西宮北口駅のソースを表示

{{駅情報
|社色 = #702029
|文字色 = 
|駅名 = 西宮北口駅
|画像 = 西宮北口駅舎.JPG
|pxl = 240px
|画像説明 = 南西口（2005年10月28日）
|よみがな = にしのみや きたぐち<br>
|副駅名 = 阪急西宮ガーデンズ前
|ローマ字 = Nishinomiya-kitaguchi
|駅番号 = '''{{Color|blue|○}} HK-08'''
|電報略号 = 
|所属事業者= [[阪急電鉄]]
|所在地 = [[兵庫県]][[西宮市]]高松町
| 緯度度 = 34 | 緯度分 = 44 | 緯度秒 = 45.32
| 経度度 = 135 |経度分 = 21 | 経度秒 = 23.99
|開業年月日= [[1920年]]（[[大正]]9年）[[7月16日]]
|駅構造 = [[地上駅]]（5号線のみ高架ホーム）
|ホーム = （神戸本線）4面4線<br />（今津北線）3面2線<br />（今津南線）1面1線
|廃止年月日= 
|乗車人員 = 
|乗降人員 = 97,187
|統計年度 = 2012年
|乗入路線数= 2
|所属路線1 = {{Color|blue|■}}[[阪急神戸本線|神戸本線]]
|前の駅1 = HK-07 [[武庫之荘駅|武庫之荘]]
|駅間A1 = 3.3
|駅間B1 = 2.7
|次の駅1 = [[夙川駅|夙川]] HK-09
|キロ程1 = 15.6
|起点駅1 = [[梅田駅|梅田]]
|所属路線2 = {{Color|blue|■}}[[阪急今津線|今津線]]
|前の駅2 = HK-23 [[門戸厄神駅|門戸厄神]]
|駅間A2 = 1.3
|駅間B2 = 0.9
|次の駅2 = [[阪神国道駅|阪神国道]] HK-22
|駅番号2 = 
|キロ程2 = 7.7
|起点駅2 = [[宝塚駅|宝塚]]
|所属路線3 = 
|前の駅3 = 
|駅間A3 = 
|駅間B3 = 
|次の駅3 = 
|駅番号3 =
|キロ程3 = 
|起点駅3 = 
|乗換 = 
|備考全幅 = 
}}
{{ルビ|'''西宮北口駅'''|にしのみやきたぐちえき}}は、[[兵庫県]][[西宮市]]高松町<ref>駅北東に「北口町」があるが、当駅は高松町の区域である。駅名は町名にちなんだものではなく、町名が駅名にちなんだもの。</ref>にある、[[阪急電鉄]]の[[鉄道駅|駅]]。副駅名は'''[[阪急西宮ガーデンズ|阪急西宮ガーデンズ前]]'''。西宮市の中心駅の一つである。

== 利用可能な鉄道路線 ==
* 阪急電鉄
** [[阪急神戸本線|神戸本線]]
** [[阪急今津線|今津線]]
*** 俗に、当駅から宝塚方面に向かう列車は「今津（北）線」、今津方面に向かう列車は「今津（南）線」と呼ばれている。

== 概要 ==
神戸本線と今津（北）線の間を直通運転する[[阪急神戸本線#準急|準急]]・[[阪急神戸本線#直通特急|直通特急]]・[[阪急神戸本線#臨時急行|臨時急行]]を除く（後記「のりば」参照）全営業列車が停車する。また、神戸本線の[[阪急神戸本線#急行|急行]]・[[阪急神戸本線#通勤急行|通勤急行]]は当駅以西で各駅に停車する。

高級志向の商業施設や、文化施設が駅周辺に集中している。また大阪（[[梅田駅]]）と神戸（[[三宮駅]]）のほぼ中間に位置しており、乗客数は西宮市内の駅で最も多い。このため、[[2000年代]]以降は[[住宅地]]としての人気が急上昇しており、2011年度の「関西住みたい街（駅）ランキング」（調査：長谷工アーベスト関西支社）では、2010年度に続いて第1位となった<ref name="mintetsu">{{PDFlink|[http://www.mintetsu.or.jp/association/mintetsu/pdf/39_p08_15.pdf 阪急電鉄の"駅とまち"]}} - 日本民営鉄道協会</ref>。

== 歴史 ==
阪急電鉄の前身である[[箕面有馬電気軌道]]が、[[阪神急行電鉄#灘循環電気軌道買収|灘循環電気軌道]]を買収して十三線の名称で阪神間の新線を計画した際は、この地域は今より北の[[門戸厄神東光寺]]付近を経由する、現在の[[山陽新幹線]]および[[国道171号]]のルートに相当するルートで申請されていた。これは十三線の敷設が主に[[伊丹市|伊丹]]一帯の開発を名目としていたためであり、また十三線の申請以前に宝塚 - 西宮香櫨園（現在の[[阪神本線]][[香櫨園駅]]付近）間の免許を箕面有馬電気軌道が所有していたため、それと接続する形を取ったからでもあった。

しかし阪神間を高速で結ぶ目的を達するため、同社は伊丹へは支線の[[阪急伊丹線|伊丹線]]を開業させることで代替とし、南の塚口を経由する短絡ルートへ変更した。それに伴い宝塚から南下する計画線との接続点も変更され、結果両線の接続および車庫の設置を目的とし、当地に駅が開設されることになった。以上の経緯は[[阪神急行電鉄]]の項目も参照のこと。

