石崎信弘のソースを表示

{{存命人物の出典明記|date=2011年3月}}
{{サッカー選手
|名前=石崎 信弘
|画像=
|本名=
|愛称=ノブリン、石さん<ref name="zaikaisapporo" >[http://www.zaikaisapporo.co.jp/sports/consa/2.shtml 石崎 信弘監督 - コンサドーレ札幌｜財界さっぽろ]</ref>
|カタカナ表記=イシザキ ノブヒロ
|アルファベット表記=ISHIZAKI Nobuhiro
|原語名=
|原語表記=
|国={{JPN}}
|誕生日={{生年月日と年齢|1958|3|14}}
|出身地=[[広島県]][[広島市]][[中区 (広島市)|中区]]
|身長=175cm<ref name="JSL1990-91">『1990-1991JSLイヤーブック』p51</ref>
|体重=70kg<ref name="JSL1990-91"/>
|血液型=O型
|所属チーム名=
|ポジション=[[ディフェンダー (サッカー)|DF]]
|背番号=
|利き足=
|ユースクラブ= [[広島県立広島工業高等学校|広島工業高等学校]]<br />[[東京農業大学]]
|ユース年= 1973-1975<br />1976-1979
|クラブ= [[東芝堀川町サッカー部|東芝サッカー部]]
|年= 1980-1991, 1993
|出場（得点）= x (x)
|クラブ成績更新日=
|代表国=
|代表年=
|代表出場（得点）=
|代表成績更新日=
|監督チーム=[[モンテディオ山形|NEC山形/モンテディオ山形]]<br />[[大分トリニータ]]<br />[[川崎フロンターレ]]<br />[[清水エスパルス]]<br />[[東京ヴェルディ1969]]<br />[[柏レイソル]]<br />[[コンサドーレ札幌]]<br />モンテディオ山形
|監督年=1995-98<br />1999-01途<br />2001途-03<br />2004<br />2005 (代行)<br />2006-08<br />2009-2012<br />2014-
}}
'''石崎 信弘'''（いしざき のぶひろ、[[1958年]][[3月14日]] - ）は、[[広島県]][[広島市]][[中区 (広島市)|中区]]出身の元[[サッカー|サッカー選手]]、現在はサッカー指導者。

== 来歴 ==
=== 選手時代 ===
実家は[[広島市民球場 (初代)|旧広島市民球場]]の近くで、身近なスポーツは[[野球]]だったが、広島市立広瀬小学校4年生のときに友達の誘いでサッカーを始める<ref name="zaikaisapporo" /><ref name="サッカーマガジン719">『週刊サッカーマガジン』 ベースボールマガジン社、No.719 1999年7月14日号、34-35ページ。</ref>。ポジションは中学生の時から常に[[ディフェンダー (サッカー)|ディフェンダー]]だったという<ref name="サッカーマガジン719" />。[[広島県立広島工業高等学校|県立広島工業高校]]時代は[[河内勝幸]]、[[金田喜稔]]、[[楚輪博]]、[[木村和司]]、[[猿沢茂]]、[[室野哲雄]]らと共に[[全国高等学校サッカー選手権大会|全国高校選手権]]ベスト4を経験した<ref name="佐山">[[佐山一郎]]『こんなサッカーのコラムばかり雑誌に書いていた。』[[双葉社]]、2001年、p90-92</ref>。指導者として手本は高校時代の[[松田輝幸]]監督という<ref name="zaikaisapporo" />。

