藤内のソースを表示

'''藤内'''（とうない、ふじうち）
* 日本の姓のひとつ。
** 日本の古代から近世までの貴族である[[藤原氏]]に任ぜられた[[内舎人]]を藤内と呼称した。
** 特に[[大分県]][[別府市]]・[[日出町]]に多くみられる姓である。

'''藤内'''（とうない）
* 日本の地名。[[青森県]][[弘前市]]藤内町、[[山形県]][[天童市]]藤内新田など。
** [[長野県]][[茅野市]]にある井戸尻遺跡群の遺跡のひとつ、藤内遺跡。
** 大分県別府市の[[温泉]]、柴石（しばせき）温泉の古称。
** [[御在所岳]]にある地名。[[藤内壁]]、藤内沢、藤内小屋など。

<!--* 「藤内光澄」
『[[平家物語]]』と『[[吾妻鏡]]』より

『吾妻鏡』（あづまかがみ）は日本の中世、鎌倉時代に成立した歴史書である。

頼朝は、鎌倉を逃亡した木曽義仲の子「清水冠者義高」を、堀藤次親家（堀の籐次親家）の郎従である藤内光澄に命じて討ち取らせるが、そのことに腹を立てた北条政子により梟首されたという理不尽な逸話。 

＜吾妻鏡の訳＞
[[元暦]]元年（[[1184年]]）四月小廿六日甲午

堀藤次親家の部下の藤内光澄が帰ってきました。

入間河原で清水義高を殺した事を報告しました。

このことは内緒にしていましたが、姫君（数え年7歳）に洩れてしまい、嘆き悲しみの余り、水さえも喉を通らなくなりました。それは当然のことじゃないか。

政子様も大姫の心中を察して、その悲しみようは特別に大きかった。

そういうわけで、御所中の男女の多くが悲観しましたとさ。


*「 藤内判官時成」
『平家物語』より

鎌倉の源頼朝は，木曽義仲の乱暴狼藉を鎮圧するため，舎弟の範頼と義経に６万余騎の軍勢を預けて上洛させた。

おりから都は戦火に包まれており，尾張の熱田にとどまっていた。

そこに後白河法皇の密命を帯びた宮内判官大江公朝(きんとも)藤内判官時成(ときなり)が下向し都の事情を伝える。範頼は「なれば，公朝どのご自身が鎌倉へ下向されよ」と鎌倉行きを促す。公朝は夜を日についで鎌倉に馳せ下り，都の様子を報告したとの記述がある。-->




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