開業時、駅は西宮町（[[1925年]]に市制施行で西宮市となる）の市街地から大きく離れ、[[武庫郡]]瓦木村（[[1942年]]に同市へ編入）に属する農村地帯に存在したが、当初より「瓦木」ではなく「'''西宮北口'''」を名乗った<ref>阪急神戸線の開業後の[[1934年]]（昭和9年）[[7月20日]]、[[東海道本線]]（[[JR神戸線]]）において同じ瓦木村へ設置された駅も「瓦木」ではなく、[[阪神電気鉄道]]が開発した[[甲子園 (地名)|甲子園]]にちなんで「[[甲子園口駅|甲子園口]]」を名乗っている。</ref>。これは、宝塚からの支線（西宝線として[[1922年]]に開業）をさらに南下させ、西宮の市街地まで延伸させる計画があり、それとの接続点ともなる予定であったからだと言われている（[[阪急今津線]]も参照）。しかし、この西宮市街地への延伸計画は実現せず[[未成線]]となり、代わりに阪神本線への接続を図る計画が立てられ、それを[[1926年]]に実施して現在の今津線となった。後述する[[#ダイヤモンドクロス|ダイヤモンドクロス]]はこのとき生じている。

[[1946年]]（昭和21年）[[10月14日]]には、当駅のホームにおいて[[漫才師]]・[[ミスワカナ・玉松一郎|ミスワカナ]]（初代）が[[心臓発作]]のため[[突然死#急死|急逝]]（享年36）するという出来事もあった。
<!--副駅名については駅周辺における記述で代替-->

=== 年表 ===
* [[1920年]]（[[大正]]9年）[[7月16日]] - [[阪神急行電鉄]]神戸線（現在の阪急電鉄神戸本線）開通と同時に開業<ref name="mintetsu" />。
* [[1921年]]（大正10年）[[9月2日]] - 西宝線として宝塚駅 - 当駅間開業<ref name="mintetsu" />。
* [[1926年]]（大正15年）[[12月18日]] - 当駅 - 今津駅間が開業<ref name="mintetsu" />。宝塚駅 - 今津駅間が今津線となる。神戸線と今津線の間で平面軌道交差が生じる（[[#ダイヤモンドクロス|後述]]）。
* [[1984年]]（[[昭和]]59年）[[3月25日]] - 駅改装に伴い駅構内のダイヤモンドクロスが廃止。今津線の運行系統が当駅を境に分断される。
* [[1987年]]（昭和62年） - 橋上駅舎化<ref name="mintetsu" />。
* [[1995年]]（[[平成]]7年）
** [[1月17日]] - [[兵庫県南部地震]]（[[阪神・淡路大震災]]）発生。阪急神戸本線は当駅 - 夙川駅間の路盤が崩壊し、梅田駅 - 当駅間折り返し運行となる。<!--そのため被災地に救援に向かう人々は、この駅から徒歩で神戸に向かうことになった。-->
** [[6月12日]] - 当駅 - 夙川駅間復旧により、神戸本線は全線が運行再開。
* [[2009年]]（平成21年）1月17日 - 5号線ホームを8号線上の仮設ホームに移設<ref>[http://web.pref.hyogo.jp/hs04/hs04_4_000000004.html 阪急今津線仮ホームに切替！（平成21年1月17日）]（兵庫県）</ref>。
* [[2010年]]（平成22年）[[12月5日]] - 5号線ホーム高架化。改札口2か所増設（東改札口、南東改札口）。8号線上に踏切新設（西宮北口南踏切）。
* [[2013年]]（平成25年）[[12月21日]] - [[駅ナンバリング|駅番号]]導入。

== 駅構造 ==
神戸線ホームと今津（北）線ホームは[[橋上駅]]であるが、今津（南）線ホームにあたる5号線のみ[[高架駅]]となっている。[[改札|改札口]]は、7号線ホーム横の北西口が廃止されて以降、長らく2階[[コンコース]]に南側1か所・北側1か所の計2か所であったが、5号線ホーム高架化完成に合わせて南側2か所・北側1か所、5号線ホーム南端1か所の計4か所に増設された<ref name="mintetsu" />。阪急電鉄の駅で、改札が4ヶ所ある駅は珍しいケースである<ref name="mintetsu" />。

橋上駅舎の外周には、環状の[[ペデストリアンデッキ]]が設けられており、神戸線と今津線の2線によって分かれる4つの駅周辺地域を自由に行き来できるようになっている<ref name="mintetsu" />。東半分は橋上駅舎化された際に開通していた<ref name="mintetsu" />ものの、西半分は資材置き場などとして使用されたまま20年以上放置されていたが、[[2005年]]11月下旬になってようやく開通した<ref name="mintetsu" />。

[[2010年]]12月に5号線が高架化されてからは、5号線ホームがペデストリアンデッキと同一階となり、南側のペデストリアンデッキが駅構内により分断されている<ref name="mintetsu" />。このため、当駅の南東側と南西側の間を通行する場合には地平部に降りる必要があるが、動線の機能補償として、地上階に自由通路と踏切（西宮北口南踏切）、コンコース階とつなぐ2基の[[エレベーター]]（各13人乗り）が設置されている<ref name="mintetsu" />。南東側と南西側を行き来する場合でも、ペデストリアンデッキからエレベーターで地上に降り、自由通路と踏切を通過して行き来することができる<ref name="mintetsu" />。

以前は、南北に分断された今津線を高架化によって再度繋げる計画があり、その計画では今津線ホームが3階部分を通ることを想定していたために、橋上駅舎を支持する一部の柱はその計画に対応して太くなっている。しかし今津南線の5号線ホームは2階部に建設されたため、南北の線路が再び繋がる可能性は事実上無くなっている<ref>「南北再接続 夢にーー阪急今津線・西宮北口駅高架化」『朝日新聞』2010年11月27日朝刊、第13版、第29面。</ref>。