その後[[東京農業大学]]を経て[[1980年]]に[[日本サッカーリーグ]] (JSL) 2部の[[東芝堀川町サッカー部|東芝サッカー部]]（[[コンサドーレ札幌]]の前身。当時は[[川崎市]]に本拠を置いていた）に加入。チームではいわゆる「ストッパー」の役割を任され<ref name="totsuka2012">{{Cite web|author=[[戸塚啓]]|url=http://sportsnews.blog.ocn.ne.jp/column/soccer120229_1_1.html|title=石崎信弘（コンサドーレ札幌監督） 紆余曲折を経験した功労者|work=[[OCN]]スポーツ|publisher=[[Jリーグサッカーキング]]|date=2012年2月29日|accessdate=2012年4月7日}}</ref>、ハードなディフェンスで<ref name="J2001">『J.LEAGUE Official Fans' Guide 2001』p210</ref>JSL2部時代には5年連続ベストイレブンに選ばれるなど活躍する。JSL1部に昇格した1988年からは選手兼コーチに就任<ref name="サッカーマガジン719" />。1991年に一旦コーチ兼主務となるがシーズン序盤に選手として追加登録される。1992年はコーチに専念していたが<ref name="サッカーマガジン719" />、他のコーチ陣と反りが合わないため監督の[[高橋武夫]]に選手復帰を懇願し<ref name="サッカーマガジン719" />、[[1993年]]に再び選手としてプレーしてから現役を引退した<ref name="サッカーマガジン719" />。

引退後は[[東芝]]のパソコン液晶モニター生産管理部門で1年間社業に専念したのちに退社<ref name="サッカーマガジン719" />。

=== 指導者時代 ===
==== モンテディオ山形 (1995-1998) ====
選手生活の晩年には既にコーチ稼業にも踏み出していたが、引退から2年後の[[1995年]]に[[ジャパンフットボールリーグ]]（旧JFL）の[[NEC山形サッカー部|NEC山形]]（[[1996年]]以降は[[モンテディオ山形]]）の監督に就任（元々はコーチとしての就任要請だったが、直前に監督への就任を要請されている。[[#監督就任のきっかけ]]参照）。

4シーズン指揮を取った中で[[1998年]]には優勝争いの末、山形を旧JFL3位にまで押し上げる結果を残した。

==== 大分トリニータ (1999-2001) ====
{{See also|1999年J2最終節|2000年J2最終節}}
[[1999年]]、発足したばかりの[[Jリーグ ディビジョン2|J2]]に加盟した[[大分トリニータ]]に招聘され監督に就任。この年の大分は最終節を前に2位に浮上。勝てば自力で[[Jリーグ ディビジョン1|J1]]昇格を決めることが出来たが、ホームでの最終節で古巣の山形に後半ロスタイムの失点で引き分け、2位と勝ち点1差の3位の成績でJ1昇格を逃す。

翌年の[[2000年]]は昇格候補に挙げられ、再び優勝争いに絡んだものの、最終節で[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和]]に逃げ切られ、またも勝ち点1差で3位となり昇格を逃す。

3度目の正直に期待のかかった[[2001年]]だったが、スタートダッシュに失敗し低迷、シーズン途中の5月に監督を解任された。

==== 川崎フロンターレ (2001-2003) ====
{{See also|2001年J2最終節|2003年J2第43節・最終節}}
2001年7月、J2に降格し低迷する[[川崎フロンターレ]]の監督に就任。リーグ戦では7位の成績でシーズンを終えたがその年の[[第81回天皇杯全日本サッカー選手権大会|第81回天皇杯]]では準決勝まで進出した。

[[2002年]]には川崎を4位に押し上げ、[[2003年]]には最終節まで昇格争いに絡みながら、[[サンフレッチェ広島]]と勝ち点差1の年間3位でシーズンを終えた。同年の[[第83回天皇杯全日本サッカー選手権大会|第83回天皇杯]]を最後に川崎監督を退任した。

