福岡孝弟のソースを表示

{{表記揺れ案内|text=この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。 |表記1=福岡孝弟|表記2=福岡孝悌|議論ページ=[[Wikipedia‐ノート:記事名の付け方/過去ログ10#日本の歴史人物名の漢字表記|過去の議論]]}}
{{政治家
|人名 = 福岡 孝弟
|各国語表記 = 
|画像 = Fukuoka Takachika.jpg 
|画像説明 = 
|国略称 = {{JPN}}
|生年月日 = [[1835年]][[3月3日]]<br>（[[天保]]6年[[2月5日 (旧暦)|2月5日]]）
|出生地 = [[土佐国]]高知
|没年月日 = [[1919年]]（[[大正]]8年）[[3月7日]]
|死没地 = {{JPN}} [[東京府]]
|出身校 = 
|前職 = [[ファイル:Japanese crest Tosa kasiwa.svg|23px]] [[土佐藩]][[家老]]
|所属政党 = 
|称号・勲章 = [[勲一等旭日桐花大綬章]]<br>[[子爵]]
|世襲の有無 = 
|親族（政治家） = 
|配偶者 = 
|サイン = 
|国旗 = JPN
|職名 = 第6代 [[文部大臣 (日本)|文部卿]]
|就任日 = [[1881年]]（明治14年）[[4月7日]]
|退任日 = [[1883年]]（明治16年）[[12月12日]]
|退任理由 = 
}}
'''福岡 孝弟'''<ref>墓碑、戸籍謄本などによる。[http://meiji-ishin.com/fukuoka.html 「福岡孝弟の墓」]</ref>（ふくおか たかちか、[[天保]]6年[[2月5日 (旧暦)|2月5日]]（[[1835年]][[3月3日]]） - [[大正]]8年（[[1919年]]）[[3月7日]]）は、[[幕末]]の[[土佐藩]]士、[[明治]]時代の政治家。[[五箇条の御誓文]]を起草した人物である。[[仮名 (通称)|通称]]は藤次、[[雅号]]は南蘋。[[栄典]]は[[勲一等旭日桐花大綬章|勲一等]][[子爵]]。

== 来歴 ==
=== 幕末 ===
[[ファイル:Fukuoka Takachika01bs3200.jpg|thumb|200px|left|生誕地（[[高知県]][[高知市]]升形）]]
天保6年（1835年）、土佐藩士・[[福岡孝順]]（180石）の次男として生まれる。[[安政]]元年（[[1854年]]）、[[吉田東洋]]の門下生として[[後藤象二郎]]や[[板垣退助]]らと共に師事し、その薫陶をうけた。安政5年（[[1858年]]）、吉田の藩政復帰に伴って[[大監察]]に登用され、後藤らと若手革新グループ「'''新おこぜ組'''」を結成して藩政改革に取り組む。反主流派の[[土佐勤皇党]]を弾圧するなどしたが、[[文久]]2年（[[1862年]]）の吉田暗殺によって失脚する。

文久3年（[[1863年]]）、藩主・[[山内豊範]]の側役に就任して[[公武合体]]運動に尽力する。他方で[[坂本龍馬]]や[[海援隊]]、[[陸援隊]]と提携するなど、前藩主・[[山内容堂]]を中心に藩営商社・[[開成館 (土佐藩)|開成館]]を通じて[[殖産興業]]政策を推進した。

[[慶応]]3年（[[1867年]]）、[[参政]]に就任。[[江戸幕府|幕府]]を中心とする公議政体論を藩論とし、[[大政奉還]]の実現に向けて[[薩摩藩]]との間に[[薩土盟約]]を締結する。同年、後藤とともに[[征夷大将軍|将軍]]・[[徳川慶喜]]に大政奉還を勧告し、武力討幕派の薩摩藩や[[長州藩]]に対抗した。

=== 明治以降 ===
[[明治維新]]では、後藤や板垣らと共に[[徴士参与]]として新政府に出仕。[[越前藩]]の[[由利公正]]とともに[[五箇条の御誓文]]を起草した<ref>由利の文章と、孝弟の文章を混ぜて作成された。</ref>。

[[明治]]4年（[[1871年]]）、[[王政復古 (日本)|王政復古]]の功を賞されて[[賞典禄]]400石を授けられる。議事政体取調所御用係を経て藩の少参事、権大参事。政府内では土佐[[藩閥|閥]]の一人として、[[司法省|司法]][[大輔]]に任ぜられた。司法大輔時代の明治5年（[[1872年]]）11月23日、[[司法卿]]の[[江藤新平]]と共同で、法律で[[妾]]を持つことを禁止すべきとの建白書を提出する。しかし、蓄妾は旧来の慣習であったため、建白はいつしか立ち消えとなって採用されることはなかった。その後、[[元老院議官]]、[[文部大臣 (日本)|文部卿]]、[[参議]]、[[枢密顧問官]]、[[宮中顧問官]]などの要職を歴任した。明治17年（[[1884年]]）、子爵を授けられる。

大正8年（[[1919年]]）3月7日、薨去。享年85。墓は、[[東京都]][[豊島区]][[染井墓地]]にある。

== 備考 ==
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
*[[薩土盟約]]
*[[五箇条の御誓文]]

== 外部リンク ==
{{commons|Category:Fukuoka Takachika}}
*[http://www.ndl.go.jp/portrait/datas/184.html?c=5 福岡孝弟 | 近代日本人の肖像]
* 枢密院高等官転免履歴{{アジア歴史資料センター|A06051173500|福岡孝弟}}


{{start box}}
{{s-off}}
{{Succession box
| title  = {{flagicon|JPN}} [[文部大臣 (日本)|文部卿]]
| years  = 第6代：1881年4月7日 - 1883年12月12日
| before = [[河野敏鎌]]
| after  = [[大木喬任]]
}}
{{end box}}
{{文部科学大臣}}

{{DEFAULTSORT:ふくおか たかちか}}
[[Category:幕末土佐藩の人物]]
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[[Category:明治日本の参事院関係者|#]]
[[Category:日本の元老院議官]]
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[[Category:勲一等旭日大綬章受章者]]
[[Category:1835年生]]
[[Category:1919年没]]