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[[画像:Fukushimagata.jpg|thumb|right|放水路の起点・福島潟]] '''福島潟放水路'''(ふくしまがたほうすいろ)は、[[福島潟]]から[[新潟港|新潟東港]]まで続く[[放水路]]。[[新潟県]][[新潟市]][[北区 (新潟市)|北区]]を流れ[[日本海]]へ注ぐ。全長は6.2km。 福島潟は10以上の河川が流入するが、放水の役目を果たす河川が[[新井郷川]]のみであったため、水捌けが特に悪かった。そのため幾度と無く福島潟周辺が水害に襲われることがあったが、特に[[1966年]]、[[1967年]]と2年続けて発生した[[羽越水害]]の被害が非常に大きく、新井郷川以外の放水路の必要性が出てきたことから、福島潟放水路の建設計画が浮上し、[[1969年]]より建設が始まった。しかし建設が行われていた最中であった[[1998年]][[8月4日]]に水害が発生し、周辺が被害を受けたことから福島潟放水路の必要性が更に高まった。そのため水害復興費用が福島潟放水路の建設に当てられ、予定していた[[2005年]]度よりも早い[[2003年]][[3月13日]]に開通した。 この放水路が初めて使用されたときは[[2004年]][[7月13日]]の[[平成16年7月新潟・福島豪雨|新潟・福島豪雨]]の時であったが、放水路としての機能をきちんと果たしたため福島潟周辺では水害が発生せず、放水路の効果が目に見える形となった。 しかし一方で、この放水路の建設にあたり、新潟市[[太郎代]]地区の生活道路であった[[国道113号]]が分断されたほか、[[新潟臨海鉄道]]も分断されたが費用面で架橋を断念せざるをえなくなり、福島潟放水路以北が廃止された。そのため太郎代地区では放水路開通前よりも不便な生活が強いられるようになったといった側面もある。 {{DEFAULTSORT:ふくしまかたほうすいろ}} [[Category:阿賀野川水系]] [[Category:新潟県の河川]] [[Category:日本の水路]] [[Category:放水路]]
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