==== 清水エスパルス (2004) ====
[[2004年]]、[[清水エスパルス]]のヘッドコーチとして初めて[[Jリーグ ディビジョン1|J1]]に関わることとなった。第3節[[ガンバ大阪]]戦に0-4で敗れた後、クラブ側から石崎に対してもっと自分の色を出してほしいという要望があり<ref name="サッカーマガジン983">『週刊サッカーマガジン』 ベースボールマガジン社、No.983 2004年7月27日号、68-69ページ。</ref>、それ以降は監督の[[アントニーニョ]]に代わって石崎がチームの戦術面を担うようになった<ref name="サッカーマガジン983" />。選手起用や試合中の指揮権についてはなおアントニーニョ側にあり<ref name="サッカーマガジン983" />、事実上の両頭体制となったが、アントニーニョとプレッシングサッカーを志向する石崎のあいだにはサッカー観に隔たりがあり、チーム運営はちぐはぐなものになった<ref name="久米107">久米一正『人を束ねる』 幻冬舎、2012年、107ページ。</ref>。

同年7月にはアントニーニョ監督の辞任に伴って監督に昇任。J1で初采配を振ることになったが、[[クレメルソン・デ・アラウージョ・ソアレス|アラウージョ]]や[[曹宰榛|チョ・ジェジン]]という強力なFWを擁しながらもセカンドステージは守備が崩壊し16位中14位に終わった。石崎は翌シーズンも引き続き指揮を執ることが内々に決まっていたが、それが地元紙にスクープされるとサポーターたちから不満が噴出し、結局クラブOBの[[長谷川健太]]を新監督に据えるために、石崎は身を引くことになった<ref name="久米108-109">久米一正『人を束ねる』 幻冬舎、2012年、108-109ページ。</ref>。

==== 東京ヴェルディ (2005) ====
[[2005年]]には[[東京ヴェルディ1969]]（東京V）のコーチに就任したが、[[オズワルド・アルディレス]]監督が成績不振（前半戦終了時点で17位と低迷）の責任を取って[[7月19日]]に解任されたことを受け、3試合ではあるが急遽監督代行に就任した。親善試合では、スター選手を集め、当時銀河系軍団と呼ばれていた[[レアル・マドリード]]を3-0で破った。その後、クラブが[[バドン]]を新監督にすると再びコーチとして補佐したが、東京VのJ2降格を阻止できず、このシーズン限りで解任された。

==== 柏レイソル (2006-2008) ====
{{See also|2006年J2第51節・最終節}}
[[2006年]]には[[柏レイソル]]の監督に就任。彼の指導を受けた[[山根巌]]、[[岡山一成]]を獲得し、崩壊しかけたチームを再生させた。若手の底上げを図りながらチームをまとめ、J2では突出した資金力と[[フランソアウド・セナ・デ・ソウザ|フランサ]]や[[ディエゴ・デ・ソウザ・ガマ・シルバ|ディエゴ]]などの選手の存在により、終盤まで優勝争いに絡む。[[ヴィッセル神戸]]とのマッチレースとなった2位争いでは石崎が「神戸の結果次第という状況だが、それは考えずに自分たちのやり方を貫く」<ref name="totsuka2012"/>と語ったとおり、最終節の[[湘南ベルマーレ]]戦で勝利し、石崎自身にとって「4度目の正直」となるJ1昇格を経験した。

[[2007年]]は引き続き柏の監督を務め、[[李忠成]]や[[菅沼実]]など若い選手を起用した。フランサや移籍してきた[[古賀正紘]]や[[太田圭輔]]の活躍もあり、シーズン前半戦は優勝争いを演じ、年間8位の成績でシーズンを終えた。

柏での指揮が3年目になった[[2008年]]は、一時3位となるなど好調であったが、その後失速して32節まで残留争いに巻き込まれ、2008年限りで柏の監督を退任することとなった。退任決定後、[[第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会|第88回天皇杯]]準優勝に導いた。

==== コンサドーレ札幌 (2009-2012) ====
{{See also|2011年J2最終節}}
2008年12月、[[コンサドーレ札幌]]監督に就任する旨が発表された<ref>{{Cite press release|url=http://www.consadole-sapporo.jp/news/2008/12/008454.html|title=コンサドーレ札幌 新監督に石崎 信弘氏が就任|publisher=北海道フットボールクラブ|date=2008年12月29日|accessdate=2012年10月7日}}</ref>。同年度は通算21勝16分14敗の成績を残し、年間6位の成績でシーズンを終えた。

