秋田空港のソースを表示

{{Infobox 空港
|名前 = 秋田空港<br />Akita Airport
|画像 = [[ファイル:Akita airport 1.jpg|250px]]
|IATA = AXT
|ICAO = RJSK
|国 = {{JPN}}
|設置場所 = [[秋田県]][[秋田市]][[雄和町|雄和]]椿川
|タイプ = 商業
|運営者 = [[秋田県]]
|運営時間= 7:00 - 22:00
|標高 m = 95
|標高 ft = 313
|緯度度 = 39|緯度分 = 36|緯度秒 = 56|N(北緯)及びS(南緯) = N
|経度度 = 140|経度分 = 13|経度秒 = 07|E(東経)及びW(西経) = E
|地図国コード = JP
|ウェブサイト = [http://www.akita-airport.com/ 秋田空港]
|方向 滑走路1 = 10/28
|全長 滑走路1 m = 2,500
|全幅 滑走路1 = 60
|ILS 滑走路1 = I
|表面 滑走路1 = 舗装
}}
[[ファイル:Akita airport 2.jpg|thumb|right|210px|秋田空港・管制ビル]]
'''秋田空港'''（あきたくうこう、{{lang-en-short|Akita Airport}}）は、[[秋田県]][[秋田市]][[雄和町|雄和]]にある[[日本の空港#特定地方管理空港|特定地方管理空港]]（旧第二種(B)空港）。

== 概要 ==
[[秋田市]]中心部から南東に約20kmの山間部に位置する。[[東北地方]]では最も早く2,500m[[滑走路]]を持つ空港として、[[1981年]]6月に[[河辺郡]][[雄和町]]（現・秋田市）の[[雄物川]]と[[岩見川 (秋田県)|岩見川]]に挟まれた[[安養寺川]]上流の[[丘陵地]]<ref group="注釈">滑走路は[[標高]]95mで[[造成]]されている。周囲の[[三角点]]を見ると、北西に標高102m（三等三角点「糠塚山」）、北東に標高122m（二等三角点「萱木台」）、南に122m（四等三角点「山籠」）などがあるが、[[制限表面]]は満たすものと見られる{{誰2|date=2014年7月}}。</ref>に開港した。

旧空港は[[1961年]]に秋田市新屋町の雄物川河口の右岸に広がる海岸[[砂丘]]に開港した。[[日本海]]に面する[[秋田平野]]にあり、冬になると横風の影響を受けやすかったこと、滑走路の南側に[[テレビ塔]]が林立する標高123mの[[大森山]]があり（[[大森山公園]]参照）、[[制限表面]]の問題があったこと、大型[[ジェット機]]の運用に必要な滑走路長への延長が難しかったことなどから、現在地に新空港を建設して移転・ジェット化が行なわれた<ref group="注釈">跡地には滑走路やエプロンの遺構が残っていて、イベントなどに使用されている。</ref>。

年間利用客数は、開港以来1996年度の144.9万人にいたるまで年々増加の一途をたどっていたが、1997年の[[秋田新幹線]]開業を境に減少に転じた。2000年以降は110 - 130万人の利用者数を維持している<ref>[http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/conditions/02_tohoku/05_akita.html 国土交通省東京航空局]</ref>{{出典無効|date=2014-07-16}}。利用者のうち東京便の占める割合は65%程度である。

滑走路は10/28方向に2,500mであり、滑走路全体に渡り、[[誘導路#平行誘導路|平行誘導路]]を有する。[[着陸帯]]の幅は300mであり、[[計器着陸装置|計器着陸]]に対応している。[[計器着陸装置|ILS]]は滑走路28に、カテゴリIが設置されている。

滑走路の西側エプロン地区（[[航空自衛隊]]の[[秋田分屯基地]]）には、昭和62年より航空救難部隊として、捜索救難ジェット（[[U-125A]]）と[[救難機|救難ヘリ]]（[[UH-60J]]）を保有する[[航空救難団]]秋田救難隊が駐屯している。また、[[秋田県警察|秋田県警]][[ヘリコプター|ヘリ]]「やまどり」および[[秋田県消防防災航空隊]]の[[消防防災ヘリコプター|秋田県防災ヘリ]]「なまはげ」の各隊などは、秋田救難隊に隣接する[[ヘリポート]]を使用している。