高架化される前の5号線ホーム北側（1号線降車ホーム南側）の連絡通路部には臨時改札口があった。この臨時改札口は、[[阪急西宮スタジアム]]でのイベント開催時（主に[[日本プロ野球|プロ野球]]阪急ブレーブス（現在の[[オリックス・バファローズ]]）公式戦、[[阪急西宮スタジアム#西宮競輪場|西宮競輪]]やコンサートなど）に使用されたが、阪急西宮スタジアム閉鎖により使用される見込みがなくなったことから後にシャッターの2/3は撤去され、出入口の付いた壁となっていたが、5号線ホームの高架化に合わせて取り壊された。また、橋上駅舎化されてからも暫くは7号線降車ホーム横（現在の北西口出入口付近）に旧来の西改札口が残存していたため、その名残で7号線降車ホームとコンコースを連絡する[[エスカレーター]]は2基設置されている。

=== のりば ===
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" frame="hsides" rules="rows" style="border-top:double 3px black;border-bottom:double 3px black;"
|-
! 1・2
|{{Color|blue|■}}神戸本線（下り）
| [[三宮駅|神戸（三宮）]]・[[六甲駅|六甲]]・[[新開地駅|新開地]]・[[山陽電気鉄道本線|山陽電鉄線]]（[[山陽明石駅|明石]]・[[山陽姫路駅|姫路]]）方面
|-
!3・4
|{{Color|blue|■}}神戸本線（上り）
| [[梅田駅|大阪（梅田）]]・[[十三駅|十三]]・[[伊丹駅 (阪急)|伊丹]]・[[河原町駅 (京都府)|京都]]・[[北千里駅|北千里]]方面
|-
!style="border-top:double 3px black"|5
|style="border-top:double 3px black"|{{Color|blue|■}}今津（南）線
|style="border-top:double 3px black"| [[今津駅 (兵庫県)|今津]]・[[阪神国道駅|阪神国道]]方面
|-
!style="border-top:double 3px black"|6・7
|style="border-top:double 3px black"|{{Color|blue|■}}今津（北）線
|style="border-top:double 3px black"| [[宝塚駅|宝塚]]・[[門戸厄神駅|門戸厄神]]・[[甲東園駅|甲東園]]・[[仁川駅|仁川]]・[[川西能勢口駅|川西能勢口]]・[[箕面駅|箕面]]方面<br />（6号線はラッシュ時のみ使用）
|}
; 神戸本線：1 - 4号線
: [[待避駅|待避設備]]を持つ4面4線（うち[[プラットホーム#形状と配置|島式ホーム]]2面）となっており、ホーム[[有効長]]はいずれも10両編成に対応している。1号線と4号線は両側をホームで挟む構成であり、外側のホームは降車専用となっている。3・4号線ホームは、降車ホームを若干削って拡幅された。また、1号線の大阪側と2号線の神戸側には[[引き上げ線|折り返し線]]が隣接して設けられている。配線上では1号線と4号線が待避線、2号線と3号線が主本線であるが、混雑緩和と降車専用ホームの有効活用のため、[[2006年]]10月28日の[[ダイヤグラム#ダイヤ改正|ダイヤ改正]]までは基本的に待避列車を主本線の2・3号線に入れ、速達列車を待避線の1・4号線に入れて追い越す形を基本としていた。現行[[ダイヤグラム|ダイヤ]]では[[阪急神戸本線#特急|特急]]のスピードアップに合わせて、日中は基本的に特急が主本線の2・3号線、[[阪急神戸本線#普通|普通]]が待避線の1・4号線に入線している。
; 今津（南）線：5号線
: [[プラットホーム#形状と配置|単式ホーム]]1面1線で、有効長は3両編成に対応している。このホームのみ高架構造となっており、コンコースと同じレベルで接続し、スムーズな乗り換えを可能としている。5号線は今津線の分断により当初は地上部に設けられ、ホーム真下には半地下構造の改札外通路が設置されていた。なお、5号線のすぐ隣にあり、今津線車両の入出庫に使用されている8号線は高架化されず地平部に残されている。高架工事は駅近辺の線路高架化と共に実施されたが、駅部分については[[国土交通省]]の鉄道駅総合改善事業として行われたため、国や自治体から補助金の拠出を受けるため阪急グループの[[第三セクター]]である[[北大阪急行電鉄]]が工事に関係する施設を保有して事業主体となり阪急が受託する形で工事が実施された<ref>{{PDFlink|[http://www.nishi.or.jp/media/2009/imazukouka_gaiyou.pdf 西宮市・阪急今津線立体交差化事業]}} - 駅改良事業の施行者が「北大阪急行電鉄株式会社（第3セクター）」と記されている。</ref>。この5号線の高架化工事の際には、[[2009年]][[1月17日]]から[[2010年]][[12月5日]]まで、5号線を閉鎖した上で旅客列車は全て8号線に設置された仮設ホームに発着するようになり、この仮設ホームも旅客案内上は「5号線ホーム」としていた。
; 今津（北）線：6・7号線
: [[頭端式ホーム|頭端式ホーム]]3面2線で、有効長は6両編成に対応している。両端が降車専用、中央が乗車ホームとなっている。神戸本線4号線降車ホームとは壁一つ隔てて繋がっており、非常用の扉も設けられている。主に7号線を使用し、6号線は朝・夕方 - 夜間と臨時列車（主に[[阪神競馬場|阪神競馬]]開催日夕方の増発）の運転時に使用する。
: 6号線降車ホーム東側に神戸本線との渡り線（社内呼称9号線）があり、今津（北）線車両の入出庫と直通列車（直通特急・臨時急行・準急）が使用するが、ホームが存在しないことから上記直通列車は通過扱いとしている。渡り線のカーブ内側に沿った引き上げ線は西宮車庫の車両の入れ替えに使用されている。