2010年度は、[[内村圭宏]]、[[近藤祐介]]、[[中山雅史]]、[[藤山竜仁]]、[[李漢宰]]を補強したが、昨季のレギュラーである[[西大伍]]、[[ダニルソン・コルドバ|ダニルソン]]の放出によりワールドカップでの中断前での成績は19チーム中12位、最終順位は13位となった。

2011年度は、[[石川直樹 (サッカー選手)|石川直樹]]、[[西嶋弘之]]、[[藤田征也]]、[[上里一将]]などの主力の移籍により厳しい序盤戦となり、折り返しの17節時点では20チーム中10位であったが、[[砂川誠]]に加え[[河合竜二]]、[[李昊乗]]、[[ジオゴ・コヘア・デ・オリベイラ|ジオゴ]]などの新戦力が活躍を見せた他、若手も数多く台頭を見せて快進撃を展開、最終的に3位となりJ1復帰を決めた。

2012年度は、守備の要であった[[山下達也]]が移籍したが、オーストラリア代表[[ノース]]、元五輪代表候補の[[前田俊介]]、[[山本真希]]、[[高柳一誠]]など実績のある選手を獲得。またシーズン中にはユースから5名の選手を昇格させるなどして<ref name="doshin20121006">[http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/409641.html コンサ降格　若手の底上げで再起を] {{リンク切れ|date=2013年4月}} - [[北海道新聞]] [[社説]] 2012年10月6日</ref>シーズンに臨んだ。開幕戦こそ[[ジュビロ磐田]]と互角の戦いを見せて引き分けたものの、その後は「失点後に緊張が途切れ、次々得点される負けパターン」<ref name="doshin20121006"/>にはまってしまい最下位に低迷、怪我人も続出した。シーズン途中に外国人3名を補強し一時は浮上の兆しを見せたもののチーム状況の改善には至らず<ref name="doshin20121006"/>、9月29日の第27節の敗戦で7節を残して降格が決定し、J1降格最速記録を塗り替えてしまった<ref name="doshin20121006"/>。石崎は同シーズンの終了を持って退任することが2012年10月5日に発表された<ref name="doshin20121006"/><ref>{{Cite press release|url=http://www.consadole-sapporo.jp/news/2012/10/013374.html|title=コンサドーレ札幌 石崎 信弘 監督　今季限りでの退任のお知らせ|publisher=北海道フットボールクラブ|date=2012年10月6日|accessdate=2013年4月24日}}</ref>。

==== 杭州緑城 (2013) ====
2013年2月、[[岡田武史]]がトップチームの監督を務める中国・[[杭州緑城足球倶楽部|杭州緑城]]のU-18チーム監督就任が発表された<ref>{{cite web| author = | date = 2013-02-15| url = http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20130215/94718.html| title = 前札幌監督の石崎信弘氏、岡田監督率いる杭州緑城のU－18監督に就任 – | publisher = サッカーキング| language = | accessdate = 2013-04-04}}</ref>同年11月、岡田武史とともに退任。

==== モンテディオ山形 (2014-) ====
2013年11月27日、2014年シーズンからモンテディオ山形の監督に就任すると発表された<ref>{{cite web| author = | date = 2013-11-27| url = http://www.montedio.or.jp/info/topteaminfo/20131127-03.html| title = モンテディオ山形 石崎信弘監督就任のお知らせ | publisher = モンテディオ山形| language = | accessdate = 2013-11-27}}</ref>。山形へは16年ぶりの復帰となる。