[[1996年]]（平成8年）に滑走路の3,000[[メートル|m]]化が閣議決定されているが、資金不足と[[費用対効果]]の面で実現の目処はまったく立っていない。

== 歴史 ==
=== 旧空港 ===
[[File:Old Akita Airport Aerial Photograph 1975.jpg|thumb|260px|'''旧'''秋田空港付近の空中写真。<small>（1975年撮影）</small><br />秋田市内の日本海に面した位置にあった。<br />{{国土航空写真}}]]
* [[1960年]]（[[昭和]]35年）[[9月12日]] - 空港整備施行の承認にともない工事開始。
* [[1961年]]（昭和36年）[[10月1日]] - 秋田市新屋町字割山（{{coord|39|41|58|N|140|3|56|E|scale:20000_region:JP-05|name=（旧）秋田空港}}）にD級[[第三種空港]]として開港。現在の[[国道7号]]・[[秋田南バイパス]]と[[秋田県道65号寺内新屋雄和線|県道65号寺内新屋雄和線]]が交差する南浜交差点付近にあった（[[勝平]]参照）。1,200m×30m(17/35)滑走路供用開始。
* [[1967年]]（昭和42年）[[12月]] - 滑走路延長・拡幅工事完了。1,500m×45m(17/35)滑走路供用開始。
* [[1969年]]（昭和44年） - 滑走路延長。1,620m×45m (17/35) 滑走路供用開始<ref>[http://www.city.akita.akita.jp/city/pl/pb/koho/htm/20000811/08.htm 秋田市-広報あきた2000年8月11日号]</ref>。

=== 現空港 ===
* [[1981年]]（昭和56年）[[6月26日]] - [[第二種空港]]新秋田空港、河辺郡雄和町（現・秋田市）に開港。2,500m×60m(10/28)の滑走路供用開始。（旧）秋田空港廃止と同時に新秋田空港を'''秋田空港'''に改称。
* [[1984年]]（昭和59年）10月 - 防衛庁（現[[防衛省]]）と秋田県が航空自衛隊秋田救難隊の設置運用に関する協定を締結。
* [[1987年]]（昭和62年）[[3月31日]] - 航空自衛隊秋田救難隊が新設。
* [[1993年]]（[[平成]]5年）[[7月5日]] - 国際線ターミナルビル竣工。
* [[2001年]]（平成13年）[[10月29日]] - 国際定期便（[[仁川国際空港]]便）就航。
* [[2010年]]（平成22年）[[9月9日]] - 立体駐車場の供用開始。
* [[2012年]]（平成24年）[[3月25日]] - 運用時間が22時までに延長される。
* [[2013年]]（平成25年）[[4月26日]] - 国内線ターミナル2階の改装工事が完成。売店エリアが拡充され「おみやげ広場あ・えーる」としてリニューアルオープンしたほか、[[デジタルサイネージ]]等が設置された。実物大の[[竿燈]]の設置や、壁や柱の一部に[[秋田杉]]を使用して秋田らしさを演出している。

== 拠点・焦点都市としている航空会社 ==
この空港をハブ空港（拠点都市）としている航空会社は無い。

== 就航路線 ==
航空会社が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する[[コードシェア便|共同運航便]]である。

=== 国内線 ===
* ''' [[日本航空]] (JAL) '''<ref group="注釈">[[ジェイエア]]、[[JALエクスプレス]]の機材・乗務員で運航する便あり。</ref>
** [[新千歳空港]]
** [[東京国際空港]]
** [[大阪国際空港]]
* ''' [[全日本空輸]] (ANA) '''<ref group="注釈">[[ANAウイングス]]の機材・乗務員で運航する便あり。</ref>
** 新千歳空港
** 東京国際空港（'''[[エバー航空]] (BR)'''とコードシェアする便あり<ref>[http://www.evaair.com/ja-jp/news-releases/2011/eva-ana-work-together-to-expand-japan-service.html EVA, All Nippon Work Together to Expand Japan Service] - エバー航空</ref>）
** [[中部国際空港]]
** 大阪国際空港