=== 配線図 ===
{{駅配線図|title=阪急西宮北口駅配線図|image=Hankyu Nishinomiya-kitaguchi station track map.svg|width=600px|left=神戸本線<br/>梅田方面|right=神戸本線<br />三宮方面|up=今津線（今津南線）<br />今津方面|down=今津線（今津北線）<br />宝塚方面|source= 『鉄道ピクトリアル』2010年8月臨時増刊号 巻末付属の阪急電鉄線路配線略図による}}
<gallery>
ファイル:HK-NishinomiyakitaguchiStation-2.JPG|北西口
ファイル:Hankyu Nishinomiya-Kitaguchi sta SouthEast Entrance 20110521.JPG|南東口
ファイル:Nishinomiya-kitaguchi station1.JPG|2階コンコース南北方向（改修前、現在は時計台周囲にベンチなどを設置）
ファイル:Nishinomiya-kitaguchi-eki.JPG|大阪方面（3・4号線）ホームから神戸方面（1・2号線）ホームを望む
ファイル:西宮北口5号線ホーム.JPG|高架化された5号線ホーム
ファイル:西宮北口駅仮ホーム.JPG|今津（南）線 高架化工事中に使用された5号線仮ホーム
ファイル:HK_Nishinomiya_kitagutista_cimadu.jpg|今津（北）線 6・7号線ホーム
ファイル:Nisinomiyakitaguchi PICT0115.JPG|西宮車庫に入るため渡り線に入線した回送電車
ファイル:Hankyu Nishinomiya-Kitaguchi sta track5.jpg|2007年の今津（南）線5号線旧ホーム。
</gallery>

=== 店舗 ===
改札内には多数の店舗があり、コンコース内だけでも[[ブックファースト]]・[[蓬莱 (飲食店)|551蓬莱]]・喫茶店・雑貨店などが軒を連ねている。また、6・7号線ホーム宝塚方にはイートインベーカリー「フレッズカフェ」（当初は[[日本マクドナルド|マクドナルド]]であった）や化粧雑貨店「カラーフィールド」、[[キュービーネット|QB HOUSE]]、同ホーム階段側には[[アズナス|asnas]]や[[阪急そば|阪急そば 若菜]]がそれぞれ営業している。

=== 橋上駅舎化以前 ===
1987年に橋上駅舎化される以前は、各ホームが離れた状態で設置されていた。駅開業当初は[[踏切#構内踏切|構内踏切]]で各ホームを連絡していたが、危険が伴うので後に[[地下道]]が設けられ、各ホームの連絡はこちらを使用するようになった。ただし、構内踏切も今津線分断化までは[[ラッシュ時]]や阪急西宮球場（のちの阪急西宮スタジアム）での野球・競輪やイベント開催時には使用されていた。改札口は、神戸本線北側に地下の東改札口と地上の西改札口、元臨時改札口付近に設置された地上の南改札口の、計3か所あった。また、地下道上の明かり取り窓の上には[[花壇]]が設けられていた。これらの地下道は、[[1984年]]の[[平面交差]]解消後も1年間使用され、[[1985年]]の橋上駅舎落成により閉鎖された。さらに、神戸本線と今津線の列車同士が衝突するのを避けるため、それぞれの平面交差手前に[[安全側線|脱線転轍器（脱線ポイント）]]が設けられていた。

; 神戸本線：1 - 4号線
: 南北に結ぶ今津線を挟んで、東側に神戸方面行きホーム（1・2号線）、西側に大阪方面行きホーム（3・4号線）が存在していた。1号線と4号線は現在と同様に両側をホームで挟む構成で、外側のホームが降車専用となっていた。ただし、当時は神戸側に折り返し線はなく、折り返しの車両はいったん神戸側に引き上げ、本線上で直接折り返しを行っていた。
: 既に[[阪急宝塚本線|宝塚本線]]・[[阪急京都本線|京都本線]]で実施されていた10両編成運転を神戸本線でも実施するため、1984年に平面交差を解消。1985年に橋上駅舎化された際に、1・2号線ホームは現在の位置である3・4号線の南側に移動した。さらに地下道入口閉鎖工事とともにホームを延長して10両編成対応とした。また3・4号線も、大阪側にホームが延伸された。

; 今津線：5 - 7号線、旧8号線
: 上下線とも東西に結ぶ神戸本線を挟んで北側にあり、西側から7号線降車ホーム、7号線・6号線（宝塚方面）ホーム、5号線（今津方面）ホームとなっていた。当駅までの運行列車は基本的に7号線に入線していたが、すぐ隣の[[西宮車庫]]に入庫する列車は5号線で折り返していた。また、[[1977年]]に今津線6両編成化による駅改良工事を実施するまでは7号線の西側に旧8号線が存在しており、ラッシュ時の折り返し用に使用されていた。
: 1984年の平面交差解消後に、6号線の線路部分は埋められ、現在の6・7号線乗車用ホームとなった。また同様に旧5号線ホームは6号線降車ホームとなっている。なお、線路の位置自体は、6号線降車ホームを拡幅するため、後の工事で元の5号線よりも若干西側に移動している。
: 旧8号線は、かつては神戸本線上り線と線路が繋がっており、これらの線を使用して宝塚 - 神戸間直通列車が運行されていた。京都 - 宝塚間を神戸本線・今津線経由で直通する「[[阪急京都本線#歌劇特急|歌劇特急]]」も、宝塚から京都へ向かう場合はこれらの線を経由していったん神戸本線に入線し、当駅での客扱いを行っていた。また、9号線と合わせて[[デルタ線]]（三角線）を形成していたことから、これを用いて京都線用の[[新京阪鉄道P-6形電車|100形（P-6形）]]を方向転換したこともある。これらの神戸側の連絡線機能はいずれも昭和40年代初頭までに廃止され、折り返し専用となった。

