西川周作のソースを表示

{{サッカー選手
|名前=西川 周作
|画像=
|本名=
|愛称=シュウ、シュウサク
|カタカナ表記=ニシカワ シュウサク
|アルファベット表記=NISHIKAWA Shusaku
|原語名=
|原語表記=
|国={{JPN}}
|誕生日={{生年月日と年齢|1986|6|18}}
|出身地=[[大分県]][[宇佐市]]
|身長=183cm
|体重=81kg
|血液型=AB
|所属チーム名=[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]]
|ポジション=[[ゴールキーパー (サッカー)|GK]]
|背番号=21
|利き足=左足
| ユース年1 = | ユースクラブ1 =[[宇佐市立四日市南小学校]]
| ユース年2 = | ユースクラブ2 =宇佐FC
| ユース年3 =1999-2001 | ユースクラブ3 =[[大分トリニータ]]U-15
| ユース年4 =2002-2004 | ユースクラブ4 =大分トリニータU-18（[[大分東明高等学校|大分東明高]]）
| 年1 =2005-2009 | クラブ1 = [[大分トリニータ]] |出場1 =118 | 得点1 =0
| 年2 =2010-2013 | クラブ2 = [[サンフレッチェ広島]] |出場2 =135 | 得点2 =0
| 年3 =2014- | クラブ3 = [[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]] |出場3 = | 得点3 =
|クラブ成績更新日=2014年1月5日
| 代表年1 = 2009-<ref name=daihyo>{{Cite news|title=西川　周作|work=サッカー日本代表データベース|url=http://www.japannationalfootballteam.com/players_na/shusaku_nishikawa.html}}</ref> | 代表1 = {{JPNf}} | 代表出場1 = 13 | 代表得点1 = 0
| 代表成績更新日 = 2014年6月6日
}}
'''西川 周作'''（にしかわ しゅうさく、[[1986年]][[6月18日]] - ）は、[[大分県]][[宇佐市]]出身のプロ[[サッカー選手]]。[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]・[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]]所属。[[サッカーのポジション|ポジション]]は[[ゴールキーパー (サッカー)|ゴールキーパー]]。[[サッカー日本代表|日本代表]]。

== 来歴 ==
U-15から[[大分トリニータ]]の下部組織で育ち、頭角を現す。[[2003年]]にはU-18日本代表に初選出され、[[松井謙弥]]、[[山本海人]]らとのポジション争いを制して年代別代表の正GKに定着。[[2005年]]6月に[[オランダ]]で開催された[[FIFA U-20ワールドカップ|ワールドユース]]では、全4試合に先発出場した。

大分U-18在籍時の[[2004年]]にはトップチームに[[2種登録選手]]として選手登録され、リーグ戦1試合でベンチ入りした。翌[[2005年]]からは大分のトップに正式昇格。当初は[[江角浩司]]の控えだったが、ワールドユースから帰国直後の7月12日、対[[横浜F・マリノス]]戦で初先発を果たすと、以降1試合を除いて全試合に出場。高卒1年目から正GKの座を奪取した。

[[2006年]][[8月31日]]の[[AFCアジアカップ|アジアカップ]]最終予選[[サッカーサウジアラビア代表|サウジアラビア]]戦（9月3日）、[[サッカーイエメン代表|イエメン]]戦（9月6日）のメンバーとして[[サッカー日本代表|A代表]]に初選出。初出場は叶わなかったものの、[[川口能活]]や[[楢崎正剛]]の後継者として注目度は高まった。しかし、同年[[11月18日]]の対[[ヴァンフォーレ甲府]]戦で、左ひざ靭帯損傷で全治3ヶ月の重傷を負い、残りのシーズンを棒に振る。翌[[2007年]][[3月10日]]の対[[ジュビロ磐田]]戦で復帰したが、その後も細かい負傷での離脱が目立ち、この時期はベテランの[[下川誠吾]]と激しいポジション争いを繰り広げていた。