== 個人成績 ==
{{節スタブ}}
{{サッカー選手国内成績表 top|yy}}
!colspan="4"|日本!!colspan="2"|リーグ戦!!colspan="2"|[[JSLカップ|JSL杯]]!!colspan="2"|[[天皇杯全日本サッカー選手権大会|天皇杯]]!!colspan="2"|期間通算
|-
|[[1980年のJSL|1980]]||rowspan="14"|[[東芝堀川町サッカー部|東芝]]||rowspan="2"|7||rowspan="9"|[[日本サッカーリーグ|JSL2部]]||||||||||||||||
|-
|[[1981年のJSL|1981]]||||||||||colspan="2"|-||||
|-
|[[1982年のJSL|1982]]||rowspan="7"|5||||||||||||||||
|-
|[[1983年のJSL|1983]]||||||||||||||||
|-
|[[1984年のJSL|1984]]||||||||||||||||
|-
|[[1985年のJSL|1985]]||||||||||||||||
|-
|[[1986年-1987年のJSL|1986-87]]||||||||||||||||
|-
|[[1987年-1988年のJSL|1987-88]]||||||||||||||||
|-
|[[1988年-1989年のJSL|1988-89]]||||||||||||||||
|-
|[[1989年-1990年のJSL|1989-90]]||rowspan="2"|29||rowspan="3"|[[日本サッカーリーグ|JSL1部]]||22||1||2||0||||||||
|-
|[[1990年-1991年のJSL|1990-91]]||9||0||2||0||||||||
|-
|[[1991年-1992年のJSL|1991-92]]||34||5||0||colspan="2"|-||||||||
|-
|[[1992年のJFL|1992]]||||rowspan="2"|[[ジャパンフットボールリーグ|旧JFL]]||||||colspan="2"|-||||||||
|-
|[[1993年のJFL|1993]]||5||||||colspan="2"|-||||||||
{{サッカー選手国内成績表 通算始|3|日本|JSL1部}}36||1||4||0||||||||
{{サッカー選手国内成績表 通算行|日本|JSL2部}}||||||||||||||
{{サッカー選手国内成績表 通算行|日本|旧JFL}}||||colspan="2"|-||||||||
{{サッカー選手国内成績表 通算終}}||||||||||||||
|}
;その他の公式戦
* 1990年
** [[コニカカップ]] 5試合0得点
* 1991年
** コニカカップ 1試合0得点
;出場歴
* JSL（1部）初出場：1989年10月8日 対[[Honda FC|本田技研]]戦（[[ホンダ都田サッカー場|本田技研都田サッカー場]]）
* JSL（1部）初得点：1990年1月27日 対本田技研戦（[[平塚競技場]]）
<!--* JSL（2部）初出場：年月日 対[[]]戦（[[]]）-->
<!--* JSL（2部）初得点：年月日 対[[]]戦（[[]]）-->

== 指導歴 ==
* 1991年 [[東芝堀川町サッカー部|東芝]]：コーチ兼主務
* 1995年 - 1998年 [[NEC山形サッカー部|NEC山形]]/[[モンテディオ山形]]：'''監督'''
* 1999年 - 2001年6月 [[大分トリニータ]]：'''監督'''
* 2001年7月 - 2003年 [[川崎フロンターレ]]：'''監督'''
* 2004年 [[清水エスパルス]]
** 2004年 - 2004年6月 ：ヘッドコーチ
** 2004年7月 - 2004年11月 ：'''監督'''
* 2005年 [[東京ヴェルディ1969]]
** 2005年 - 2005年7月 ：コーチ
** 2005年7月 - 2005年8月 ：'''監督代行'''
** 2005年8月 - 2005年12月 ：コーチ
* 2006年 - 2008年 [[柏レイソル]]：'''監督'''
* 2009年 - 2012年 [[コンサドーレ札幌]]：'''監督'''
* 2013年 [[杭州緑城足球倶楽部|杭州緑城]]：U-18監督
* 2014年 - モンテディオ山形：'''監督'''