=== ダイヤモンドクロス ===
[[ファイル:ST nishinomiya-kitaguchi.jpg|thumb|220px|ダイヤモンドクロス 今津線宝塚行の列車が神戸線を横切る]]
[[ファイル:西宮北口ダイヤモンドクロス.JPG|thumb|220px|「高松ひなた緑地」に保存されているダイヤモンドクロス]]
{{main|阪急今津線#西宮北口駅における平面交差問題}}
当駅の[[ダイヤモンドクロッシング|ダイヤモンドクロス]]とは、かつて1・2号線ホームの西側、3・4号線ホームの東側、5 - 7号線ホームの南側に存在していた、神戸本線と今津線が直角に交わる平面交差を指す。

[[1926年]]の今津線延伸当時は[[立体交差]]が技術的に難しかったこともあり、平面交差を採用した。[[路面電車]]同士や路面電車と鉄道線の平面交差は珍しくはなかったが、高速走行を前提とする路線同士が平面交差するものとしては日本唯一のものであった<ref name="mintetsu" />。

長らく神戸本線と今津線の運行ダイヤ作成上のネックであったが、神戸本線のラッシュ時の特急などの優等列車10両編成化に伴い、1984年に今津線側を分断してダイヤモンドクロスは消滅した<ref name="mintetsu" />。以降今津線は当駅で今津（北）線と今津（南）線の2路線に分割された形となっている。

当時のレールの一部は、[[北神急行電鉄]]の[[谷上車両基地]]に保存・展示されており、見学会の際などに公開されることがある。その他、阪急西宮ガーデンズ内の「阪急西宮ギャラリー」には[[1982年]] - 1984年ごろの当駅周辺を再現した150分の1のジオラマが置かれ、駅北側にある「高松ひなた緑地」にはレールの実物が展示されている。

{{駅配線図|title=阪急西宮北口駅配線図（平面交差時代）|image=Hankyu Nishinomiya Kitaguchi diamond crossing2.svg|width=600px|left=神戸本線<br/>梅田方面|right=神戸本線<br />三宮方面|up=今津線 今津方面|down=今津線 宝塚方面|source=川島 P.57による。|note=平面交差時代（1984年以前）の配線図。点線の線路のうち、神戸本線と今津線との連絡線は1968年に、8号線となった残りの線路は1977年に廃止され、水色のホームは降車専用ホームとなった。<!--なお、2009年に当連絡線の写真が発見されたという報道<ref>{{cite news |author=広畑千春|url = http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002338380.shtml|title = 西宮北口駅「幻の線路」廃線前の写真見つかる|work = [[神戸新聞]]|date = 2009年9月12日|accessdate = 2009年9月17日}}{{リンク切れ}}</ref>がなされたが、当該記事中の連絡線形状および呼称については議論がある。-->}}

== 利用状況 ==
* 2012年の'''平日'''1日平均乗降人員は'''97,187人'''（乗車人員：48,515人、降車人員：48,672人）である。この値は、阪急電鉄全線において、梅田駅、三宮駅に次ぐ第3位である<ref>[http://rail.hankyu.co.jp/station/passenger.html 阪急電鉄 鉄道情報ホームページ 駅別乗降人員（上位50位）] </ref>。
* 2012年の[[土日]]・[[休日]]を含めた年間乗車人員は18,425,000人である。したがって、1日平均乗車人員は'''50,342人'''である。
**阪急西宮ガーデンズ開業以降、利用客は増加傾向にある。特に、開業直後にあたる2008年12月の乗降人員は1日平均約114,000人で、三宮駅を上回った<ref name="mintetsu" />。2009年1月になってからも前年実績を2 - 3万人上回る数字を残している<ref>[http://s03.megalodon.jp/2009-0204-2342-17/www.nikkei.co.jp/kansai/news/news004849.html 阪急の乗降客数、西宮北口2位浮上－昨年12月「ガーデンズ」効果で三宮抜く] - 日経ネット関西版</ref>。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。いずれも神戸線・今津線間の乗換人員は含まない。
<!--西宮市統計書を出典にしている数値については、元データが1,000人単位で掲載されているため、*1000/365（or366）で計算してあります-->
{| class="wikitable" style="text-align:right;"
|-
|+1日平均乗降・乗車人員推移<ref>[http://www.nishi.or.jp/contents/0002286600020004600596.html 西宮市統計書]</ref>
!rowspan="2"|年次
!rowspan="2"|平日限定<br>乗降人員
!colspan="2"|乗車人員
|-
!平日+土休日
!平日限定
|-
|1995年（平成{{0}}7年）
|
|38,612
|
|-
|1996年（平成{{0}}8年）
|
|39,779
|
|-
|1997年（平成{{0}}9年）
|
|39,055
|
|-
|1998年（平成10年）
|
|37,521
|
|-
|1999年（平成11年）
|
|36,711
|
|-
|2000年（平成12年）
|
|36,111
|
|-
|2001年（平成13年）
|
|38,488
|
|-
|2002年（平成14年）
|
|43,575
|
|-
|2003年（平成15年）
|
|40,436
|
|-
|2004年（平成16年）
|
|39,463
|
|-
|2005年（平成17年）
|
|40,140
|
|-
|2006年（平成18年）
|
|39,668
|
|-
|2007年（平成19年）
|75,664
|40,792
|37,773
|-
|2008年（平成20年）
|81,344
|40,560
|40,600
|-
|2009年（平成21年）
|93,623
|43,353
|46,736
|-
|2010年（平成22年）
|93,783
|48,033
|46,828
|-
|2011年（平成23年）
|95,424
|49,301
|47,648
|-
|2012年（平成24年）
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== 駅周辺 ==
昔からの地元住民や、阪神間で「キタグチ」といえば西宮北口を指すが、2000年代以降は「ニシキタ」と呼ばれることの方が多い。開業当時は周囲に何もない駅だったとされているが、大阪や神戸への利便性や、[[高級住宅街]]のイメージも手伝い、[[戦後]]は急速に市街化が進展した。

