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設計
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'''設計'''(せっけい、design)は、必要とする機能を具現化し検討した結果を[[建築]]物や工業製品、[[情報システム]]等を造るために仕様(設計図書)や設計図・設計書等を作る作業である。仕様を間違えると、作業のやり直しとなるので、慎重に検討・決定しなければならない。 == 概説 == [[時間]]的なものとしては、製作開始時期・供用開始時期・想定使用期間・量産品の場合の製作継続期間などがある。[[機能]]的なものとしては、使用目的・[[体積]]・[[面積]]・[[質量]]などがある。[[社会]]的な状況・環境としては、法的規制・地球環境などがある。試作は、仕様の検討のための手段であり、納得または合意するまで試作を繰り返す。使用できる資源の組み合わせは多くある。ライフサイクルコスト(生涯費用):調達可能な金額であるか。また、保守、廃棄を含めて、一番安く済む手法であるか。機械・器具・部品など:製作開始までに調達可能であるか。量産品の場合の製作継続期間中に途切れることなく調達可能であるか。保守:想定使用期間の間、保守に必要な部品・器具・作業員などが確保できるか。製造・試験・保守・廃棄作業を考えると、使用できる組み合わせが少ないことがある。 設計に使用される手法として、[[ウォーターフォールモデル]]、[[プロトタイプ]]モデル、[[スパイラルモデル]]、[[コンカレントエンジニアリング]]、[[実験計画法]]、などがある。 広義には社会的な機構・組織・制度、機械・器具などを組み合わせて、特定の目的を達成するための[[システム]]を作り上げる知的作業を指す。カタカナ語の'''[[デザイン]]'''は、形状、表面の設計に限定して用いることがある。設計という言葉は主に[[工学]]の分野で用いている。 設計の種類としては、[[建築]]設計、[[建築#建築構造設計]]、[[建築#建築設備設計]]、[[庭園#設計]]、[[景観設計]]、[[都市設計]]、[[土地区画整理事業|換地設計]]、造成設計、[[工程設計]]、[[信頼性設計]]、[[ソフトウェア設計]]、音響設計、[[CPU設計]]、[[損傷許容設計]]、[[データベース設計]]、[[トップダウン設計とボトムアップ設計]]、[[フォールトトレラント設計]]、[[熱設計電力|熱設計]]、[[耐震|耐震設計]]、[[回路設計]]、[[集積回路設計]]、[[ライフプラン|人生設計]]、[[医薬品設計]]、[[オブジェクト指向分析設計]]、[[フォールトトレラント設計]]、[[光学|光学設計]]・レンズ設計、[[物質設計]]、[[コンクリート工]]や[[骨材]]での配合設計、[[クロック同期設計]]、[[ユーザー中心設計]]、[[ユーザインタフェース設計]]、[[損傷許容設計]]、[[クリーンルーム設計]]、[[色彩設定|色彩設計]]、[[日本図書設計家協会|図書計]]、[[CAD|コンピュータ支援設計]]、[[ドメイン駆動設計]]、[[契約プログラミング|契約による設計]]、[[ハードウェア記述言語|システムレベル設計]]、[[オープンソースハードウェア|オープン設計]]、 などがある 企業の名称では、[[日建設計]]、[[日本設計]]、[[山下設計]]、[[アイダ設計]]、[[東電設計]]、[[永田音響設計]]、[[松田平田設計]]、[[沖電設計]]、[[大神設計]]、[[日立建設設計]]、[[オフィス設計]]、[[ビーム計画設計]]、[[北電総合設計]]、[[オリジナル設計]]、[[宮建築設計]]、[[丹下都市建築設計]]、[[レイモンド綜合設計]]、京洛景観設計研究室、 などがある == 設計論 == 設計の思想([[アーキテクチャ]])としては各分野で確立し、[[戦時設計]]、[[土木設計論]]、[[軍用機の設計思想]]、[[建築学#意匠設計|建築設計論]]、[[生活の設計]]、[[総合設計制度]]、[[DI]]、[[ソフトウェアドキュメンテーション|アーキテクチャ/設計]]([[コンピュータ・アーキテクチャ]])、[[畑村洋太郎|創造的設計論]]、[[インテリジェント・デザイン|知的設計論]]、[[山名正夫|飛行機設計論]]、[[アリスター・マッケンジー|ゴルフ設計論]]、[[オブジェクト指向プログラミング|オブジェクト指向分析・設計論]]、[[JavaとC++の比較#設計思想]]、[[RISC#RISC設計思想]]、[[旅客機#設計思想]]、[[新JIS配列#設計思想]]、[[Vi#設計思想]]、[[Scribes#設計思想]]、[[迫撃砲#優れた設計思想]]、[[オフィスコンピュータ#構造・設計思想]]、 などがある。 == 標準設計 == 設計施工の合理化、能率化ならびに経費の低減を目的として設計目的物を対象に作成し、出版している標準設計に記載されている設計仕様を指す。[[飛行機]]や[[鉄道]]などの[[乗物]]、[[オシロスコープ]]、など、さまざまな分野で定められている。 [[アルミニウム合金製の鉄道車両|A-train]]は、[[日立製作所]]で開発した標準設計型通勤電車である。 国土交通省が発行しているものでは、土木構造物の詳細設計段階の図面としての活用はもちろんのこと、概略設計時の資料作成や概算予算の算定のための計画段階で用いられることが目的で、施設別に作成されている。 ほかにも各事業者、企業内部で定める標準設計もある。 [[団地]]では[[吉武泰水]]らが 1951年に「公営住宅標準設計」を示したものが有名である。 昭和30年の日本住宅公団発足当時、団地の標準設計を謳った「団地計画設計標準」が公団本所主導でまとめられた。これは団地設計者に対し守るべき最低限のルールを述べたもので、設計ツールとしての効用はなかったが公団には[[団地設計]]に対するマニュアルは存在せず、それまでは建設省による配置計画の技法が唯一のテキストであった。なお、団地設計要領はその後、第7次案が昭和36年に提言されたものの、(案)から正式に設計要領となったのは昭和51年10月のことであった。 IBM 3340直接アクセス記憶装置で有名なウィンチェスター方式は、ディスク製造業界の標準設計となった。 == 設計士 == * [[日本の建設に関する資格一覧|日本の建設に関する資格]]や[[日本の建築に関する資格一覧|日本の建築に関する資格]]には[[宅地造成]]設計士、[[インテリア]]設計士があり、[[インテリアデザイン]]の関連協会には大阪府インテリア設計士協会などがある。 [[呉市]]木造住宅耐震改修助成事業では改修設計士を定めている。[[農業土木コンサルタント]]関連資格に上級農業集落排水計画設計士、農業集落排水計画設計士などがある。鳥海修などの書体設計士という職能も存在する。 * アメリカ・[[シービー]]のEAはEngineering Aid、測量・設計士官の意味である。 * 中国・台湾ではフラワーデザイナーを花芸設計士という。 * 設計士と建築士とは全く違う。(建築士は国家資格) === 設計士または設計士であった人物 === * [[オリェーク・アントーノフ]]-航空機設計士 * [[コンスタンティン・ヨヴァノヴィッチ]]-セルビア系ブルガリア人設計士, [[国民議会 (ブルガリア)]]など設計 * [[アルフレッド・パルランド]]-[[血の上の救世主教会]]の主任設計士 * [[アレクサンドル・セルゲーエヴィチ・ヤコヴレフ]]-ソ連の航空技術者・飛行機設計士。ヤク戦闘機を設計し、[[A・S・ヤコヴレフ記念試作設計]]、ヤコヴレフ設計局の主任設計士、その後に設計士長に * [[:en:William A. Baker|ウィリアム・ベーカー]]-[[メイフラワー号]]等、海軍の設計士 * [[トーマス・アンドリューズ (造船家)]]-[[タイタニック (客船)|タイタニック]]主任設計士 * [[レフ・ルドネフ]]-[[文化科学宮殿]]の主任設計士 * [[アレクサンドル・モロゾフ]]-戦車設計士 * [[井上堅二]]-小説を書く傍ら設計士をしていることを明らかにしている * [[王永志]]-[[中国有人宇宙飛行計画]](921計画)の総設計士 * [[吉田富穂]]-[[航空機]]メーカーのエンジン設計士を経て、[[1944年]]北海道大学農学部[[講師]]に就任 * [[島文雄]]-[[大日本帝国海軍|海軍]]飛行設計士から新幹線開発を経て[[YS-11]]の設計に携わる * [[松村喜秀]]-独立しフリーの設計士となり、[[1983年]]に松村エンジニアリングを設立 * [[蕭同茲]]-一時[[天津市|天津]]に赴き、フランス資本の永和機械廠で設計士を * [[蕭万長]]-台湾経済再興の設計士と称された * [[詹天佑]]-[[京包線]]主任設計士に就任し建設が開始された。