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西武秩父線
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{| {{Railway line header}} {{UKrail-header2|[[ファイル:SeibuRailway mark.svg|18px|link=西武鉄道]] 西武秩父線|#ff6600}} {{BS-daten| LNGE=19.0| SPURWEITE=1067| STROMG=1500 V| NEIGUNG=| RADIUS=| V-MAX=105| BILDPFAD_KARTE=| PIXEL_KARTE=| IMAGE=SEIBU4000.JPG| CAPTION=西武秩父線を走る4000系<br />横瀬 - 西武秩父間にて(2007年5月)| IMAGE_SIZE=250px}} {{BS-table}} {{BS|KHSTa|{{BSkm|-|0.0}}|SI01 [[池袋駅]]||}} {{BS|LSTR|||↑[[西武池袋線|池袋線]]||}} {{BS|BHF|{{BSkm|0.0|57.8}}|SI31 [[吾野駅]]||}} {{BS|STR||↓[[西武秩父線]]||}} {{BS|BHF|{{BSkm|3.6|61.4}}|SI32 [[西吾野駅]]||}} {{BS|BHF|{{BSkm|6.3|64.1}}|SI33 [[正丸駅]]||}} {{BS|tSTRa||[[正丸トンネル]]||}} {{BS|tDST|{{BSkm|9.0|66.8}}|[[正丸トンネル信号場]]||}} {{BS|tSTRe||||}} {{BS|BHF|{{BSkm|12.4|70.2}}|SI34 [[芦ヶ久保駅]]||}} {{BS|eDST||''[[東横瀬駅]]''|1996年廃止|}} {{BS3||ABZlf|STRlg||[[横瀬車両基地]]||}} {{BS3||BHF|KDSTe|{{BSkm|16.4|74.2}}|SI35 [[横瀬駅]]||}} {{BS|STR||||}} {{BS3||STR|KHSTa|||[[三峰口駅]]|}} {{BS3||STR|HST|||[[影森駅]]|}} {{BS3||ABZrg|ABZrf|||[[秩父鉄道]]:[[秩父鉄道秩父本線|秩父本線]]↑↓|}} {{BS3||ABZlf|ABZlg||||}} {{BS3||KBHFe|O2=HUB84|BHF|O3=HUB82|{{BSkm|19.0|76.8}}|SI36 [[西武秩父駅]]|[[御花畑駅]]|}} {{BS3|||STR|||秩父鉄道:秩父本線|}} {{BS3|||HST|||[[長瀞駅]]|}} |} |} '''西武秩父線'''(せいぶちちぶせん)は、[[埼玉県]][[飯能市]]の[[吾野駅]]と埼玉県[[秩父市]]の[[西武秩父駅]]とを結ぶ[[西武鉄道]]の[[鉄道路線]]である。路線名に「西武」を含む。 == 概要 == [[西武池袋線|池袋線]]の事実上の延伸区間であり、池袋線とともに[[池袋駅|池袋]] - 西武秩父間を結ぶルートを形成している。池袋線の[[飯能駅|飯能]] - [[吾野駅|吾野]]間と直通運転している(特急・快速急行は池袋駅まで)。池袋線の運行系統が飯能駅で分割されているため、起点が飯能駅であると思われたり、[[地図]]などで飯能 - 吾野間も西武秩父線とするような表記が見られる。 当路線は[[西武有楽町線]]と同様に、「西武」を含めた「'''西武秩父線'''」という路線名である<ref>国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』鉄道図書刊行会・電気車研究会</ref>。各駅の路線図などでも「西武」が省略されることはなく、「西武秩父線」と表記されている。なお、[[秩父地方]]には当路線より先の明治・大正時代に[[秩父鉄道]][[秩父鉄道秩父本線|秩父本線]](通称「秩父線」)が建設されている。 [[武甲山]]から産出する[[石灰石]]を原料とするセメントの輸送と沿線の観光開発を目的に建設され、1969年(昭和44年)に開業した路線である。正丸 - 芦ヶ久保間で[[正丸峠]]を越える[[山岳路線]]で、同区間に存在する[[正丸トンネル]](延長4,811m)は、山岳トンネルとして建設当時日本の私鉄最長であった。 [[西武ホールディングス]]の筆頭[[株主]]である[[サーベラス・キャピタル・マネジメント|サーベラス]]からはリストラ策として本路線の[[廃線|廃止]]が提案されている。これに対し、2013年3月25日に[[上田清司]]埼玉県知事や沿線の首長は「生活鉄道」であるとして存続を要請した<ref>[http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130326ddlk11020315000c.html 米サーベラス:西武HDに秩父線廃止要求 知事ら存続要請「日常生活支えている」/埼玉 - 毎日.jp]、[http://www.saitama-np.co.jp/news03/26/03.html 「生活鉄道」西武秩父線存続を西武HD社長に要請/知事と首長ら]埼玉新聞2013年3月26日</ref>。 === 路線データ === *路線距離([[営業キロ]]):19.0km *[[軌間]]:1067mm *駅数:6駅(起終点駅含む) *複線区間:なし(全線[[単線]]) *電化区間:全線(直流1500V[[架空電車線方式]]) *橋梁:計35か所 (1960.26m) **橋梁:21か所 (1,565.51m) **高架橋:1か所 (307.73m) **架道橋:13か所 (87.02m) *隧道:計16か所 (7,749.78m) **[[正丸トンネル|正丸隧道]] (4,811.42m) **その他15か所 (2,938.36m) ***芳延隧道、猪狩隧道、三社隧道、<br />山崎隧道、北川第一隧道、北川第二隧道、<br />北川第三隧道、北川第四隧道、南川隧道、<br />芦ヶ久保第一隧道、芦ヶ久保第二隧道、芦ヶ久保第三隧道、<br />川地隧道、横瀬隧道、羊山隧道。 == 歴史 == 戦前に吾野まで達していた[[西武池袋線|池袋線]]を1969年(昭和44年)に[[武州鉄道汚職事件|武州鉄道]]との競合の末、延長したものである。 西武秩父線の開業により、西武鉄道では従来にない列車の運行を開始した。開業と同時に特急専用車両[[西武5000系電車|5000系]]「[[レッドアロー]]」を投入し、池袋 - 西武秩父間で全席指定の有料特急の運行を開始した。また、一般車両についても、25[[パーミル|‰]]以上の連続勾配のある本路線を走破するため、大出力モーターに[[発電ブレーキ]]や[[抑速ブレーキ]]を装備した[[西武101系電車|101系]]が投入され、電車の機構面でも一大エポックをもたらした。 貨物輸送においても、[[東横瀬駅|東横瀬(貨)]] - 池袋・[[国分寺駅|国分寺]]・[[高麗駅|高麗]]間でセメント輸送のための最大1,000tの重量[[貨物列車]]が設定された。そのため、[[国鉄EF60形電気機関車]]に準じた性能を持つ民鉄最大の[[西武E851形電気機関車|E851形電気機関車]]が新製投入されたが、[[1996年]](平成8年)の貨物輸送終了とともにその役目を終えている。 なお、一時期は[[小鹿野町]]を経由して西武系リゾート施設の多い[[長野県]][[北佐久郡]][[軽井沢町]]まで路線を延伸する構想もあったが、実現はしなかった。[[西武秩父駅]]の構造はその名残りといわれている。現在、[[西武観光バス]]が西武秩父駅 - 小鹿野間のバスを運行している。 * [[1967年]](昭和42年)[[7月19日]] - 横瀬村(現[[横瀬町]])芦ヶ久保中学校にて起工式<ref>{{Cite news|first=|last=|author=|coauthors=|url=|title=西武秩父線が起工へ|work=|newspaper=朝日新聞 朝刊|publisher=|pages=|page=|date=1967-07-13|accessdate=|language=日本語}}</ref> * [[1969年]](昭和44年)[[10月14日]] - 吾野 - 西武秩父間 (19.0km) 開業 * [[1989年]](平成元年)[[4月1日]] - 秩父鉄道秩父本線との連絡線開設、同線への乗り入れ開始 * [[1996年]](平成8年)[[3月28日]] - 新秋津 - 東横瀬(貨)間の貨物輸送廃止 * [[2003年]](平成15年)[[3月12日]] - 全線で[[ワンマン運転]]開始。 * [[2011年]](平成23年)[[3月14日]] - 同月11日に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]による発電所の停止に伴う電力供給逼迫のため、[[東京電力]]が[[輪番停電|輪番停電(計画停電)]]を実施。これに伴い、この日から秩父鉄道秩父本線との直通運転が休止される。 * 2011年(平成23年)[[4月16日]] - 秩父鉄道秩父本線との直通運転を再開。 == 運転 == 運転系統としては完全に池袋線の飯能 - 吾野間と一体であり、有料特急の「[[ちちぶ (列車)|ちちぶ]]」が[[池袋駅]](土曜・休日の早朝は[[所沢駅]])から、各駅停車が[[飯能駅]]から運転されている。1988年12月までは池袋駅発着の[[急行列車|急行]]や[[準急列車|準急]](飯能以西は各駅に停車)が終日にわたって運転されていた。現在は、池袋発小手指行の準急1本が西武秩父まで臨時延長運転を行なっている。その他、春の[[シバザクラ|芝桜]]シーズンや毎年12月3日の[[秩父夜祭|秩父夜祭り]]、[[横瀬車両基地]]でのイベント開催時には臨時列車が運転されることがある(西武新宿発着の臨時列車もある)。1976年から1993年までは[[西武新宿線|新宿線]]からも[[西武新宿駅]]発着の特急「[[ちちぶ (列車)|おくちちぶ]]」が土休日に1往復運転されていたことがある。2014年7月には実に21年ぶりに同区間に臨時特急「おくちちぶ」が運転された。