駅の北西エリア、[[甲風園]]、北昭和町・南昭和町（旧[[昭和園]]）の一帯は[[西宮七園]]を構成するお屋敷街として、[[谷崎潤一郎]]の作品世界の雰囲気を伝えている。また多くの児童・生徒が通学に当駅を利用することから、大手から中小まで[[学習塾]]や[[予備校]]が立地する[[近畿地方|関西]]有数の塾激戦区ともなっている。

駅南東側には阪急ブレーブス（現在の[[オリックス・バファローズ]]）の本拠地である阪急西宮球場（のちの[[阪急西宮スタジアム]]）があった。このため当駅にはその当時（「阪急西宮球場前」&rarr;）「阪急西宮スタジアム前」の副駅名が付けられていた。スタジアムは2002年をもって閉鎖され、2004年から2005年にかけ解体された。この跡地の再開発により誕生したのが阪急西宮ガーデンズである。
<!--駅周辺の[[再開発]]により、駅のすぐ南を走る球場前線の交通量が増加することが予想されたため、球場前線を横切る今津（南）線が高架化された<ref>[http://web.pref.hyogo.jp/hs04/hs04_4_000000006.html 球場前踏切道の高架前後の対比（兵庫県）]</ref>。ただし、今津線車両の入出庫に使用されている8号線は従来通り地上部にあるため、球場前踏切自体は残っている。-->

=== 阪神大震災と駅前再開発 ===
阪神・淡路大震災では、当駅周辺にも大きな被害を受けた。特に、古い木造建築が密集した駅の北東地区は壊滅的な被害を受けた<ref name="mintetsu" />。また、阪急神戸本線が不通になっていた時期には、阪急西宮スタジアム前（現在の阪急西宮ガーデンズ北西駐輪場付近）が[[バス代行|代替バス]]の発着場所となっており、毎日長蛇の列ができた。

[[阪神・淡路大震災]]前は、駅を基準に、概ね、以下のような特徴を有していた。
* 北東地区：北口本通り商店街や北口市場・新北口市場などの商店街・市場、少し離れると閑静な住宅街。古い木造建築が密集した商住混在地<ref name="mintetsu" />。
* 北西地区：銀行、証券会社、学習塾、飲食店や[[スーパーマーケット]]（[[生活協同組合コープこうべ|コープ]]）など、少し離れると閑静な住宅街（[[甲風園]]・[[昭和園]]）
* 南東地区：[[バスターミナル]]、阪急西宮スタジアムを中心としたスポーツ施設、飲食店、個人商店、住宅街
* 南西地区：幼稚園や[[公団住宅]]、社宅、公民館、スーパーマーケット（[[サティ (チェーンストア)|ニチイ → SATY]]）・スポーツクラブ（[[コナミスポーツ&ライフ|ピープル → コナミスポーツクラブ]]）、ショップ

駅周辺は幅員の狭い道が非常に多かったことから（2000年代以降でもいくつか残されている）、戦後は[[路線バス]]や[[貨物自動車|トラック]]など大型車両の通行が困難を極めるようになり、周辺道路にも影響をおよぼすなど街の発展を阻害する状況に陥っていた<ref name="mintetsu" />。そのため[[土地区画整理事業]]により現在の姿へと[[再開発]]することが震災前から計画されていたものの、周辺住民の猛反対により頓挫していた。だが、震災からの復興を機に駅周辺一帯が西宮市の土地区画整理事業の推進地区となり、併せて周辺住民の理解も得られたことから再開発が急速に進展した。

* 北東地区：北東震災復興再開発事業が行われ、市場や商店街の跡地に地上18階建ての再開発ビル「[[アクタ西宮]]」が建設された<ref name="mintetsu" />。また、駅東側を南北に結ぶ[[立体交差|アンダーパス]]が拡充整備され、周辺道路の交通事情が大幅に改善された<ref name="mintetsu" />。
* 北西地区：銀行・証券会社・学習塾や飲食店がひしめき合う。震災による被害が少なく、甲風園や昭和園などの閑静な住宅街が残っている<ref name="mintetsu" />。
* 南東地区：阪急西宮スタジアムなどのスポーツ施設が閉鎖・解体され、その跡地には西日本最大級のショッピングセンターである「'''[[阪急西宮ガーデンズ]]'''」が[[2008年]][[11月26日]]に開業し、同時に駅直結のペデストリアンデッキが新設された<ref name="mintetsu" />。さらに、阪急西宮ガーデンズ西側の隣接地に、[[甲南大学]]が新キャンパス「Konan CUBE 西宮」（マネジメント創造学部）を[[2009年]]4月に開設した<ref name="mintetsu" /><ref>当初は2008年4月に開設を予定していたが、現地の[[発掘調査|遺跡調査]]により[[奈良時代]]の[[井戸]]・[[木簡]]などが発掘されたため延期された。</ref>。
* 南西地区：新たに出口とロータリーが設けられ、シェルター型のバスターミナルが整備された<ref name="mintetsu" />。駅に隣接する老朽化した公団住宅は取り壊され、その跡地に[[阪急不動産]]などによる[[超高層マンション|高層分譲マンション]]、「ジオタワー西宮北口」（26階建て・194戸）が竣工した<ref name="mintetsu" />。バスターミナル南側には南東側にあったマンションなどの立ち退きに伴う再開発ビル「プレラにしのみや」・[[兵庫県立芸術文化センター]]（[[2005年]]10月開館）、芸術文化センターと駅を直結するペデストリアンデッキ、さらにその間のバスターミナル横には商業ビルとスポーツクラブ、高層タワーマンションが建設された<ref name="mintetsu" />。スーパーは閉店し解体されたが、現状は[[宅地#更地|更地]]のまま残され、新築分譲マンションのモデルルーム用地として活用されている。

