手押しボタンのみを使用する事もある。 蒸気機関車の場合は、車種によって異なる。幹線用の大型テンダー機関車(D51形やC57形など)は本務[[動力車操縦者|機関士]]側のみにペダルが装備され、[[火夫|機関助士]]側からはテコ棒によって鳴らす構造であり、大型以外の機関車はテコ棒によって鳴らす構造である。 電気機関車とディーゼル機関車は概ね、レバーハンドル付笛弁のレバーハンドルを押下することで吹鳴できる。またTE装置を扱うことにより電磁弁から給気されて60秒間自動吹鳴される。 === 吹鳴の場所 === 警笛(汽笛)を鳴らす場面としては、次のような場合が挙げられる。 * 駅を発車する場合(通常の列車では、下に挙げるごく一部の事業者を除き省略されているが、臨時・回送列車では耳にすることもある。地方私鉄など、利用者が比較的少なく本数設定も僅少な路線であると、発車や到着の合図として扱う場合もある) * 交通量の多い[[踏切]]や警報機、遮断機の設備がない踏切、対向列車とのすれ違い直後に通過せざるを得ない瞬間および、単線並列以上の線路本数があり、別線に先行列車がある直後に踏切を通過する場合(これらは「離合負け防止」などと呼ばれる) * ある程度以上の距離を持つトンネルや、鉄橋の通過前(これら施設はジョイント音の反響、風速などが強いため、徒歩巡回を行う保線員へ列車の接近を確実に予告する意がある) * [[保線]]工事が行われている場合<!--「×作業中」などの移設式汽笛吹鳴標識で指示される。緊急工事以外は、乗務前点呼で管理者と工事箇所、警笛吹鳴箇所も含め打ち合わせを実施する--> * [[鉄道標識#.E6.B0.97.E7.AC.9B.E5.90.B9.E9.B3.B4.E6.A8.99.E8.AD.98|警笛吹鳴表示]]の存在する箇所(第4種踏切の手前など) * [[停車場]]外(駅間)で停車していた列車が発車する場合([[信号機]]の停止現示からそれ以外の現示となり、発車する場合など) * [[優等列車]]など通過列車が駅を通過する場合(都市近郊駅においては列車案内装置の普及により、この場合での吹鳴は定期列車では減少傾向にあるが、臨時・回送列車、ホーム上の混雑がある場合、列車案内装置などからの予告に反して点字ブロックより内側へ退避しない利用客を運転士が目視で認めた場合など、適宜適切、効果的に用いる) * 停車駅に到着する場合(主に[[ラッシュ時]]などで混雑している場合、地下駅で曲線、勾配の直上、直下、直後に駅ホームが配置されている場合など) * [[推進運転]]、停止位置の修正に入る場合(逆行する場合も、順方向へ吹鳴する) * 駅構内・車庫で入換を行う場合 * 駅構内において、列車の編成を複数から1本の列車に連結する作業を要する場合の続行列車(駅ホーム到着後、先行列車との[[併結]]作業に入る場合<ref>[[東京駅#.E3.81.AE.E3.82.8A.E3.81.B0|東京駅総武地下ホーム]]で増解結を行う[[成田エクスプレス]]の当該作業で、ミュージックホーンの扱いを比較的よく耳にすることができる</ref>) * 上記に付随し、1本の列車から複数の列車編成として分割作業を済ませた後、[[解結]]作業後に同一ホームの後寄りから発車する列車の発車時<!--発車列車にもかかわらず、駅ホームの後端部から加速を要するため--> * [[気動車]]・[[ディーゼル機関車]]の[[エンジン]]始動時 * 開業一番列車(式典列車)<ref>『[[NHKニュース7]]』[[2013年]][[3月16日]]放送、東急東横線下り渋谷駅始発各停013051列車 元町・中華街行き発車式典模様</ref> * 災害等で長期運休した後の試運転一番列車、復旧一番(式典)列車<ref>この場合は要所要所で発進、停止あるいは最徐行などを繰り返す必要性がある。沿線住民からは復旧・復興への希望として、単なる騒音としてではなく、比較的好意的に受け止められることが多い</ref> * 非常制動時 * その他の危険回避のため、非常事態、駅頭停車中の場合は係員の非常呼集(いずれも非常時。[[汽笛合図]]の項も参照) * [[鉄道ファン|鉄道愛好家]]や、小児(親子連れ)へのサービス(俗に「サービス警笛」などと呼ばれるもので、本来警笛を吹鳴する場所や状況でなくとも、撮影・録画者、沿線住民子息などへのサービスとして、発車時や通過時に警笛を(電子笛、ミュージックホーンなどが装備されていれば、こちらを優先して)比較的軽めに短く扱う場合がある。これは運転士・機関士の裁量による。蒸気機関車牽引列車は上述の構造上に加え、イベント列車でもある特性上、余程の苦情申し立てを恒常的に行う者の居所<ref>http://www.oigawa-railway.co.jp/20121120senronai_tatiirikinsi.html 【大井川鐵道からのお願い】「線路内への立入及び過度の接近はしないでください」(大井川鐵道株式会社、2012年12月22日閲覧)</ref>付近でなければ、比較的頻繁に汽笛の取扱いを行う傾向にある。 * また、上記鉄道愛好家の中でも特に録音や音響を研究する者から、運転乗務前にホーム上で待機する交代要員に対し、録音・録画など記録行為の一環で発車時に警笛装備の取扱いを希望する旨「事前依頼」の申し出によるもの(これも上記と同じく、応否は運転士の裁量)。 ※かつて盛んに行われた貨物駅([[操車場]])における[[貨車]]の入れ替え作業であるが、現在でも機関車が移動、停止、連結などを行う際の警笛(汽笛)の鳴らし方が規定されている。また、東北地方や名古屋鉄道、京阪本線、阪神電気鉄道などにも線区それぞれ独特の鳴らし方(踏み方)、規定(規則)、複数搭載された空気笛の使い分け方が存在するが、本項においてこれらはいずれも割愛する。 旧・[[日本国有鉄道]](国鉄)時代や、JR発足当初は[[鉄道駅|駅]]での発車時に警笛(汽笛)を吹鳴することが多く、私鉄でも駅通過列車では恒常的に吹鳴していた。しかし、近年は騒音をなるべく発生させない方向で各社局とも運営している<!--昨今では自動車交通同様、上述した大鐵の例のように重大なクレーム事案-勿論線路内立入・敷地過度接近といった原因を生む者に責があるが-となる場合が多く、駅頭やコールセンター、営業部署などが問題解決に多大な労力と時間を割くのが実情である-->ため、上述の吹鳴場所その他危険防止のためやむを得ない場合を除き吹鳴しない[[鉄道事業者|事業者]]が増えている(特に関東地方)。一方、[[大阪市交通局]]と[[京都市交通局]]のように、駅入線時と発車時、駅間のトンネル内であっても[[曲線|カーブ]]進入する前など、運転取扱い上において吹鳴義務が存在する事業者、[[小湊鐵道]]、[[黒部峡谷鉄道]]など、駅発車時に警笛吹鳴を現在も必須義務として有する事業者、近鉄のように駅入線時に警笛を扱う事業者、阪急のように[[乗務員]]交替駅発車時に作動確認も含め吹鳴する事業者もある。また[[福岡市交通局]]の場合は、地下鉄に乗り入れる[[九州旅客鉄道|JR九州]]の[[国鉄103系電車|103系]]に限って駅到着時に吹鳴している(かつては全ての車両が吹鳴していたが、ホームドアが取り付けられてからは旅客への安全面の問題が向上した為、103系以外の車両が鳴らすことは稀である)。 === 警笛のメーカー<!--廃品・放出品・メーカーウェブサイトなどから推定・抜粋--> === * [[三菱電機]] * [[クラリオン]] * [[ナブテスコ]] * オジデン(電気笛ペダル部品) * [[日本電音]] * 八幡電気産業 * [[TOA_(企業)|TOA]]エンジニアリング * [[ミツバ_(企業)|ミツバ]](JR北海道・[[関東鉄道]]など近年製作の各種軽快気動車、阪急阪神HD鉄道事業者が装備する車両の電気笛) など === 日本国外の鉄道車両の警笛 === ==== 英国 ==== 鉄道発祥の地・[[英国]]の郊外列車・都市間列車・貨物列車で運用される車両においては、高音と低音のものが1本ずつ鳴り分け可能として装備されているのを耳にすることができる<!--http://www.youtube.com/watch?v=gCsnJwZqPnc など-->。同国の鉄道車両に範を得ると思われるこの鳴り分け様式を、我が国でも一貫して守り続けている線区・事業者は、2010年代現在では[[京阪電気鉄道]][[京阪本線]]系統の車両のみである。 {{節stub}} ==== 中華人民共和国 ==== [[中華人民共和国の鉄道]]においては、3和音(3連)の空気笛が主流。過去には、蒸気機関車にも3和音の空気笛(汽笛でなく、3連ホーン)を搭載するものが在籍した。日本においては、テレビ放送の旅行・紀行番組などで間接的に耳にすることができる。 {{節stub}} ==== 香港 ==== [[香港MTR]]の鉄道線においては、上水以北のごく一部を除き他の交通との立体交差が実現済みであること、乗務員室と客室との仕切りは全面が窓なしの壁であること、[[定位置停止装置|TASC]]と類似のシステムが導入されている路線や車両もあり、始終着駅ホームであっても運転士(当地では「車長」)は、一般客ホーム先の柵・ガラス扉などで囲われた場所にて乗務開始、交替、引き上げを行う業務運行が確立しており、基本的に旅客への接遇・案内は行わないため、事実上「依頼警笛」が不可能なことに加え、[[ホームドア]]の設置も進捗していることから、香港域内を走行する電車の場合、警笛の取扱いは保線施工区間手前、ホームドアなし駅の混雑時などに限られ、旅行者が意識して耳にできる機会は多くない。いっぽう[[香港トラム]]・[[軽鉄_(香港)|軽鉄]]はフートゴングも搭載し、軽めの警告には前者、危急時あるいはフートゴング鳴動にも無反応と判断した場合は、強い警告を警笛で―といった要領で、車長の裁量で使い分けを行っている。併用軌道を持つこれら軌道系電車線は、比較的頻繁に警笛類の取扱いを行う傾向にある。いずれも装備するものは電気笛で、日本の[[ダンプカー]]のものと似通った甲高い警告音である。 {{節stub}} === ミュージックホーン === ミュージックホーンとは、複数の音色で音楽を奏でる警笛を指す。日本の鉄道車両においては、[[小田急ロマンスカー]]の[[小田急3000形電車 (初代)|3000形「SE」車]]に採用されたのが最初の例である。