このほかにも同年の[[ゴールデンウィーク|GW]]や夏に新宿線内急行、池袋線内快速急行の臨時列車が運転されている。 また、[[西武秩父駅]]構内に設けられた[[秩父鉄道]]との連絡線を介して[[秩父鉄道秩父本線]]の[[長瀞駅]]・[[三峰口駅]]まで直通運転を行っている。併結運転される長瀞・三峰口行の列車は、連絡線の配線の関係で西武秩父駅の一つ手前の[[横瀬駅]]で分割されて続行運転となり、長瀞行は西武秩父駅に入らず直接秩父鉄道[[御花畑駅]]へ乗り入れ、三峰口行は西武秩父駅で向きを変えて秩父鉄道に乗り入れるという特殊な運行形態をとる。土曜・休日には池袋駅から秩父鉄道へ直通する[[快速急行]]も運行され、秩父への観光輸送に貢献している。長瀞行の列車は直通開始当初から[[1992年]][[3月30日]]までは[[野上駅]]までの運転で、1992年[[3月31日]]から[[2007年]][[3月5日]]までは[[寄居駅]]まで運行していた。運転区間が寄居駅まで延長されたのは[[東武東上線]]からの直通列車が廃止されたことに伴うものだが、年々利用が減っていたこともあり2007年からは直通開始当初よりも一駅短い長瀞駅までとなった。 各駅停車については[[西武4000系電車|4000系]]の4両編成、またはこれを2編成組み合わせた8両編成による運用が主体で、4両編成の列車は一部を除いて[[ワンマン運転]]となる。また、土曜・休日には上り1本の快速急行池袋行絡みで[[西武2000系電車#新2000系|新2000系]]・[[西武20000系電車|20000系]]・[[西武30000系電車|30000系]]も乗り入れており、これらの車両はワンマン運転に対応していないため車掌乗務となる。 現在は10両編成は西武秩父線内には入線しないが、かつて[[西武5000系電車|5000系]]が多客期に6両編成と4両編成を連結して10両編成で運用に入ったことがある。また、10両固定編成である[[東急5000系電車 (2代)#5050系4000番台|東急5050系4000番台]]が試運転目的のため入線したことがある<ref>[http://railf.jp/news/2013/05/02/180000.html 東急5050系4102編成が西武秩父線で試運転] - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2013年5月2日</ref>。 == 使用車両 == 25[[パーミル|‰]]の連続する急勾配が存在する路線であるが、[[抑速ブレーキ]]車のみ入線可能といった制限は開通当初からない。この点は[[東武日光線]]や[[富士急行線]]などにも共通する。 [[回生ブレーキ]]を装備した車両は、試運転やイベント時などをのぞいて運用を行っていなかったが、2007年[[12月3日]]より吾野[[変電所]]および正丸変電所で環境配慮型蓄電装置の運用が開始されたため、回生ブレーキが失効するおそれはなくなり、本格運用が可能となった。 *[[西武101系電車#新101系・301系|新101系・301系]](定期での乗り入れは2010年3月のダイヤ改正で終了) *[[西武3000系電車|3000系]](同上) *[[西武4000系電車|4000系]] *[[西武10000系電車|10000系]](特急用。愛称「ニューレッドアロー」号) *[[西武2000系電車#新2000系|新2000系]](2010年3月のダイヤ改正前は臨時のみ) *[[西武20000系電車|20000系]](2010年3月のダイヤ改正より定期乗り入れ) *[[西武30000系電車|30000系]](20000系と同様) 2012年12月9日を以て西武101系301系の運用は多摩湖線及び多摩川線のワンマン以外は終了しているため、現在は見ることが出来ない。 === 過去の車両 === *[[西武501系電車|501系]] *[[西武101系電車#旧101系|旧101系]] *[[西武701系電車|701系]] *[[西武5000系電車|5000系]](特急用。愛称「レッドアロー」号) == 駅一覧 == * 全駅[[埼玉県]]に所在。停車駅は「[[西武池袋線#駅一覧]]」も参照のこと。 * 線路は全線単線、全駅[[列車交換]]可。 * [[駅ナンバリング|駅番号]]は[[2013年]]3月までに順次導入された。また、吾野駅以東の池袋線からの続き番号となっている。<ref>{{PDFlink|[http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2011/__icsFiles/afieldfile/2012/02/23/20110223eki-number.pdf 西武線全駅で駅ナンバリングを導入します]}} - 西武鉄道、2012年4月25日閲覧。</ref> ; 凡例 : 停車駅 … ●:停車、▲:臨時停車(西武鉄道が定めた日時・列車のみ停車)、|:通過 : 各駅停車・急行・快速急行は信号場をのぞくすべての駅に停車(表では省略) <!-- 各種別の色は[[西武池袋線]]などと合わせています。