=== 周辺施設 ===
<div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
* 阪急電鉄 [[西宮車庫]]
* [[阪急西宮ガーデンズ]]
** [[阪急百貨店]]
** [[TOHOシネマズ]]
** [[イズミヤ]]
** [[ロフト (雑貨店)|ロフト]]
** [[ブックファースト]]
* [[アクタ西宮]]
** 西宮市役所アクタ西宮ステーション
** 西宮市立北口図書館
** 西宮市北口保健福祉センター
** 西宮北口[[郵便局]]
** [[ジュンク堂書店]]
** [[無印良品]]
** [[生活協同組合コープこうべ|コープこうべ]]
** [[アカチャンホンポ]]
* プレラにしのみや
** 西宮市立中央公民館
** 西宮市プレラホール
** 西宮市男女共同参画センター ウェーブ
** 西宮高松郵便局
* 北口南阪急ビル
* [[兵庫県立芸術文化センター]]
* [[浜学園]] 西宮本部
* [[希学園]] 西宮北口教室
* [[日能研]] 西宮北口校
* [[研伸館]] 西宮校
* [[馬渕教室]] 西宮北口校
</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
* [[Z会京大マスターコース]] 西宮北口教室
* 関学ゼミナール本部
* [[明光義塾]] 西宮北口教室
* [[関西志学館]] 西宮校
* [[鉄緑会]] 西宮北口教室
* 高等進学塾 西宮北口校
* [[河合塾]] 西宮北口校（現役生教室） 
* [[個別指導塾スタンダード]] 西宮北口教室
* 学びの杜幼児教室
* 進学館 西宮北口校
* [[FELIX]] 西宮校
* 理数研セミナー 西宮北口校
* 開成教育セミナー 西宮北口校
* [[ECC予備校]] 西宮校舎
* [[東進ハイスクール#東進衛星予備校|東進衛星予備校]] 西宮北口駅前校
* [[兵庫県自動車学校]]
* 兵庫栄養調理製菓専門学校
* 西宮北昭和郵便局
* [[SAPIX]]（中学部） 西宮北口校
* [[甲子園短期大学]]
* [[甲子園学院中学校・高等学校]]
* リッツナーサリー（幼児英語教室）
* 阪急学園（保育園・阪急グループとは関係ない）
* ステップワールド（旺文社児童英語 大森教室）
* [[コナミスポーツ&ライフ|コナミスポーツクラブ]]本店西宮・本店西宮アネックス
* [[古野電気]]本社
* [[山手幹線 (兵庫県)|山手幹線]]
* [[甲南大学]]「Konan CUBE 西宮」（マネジメント創造学部）
</div><br style="clear: left;" />

== バス路線 ==
南側バスターミナル

'''[[阪急バス]]'''
* 1番のりば
** 1番（夙川台線） [[甲山]]墓園前 行【[[西宮駅 (JR西日本)|JR西宮]]・西宮市役所前（国道上）・[[さくら夙川駅|JRさくら夙川]]・[[夙川駅|阪急夙川]]・[[兵庫県立西宮甲山高等学校|西宮甲山高校前]]経由】
** 7番（西宮市内線） 阪急夙川 行【JR西宮駅北・JR西宮・江上町・JRさくら夙川経由】※土曜日日中1便のみ運行
** 25番（西宮市内線） JR西宮 行
** 25・26番（西宮市内線） [[西宮駅 (阪神)|阪神西宮]] 行【JR西宮・西宮市役所前（[[国道2号|国道上]]）経由】
*** [[阪神バス]]との共同運行。
** 50番（西宮市内線） [[西宮市立中央病院|西宮中央病院前]] 行【甲子園短期大学前・熊野町・[[甲子園口駅|JR甲子園口]]・熊野町・瓦木中学校前・樋ノ口小学校前経由】
** 96番（豊中西宮線） [[石橋駅 (大阪府)|阪急石橋]]・石橋北口 行【西宮市立中央病院・昆陽の里・[[伊丹市|伊丹市役所前]]・北村経由】
** 97番（豊中西宮線） [[豊中駅|豊中]] 行【西宮中央病院前・昆陽の里・伊丹市役所前・北村・[[蛍池駅|蛍池]] 経由】
** 100番（西宮市内線） [[甲子園駅|阪神甲子園]] 行【高畑町・国道上甲子園経由】
*** [[阪神バス]]との共同運行。
** [http://www.nishi.or.jp/homepage/keikaku/bus.html さくらやまなみバス]（西宮山口線） 金仙寺系統・有馬系統 [[阪急バス山口営業所|山口営業所前]] 行・名来 行【JR西宮・JRさくら夙川・阪急夙川・[[夙川学院短期大学|夙川短大前]]・西宮甲山高校前・<[[西宮北道路|盤滝トンネル]]>・十八丁橋（白水峡霊園前）※有馬系統のみ・[[有馬温泉]]※有馬系統のみ・西宮高原ゴルフ場※平日の金仙寺系統のみ・金仙寺※金仙寺系統のみ・すみれ台一丁目・[[阪神流通センター|流通センター南]]・下山口・北六甲台センター前・[[西宮北インターチェンジ|西宮北インター]]経由】※便により行き先・経由地が異なる。
* 2番のりば
** 11番（西宮市内線） [[学校法人関西学院|関西学院前]]・[[甲東園駅|甲東園]] 行【JR西宮・中村・上ヶ原六番町経由】
** 12番（西宮市内線） 関西学院前・甲東園 行【能登町・上ヶ原六番町経由】
** 15番（西宮市内線） 関西学院前・甲東園 行【能登町・神戸女学院西門前経由】
** 16番（西宮市内線） 関西学院前・甲東園 行【能登町・愛宕山経由】
** 19番（西宮市内線） 関西学院前・甲東園 行【JR西宮・中村・愛宕山経由】
* 3番のりば
** 22・23番（西宮市内線） 朝凪町 行【両度町・JR西宮・西宮市役所前（阪神西宮駅東口）・[[誠成公倫]]会館[※開館日のみ]経由】
** 24番（西宮市内線） 朝凪町 行【西宮営業所前・JR西宮・西宮市役所前（阪神西宮駅東口）・誠成公倫会館[※開館日のみ]経由】