のちに[[名古屋鉄道]]の[[名鉄7000系電車|7000系「パノラマカー」]]や[[小田急電鉄]]の[[小田急3100形電車|3100形「NSE」車]]以降の特急車の大半にも搭載されたほか、地方私鉄でも[[富山地方鉄道]]、[[遠州鉄道]]、[[静岡鉄道]]などで採用された。近年においては、事業者の方針によって空気笛の補助機能として新規に採用する例もある。 なお、エンドレステープ式を採用した小田急「SE車」以外のミュージックホーンは「[[トランジスタ]]式」「[[集積回路|IC]]式」の違いこそあれ、全て電子装置による演奏である。 ==== 小田急電鉄 ==== 先駆けとなった3000形「SE」車ではエンドレステープを用いていた。なお、小田急電鉄では「ミュージックホーン」とは呼ばず「[[オルゴール]]」と称している。導入の経緯については[[小田急3000形電車_(初代)#.E8.A3.9C.E5.8A.A9.E8.AD.A6.E5.A0.B1.E8.A3.85.E7.BD.AE|小田急3000形電車_(初代)#補助警報装置]]も参照。 同社では騒音問題に絡み、一度はオルゴール装置の使用停止・装置自体の取り外しが進められた(詳しくは[[小田急ロマンスカー#SE.E3.83.BBNSE.E6.99.82.E4.BB.A3.EF.BC.881957.E5.B9.B4_-_1980.E5.B9.B4.EF.BC.89|小田急ロマンスカー#SE・NSE時代]]も参照)が、[[小田急50000形電車|50000形「VSE」車]]で久々に復活した。2012年現在では、下記で述べる稼働中の搭載車両であれば、同社線および箱根登山線内の始発駅・停車駅・終着駅において、入線・発車時に、儀礼的な演奏(鳴動)を比較的よく耳にすることができる(旋律の2連奏が多い。[[小田急60000形電車|60000形「MSE」車]]の場合、[[東京メトロ千代田線]]内での使用制限もない模様<!--東京メトロ千代田線内での使用も、通過駅を含め各種動画サイトなどで多数記録されている。http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=3u3u-qMl32g ほか。逆にJR御殿場線内では、たとえ鳴動を行なっても後述のJR東海内規により「警笛吹鳴」と認められないためか、ほとんど記録がない-->。無論、使用するか否かは、ハンドル扱いを行う運転士の裁量による)。 [[1983年]]に大井川鉄道(現・[[大井川鐵道]])に譲渡された3000形「SSE」車は、同社の[[産業考古学|産業遺産]]保存方針から小田急時代のサービスのほとんどを復活させ、オルゴールも復活させた。しかし、利用客は同様に産業遺産保存方針で運転されているSL急行に流れてしまったため、[[1989年]]に廃車され、[[1993年]]に解体された。 * 現用の搭載車両(全て特急車両のみ) ** [[小田急7000形電車|7000形「LSE」車]] ** [[小田急50000形電車|50000形「VSE」車]] ** [[小田急60000形電車|60000形「MSE」車]] * 過去の車両(全て特急車両のみ) ** [[小田急3000形電車 (初代)|3000形「SE」「SSE」車]] ** [[小田急3100形電車|3100形「NSE」車]] ** [[小田急10000形電車|10000形「HiSE」車]] ** [[小田急20000形電車|20000形「RSE」車]] <!--30000形「EXE」車においては、新製以降2013年頭現在までオルゴールに関連する動きはないためコメントアウト--> ==== 名古屋鉄道 ==== ミュージックホーンという機構、着想について小田急に先を越された[[名古屋鉄道|名鉄]]は、小田急のテープ式とは異なり、当時の先端技術であるトランジスタを採用した警笛であることを強調するため、ミュージックホーンを「トランジスタホーン」と謳い、大いに宣伝した。往年の名鉄では、[[高山本線]]直通列車用[[名鉄キハ8000系気動車|キハ8000系]]を間合いで使用していた[[名鉄名古屋本線|名古屋本線]]豊橋方面行き[[特別急行列車|特急列車]]がミュージックホーンを連続吹鳴しつつ、早朝の三河路を駆け抜けていたことから、沿線住人はキハ8000系が奏でるミュージックホーンを毎日の[[時報]]がわりにしていたという[[逸話]]が残っている。また、沿線の地元の学校ではドップラー効果の説明にミュージックホーンを使うことがあった。 乗務員室の警笛類に関する機構は、「2連空気笛」(1000系列)または「電子ホーン+深踏みで2連空気笛」(2000系以降)の警笛ペダルと別個に、独立したミュージックホーンペダルが用意される。2000系およびそれ以降に就役した特急車両の場合は、ミュージックホーン演奏中に警笛ペダルを取り扱うと演奏キャンセル(鳴動中止)となる。これは、ミュージックホーンを演奏するスピーカーと電子ホーンの鳴動を行うそれを、1スピーカーから共用していることによる。 名鉄のミュージックホーンには「どけよホーン」という[[愛称]]もある。これは「ミ・ド♯・ラ ミ・ド♯・ラ ミ・ド♯・ミ・ラ~」というメロディが[[子供]]に「どーけーよーどーけーよー…」と聴こえるということで、呼ぶようになったものとされる。