[[2008年]]、7月20日の[[ジュビロ磐田]]戦の後半44分にボールをグラウンドに叩きつけて審判の判定に異議を示したことでイエローカードを受けたが、同日、自身のブログにて「わざとイエローカードをもらいました」と、累積警告を消化する意図で故意に反則を犯したことを示唆し、物議を醸した。この年は[[北京オリンピック]]代表に選出されたが、精彩を欠いてしまい3戦全敗でグループリーグ敗退に終わった。また、五輪後の[[9月13日]]に行われた対[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]]戦で負傷。残りのシーズンを棒に振り、またしても長期離脱となった。

[[2009年]][[10月8日]]の[[AFCアジアカップ2011|アジアカップ]]最終予選・[[サッカー香港代表|香港]]戦にフル出場し、初選出から3年越しの代表デビューを果たした<ref name=daihyo/>。またこの年は、レギュラー定着後初めて怪我なくシーズンを過ごし、自身初のリーグ全試合フル出場も達成した。しかし、この年の大分は14連敗を喫するなど大不振に陥り、西川の奮戦も実らずJ2降格が決定。更にシーズン終盤には、巨額の債務超過をはじめとする深刻な経営危機が発覚し、西川をはじめとする主力選手を引き留めることは財政面で不可能となった。同年オフ、いくつかのオファーの中から、[[サンフレッチェ広島]]へ移籍金7000万円<ref>2009年12月31日付 [http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Sw200912310446.html 中国新聞] 日本代表GK西川の獲得発表　3年契約、大分から移籍</ref>で完全移籍。背番号はルーキー時代以来となる「21」に決まった。

[[2010年]]は広島でレギュラーとして自身2年連続となるリーグ戦全試合に出場。[[2010 FIFAワールドカップ]]ではドイツ大会以降招集歴の無かった[[川口能活]]が本大会メンバーに選出された煽りを受ける形で本大会メンバーから落選、予備登録選手として選出された<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/4761934/ 中国紙が見た日本代表選考＝守備重視でスター選手落選] Livedoorスポーツ 2010年5月27日</ref>。W杯後に[[岡田武史]]が退任し、[[アルベルト・ザッケローニ]]の就任後は再びコンスタントに代表に招集され、[[10月8日]]の[[サッカーアルゼンチン代表|アルゼンチン]]戦では[[川島永嗣]]の負傷により85分から途中出場し、勝利に貢献した。

[[AFCアジアカップ2011]]ではグループリーグ第2戦の[[サッカーシリア代表|シリア]]戦で、川島永嗣が退場処分を受けたため途中出場。最初のプレーとなったPKで代表4試合目にして初失点を喫したが、その後は無失点に抑え勝利に貢献した<ref>[http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/soccer/484608/ 冷静24歳の西川　日本ゴール守る新守護神　アジア杯] イザ! 2011年1月15日</ref>。

[[下田崇]]の引退により、[[2011年]]から再び背番号「'''1'''」をつけることになった。2012年は4年連続となるリーグ戦全試合出場を果たし広島のリーグ優勝に大きく貢献した。同年、自身初の[[Jリーグベストイレブン]]に選出された。

[[2013年]]はリーグ戦33試合に出場し、リーグ最少の29失点とクラブの連覇に大きく貢献した。[[天皇杯全日本サッカー選手権大会|天皇杯]]準決勝の[[FC東京]]とのPK戦では両チーム3人蹴り終わり1-3と絶体絶命の中、連続で相手のPKをセーブし、自身もPKを決めて大逆転でチームを決勝へと導いた<ref>[http://www.sanspo.com/soccer/news/20131229/jle13122915010005-n1.html 西川が執念の好セーブ連発！広島がＰＫ戦を制し決勝進出]</ref>。

[[2014年]]、[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]]へ完全移籍した<ref>[http://www.urawa-reds.co.jp/topteamtopics/%E8%A5%BF%E5%B7%9D%E5%91%A8%E4%BD%9C%E9%81%B8%E6%89%8B-%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%A7%BB%E7%B1%8D%E5%8A%A0%E5%85%A5%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/ 西川周作選手 完全移籍加入のお知らせ] 浦和レッズ公式HP 2014年1月5日</ref>。背番号は2010年以来となる「21」に決まった。入団後はすぐに正GKの座を確保すると、7月にはJリーグ記録を塗り替える7試合連続無失点を達成し、前年まで不安定だったレッズの守備を立て直す原動力となった。
同年[[5月12日]]には、[[2014 FIFAワールドカップ]]の本大会メンバーに選出された。しかし、本大会での出場機会はなくチームもグループリーグで敗退した。