'''[[阪神バス]]'''
* 1番のりば
** 西宮北口線 阪神西宮 行【JR西宮（北口）・西宮市役所前（国道上）経由】
** 甲子園西宮北口線 阪神甲子園 行【高畑町・国道上甲子園経由】
*** 上記2路線は阪急バスとの共同運行。
** 西宮浜線 西宮浜方面 行【JR西宮（南口）・西宮市役所前（国道上）・阪神西宮経由】

北側バスターミナル

'''[[リムジンバス|空港リムジンバス]]'''
* [[関西国際空港]] 行（阪急バス・阪神バス・[[大阪空港交通]]・[[関西空港交通]]・[[南海バス]] 共同運行）
* [[大阪国際空港]] 行（阪神バス・大阪空港交通 共同運行）

== 作品における描写 ==
* 『[[決戦・日本シリーズ]]』：[[阪神電気鉄道]]の凱旋列車を、当駅に存在した平面交差を用いて阪急側が走行妨害する場面がある。
* 『[[怪人二十面相と少年探偵団]]』：[[阪急ドラマシリーズ]]。ドラマの舞台の一つとして、西宮北口駅とその周辺が登場する。
* 『[[がんばれ!!タブチくん!!]]』：当駅で電車を止めて客を阪急ブレーブスの試合に誘導しようと団が画策するが、客はみな線路の上を歩いていってしまうというエピソードがある。
* 『[[阪急電車 (小説)|阪急電車]]』：[[短編小説]]集で、当駅以北の今津線各駅を2話ずつ舞台にしている。
* 『[[涼宮ハルヒシリーズ]]』：主人公たちの集合場所として「北口駅」という名前で使われる。[[涼宮ハルヒの憂鬱_(アニメ)|同作がアニメ化された際]]にもモデルとなった。

== 隣の駅 ==
; 阪急電鉄
: {{Color|blue|■}}神戸本線
:: {{Color|red|■}}特急
::: [[十三駅]] (HK-03) - '''西宮北口駅 (HK-08)''' - [[夙川駅]] (HK-09)
:: {{Color|red|■}}直通特急「あたご」・{{Color|red|■}}通勤特急・{{Color|orange|■}}快速急行・{{Color|orange|■}}急行（急行は当駅 - 三宮駅間の各駅に停車）
::: [[塚口駅 (阪急)|塚口駅]] (HK-06) - '''西宮北口駅 (HK-08)''' - 夙川駅 (HK-09)
:: {{Color|red|■}}直通特急「とげつ」・{{Color|orange|■}}臨時急行・{{Color|green|■}}準急（今津北線から直通）
::: '''通過'''（神戸本線と今津北線との渡り線（連絡線）を通り、客扱いはしない）
:: {{Color|orange|■}}通勤急行・{{Color|black|■}}普通
::: [[武庫之荘駅]] (HK-07) - '''西宮北口駅 (HK-08)''' - 夙川駅 (HK-09)
: {{Color|blue|■}}今津線（今津北線）
:: {{Color|red|■}}直通特急「とげつ」・{{Color|orange|■}}臨時急行・{{Color|green|■}}準急（神戸本線へ直通）
::: '''通過'''（神戸本線と今津北線との渡り線（連絡線）を通り、客扱いはしない）
:: {{Color|black|■}}普通
::: [[門戸厄神駅]] (HK-23) - '''西宮北口駅 (HK-08)'''
: {{Color|blue|■}}今津線（今津南線）
::: '''西宮北口駅 (HK-08)''' - [[阪神国道駅]] (HK-22)
:* 直通特急「あたご」「とげつ」は、いずれも春・秋の行楽シーズンにのみ運転。

　　　開業時から戦中にかけては、[[西宮神社]]および[[廣田神社]]の最寄り駅として、[[西宮戎駅|西宮戎臨時駅]]が隣の夙川駅との間に設けられていたことがあった。

== 参考文献 ==
* {{cite book|和書|others=[[川島令三]] 編著|title=東海道ライン 全線・全駅・全配線 第7巻 大阪エリア-神戸駅|year=2009|publisher=[[講談社]]|series=図説 日本の鉄道|isbn=978-4-06-270017-7}}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[日本の鉄道駅一覧]]
* [[阪神間モダニズム]]

== 外部リンク ==
{{Commonscat|Nishinomiya-Kitaguchi_Station}}
{{osm box|w|146968024}}

* {{外部リンク/阪急電鉄駅|filename=nishinomiya_kitaguchi|name=西宮北口}}
* [http://nishikita.info 阪急西宮北口駅「にしきた」周辺情報]

{{阪急神戸本線}}
{{阪急今津線}}
{{デフォルトソート:にしのみやきたくちえき}}
[[Category:西宮市の鉄道駅]]
[[Category:日本の鉄道駅 に|しのみやきたくち]]
[[Category:阪神間モダニズム]]
[[Category:阪急電鉄の鉄道駅]]
[[Category:1920年開業の鉄道駅]]