ちなみに旋律の作者は、ミュージックホーンの製作を担当した[[小糸工業]]に依頼された作曲家であるとされる。名鉄は「旋律の著作権は自社にある」として具体的な氏名は伏せたままであるが、[[名鉄7000系電車|パノラマカー]]の開発に携わった名鉄OBによれば「相当有名な人物」という<ref>[[中日新聞]]2013年3月22日版閲覧</ref>。また、[[中京競馬場]]で行われる[[名鉄杯]](1600万下)で演奏されるファンファーレにもアレンジされている<ref>このファンファーレは名鉄ブラスバンド部による生演奏となっているが、通常ファンファーレを生演奏する競馬のレースはGI競走が中心となる。また、独自のファンファーレが用いられるのも[[名鉄杯]]と[[宝塚記念]]と[[スプリングステークス]]のみである。</ref>。また、[[常滑競艇場]]で行われた「名鉄杯争奪2007納涼お盆レース」の初日のドリーム戦([[2007年]][[8月10日]])および優勝戦(2007年[[8月15日]])のファンファーレに、ミュージックホーンがそのまま利用された。またかつての[[CBCラジオ]]の番組「[[おはようCBC]]」内のコーナーでは、名鉄の生CMの冒頭でこのミュージックホーンが使われていた。 元々は、遮断機などの保安機器が未整備の踏切が多い中、列車の接近を遠方から告知する目的で、走行中は常に演奏させることを前提に採用されたミュージックホーンではあったが、近年の騒音問題に加え、前照灯を[[昼間点灯]]させることで、接近する列車の被視認性がある程度解決され必要性が薄くなったために、同社が保有する看板車両のシンボル的装備でありながら、主要ターミナル駅[[プラットホーム|ホーム]]への進入、混雑した駅を高速で通過する必要がある場合などに限られつつある現状に加え、旗艦駅の[[名鉄名古屋駅]]においても、かつては盛んに演奏を聞くことができたが、近年明らかにその回数が減少<!--「旅客からのクレーム説」「旅客接遇時に同時鳴動されることで業務上支障となるという駅務員からの内部申告説」「取り扱った結果により運転士が後日の内部処分を恐れる説」などの流言飛語がウェブ上に存在するが、機器自体の撤去までには至っていないためコメントアウト-->、または演奏タイミングを早める(ホーム上にかからないよう、旋律を手前で演奏停止できるように取扱う)など、年を追うごとに使用する場面が減りゆく傾向にあり、上述のとおり通常の警笛とは独立したものとされている機構上、前述した小田急ロマンスカーの儀礼的演奏、後述の静岡鉄道の優等列車途中駅における使用および、他事業者の同様装備と比較すると「装備車両において必ず耳にすることができる」とは限らなくなってきており、使用の一切をハンドル扱いを行う運転士の裁量に任された、いわば特殊な警笛であるといえる。なお、装備車両においても、頭端駅構造の終着駅進入時に取り扱うことはまず無い、といった点が小田急ロマンスカーとは異にする。過去には[[2000年]]まで道路との併用区間であった[[犬山橋]]のある[[名鉄犬山線|犬山線]]・[[犬山遊園駅]] - [[新鵜沼駅]]間で、比較的高い頻度かつ連続した演奏・使用を聞くことができた。 基本的な旋律に関しては、7000系デビューでの装備以降変わらないものとなっている(編成により、いわゆる「個体差」も数多かった)。その後、8800系から1230系までは大型スピーカー機器<!--日本電音=ユニペックス製の耐振動製品?コメントアウト-->からビブラートを効かせた、スローテンポなシンセサイザ調の旋律を奏でるものとなり、更に1600系以降は一般的な電子ホーン機器<!--八幡電気産業製?初期のものは音割れが激しく、ミュージックホーン演奏に肯定的な運転士の中にあっても嫌っていた者も存在したとされる。コメントアウト-->からオクターブの高いトランペット調の旋律を奏でるものとなった。それら変化を音源の収集および研究の対象とする愛好家・研究者が、ウェブ上含め一定数存在する。 なお、前述のOBによると、ミュージックホーンを使用開始し10年ほど経ったころ、名鉄社内で「10年いちずでは時代遅れ」との意見があり、旋律を変更するよう指示され進軍ラッパ調の旋律に変更した。しかし、乗客や沿線住民らから「このような曲はけしからん」と苦情が殺到し、すぐに元の旋律に戻したという<ref>中日新聞2013年3月22日版閲覧</ref>。 また、名古屋鉄道創業100周年を記念して特別塗装を施した、1000系・1007編成「[[名鉄ブルーライナー|ブルーライナー]]」には、ミュージックホーンにも同社イメージソング『しなやかな風』の一節をアレンジした旋律が用いられ、通常運用では鳴動させることのない小駅(例:[[富貴駅|富貴]]など)を含む各駅への入線、発車加速時、駅間など、運転中における数多くの場面において、早朝・深夜以外は盛んに演奏の扱いをしていた(その後、特別塗装を解かれた際にミュージックホーンも同社特急車標準の旋律に戻された。ただし、同編成は既に廃車となっている)。 * 現用の搭載車両(全て特急車両のみ) ** [[名鉄1000系電車|1000系パノラマスーパー]] ** [[名鉄1000系電車#1200系|1200系パノラマスーパー]] ** [[名鉄1000系電車#1030系・1230系|1030系パノラマスーパー]] ** [[名鉄1000系電車#1030系・1230系|1230系パノラマスーパー]] ** [[名鉄2000系電車|2000系ミュースカイ]] ** [[名鉄2200系電車|2200系]] ** [[名鉄2200系電車#2300系|2300系]] ** [[名鉄1700系電車|1700系]] - [[名鉄1600系電車|1600系]]からの改造車 * 過去の車両 ** [[名鉄7000系電車|7000系パノラマカー]] ** [[名鉄7000系電車#7500系|7500系パノラマカー]] ** [[名鉄8800系電車|8800系パノラマデラックス]] ** [[名鉄7300系電車|7300系]] ** 1600系 ** [[名鉄キハ8000系気動車|キハ8000系]] ** [[名鉄7700系電車|7700系]] ** [[知多鉄道デハ910形電車|モ900形]]・[[愛知電気鉄道電7形電車|ク2300形・ク2320形]] - 瀬戸線特急<!--300系電車納入時に自力回送で、JR東日本の特急車汎用MHを演奏した記録がweb上に存在するが、日本車輌からの出荷時において八幡電気産業製電子笛のROM書き換えを失念したため。後日、2000系ほかと同様の単音電気笛に上書きされている。また、タイトーのプレイステーション向けゲームソフト「電車でGO!名古屋鉄道編」で8500系気動車選択時にMHを鳴動可能であるが、明らかなプログラム誤りである。実車は空気笛(ダブルホーン)のみ搭載--> ==== 静岡鉄道 ==== * [[静岡鉄道1000系電車|1000系]] ** 急行運転する場合に途中駅で使用。オリジナルの旋律を奏でる<!--八幡電気産業製トランジスタ式大型スピーカ?鉄道営業所公開時に同車先頭部まで間近に接近可能であるが、速度照査式i-ATS導入により保護スカートが設けられ鑑定困難に。コメントアウト-->。2011年10月、平日ダイヤ朝の通勤通学時間帯において15年ぶりに「急行」(下り[[新清水駅|新清水]]行き)が再設定され、同時に「通勤急行」(上り[[新静岡駅|新静岡]]行き)が新設されたことにより、途中駅進入時において乗客への識別・注意喚起目的で使用されているが、沿線周辺住民<!--駅務員へ本件について問い合わせを行ったところによると「1990年代の急行運転中止以降から2011年秋までに移住の、前述途中駅周辺に居住する特定住民より複数回、業務に支障を来す強い苦情となったための自主規制」。後述の時刻以前にはホーム待ち客が視認できた場合、大半の駅で簡易ホーム柵が整っている現状も踏まえ、運転士の裁量において電気笛2打程度などで代用する。コメントアウト-->から騒音問題として惹起されたため、午前7時以降に使用することとし、音量は往時と比較して抑え気味の設定としている。1996年<!--当時は現代ほど、途中駅における接近列車種別などに関係する地上設備、遠隔放送装置などが整っておらず、空気笛の吹鳴と別の手段として、ホーム上旅客への識別を企図した-->の急行列車廃止に伴い一度は使用されなくなったミュージックホーンを「復活」させたものである。乗務員室の機器配置は、デビュー当時は足元に専用のペダルが割り当てられていたものの、急行列車の設定廃止で単音鳴動の電気笛ペダルとして回路変更されたため、現在では乗務員室コンソールスイッチの「急行」および清水寄りエンドの「電子警報」を「ON」位置にした上、運転席デスク上に配置された黄色ボタンを指で1度押すことで、自動的に旋律を2連奏して鳴動停止する。なお、上り通勤急行[[日吉町駅]]入線時は、次停車駅が終着の新静岡であるため<!--鳴動は無意味-->使用を省略する場合がある。また、両端駅進入時および、駅施設直近以外の駅間において取扱うことは通常ない<!--同系電車就役以降、1996年まで使用されていた旋律と旋律との「曲間」が、2011年現在現用のそれと比較すると短縮されたチューニングとなっている。非常に仔細な変更点のためコメントアウト-->。過去には[[静岡鉄道300系電車|300系]]ほかにも搭載されていた。 ==== 日本国有鉄道およびJRグループ ==== [[日本国有鉄道|国鉄]]時代においては、四国総局に配置された[[国鉄キハ58系気動車|キハ58系気動車]]の一部に[[1963年]]から[[1969年]]頃まで、[[踏切#第4種|第4種踏切]]の事故対策として「ミュージックサイレン」を搭載していた。この「ミュージックサイレン」装備車は、識別のために車体前面に[[国鉄キハ82系気動車|キハ82系]]に似た髭状の朱色の帯が塗装されていたが、装置の撤去後は塗装も元に戻された。2008年に四国でキハ58系が営業運行を終えるのを前に、残っていたキハ58の1両にこの「ヒゲ付塗装」が再現されている<ref>[http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/08-08-25/01.htm]{{リンク切れ|date=2012年12月}}</ref>。 ===== 北海道旅客鉄道(JR北海道) ===== {{節stub}} ===== 東日本旅客鉄道(JR東日本) ===== [[東日本旅客鉄道|JR東日本]]では、次のような車両に搭載されている。 <!--* [[ひたち (列車)|スーパーひたち]]」用[[JR東日本651系電車|651系電車]] 同車のミュージックホーンは、過去に発生した人身事故の対象者に関係する諸事情で、設定スイッチ切とされている--> * [[踊り子 (列車)|スーパービュー踊り子]]用[[JR東日本251系電車|251系電車]] * [[日光 (列車)|日光]]・[[きぬがわ (列車)|きぬがわ]]用[[JR東日本253系電車|253系電車]] * [[あずさ (列車)|あずさ]]・[[かいじ (列車)|かいじ]]用[[JR東日本E257系電車|E257系]] * [[成田エクスプレス]]用[[JR東日本E259系電車|E259系電車]] * [[きらきらうえつ]]用[[485系]]700番台 * [[ひたち (列車)|スーパーひたち・フレッシュひたち]]用[[JR東日本E657系電車|E657系電車]] などの[[特急形車両]]・[[ジョイフルトレイン]]、 * [[JR東日本E491系電車|E491系]][[交直流電車|交直流]]電気・軌道総合試験車 ([[East i|East i-E]]) に採用している。同社の電車型[[ジョイフルトレイン#JR東日本|ジョイフルトレイン]]も、251系ほかと同様の旋律を鳴動可能。これらの車両は「レ・ラ・ファ♯・レ・ラ・ファ♯・ラ・レ」の旋律を奏でる。 * [[しおさい]]・[[さざなみ]]・[[わかしお]]用[[JR東日本255系電車|255系電車]] * スーパーあずさ用[[JR東日本E351系電車|E351系電車]] この2つの車両は、「ファ・シ♭・レ・ファ・シ♭・レ・シ♭」の旋律を奏でる。 いずれの機構も、乗務員室警笛ペダルの浅踏みで「ミュージックホーン演奏」、深く踏みこむと「ミュージックホーン+空気笛」。 ===== 西日本旅客鉄道(JR西日本) ===== <!--同社は内規でミュージックホーンを「警笛」としていない。また毎年4月25日は、2007年に起こした福知山線脱線事故の発生時刻直近前後に事故現場を通過する、宝塚方面発・JR東西線直通・学研都市線方面行き207系・321系快速の先頭部乗務員室に制服・白手袋の役員を同乗させ、犠牲者に鎮魂の意を込め、事故地点で役員は全員敬礼、運転士は徐行のうえ長緩汽笛を扱うが、機器設定上同時にミュージックホーンが鳴動すると極めて不適当なため、予め電気笛スイッチを切る--> * [[サンダーバード_(列車)|サンダーバード]]・[[はくたか (列車)|はくたか]]・[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]・[[おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス]]・[[びわこエクスプレス]]用[[JR西日本681系電車|681系]]・[[JR西日本683系電車|683系]] * [[はるか_(列車)|はるか]]用[[JR西日本281系電車|281系]] * [[くろしお_(列車)|くろしお]]用[[JR西日本283系電車|283系]] * [[こうのとり (列車)|こうのとり]]・[[きのさき (列車)|きのさき]]・[[まいづる (列車)|まいづる]]・[[はしだて (列車)|はしだて]]・くろしお用[[JR西日本287系電車|287系]] * [[瀬戸_(列車)|サンライズ瀬戸]]・[[出雲_(列車)|サンライズ出雲]]用[[JR西日本285系電車|285系0番台]] ** 特急型および、285系のミュージックホーンは「ド・ミ・ソ・ソド(和音)」の旋律を奏でる。 * [[JR西日本207系電車|207系]]以降の新型電車([[JR西日本321系電車|321系]]・[[JR西日本125系電車|125系]]・[[JR西日本223系電車|223系]]・[[JR西日本225系電車|225系]]・[[JR西日本521系電車|521系]]などの[[通勤形車両 (鉄道)|通勤]]・[[近郊形車両|近郊]]・[[一般形車両 (鉄道)|一般形電車]])など、京阪神・北陸・岡山地区路線に配属された、同社発足後に就役した[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ]]制御車の全系列 ** 近年では騒音問題から音量が下がっている。 ** 通勤・近郊・一般型車両のミュージックホーンは「ソ・ミ・ド・ミ・ソ・ミ・ミソド(和音)」の旋律を奏でる。 いずれの機構も、乗務員室警笛ペダルの浅踏みで「ミュージックホーン演奏」、深く踏みこむと「ミュージックホーン+空気笛」。 ===== 東海旅客鉄道(JR東海) ===== * サンライズ瀬戸・サンライズ出雲用[[JR西日本285系電車|285系3000番台]] ** [[西日本旅客鉄道|JR西日本]]と共同開発し、保守・管理・検査も同社に委託の同系同番台にのみ搭載。旋律および乗務員室警笛ペダルの機構は、同系0番台と同一。 