=== 国際線 ===
* ''' [[大韓航空]] (KE) ・日本航空 (JL) ・[[デルタ航空]] (DL) '''
** {{KOR}}・[[仁川国際空港]]（ソウル）（2014年7月26日〜10月25日の間 運休予定<ref>[http://sankei.jp.msn.com/world/news/140611/kor14061117460005-n1.htm 秋田－ソウル便運休　沈没事故で搭乗率低迷　県立校も韓国修学旅行中止] 産経新聞　2014年6月11日付</ref>）<ref>[http://www.traicy.com/archives/8338623.html JAL、大韓航空の日韓線全便でコードシェアを開始　4月22日より] Traicy　2014年4月21日付</ref><ref>[http://flyteam.jp/news/article/34483 JAL、大韓航空とコードシェア拡大 日本/韓国全路線が対象に] FlyTeam　2014年4月21日付</ref>

=== 廃止された路線 ===
* [[函館空港]]
* [[名古屋飛行場|名古屋空港]]
* [[関西国際空港]]
* [[福岡空港]]
* [[那覇空港]]

=== 輸送実績 ===
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center"
|+ 就航路線別旅客輸送実績
! 年 !! class="unsortable" | 路線 !! 旅客数 !! 座席利用率 !! 国内線順位 !! class="unsortable" | 出典
|-
! 平成23年（2011年）
|東京国際空港 || 780,460人 || 70.0% || 26位 ||<ref>{{Cite web |date=2012-03-28 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11201100cb0000.pdf |title=平成23年（暦年）航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成22年（2010年）
|東京国際空港 || 705,072人 || 61.5% || 33位 ||<ref>{{Cite web |date=2011-03-29 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11201000cb0000.pdf |title=平成22年（暦年）航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成21年（2009年）
|東京国際空港 || 710,491人 || 54.7% || 33位 ||<ref>{{Cite web |date=2010-03-15 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200900cb0000.pdf |title=平成21年（暦年）航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成20年（2008年）
|東京国際空港 || 804,321人 || 59.6% || 33位 ||<ref>{{Cite web |date=2009-05-19 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200800cb0000.pdf |title=平成20年航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成19年（2007年）
|東京国際空港 || 863,052人 || 66.3% || 31位 ||<ref>{{Cite web |date=2008-04-18 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200700cb0000.pdf |title=平成19年航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成18年（2006年）
|東京国際空港 || 872,459人 || 66.5% || 32位 ||<ref>{{Cite web |date=2007-03-16 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200600cb0000.pdf |title=平成18年航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成17年（2005年）
|東京国際空港 || 904,550人 || 63.5% || 27位 ||<ref>{{Cite web |date=2006-03-13 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200500cb0000.pdf |title=平成17年航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成16年（2004年）
|東京国際空港 || 931,268人 || 62.3% || 27位 ||<ref>{{Cite web |date=2005-03-18 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200400cb0000.pdf |title=平成16年航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成15年（2003年）
|東京国際空港 || 946,639人 || 61.3% || 28位 ||<ref>{{Cite web |date=2004-03-04 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200300cb0000.pdf |title=平成15年航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成14年（2002年）
|東京国際空港 || 930,253人 || 66.4% || 26位 ||<ref>{{Cite web |date=2003-03-14 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200200cb0000.pdf |title=平成14年航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成13年（2001年）
|東京国際空港 || 949,070人 || 63.7% || 24位 ||<ref>{{Cite web |date=2002-03-13 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200100cb0000.pdf |title=平成13年航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|-
! 平成12年（2000年）
|東京国際空港 || 857,601人 || 61.5% || 30位 ||<ref>{{Cite web |date=2001-03-13 |url=http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200000cb0000.pdf |title=平成12年航空輸送統計速報 |format=PDF |publisher=国土交通省 |accessdate=2012-11-23}}</ref>
|}

== 施設 ==
[[空港ターミナルビル]]は、滑走路南側に国内線棟・国際線棟の2棟が隣接して配置されている。[[ボーディングブリッジ]]は国内線棟に2基、国際線棟に1基を備える。秋田空港ターミナルビル株式会社が運営。地上3階建て。

開港当初は国内線ターミナルビルしかなく、国際線ターミナルビルは[[韓国]]との定期航路開設に備えて、後から国内線ターミナルビルの隣りに建設された。なお、2階と3階・屋上に双方の連絡通路がある。