== 監督成績 ==
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
! rowspan="2" |年度!! rowspan="2" |所属!! rowspan="2" |クラブ!! colspan="6" |リーグ戦!! colspan="2"|カップ戦
|-
!順位!!試合!!勝点!!勝!!分!!敗!![[Jリーグカップ|ナビスコ杯]]!![[天皇杯全日本サッカー選手権大会|天皇杯]]
|-
|[[1995年のJFL|1995]]||rowspan=4|[[ジャパンフットボールリーグ|旧JFL]]||[[NEC山形サッカー部|NEC山形]]||10位||30||41||13||-||17||-||予選敗退
|-
|[[1996年のJFL|1996]]||rowspan=3|[[モンテディオ山形|山形]]||8位||30||49||16||-||14||-||3回戦
|-
|[[1997年のJFL|1997]]||5位||30||56||19||-||11||-||3回戦
|-
|[[1998年のJFL|1998]]||3位||30||64||22||-||8||-||4回戦
|-
|[[1999年のJリーグ|1999]]||rowspan=6|[[Jリーグ ディビジョン2|J2]]||rowspan=3|[[大分トリニータ|大分]]||3位||36||63||21||3||12||2回戦||3回戦
|-
|[[2000年のJリーグ|2000]]||3位||40||81||26||3||11||1回戦||3回戦
|-
|rowspan="2"|[[2001年のJリーグ|2001]]||-||11||18||6||0||5||2回戦||-
|-
|rowspan=3|[[川崎フロンターレ|川崎]]||7位||24||37||12||1||11||ベスト8||ベスト4
|-
|[[2002年のJリーグ|2002]]||4位||44||80||23||11||10||-||ベスト8
|-
|[[2003年のJリーグ|2003]]||3位||44||85||24||13||7||-||4回戦
|-
|[[2004年のJリーグ|2004]]||rowspan=2|[[Jリーグ ディビジョン1|J1]]||[[清水エスパルス|清水]]||-||15||13||4||1||10||ベスト8||4回戦
|-
|[[2005年のJリーグ|2005]]||[[東京ヴェルディ1969|東京V]]||-||1||0||0||0||1||-||-
|-
|[[2006年のJリーグ|2006]]||J2||rowspan=3|[[柏レイソル|柏]]||2位||48||88||27||7||14||-||4回戦
|-
|[[2007年のJリーグ|2007]]||rowspan=2|J1||8位||34||50||14||8||12||予選リーグ||4回戦
|-
|[[2008年のJリーグ|2008]]||11位||34||46||13||7||14||予選リーグ||準優勝
|-
|[[2009年のJリーグ|2009]]||rowspan=3|J2||rowspan=4|[[コンサドーレ札幌|札幌]]||6位||51||79||21||16||14||-||3回戦
|-
|[[2010年のJリーグ|2010]]||13位||36||46||11||13||12||-||3回戦
|-
|[[2011年のJリーグ|2011]]||3位||38||68||21||5||12||-||2回戦
|-
|[[2012年のJリーグ|2012]]||J1||18位||34||14||4||2||28||予選リーグ||2回戦
|-
|[[2014年のJリーグ|2014]]||J2||山形||位||||||||||||-||
|}
* 2001年は第11節終了後に大分監督を解任、第21節から川崎監督に就任。表中の勝敗分・勝ち点数は石崎が監督だった試合の合計、順位はチームの最終順位。

== 指導者としての評価 ==
石崎の指導は「フィジテク」と呼ばれる、フィジカルとテクニックの基礎的なメニューを織り交ぜた独特の練習で個人の能力を磨くことにある。ルーキーイヤーに川崎時代の石崎の指導を受けた[[中村憲剛]]も「プロ1年目の監督がイシさんだったんですけど、練習はキツかったですね。キャンプはプロ入りから一番と言っていいぐらいキツかったし、普段の練習でも、フィジテクで相当に鍛えられました」「あの1年が僕の土台になっている」と述懐している<ref name="totsuka2012"/>。

