美濃高松藩のソースを表示

'''美濃高松藩'''（みのたかまつはん）は、[[美濃国]]海西郡高松（現在の[[岐阜県]][[海津市]]）に存在した[[藩]]。名は'''松ノ木藩'''（まつのきはん）とも言われる。居城は[[美濃高松城]](松ノ木城)<ref>二木謙一監修・工藤寛正編「国別 藩と城下町の事典」東京堂出版、2004年9月20日発行(308ページ)</ref>。

== 概要 ==
美濃高松にははじめ、[[吉村信実]]・[[吉村氏吉]]が入っていた。彼らは[[織田信長]]に仕えたが、信長没後はその次男である[[織田信雄]]に仕えた。しかし信雄が改易されると、吉村氏は[[徳川氏]]に従って関東に移った。

代わって高松には[[豊臣氏]]の家臣・[[徳永寿昌]]が2万石（異説として1万2700石）で入る。寿昌は後に3万石に加増された。[[慶長]]5年（[[1600年]]）の[[関ヶ原の戦い]]で、寿昌は東軍に与して西軍の[[池田秀氏]]らを攻めるなどの戦功を挙げたため、戦後にこの功績を認められて同年11月、5万6000石に加増の上で美濃[[高須藩]]に移されたため、美濃高松藩は廃藩となり、美濃高松城も破却された。

== 歴代藩主 ==
=== 徳永（とくなが）家 ===
[[外様]]。2万石（異説として1万2700石）→3万石。
#[[徳永寿昌]]（ながまさ）

== 関連項目 ==
*[[藩の一覧]]
==脚注==
<references/>
{{DEFAULTSORT:みのたかまつはん}}
[[Category:藩]]
[[Category:美濃国]]
[[Category:徳永氏|藩]]
[[Category:岐阜県の歴史]]