なお、同社は内規で、同社線へ乗り入れあるいは線路の共用を行う他社車両の電気笛・ミュージックホーン(JR東日本・JR西日本・小田急電鉄・名古屋鉄道の車両<!--乗り入れ車両が近年多岐にわたり、通勤車や特急車を区別し、装備の仔細な記載を行うことも簡潔さを欠くためここでは総括して述べる-->)の鳴動を「警笛を取り扱った」とは認めていない(自社発注・自社管理の車両に、電子警笛・電気笛類の搭載が皆無なのはこのため)。名古屋鉄道の名古屋本線東端を運転する列車を例に取ると、JRとの共用区間である[[平井信号場]]以東でミュージックホーンや電子警笛を単独で扱うことは(誤用を除き)なく、作業中標識や列車見張員に警笛の使用を求められる場合は、空気笛が吹鳴するまで警笛ペダルを強く踏み込むのが正規の運転取扱いである。また、名鉄パノラマカー運用時は同車の構造上、運転席から先頭下部に死角ができるため、対策として発車時に電気笛を扱うことが義務付けられていた<!--http://w1.log9.info/~2ch/201208/jnr/1297521968.html-->が、[[豊橋駅]]発車時は上述の内規に則り空気笛の吹鳴であった。 ===== 四国旅客鉄道(JR四国) ===== * [[快速列車|快速]]「[[マリンライナー]]」用[[JR四国5000系電車|5000系]] ** [[JR西日本223系電車#5000番台|JR西日本223系5000番台]]とは系列付番こそ異なるものの、共通設計の車両であり、混結運用も有し、運転取扱い上も同一機構とする必要上で搭載。旋律および乗務員室警笛ペダルの機構は、JR西日本223系と同一。 ===== 九州旅客鉄道(JR九州) ===== * 「[[海幸山幸 (列車)|海幸山幸]]」用[[JR九州キハ125形気動車|キハ125形400番台]] ** 出発用と到着用の2種類が用意されている。作曲は[[向谷実]]。 ==== 北越急行 ==== * 特急「はくたか」「おはようエクスプレス」用[[JR西日本681系電車|681系2000番台]]・[[JR西日本683系電車|683系8000番台]] ”Snow Rabbit Express” ** JR西日本が所有する同系列と共通設計の車両であり、運用も混用、運転取扱い上も同一機構とする必要上で搭載。旋律および乗務員室警笛ペダルの機構は、JR西日本所有の同系車両と同一。 ==== 東京都交通局 ==== * [[東京都交通局上野懸垂線|上野懸垂線]][[東京都交通局40形電車|40形]] ** 旋律は、JR東日本の251系・253系・E257系などと同一(テンポ違い)。 ==== 秋田内陸縦貫鉄道 ==== * [[秋田内陸縦貫鉄道AN8900形気動車|AN8900形]] * [[秋田内陸縦貫鉄道AN2000形気動車|AN2000形]] {{節stub}} ==== 天竜浜名湖鉄道 ==== * [[天竜浜名湖鉄道#TH9200.E5.9E.8B|TH9200型]] ** 同型式はイベント対応車両でもある。旋律は、内蔵ROMにいわゆる「ピンポンチャイム」「アマリリス」「[[静かな湖畔の森の影から]]」など、複数の楽曲が収められている。運行中の楽曲変更はできない<!--2009年夏の天竜二俣駅一般公開時に同社社員から聴取。パトライト社製?-->。なお、同型式はミュージックホーン搭載と引き換えに、同社他車両に標準装備される電気笛<!--ミツバサンコーワ製-->の装備が省略されている。 ==== 首都圏新都市鉄道 ==== * [[首都圏新都市鉄道TX-1000系電車|TX-1000系]] * [[首都圏新都市鉄道TX-2000系電車|TX-2000系]] ** 「ド・ミ・ソ・ド・ソ・ラ・ファ・ソー」の旋律を奏でる。鳴動を電気笛かミュージックホーンとするかは、運転士の裁量による。 ==== 京成電鉄 ==== * [[京成AE形電車 (2代)|新AE形]] ** 作曲は向谷実。乗務員室の警笛ペダルは1本のみで、運転席にある切り替えスイッチ<ref>『[[ほこ×たて]]』[[2012年]][[9月23日]]放送</ref>により、電気笛とミュージックホーン<!--番組内では「発車メロディ」機能として紹介。コメントアウト-->の鳴動を選択する。 ==== 長野電鉄 ==== * [[長野電鉄2100系電車|2100系]]「スノーモンキー」 ** 元[[JR東日本253系電車|JR東日本253系]]に搭載されていたものを機構、旋律ともに無改造<!--タイフォンは、2000系電車の廃車発生品由来と思われる高音のものに換装されている-->で引き継いだ。 ==== 軌道事業者など ==== * 以下の軌道形車両は、すべて同一旋律のミュージックホーンを持つ。小田急電鉄のものと比較すると、より「オルゴール」に近く、短く簡潔なメロディである。 ** [[札幌市交通局]]・[[札幌市電|市内電車]]の旅客用全車両。 ** [[土佐電気鉄道]]の旅客用一般電車<!--輸入車については不詳。コメントアウト-->。 ** [[伊予鉄道]]・[[伊予鉄道松山市内線|松山市内線]]全ての'''電車'''<!--当然ながら「坊っちゃん列車」各系には搭載されない。コメントアウト-->。 ** [[鉄道総研LH02形電車]]。 ** [[SWIMO]]。 ==== 現在は聴取困難なミュージックホーン ==== ===== 遠州鉄道 ===== * [[遠州鉄道#30形|30形]]の34F ** 搭載されたが、すぐに撤去された。なお、同編成は既に廃車となっている。旋律と音色は名鉄パノラマカーと同一の物であった。 ===== 上信電鉄 ===== * [[上信電鉄6000系電車|6000系]] ** 通常の営業運転においては使用されない。旋律は、JR東日本の253系・E257系などと同一(テンポ違い)。[[上信電鉄1000系電車|1000系]]にも搭載されていたが、撤去済み。 ===== 富山地方鉄道 ===== * [[富山地方鉄道10020形電車|10020形]] * [[富山地方鉄道14760形電車|14760形]] ** それぞれ一部の編成に搭載されたが、1990年代前半までに撤去されている。機器は[[名鉄キハ8000系気動車]]のものと似た形状の筺体を先頭部屋根上に設置、オリジナルの旋律であった。<!--ミュージックホーンそのものの導入動機は、名鉄キハ8000系気動車の借用運行。警笛機器は温暖地において先頭車床下に配置されるのが定石であるが、富山地鉄では雪害を恐れ屋根上に配置。しかし、車体との一体成型でなくいわゆる「イモ付け」であったため長持ちせず。コメントアウト--> ===== 福井鉄道 ===== * 静岡鉄道から譲受した[[静岡鉄道300系電車#.E7.A6.8F.E4.BA.95.E9.89.84.E9.81.93.E8.AD.B2.E6.B8.A1.E5.BE.8C|300形]] ** 旋律は、静鉄時代から引き継いだミュージックホーン主旋律を消去したものであった<ref>[http://airplug.cocolog-nifty.com/bellz/2006/03/26_2edd.html SUPER BELL"Z TETSUON HOUR-鉄音アワー26号発車~~ファーーーーーン!!汽笛特集第一弾!!]([[スーパーベルズ]]、2012年12月20日閲覧・聴取)</ref>。なお、転属時にホーン箱の吊り下げ方法が、移籍前の横吊りから縦吊りに変えられていた。 ===== 北近畿タンゴ鉄道 ===== * [[特別急行列車|特急]]「[[タンゴエクスプローラー]]」用[[北近畿タンゴ鉄道KTR001形気動車]] ** 旋律は「[[虹の彼方に]]」を[[オルゴール]]調にしたものであった。ミュージックホーンは運転台にあるスイッチをONにするとOFFにするまで繰り返し吹鳴される。なお、同車は2013年3月16日に定期運用から離脱している。 ===== 九州旅客鉄道(JR九州) ===== * [[JR九州883系電車|883系]]以降の振り子式特急用電車 ** 営業運転での使用はなく、業務・催事時(振り子機能を観衆の前で強制実演する際など)にのみ使用。このミュージックホーンは、ペダルで鳴らすのではなく、助手席側のコンソールボックス内にスイッチがある。 ===== 肥薩おれんじ鉄道 ===== * [[肥薩おれんじ鉄道HSOR-100形気動車|HSOR-100形]]のHSOR-151、152 ** 2両ともイベントや貸切専用車両として製造されたために装備されており、曲目は「ハッピーバースデー」などが流れる。開業当時、催事時にごくわずかに使用されたのみで現在は2両とも一般運用に就いているため使用されていない。スイッチは運転台にあり、ONにするとOFFにするまで流れ続ける仕組みである。 ==== 韓国の鉄道車両におけるミュージックホーン ==== [[首都圏電鉄]]、[[ソウルメトロ]]で近年就役した車両、[[韓国鉄道公社幹線電車|200000系ムグンファ形]]などに、日本でも耳にすることのできる一般的なAW-5(類似)空気笛などと併載した装備例がある。旋律となる原曲は、いずれも韓国童謡「自転車」。「タルルン、タルルン、ピキョガセヨ」、「チャジョンゴガ、ナガムニダ、タルルルルン」(日本語カナ転写歌詞)のすべてを鳴動させるもの、前半のみで後半部の鳴動は無い車両、テンポ違い、音階・音色違いなど、いくつかのバージョンが存在する。 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} <references /> == 関連項目 == {{Commons|Category:Train Horn|{{PAGENAME}}}} * [[霧信号所]](霧笛) * [[呼子笛]]・[[ホイッスル]] - 共に人が警笛として使用する場合がある。 * [[フートゴング]] - 路面電車が走行するとき周囲の人や車に注意を促すために鳴らす鐘 * [[警音器 (自転車)]] {{自動車部品}} {{自動車}} {{Rail-stub}} {{DEFAULTSORT:けいてき}} [[Category:鉄道車両の車体構造]] [[Category:自動車工学]] [[Category:自動車安全技術]] [[Category:自動車部品]] [[Category:音]]
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