石崎の戦術の基本は「中盤の強烈なプレッシャーで相手の良い所を消す」ことにある。この点については、主に札幌についての評論家活動をしている[[平川弘]]が石崎の札幌監督就任時に「3トップを用いたり、と一見攻撃的に見えるが、前線からの守備を重視し、相手の長所を消すきめ細かな戦術を好む。そしてそれを実現するために必要な運動量、ハードワークを選手に求める。」と[[北海道新聞]]での連載コラムで言及している<ref>{{Wayback |url=http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/consa-burn/47010.html |title=燃えろ! コンサドーレ 平川弘の通信簿 「手堅い戦術好む新監督」|date=20090321220745 }} - 北海道新聞（2009年1月14日）</ref>。一方で、勝ち点3が取れる勝利を逃して勝ち点1の引き分けで終わる試合が多くなるため、J2での高い勝率が必要であるJ1昇格の目標達成には「勝ちきれない」と批判される場合もある。「2部の名将」とも称される<ref name="佐山"/>。

この最たる例が2006年以降の柏レイソルである。前年のJ2降格に伴う主力選手の相次ぐ移籍で崩壊状態にあった柏は、年末になって石崎を監督に招聘した。準備期間が短くチーム編成の選択肢が少ない中、石崎は[[古邊考功]]らをフィジカルコーチとしてスタッフに加えながら激しい練習でチームの再生に着手し、若手中心のメンバーをベテランが引っ張るというチームを作り上げた。序盤は首位を走るが、中盤以降なかなか勝てなくなる。しかし最終節において何とか2位に入り、昇格を決める。復帰した2007年のJ1リーグでそれまでと打って変わって上位に入るなど、石崎が退任する2008年までの柏は石崎の特徴を非常に色濃く持つチームとなった。2011年、札幌監督として3年目のシーズンとなった石崎は前年まで柏に残っていた古邊をフィジカルコーチとして招き、このコンビとしては2度目のJ1昇格を果たした。

石崎のJリーグでの指導歴は、2011年シーズン終了時点でJ1・J2を通じて456試合にも及ぶ。この数字は、柏や[[ガンバ大阪]]で永年指導を行ってきた[[西野朗]]をしのぎ、Jリーグ監督経験者では歴代最多である。その一方で、同一クラブで4年以上指導した経験があるのは、山形（1995年-1998年）と札幌（2009年-2012年）のみである<ref name="totsuka2012"/>。

== 「石崎組」 ==
人情に厚い石崎を慕う人間は多い。そこから、石崎がチームを移ると共に移籍を志願し、複数のクラブで再び石崎の指導を受ける選手も現れる。その中には、選手自らが「石崎の下でプレーしたい」とクラブに移籍を志願して実現させる場合もある。

この最も顕著な例が[[岡山一成]]と[[山根巌]]である<ref name="西部">西部謙司『最も愛される監督・原博実－ヒロミズム』[[出版芸術社]]、2007年、34ページ</ref>。岡山は「石さんをJ1に昇格させて男にしたい」として、石崎退任後にJ1昇格を果たした川崎から2006年に柏へ移籍した。2009年1月1日の天皇杯決勝では、同月末で仙台との契約が切れた後の新チームが決まっていない状態で、柏側サポーターの席に登場し、柏や石崎を応援した。2011年には第18節終了時の6月29日に札幌へ入団し、同年でのJ1昇格と失敗時の退団を公約すると<ref>[http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20110630-797726.html 札幌“昇格請負人”DF岡山獲得] - 日刊スポーツ（2011年6月30日）</ref>、同時点で10位だった札幌のチーム成績は上昇し、最終節でのJ1昇格決定を成し遂げた。

同じ広島出身の[[山根巌]]は「石崎監督あるところに山根あり」ともいわれた<ref name="西部"/>。2002年に大分のJ1昇格に貢献した後に移籍を志願し、2003年には石崎と共に川崎で再びJ2を戦う決断をしているだけではなく、川崎からの戦力外通告を受け一度引退を決意した2005年末に柏監督に就任した石崎が呼び寄せ、現役引退を撤回させている。

