荷重たわみ温度のソースを表示

'''荷重たわみ温度'''（かじゅうたわみおんど）は、[[合成樹脂]]の[[耐熱性]]を評価する試験法の1つ。'''熱変形温度'''とも呼ばれる。

試験法規格に決められた荷重を与えた状態で、試料の温度を上げていき、[[たわみ]]の大きさが一定の値になる温度を示す。試験法は [[ASTM]] D648、[[日本工業規格|JIS]] 7191 などで定められている。　

はりに定荷重を加えて変位が一定値になる温度を求めるが 曲げ弾性率が 2,514 kgf/cm<sup>2</sup> =0.25 GPa または 10,000 kgf/cm<sup>2</sup>＝1GPaになる温度で表す。

樹脂の[[弾性率]]の温度変化の特性から、[[ガラス転移点]]を越えると急激に弾性率が低下するので、荷重たわみ温度はガラス転移点に近い温度値になる場合がある。

== 外部リンク ==
*[http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=124736 日本工業標準調査会：データベース JISK7191-1 プラスチック－荷重たわみ温度の求め方－第１部：通則]

[[Category:材料工学|かしゆうたわみおんと]]