=== 国内線ターミナルビル ===
==== 1階 ====
* 航空会社カウンター・事務所（全日本空輸、日本航空）
* 到着ロビー
* [[ファミリーマート]]秋田空港店
* ATM
** [[秋田銀行]]雄和支店秋田空港出張所
** [[イーネット]]・ファミリーマート秋田空港店出張所（管理行・秋田銀行本店営業部）
* 秋田市内ゆきリムジンバス券売機
* レンタカー会社カウンター（[[トヨタレンタカー]]、[[日産レンタカー]]、[[ニッポンレンタカー]]、[[オリックスレンタカー]]、[[マツダレンタカー]]）
* [[秋田東警察署]]秋田空港[[警備派出所]]

==== 2階 ====
* 出発ロビー{{#tag:ref|保安検査を済ませた出発待ちの旅客と、ロビーの見送り客が相互にガラス越しに姿を見ながら会話できる[[インターホン]]「おなごりホン」が設置されている<ref>{{Cite web|date=2010-06-08|url=http://www.akita-airport.com/news/detail.html?news_id=7|title=「おなごりホン」設置のお知らせ|publisher=秋田空港ターミナルビル株式会社|accessdate=2011-08-21}}</ref><ref>{{Cite web|date=2010-06-18|url=http://airportnews.jp/headline/498/|title=秋田空港に「おなごりホン」 - 出発ゲートの旅客と見送りの人が話せるインターホン|publisher=みんなの空港新聞|accessdate=2011-08-21}}</ref>。|group="注釈"}}
* 保安検査場
* 搭乗待合室
** [[無限堂]] 売店（軽食・土産物など）
** [[京浜急行電鉄]][[自動券売機]]
* 有料待合室「ロイヤルスカイ」
** 搭乗待合室側からは利用できない。
* 団体用待合室「スカイプラザ」（要予約）
* レストラン
** あきた茶房（和食）
** [[KAMADAスマイルコーポレーション|杉のや]]（和食、郷土料理）
** レストラン DININGそら（洋食）
* 土産物店・売店
** 中央売店
** [[全日空商事|ANA FESTA]] 売店
<!-- ** [[JALUX]] ブルースカイ 売店（2009年6月撤退） -->
** 秋田空港清酒販売 売店
* 空港管理事務所

==== 3階・屋上 ====
* 送迎デッキ
* 資料展示室「みんなのひろば くぅ」
* 空港管理事務所

=== 国際線ターミナルビル ===
==== 1階 ====
* 航空会社カウンター・事務所（大韓航空）
* [[函館税関|入国税関]]検査場
* 動物・植物検疫施設
* 税関カウンター
* 到着ロビー

==== 2階 ====
* 入国審査場
* 出発ロビー
* 保安検査場
* 出国審査場
* 搭乗待合室
** 免税売店
* 秋田東警察署秋田空港警備派出所

==== 3階・屋上 ====
* 送迎デッキ
** 国際線ビルの送迎デッキは国内線ビルの送迎デッキからつながっているが、通常は閉鎖されている。

=== 駐車場 ===
2010年9月に立体駐車場を増築し、4か所2232台分（うち、障害者用25台）の駐車場となった。入出庫時間は6:00 - 22:15である<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.akita.jp/bunsyo/H23/pdf/4231227g01.pdf 秋田県空港管理条例の一部を改正する条例] - 秋田県公報号外第1号 - 秋田県条例第68号（平成23年12月27日）}}〔2012年3月25日から適用。それまでの入出庫時間は6:00 - 21:45であった。〕</ref>。

* 立体駐車場（4層5段）
* 第1駐車場
* 第2駐車場
* 第3駐車場

{{Main2|[http://www.akita-airport.com/access/park.html 駐車場のご案内]（秋田空港）・[http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1339208253693/ 秋田空港駐車場のご案内]（美の国あきたネット）を}}

== 空港へのアクセス ==
秋田市街まで約20 km（25分）

=== バス ===
* [[秋田中央交通]]（[[秋田駅]]まで35分）<ref>[http://www.akita-chuoukotsu.co.jp/rimzin.html リムジンバス時刻表]</ref>
** 県庁市役所前発着便（秋田駅西口、仁井田中丁経由）

=== 乗合タクシー ===
* 秋田エアポートライナー（各方面により、[[キングタクシー]]・[[湯沢タクシー (秋田県)|湯沢タクシー]]・[[中仙タクシー]]・[[象潟合同タクシー]]がそれぞれ分担）<ref>[http://www.airportliner.net/ あきたエアポートライナー]</ref>
** 秋田市内、秋田県の県央、県南各方面へ運行。
* スカイアクセス（[[秋田中央トランスポート]]）<ref>[http://www.bus-taxi.jp/skyaccess/ スカイアクセス]</ref>
** 秋田市内へ運行。

