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{{coord|40|02|14|N|94|48|15|E|display=title|region:CN_type:city_source:dewiki}} {{世界遺産概要表 |site_img = File:Mogao Caves.jpg |site_img_capt = 莫高窟 |site_img_width = 275px |ja_name = 莫高窟 |en_name = Mogao Caves |fr_name = Grottes de Mogao |country = 中華人民共和国 |criterion_c = (1),(2),(3),(4),(5),(6) |rg_year = 1987年 |ex_rg_year = |remarks = |url_no = 440 |map_img = 画像:LocMap of WH Mogao Caves.png |map_img_width = 275px |}} '''莫高窟'''(ばっこうくつ)は[[中華人民共和国]][[甘粛省]][[敦煌市]]の近郊にある仏教遺跡。この中から出た[[敦煌文書]]でも有名である。敦煌石窟(とんこうせっくつ)・敦煌千仏洞(とんこうせんぶつどう)とも。1961年に中華人民共和国の[[全国重点文物保護単位]]に、1987年にユネスコの[[世界遺産]](文化遺産)に登録された。 == 歴史 == [[File:Dunhuang Mogao cave 159.jpg|left|thumb|[[文殊菩薩]]と[[維摩居士]]の対面、159窟]] [[File:Zhang Qian.jpg|left|thumb|[[張騫]]の西征]]敦煌市の東南25kmに位置する[[鳴沙山]](めいささん)の東の断崖に南北に1,600mに渡って掘られた莫高窟・西千仏洞・安西楡林窟・水峡口窟など600あまりの洞窟があり、その中に2400余りの仏塑像が安置されている。壁には一面に壁画が描かれ、総面積は45,000平方メートルになる。敦煌石窟・敦煌千仏洞と言った場合、広義ではこの全てを含むことになるが、歴史・規模・内容全てに渡って莫高窟が圧倒しているために敦煌石窟・敦煌千仏洞と言った場合でも莫高窟のことを指すのが普通である。 作られ始めたのは[[五胡十六国時代]]に敦煌が[[前秦]]の支配下にあった時期の[[355年]]あるいは[[366年]]とされる。[[仏教]]僧・楽僔(らくそん、僔は人偏に尊)が彫り始めたのが最初であり、その次に法良、その後の[[元 (王朝)|元]]代に至るまで1000年に渡って彫り続けられた。現存する最古の窟には[[5世紀]]前半にここを支配した[[北涼]]の時代の弥勒菩薩(みろくぼさつ)像があるが、両脚を交差させているのは中央アジアからの影響を示している。それ以前のものは後世に新たに掘った際に潰してしまったようである。窟のうち、北部は工人の住居となっており、ここには仏像や壁画は無い。 壁画の様式としては五胡十六国[[北涼]]、続く[[北魏]]時代には西方の影響が強く、[[仏陀|仏伝]]・[[本生譚]]・[[仏画|千仏]]などが描かれ、[[北周]]・[[隋]][[唐]]時代になると中国からの影響が強くなり、『釈迦説法図』などが描かれるようになる。期間的に最も長い唐がやはり一番多く225の窟が唐代のものと推定され、次に多いのが隋代の97である。[[北宋]]から[[西夏]]支配期に入ると、敦煌の価値が下落したことで数も少なくなり西夏代のものは20、次の元代の物は7と推定されている。この頃になると敦煌はまったくの寂れた都市となっており、以後は長い間、莫高窟は忘れられた存在となる。 この莫高窟が再び注目を浴びるのが、[[1900年]]の[[敦煌文書]]の発見によってである。詳しくは敦煌文書の項を参照。しかしその後も莫高窟自体にはあまり注目が集まらず、その価値が認められ、保護が行き届くようになるのは[[中華人民共和国]]成立以後のこととなる。 '''文化遺産の登録基準をすべて満たしている'''(他には、[[ヴェネツィアとその潟]]。また単純な文化遺産としてみた場合、自然遺産との複合では[[泰山]]が文化遺産の基準のすべてに加えて自然遺産の条件をひとつ満たしている)。 == 登録基準 == {{世界遺産基準|1|2|3|4|5|6}} == 関連文献 == :約百数十冊あり、以下に挙げているのはごく一部である。 *東山健吾 『敦煌三大石窟 莫高窟・西千仏洞・楡林窟』 [[講談社]]選書メチエ、1996年 *[[長澤和俊]] 『敦煌 歴史と文化』 レグルス文庫・[[第三文明社]] *[[松岡譲]] 『敦煌物語』 [[講談社学術文庫]]、新版[[平凡社]]、2003年 *[[中野美代子]] 『敦煌ものがたり』 [[中公文庫]]、初版[[集英社]] *[[陳舜臣]] 『敦煌の旅』 新版たちばな出版、[[1970年代]]の紀行、第3回[[大佛次郎賞]]受賞 *樊錦詩・劉永増『敦煌石窟 精選50窟鑑賞ガイド 莫高窟・楡林窟・西千仏洞』 文化出版局、2003年 *大橋一章 『図説敦煌 仏教美術の宝庫莫高窟』<ふくろうの本> [[河出書房新社]]、2000年 {{Commons|Mogao Caves}} == 外部リンク == * [http://www.dunhuangcaves.com/index_flash.html 敦煌石窟] {{中華人民共和国の世界遺産}} {{DEFAULTSORT:はつこうくつ}} [[Category:魏晋南北朝]] [[Category:隋唐]] [[Category:中国の建築史]] [[Category:中華人民共和国の世界遺産]] [[Category:世界遺産 は行]] [[Category:仏教遺跡]] [[Category:仏教美術]] [[Category:仏画]] [[Category:仏像]] [[Category:シルクロード]] [[Category:甘粛省の歴史]] [[Category:中華人民共和国全国重点文物保護単位]] [[Category:酒泉]] [[Category:仏教建築物の世界遺産]] [[Category:1987年登録の世界遺産]]
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