変更される場合、西武池袋線なども合わせて修正してください。 文字が見やすいように実際に使われているものより薄めの色を選ぶことをお奨めします。--> {|class="wikitable" rules="all" |- !style="width:4em; border-bottom:solid 3px #ff6600;"|駅番号 !style="width:9.5em; border-bottom:solid 3px #ff6600;"|駅名 !style="width:2.5em; border-bottom:solid 3px #ff6600;"|駅間キロ !style="width:2.5em; border-bottom:solid 3px #ff6600;"|営業キロ !style="background:#fcc; width:1em; line-height:1; border-bottom:solid 3px #ff6600;"|特急<br />[[ちちぶ (列車)|ちちぶ号]] !style="border-bottom:solid 3px #ff6600;"|接続路線 !style="width:4em; border-bottom:solid 3px #ff6600;"|所在地 |- !SI31 |[[吾野駅]] |style="text-align:center;"|- |style="text-align:right;"|0.0 |style="background:#fcc; text-align:center;"|| |西武鉄道:[[西武池袋線|池袋線]]([[飯能駅|飯能]]方面直通運転) |rowspan="3"|[[飯能市]] |- !SI32 |[[西吾野駅]] |style="text-align:right;"|3.6 |style="text-align:right;"|3.6 |style="background:#fcc; text-align:center;"|| | |- !SI33 |[[正丸駅]] |style="text-align:right;"|2.7 |style="text-align:right;"|6.3 |style="background:#fcc; text-align:center;"|| | |- ! |[[正丸トンネル信号場]] |style="text-align:center;"|- |style="text-align:right;"|9.0 |style="background:#fcc; text-align:center;"|| | |rowspan="3"|[[秩父郡]]<br />[[横瀬町]] |- !SI34 |[[芦ヶ久保駅]] |style="text-align:right;"|6.1 |style="text-align:right;"|12.4 |style="background:#fcc; text-align:center;"|▲ | |- !SI35 |[[横瀬駅]] |style="text-align:right;"|4.0 |style="text-align:right;"|16.4 |style="background:#fcc; text-align:center;"|● |[[秩父鉄道]]:[[秩父鉄道秩父本線|秩父本線]]([[長瀞駅|長瀞]]方面直通運転) |- !SI36 |[[西武秩父駅]] |style="text-align:right;"|2.6 |style="text-align:right;"|19.0 |style="background:#fcc; text-align:center;"|● |秩父鉄道:秩父本線([[三峰口駅|三峰口]]方面直通運転)、秩父本線([[御花畑駅]])(※[[連絡運輸|徒歩連絡]]) |[[秩父市]] |} === 廃駅 === * [[東横瀬駅]](貨物駅 芦ヶ久保 - 横瀬間、1996年4月2日廃止) == PASMO導入について == 西武秩父線では、[[2007年]][[3月18日]]から「[[PASMO]]」([[Suica]]も利用可能)を導入しているが、[[西武秩父駅]]は[[自動改札機]]、その他の駅は簡易ICカード改札機を設置して対応している。なお[[秩父鉄道秩父本線|秩父鉄道線]]では利用できないので、同線に跨って乗車する場合はあらかじめ[[自動券売機]]で[[乗車券]]を購入する必要がある。[[長瀞駅|長瀞]]行き電車で、西武秩父駅と同一駅扱いである秩父鉄道[[御花畑駅]]で下車する場合も同様である。 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} == 関連項目 == *[[日本の鉄道路線一覧]] {{西武鉄道の路線}} {{DEFAULTSORT:せいふちちふせん}} [[Category:関東地方の鉄道路線]] [[Category:西武鉄道の鉄道路線]] [[Category:埼玉県の交通]]
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