=== 道路 ===
[[日本海東北自動車道]]・[[秋田空港インターチェンジ|秋田空港IC]]より車で10分
* 秋田市街（一般道）から
** [[あきたびライン]]経由
* 大仙市（一般道）から
** [[国道13号]]・[[国道341号]]・[[秋田県道319号雄和協和線]]・[[秋田県道326号秋田空港東線]]経由

== 事故・インシデント ==
=== 重大インシデント ===
* [[2007年]]（平成19年）[[1月6日]]、[[仁川国際空港]]を発し秋田空港へ向かっていた[[大韓航空]]所属の[[ボーイング737]]-900型機は、同機の機長および副操縦士が秋田空港滑走路南側の平行誘導路を滑走路と誤認し、滑走路ではなく誘導路に誤着陸した。たまたま誘導路走行中の他機はなく事故には至らず、乗客・乗員（計133名）に死傷者はなかったが、「閉鎖中の滑走路への着陸」に準ずる事態であり、[[インシデント#航空・鉄道|重大インシデント]]として[[運輸安全委員会]]の調査を受けた。同調査では、当時の卓越視程は10km程度の有視界気象状態であり、航空管制官の航空機支援に過失はなく、機長は滑走路を視認できた時点で目視による進入に切り替えるべきところ、計器指示に頼った進入を継続したため誤認を是正できなかった可能性が高いと結論づけている<ref>{{Cite web |date= |url=http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=1881 |title=航空重大インシデントの概要 |publisher=[[運輸安全委員会]] |accessdate=2013-07-25}}</ref><ref>{{Cite web |date=2008-11-28 |url=http://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-inci/AI2008-01-1-HL7724.pdf |title=航空重大インシデント調査報告書 AI2008-01 |format=PDF |publisher=運輸安全委員会 |accessdate=2013-07-25}}</ref>。
* [[2013年]]（平成25年）[[11月16日]]、秋田県上空での測量用の空撮を終え[[花巻空港]]へ向かう予定だった（ただし天候不良のため着陸予定地を秋田空港に変更）[[本田航空]]所属の小型[[セスナ機]]が、エンジントラブルのため旧秋田空港の滑走路跡地に不時着した<ref>{{Cite web |date=2013-11-17 |url=http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20131116-OYT8T00983.htm |title=軽飛行機が不時着…旧秋田空港 |publisher=YOMIURI ONLINE |accessdate=2013-11-20}}</ref><ref name=sakigake20131116>{{Cite web |date=2013-11-16 |url=http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20131116r |title=軽飛行機が旧秋田空港に不時着 エンジン停止、男性2人にけがなし |publisher=さきがけ on The Web|accessdate=2013-11-20}}</ref><ref>{{Cite web |date=2013-11-16 |url=http://www.asahi.com/articles/TKY201311160260.html |title=小型セスナ、飛行中にエンジン停止 旧秋田空港に不時着 |publisher=朝日新聞DIGITAL |accessdate=2013-11-20}}</ref>。不時着後の機体からは潤滑油の漏れが見つかっており、運輸安全委員会は重大インシデントとして航空事故調査官の派遣を決定した<ref name=sakigake20131116 />。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
<references group="注釈"/>
=== 出典 ===
{{reflist}}

== 関連項目 ==
* [[大館能代空港]]
* [[IRIS-アイリス-#日本のロケ地]]（秋田県のロケ地を巡る韓国人観光客増につながった）

== 外部リンク ==
{{Commonscat|Akita Airport}}
* [http://www.akita-airport.com/ 秋田空港]
* [http://www.pref.akita.lg.jp/www/genre/0000000000000/1000000001061/index.html 秋田空港管理事務所] - 秋田県
* [http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/conditions/02_tohoku/05_akita.html 秋田空港] - 国土交通省東京航空局

{{Airport-info|RJSK}}
{{日本の空港}}

{{DEFAULTSORT:あきたくうこう}}
[[Category:東北地方の空港|あきた]]
[[Category:秋田市の建築物]]
[[Category:秋田市の交通]]