== 人物・エピソード ==
* 大分県生まれの大分県育ちで、中学年代から大分トリニータの下部組織に在籍していたことから、大分への愛着は非常に強く、サポーターからも象徴的な選手の一人として愛されていた。大分の経営危機により移籍せざるを得なくなった際も最後まで残留と移籍で迷い、移籍を決断した際も「いつか必ず大分に戻ってきたい」とコメントを残している。
* 父親は、[[globe]]メンバーの[[Kco|KEIKO]]の実家である料亭「山田屋」の料理長であることが、[[小室哲哉]]の[[Twitter]]での発言により明らかになっている。
* 元々の効き足は右足であり、サンフレッチェ広島の公式サイトに掲載されている。
* 広島時代の西川の応援歌は、大分時代のものと同一である。
* 既婚。

== 所属クラブ ==
'''ユース経歴'''
* [[宇佐市立四日市南小学校]]
* 宇佐FC
* 1999年 - 2001年 大分トリニータU-15
* 2002年 - 2004年 大分トリニータU-18（[[大分東明高等学校・向陽中学校|大分東明高等学校]]）
** 2004年 大分トリニータ ※[[2種登録選手]]として

'''プロ経歴'''
* 2005年 - 2009年 [[大分トリニータ]]
* 2010年 - 2013年 [[サンフレッチェ広島]]
* 2014年 - [[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]]

== 個人成績 ==
{{サッカー選手国内成績表 top|yy}}
{{サッカー選手国内成績表 th|日本|all}}
|-
|[[2005年のJリーグ|2005]]||rowspan="5"|[[大分トリニータ|大分]]||21||rowspan="10"|[[Jリーグ ディビジョン1|J1]]||21||0||1||0||2||0||24||0
|-
|[[2006年のJリーグ|2006]]||rowspan="4"|1||30||0||5||0||1||0||36||0
|-
|[[2007年のJリーグ|2007]]||11||0||2||0||2||0||15||0
|-
|[[2008年のJリーグ|2008]]||22||0||5||0||0||0||27||0
|-
|[[2009年のJリーグ|2009]]||34||0||3||0||1||0||38||0
|-
|[[2010年のJリーグ|2010]]||rowspan="4"|[[サンフレッチェ広島|広島]]||21||34||0||4||0||1||0||39||0
|-
|[[2011年のJリーグ|2011]]||rowspan="3"|1||34||0||1||0||0||0||35||0
|-
|[[2012年のJリーグ|2012]]||34||0||4||0||0||0||38||0
|-
|[[2013年のJリーグ|2013]]||33||0||1||0||3||0||37||0
|-
|[[2014年のJリーグ|2014]]||[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和]]||21||||||||||||||||
{{サッカー選手国内成績表 通算始|1|日本|J1}}253||0||26||0||10||0||289||0
{{サッカー選手国内成績表 通算終}}253||0||26||0||10||0||289||0
|}

※2種登録時代は試合出場無し

その他の公式戦
* 2013年
** [[FUJI XEROX SUPER CUP|XEROX SUPER CUP]] 1試合0得点

{{サッカー選手国際成績表 top|1|F}}
{{サッカー選手国際成績表 th|AFC|1|Y|C}}
|[[AFCチャンピオンズリーグ2010|2010]]||rowspan="3"|[[サンフレッチェ広島|広島]]||21||5||0||colspan="2"|-
|-
|[[FIFAクラブワールドカップ2012|2012]]||rowspan="2"|1||colspan="2"|-||3||0
|-
|[[AFCチャンピオンズリーグ2013|2013]]||5||0||colspan="2"|-
|-
!通算!!colspan="2"|AFC
|10||0||3||0
|}
その他の国際公式戦
* 2009年
** [[パンパシフィックチャンピオンシップ]] 2試合0得点
** [[スルガ銀行チャンピオンシップ]] 1試合0得点

