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蛇紋岩
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[[画像:Mineraly.sk - serpentinit.jpg|thumb|蛇紋岩]] '''蛇紋岩'''(じゃもんがん、serpentinite)は、主に[[蛇紋石]](serpentine)からなる岩石である。[[変成岩]]ないし[[火成岩]]中の[[超塩基性岩]]のどちらかに分類される。岩石の表面に[[ヘビ|蛇]]のような紋様が見られることから、蛇紋岩と命名。 ==概要== [[かんらん岩]]などの超塩基性岩類が水と反応し、蛇紋岩化作用(もしくは蛇紋石化作用)を受けることで生成すると考えられている。蛇紋石化作用は主に超塩基性岩類中の[[カンラン石]]で起こり、カンラン石と水から蛇紋石と[[磁鉄鉱]]が生成される反応で表される。蛇紋岩化作用の程度は岩体により様々で、作用の弱いものは原岩を構成する[[鉱物]]が多く残り、作用の強いものはそのほとんどが蛇紋石化している。 ==特性== [[File:Mt.Shibutsu 02.jpg|thumb|250px|[[至仏山]]頂に露出する蛇紋岩]] 蛇紋岩は[[風化作用]]を受けやすく、もろくて崩れやすい性質がある。そのため、蛇紋岩で形成された山岳(例えば[[越後山脈]]の[[谷川岳]]や[[至仏山]])などでは、滑落事故が起こりやすい。岩石の表面は、[[スメクタイト]]などの[[粘土鉱物]]を含み平滑状となっていることが多く、[[断層]]などの滑り面には強い[[鏡]]のような[[光沢]]([[鏡面反射]])が形成されることもある。 [[クロム]]、[[石綿]]、[[ニッケル]]など[[鉱物]]資源を内包していることが多く、産出地においては[[鉱業]]開発が進められる場合もある。また、蛇紋岩自体も加工されて[[肥料]]として用いられる。 ==蛇紋岩米== [[兵庫県]][[養父市]]の[[八鹿町]]八木地区など一部に広がる[[蛇紋岩]]土壌の上で育った米を[[蛇紋岩米]]という。養父市では[[八木川]]が蛇紋岩を削るため[[マグネシウム]]と[[カリウム]]に恵まれた土壌が形成され、[[氷ノ山]]・[[鉢伏山]]系からの清水や日照、昼夜の温度差などとの相乗効果により非常に高い旨み値を持つ米が育つ。 その味は確かで、[[無印良品]]の「Café & Meal MUJI」でも取り扱われている。 == 関連項目 == * [[岩石]] - [[火成岩]]・[[変成岩]] * [[岩石の一覧]] * [[蛇紋石]] * [[地すべり]] == 参考文献 == * [[都城秋穂]]・[[久城育夫]] 『岩石学II - 岩石の性質と分類』 [[共立出版]]〈共立全書〉、1975年、ISBN 4-320-00205-9。 * [[黒田吉益]]・[[諏訪兼位]] 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983年、ISBN 4-320-04578-5。 * [[豊遙秋]]・[[青木正博]] 『検索入門 鉱物・岩石』 [[保育社]]、1996年、ISBN 4-586-31040-5。 == 外部リンク == * [http://www.gsj.jp/Muse/hyohon/Rock/ind-wamei/ind-nameSi.htm 蛇紋岩](地質標本館) * [http://www.ja-tajima.or.jp/agricultural/rice/kamon.html 蛇紋岩米](JA[[但馬|たじま]]) {{Commonscat|Serpentinite}} {{DEFAULTSORT:しやもんかん}} [[Category:岩石]]
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