詹天佑は3本の予定経路の内 * ウィリアム・クラーク (William Tierney Clark) -イギリス人の設計士, [[ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り]]を設計 * ウィリアム・ホワイト-[[ブレーク級防護巡洋艦]]の設計士 * ウンベルト・プリエーゼ-[[カイオ・ドゥイリオ級戦艦]]、[[カピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦]]の設計士官 * [[ジュマベク・イブライモフ]]-「オルグテフニク」工場設計士 * [[タシテミル・アイトバエフ]]-プラスチック製品工場(フルンゼ)の先任設計士、主任技師 * [[ダマスカスのアポロドーロス]]-紀元2世紀に活動した[[ギリシャ人]]技師、建築家、設計士、彫刻家 * エドアルド・マスデア- [[サン・ジョルジョ級巡洋艦]], [[ジュゼッペ・ガリバルディ級装甲巡洋艦]]、[[春日型装甲巡洋艦]]、[[クリストーバル・コロン (装甲巡洋艦)]]の設計士 * [[孫家棟]]-中国月探査計画である[[嫦娥計画]]の元総設計士でもある * エドガー・シュミュード-[[P-51 (航空機)]]主任設計士 * ジェームズ・クレイグ-[[エディンバラ新市街]]の設計士 * ジュゼッペ・オルランド-[[イェロギオフ・アヴェロフ (装甲巡洋艦)]]、[[ピサ級巡洋艦]]の設計士 * ステファン・ペイン-[[クイーン・メリー2]]を主設計, カーニバル社の設計士 * ルイス・マリー・アンヌ・ド・ビュシィ-[[デュピュイ・ド・ローム (装甲巡洋艦)]]の設計士 * ピエール・ド・モントルイユ-[[サント・シャペル]]の設計士 * ルイ・ブレリオ-飛行機設計士 * ルイ・ベシュロ-スパッド社の主任設計士, [[スパッド A.2]]など手掛けた * ルドルフ・エルンスト・メッツマイヤー-[[シャール 2C]]等 ルノー開発陣の主任設計士 * 小林純子-[[久米宏 ラジオなんですけど]]では[[トイレ]]設計士として * [[尾形歩]]-元は機械設計士として就職する * [[ミハイル・ボトヴィニク]]-21歳で電気工学設計士に === その他関連 === * [[ThinkPad T]](設計士などのプロに向けた製品と位置付けている) * [[パイプ (たばこ)]](20世紀に入ると、作家や設計士など両手を使って机仕事をするホワイト・カラー層が愛用) * [[上海科学技術館]](設計師揺籃(設計士の揺りかご):設計とアイディアについてがある) * [[金沢職人大学校]](設計士・金沢市職員・教員で継続的に研修を希望する者など、修復専攻科では、現役職人の他に設計士等も在籍) * [[シェンムー]](設計士も製作に協力している) * 猫戦士超D球計画(作者[[荒巻義雄]]は実際に建築物の設定を設計士に依頼したとしている) * [[仲井眞弘多]]-もとは[[自動車]][[設計士]]を目指していた * [[設計事務所]](従事している[[技術者]]らを設計技術者あるいは設計士と呼ぶ場合が) * [[構造計算書偽造問題]](構造設計士の偽装が問題に) * [[大工]]([[建築基準法]]が出来る前までは[[建築設計士]]でもあった) * [[アンクル船長の館]] 元々は常石造船が北欧から呼んだ船の設計士の為の宿泊施設 == 関連項目 == *[[世代]] 技術革新などによる技術や設計思想の入れ替わり *[[建築設計科]] *[[設計局]] *[[銃器設計者]] *[[工学]] *[[実装]] *[[図面]] *[[用器画法]] *[[積算]] - 積算によって作成する成果仕様書を「設計書」と呼ぶ。 *[[設計標準使用期間]] {{DEFAULTSORT:せつけい}} [[Category:設計|*]] {{tech-stub}} {{建築}}
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