== タイトル ==
=== クラブ ===
; 大分トリニータ
* [[Jリーグカップ|ナビスコカップ]]：1回（[[2008年のJリーグカップ|2008年]]）

; サンフレッチェ広島
* [[Jリーグ ディビジョン1]]：2回（[[2012年のJリーグ|2012年]]、[[2013年のJリーグ|2013年]]）
* [[FUJI XEROX SUPER CUP|ゼロックススーパーカップ]]：1回（2013年）

=== 代表 ===
; 日本代表
* [[AFCアジアカップ2011]]：1回（[[2011年]]）
* [[東アジアカップ]]：1回（[[東アジアカップ2013|2013年]]）

=== 個人 ===
* Jリーグ優秀新人賞：（2005年）
* Jリーグ優秀選手賞：3回（2006年、2008年、2012年）
* [[Jリーグベストイレブン]]：2回（2012年、2013年）
* [[月間MVP (日本プロサッカーリーグ)|Jリーグ月間MVP]]：2回（2013年7月、2014年7月）

== 代表歴 ==
=== 出場大会 ===
* U-18日本代表
* U-19日本代表
** 2004年 [[AFCユース選手権2004]]
* U-20日本代表
** 2005年 [[2005 FIFAワールドユース選手権]] 4試合5失点
* U-21日本代表
* U-22日本代表
** 2007年 [[北京オリンピックサッカーアジア予選]] 2次・最終予選　5試合0失点
* U-23日本代表
** 2008年 [[北京オリンピックにおけるサッカー競技|北京オリンピック]]
* 日本代表
** 2011年 [[AFCアジアカップ2011]]
** 2013年 [[FIFAコンフェデレーションズカップ2013]]、[[東アジアカップ2013]]
** 2014年 [[2014 FIFAワールドカップ]]

=== 試合数 ===
* 国際Aマッチ 13試合0得点（2009年-）<ref name=daihyo/>

{{サッカー代表個人成績|日本|1}}
|-
|2009||1||0
|-
|2010||2||0
|-
|2011||4||0
|-
|2012||1||0
|-
|2013||4||0
|-
|2014||1||0
|-
!通算
|13||0
|}

== 関連項目 ==
* [[大分県出身の人物一覧]]
* [[大分トリニータの選手一覧]]
* [[サンフレッチェ広島F.Cの選手一覧]]
* [[浦和レッドダイヤモンズの選手一覧]]
* [[U-20サッカー日本代表]]
* [[オリンピックサッカー日本代表選手]]

== 脚注 ==
<references/>

== 外部リンク ==
{{commonscat|Shusaku Nishikawa}}
* {{Official|http://www.urawa-reds.co.jp/players/%E8%A5%BF%E5%B7%9D%E5%91%A8%E4%BD%9C/|name=浦和レッドダイヤモンズによる公式プロフィール}}
* {{Twitter|SHUSAKU_1|西川周作}}

{{浦和レッドダイヤモンズのメンバー}}
{{Jリーグベストイレブン (GK)}}
{{Navboxes
|title = 日本代表 - 出場大会
|titlestyle =background:#0000DD; color:#FFFFFF;
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<span/>
{{2005 FIFAワールドユース選手権 日本代表}}
{{北京オリンピック サッカー日本代表}}
{{AFCアジアカップ2011 日本代表}}
{{FIFAコンフェデレーションズカップ2013 日本代表}}
{{EAFF東アジアカップ2013 日本代表}}
{{2014 FIFAワールドカップ日本代表}}
}}

{{DEFAULTSORT:にしかわ しゆうさく}}
[[Category:日本のサッカー選手]]
[[Category:サッカー日本代表選手]]
[[Category:オリンピックサッカー日本代表選手]]
[[Category:2014 FIFAワールドカップ出場選手]]
[[Category:大分トリニータの選手]]
[[Category:サンフレッチェ広島F.Cの選手]]
[[Category:浦和レッドダイヤモンズの選手]]
[[Category:大分県出身の人物]]
[[Category:1986年生]]
[[Category:存命人物]]