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筆画
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{{特殊文字|説明=[[JIS X 0213]]、[[簡体字]]、[[拡張漢字|CJK統合漢字拡張A・B]]}} {{漢字}} [[画像:CJK 37 Strokes (8+29).png|thumb]] [[画像:丶-order.gif|100px]] [[画像:一-order.gif|100px]] [[画像:丨-order.gif|100px]] [[画像:丿-order.gif|100px]] [[画像:亅-order.gif|100px]] [[画像:乚-order.gif|100px]] '''筆画'''(ひっかく)とは[[漢字]]の[[字体]]を構成する要素の一つで、最小の単位である。'''点画'''(てんかく)ともいう。筆を下ろして書き始め、再び離すことでできる「線」または「点」である。筆画の数を'''画数'''(かくすう)といい、1画、2画と数える。また筆画を並べていく順序を[[筆順]]という。 == 筆画の種類 == 筆画は、横画・縦画・斜画・点の4つに大きく分けられる<ref>書の技法用語 P.122</ref>。 * <span id="横画">横画(おうかく)</span>とは、水平方向(横)に書く線をいう。<ref>書の技法用語 P.18</ref> * <span id="縦画">縦画(じゅうかく)</span>とは、垂直方向(縦)に書く線をいう。<ref>書の技法用語 P.70</ref> * <span id="斜画">斜画(しゃかく)</span>とは、斜めに書く線で、左はらい、右はらい、左はね、右はねのことをいう。<ref>読売書法講座 P.28 - 32</ref> 古くは[[永字八法]]という「永」の字を使った書法で筆画の基本を説いていた。側(ソク、点)、勒(ロク、横画)、努(ド、縦画)、{{JIS2004フォント|趯}}(テキ、左はねの斜画)、策(サク、短い右上がりの横画)、掠(リャク、左斜めはらいの斜画)、啄(タク、短い左斜めはらいの斜画)、磔(タク、右斜めはらいの斜画)。ただし、これはあくまでも[[書法]]の説明であって筆画を分析したものではない。 現在の中国では約30ほどの筆画が設けられている。点(丶)、横(一)、竪(ジュ)({{JIS2004フォント|丨}} たて)、提(右上斜めはね)、{{JIS2004フォント|撇}}(ヘツ)(丿 左斜めはらい)、捺(ナツ)(乀 右斜めはらい)、鉤(コウ)(<span lang=zh>乛</span>・亅 かぎ:横画または竪画からのはね)、折({{Unicode|┑}} おれ)の8つを基本とし、あとはその応用で説明される。例えば、「乃」の右の筆画は横折折折鉤。筆画を組み合わせて[[偏旁]]が作られる。 {| class="wikitable" !画像!!名称!!英語!!日本語!![[Unicode]] |- !colspan="5"|基本筆画 |- |[[画像:D-black.png|40px]]||lang="zh"|点 diǎn||"Dot"||てん||CJK STROKE D |- |[[画像:H-black.png|40px]]||lang="zh"|横 héng||"Horizontal"||よこ||CJK STROKE H |- |[[画像:S-black.png|40px]]||lang="zh"|竪 shù||"Vertical"||たて||CJK STROKE S |- |[[画像:T-black.png|40px]]||lang="zh"|提 tí||"Rise"||はね||CJK STROKE T |- |[[画像:N-black.png|40px]]||lang="zh"|捺 nà||"Press down"||(みぎ)はらい||CJK STROKE N |- |[[画像:P-black.png|40px]]||lang="zh"|撇 piě||"Throw away"||(ひだり)はらい||CJK STROKE P |- |[[画像:G-black.png|40px]]||lang="zh"|鈎 gōu||"Hook"||はね、かぎ||CJK STROKE G |- |[[画像:HZG-black.png|40px]]||lang="zh"|折 zhé||"Break"||おれ||CJK STROKE Z |- !colspan="5"|加工 |- |[[画像:W-black.png|40px]]||lang="zh"|彎 wān||"Bend"||そり||CJK STROKE W |- |[[画像:XG-black.png|40px]]||lang="zh"|斜 xié||"Slant"||そり||CJK STROKE X |} 上記以外の筆画のほとんどはその応用であるが、その他の例外的な筆画(ループする筆画など)を持つ漢字の例として、次のようなものが挙げられる。 *{{拡張漢字|A|㔔}}・{{拡張漢字|A|㪳}}・{{拡張漢字|A|㫈}}・{{拡張漢字|B|𠆭}}・{{拡張漢字|B|𠇇}}・{{拡張漢字|B|𠍋}}・{{拡張漢字|B|𠪳}}・{{拡張漢字|B|𡆢}}・{{拡張漢字|B|𡦹}}・{{拡張漢字|B|𡧑}}・{{拡張漢字|B|𢀓}}・{{拡張漢字|B|𦮙}}・{{拡張漢字|B|𦹗}} == 筆画の利用 == 筆画を利用して漢字の検索、コンピュータでの入力などが行われている。 *筆画索引 - 第1画目の筆画と第2画目の筆画で漢字の索引を行う。 *四角号碼索引 - 漢字の四隅の筆画または筆画の組み合わせに0から9までの数字に分類し、左上、右上、左下、右下の順で数字をならべ索引できるようにしたもの。例えば「端」は左上が0(点と横の組み合わせ)、右上が2(竪や{{JIS2004フォント|撇}}など)、左下が1(横や提など)、右下が2で0212である。 *五筆輸入法 - コンピュータでの中国語入力メソッドの一つ。キーボードに筆画や筆画の組み合わせを割り当てて入力する。中国でタイプライターを専門とする人たちはこの入力法を使うことが多い。 *画数順 - 漢字を画数の少ないものから多いものの順に並べていくこと。漢字[[字典]]には、漢字をまず[[部首]]別に分けて部首の画数順に配置し、それぞれの部首とその部首内の漢字を部首部分を除いた画数順に配置する方法がある。[[明]]の『[[字彙]]』によって確立された方法で、現在の日本の[[漢和辞典]]のほとんどがこの方法によっている。現在の中国の字書は[[ピンイン]]のアルファベット順であっても同じ音の漢字は画数の少ないものを先にする。 *総画索引 - 画数で漢字を検索する方法。漢字を総画数の同じものでまとめたものである。同画数の漢字は部首順にならべることが多い。 == 画数最大の文字 == *[[教育漢字]]:議、競、護(20画) *[[常用漢字]]:鬱(29画) *[[人名用漢字]]:鷹、麟(24画) **[[異体字]]を含めると廳(25画) *[[JIS X 0208|JIS第一水準漢字]]:欝(25画) *:「欝」は初期のJIS漢字(JIS C 6226-1978、通称78JIS)の字体だと1画多くて26画になる。 *[[日本漢字能力検定]]準1級:鬱(29画) *JIS第二水準漢字:驫、鸞(30画) *日本漢字能力検定1級:{{lang|zh|麤}}(33画) *[[JIS X 0213|JIS第三水準漢字]]:{{lang|zh|麤}}(「鹿」を3つ並べた字)、{{lang|zh|龗}}(雨冠に「口」3つの下に「龍」)(33画) *JIS第四水準漢字:[[画像:U+4BC2 big.PNG|24px]]({{lang|zh|䯂}})(「驫」の下に「木」)(34画) *[[新選漢和辞典]]:[[画像:9F49.png|24px]] ({{lang|zh|齉}})(36画) *[[CJK統合漢字|UnicodeCJK統合漢字ブロック (U+4E00-U+9FFF)]]:[[画像:U+9F98.png|24px]]({{lang|zh|龘}})(48画) *[[新大字典]]:[[画像:U+9F98.png|24px]]({{lang|zh|龘}})(48画) *[[康熙字典]]:[[画像:Cc52 hou l.png|24px]]({{拡張漢字|A|䨻}}、雷を4つ並べた字)(52画) *Unicode[[基本多言語面]]全体:[[画像:Cc52 hou l.png|24px]]({{拡張漢字|A|䨻}}、雷を4つ並べた字)(52画) *[[大漢和辞典]]:[[画像:Cc64 tetsu l.png|24px]]({{拡張漢字|B|𪚥}}、龍を4つ並べた字)、[[画像:Cc64 sei l.png|24px]]({{拡張漢字|B|𠔻}}、興を4つ並べた字)(64画) **[[画像:Cc64 sei l.png|24px]]は[[漢語大字典]]では「興」の中心部が異なる字体のため、60画となっている。 *Unicode全体:[[画像:Cc64 tetsu l.png|24px]]({{拡張漢字|B|𪚥}}、龍を4つ並べた字)、[[画像:Cc64 sei l.png|24px]]({{拡張漢字|B|𠔻}}、興を4つ並べた字)(64画) *[[画像:Taito_2_l.png|24px]](84画) - [[たいと]]を参照。 *{{要出典|範囲=[[部首]]:龠 (17画)|date=2014年3月}} <!--*144画、159画、1024画などは出典不明。載せるなら典拠を明らかにすること! --> == 脚注 == {{脚注ヘルプ}}{{Reflist}} == 参考文献 == * 『書の技法用語100ハンドブック』([[可成屋]]、2004年7月)ISBN 4-8393-8725-7 * 『読売書法講座 2 楷書』([[読売新聞社]]、1991年3月)ISBN 4-643-91009-7 * [[西川寧]]ほか 「書道辞典」(『書道講座』第8巻 [[二玄社]]、1969年7月) == 関連項目 == * [[姓名判断]] * [[書法]] * [[書道]] * [[Template:拡張漢字]] [[Category:漢字|ひつかく]]
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