また、[[塩川岳人]]は1999年に石崎と一緒に山形から大分に移り、2000年に単独で川崎に移籍したが、2001年に石崎の方が自分のいる川崎へ移ってきた経験を持つ。[[古邊考功]]フィジカルコーチが2011年に柏から札幌に移籍し、石崎とのコンビで2度目のJ1昇格を果たしたのも上記の通りである。

このような移籍の発生は石崎の人望の深さを示すが、移籍元のクラブには選手の引き抜きという悪感情を与える場合もある。特に1999年の大分と山形の関係はこれが顕著で、[[1999年J2最終節|同年最終節]]での伏線となった。逆に、[[2001年J2最終節]]（第44節）では石崎監督の川崎が山形のJ1昇格を阻止した。

なお、石崎は能力や性格を知っているこれらの選手をチームの掌握に上手く役立てているが<ref>2009年の札幌でも守備強化とムードメーカーとして[[石川直樹 (サッカー選手)|石川直樹]]に期待している。[http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20090717-519606.html 札幌DF石川が「雄たけび隊長ナオキ」に] - 日刊スポーツ（2009年7月17日）、{{Wayback |url=http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/180138.html |title=【道スポ】DF石川“札幌の親父”に孝行するぞ!|date=20090802101112 }} - 北海道新聞（2009年7月31日）</ref>、これらの選手が必ずチームでレギュラーを獲得できるわけではない。岡山は柏でJ1に昇格した2007年に試合出場が減り、石崎の勧めで仙台へ移籍した他（当初はレンタル移籍、2008年に完全移籍）、2011年の札幌でも登録後のJ2リーグ17試合で5試合のみの出場だったが、ピッチ外でもチームを盛り上げた役目がJ1昇格に貢献したとクラブから評価された（詳細は岡山の項目を参照）。また、[[箕輪義信]]は2008年途中に川崎から札幌へ期限付きで移籍した後に大きな負傷をしたものの、石崎が監督になった2009年にはその回復と守備での統率力を期待されて札幌が完全移籍で獲得したが、ケガが癒えずに石崎監督下での2年間は公式戦出場がないまま退団、現役引退となった。

また、サッカーライターの[[江藤高志]]も「石崎組」の一員である。大分県出身の江藤は大分の取材を通じて石崎と親交を深め、石崎の川崎監督就任後は自らも取材対象の中心を川崎に移した<ref>現在も川崎のオフィシャル[[マッチデープログラム]]やJリーグの公式ニュースサイト「[[J's GOAL]]」で川崎関連の記事を執筆している。</ref>。また、石崎が柏の監督になった後、2007年には雑誌『[[サッカーJ+]]』で石崎の少年時代を題材にした連載「小説 石崎信弘物語」を執筆した<ref>同誌vol.7-11の5回、同誌の休刊に伴い終了。</ref>。

[[手倉森誠]]が指導者に転じたのは石崎に「選手としては難しいけど、指導者になればサッカー界でずっと生きていける人間だ」と励まされたのが大きかったと述べている<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXZZO52155350W3A220C1000000/ サポーターにも直言 J1仙台監督・手倉森誠(中) - 日本経済新聞]</ref>。

=== 複数のクラブで同時に在籍した選手 ===
{| class="wikitable" style="margin:1em; line-height:0.95em;"
!rowspan=2|選手名!!colspan=8|所属クラブ
|-
!山形!!大分!!川崎!!清水!!東京V!!柏!!札幌!!山形
|-
|[[塩川岳人]]||1995-98||1999||2001-03||||||||||
|-
|[[庄司孝]]||1995-98||2000-01||||||||||||
|-
|[[シジクレイ・デ・ソウザ|シジクレイ]]||1997-98||2000||||||||||||
|-
|[[若松大樹]]||1998||1999-01||||||||||||
|-
|[[佐藤由紀彦]]||1998||||||||||2006-07||||
|-
|[[山根巌]]||||1999-01||2003||||||2006-08||||
|-
|[[加賀見健介]]||||2000||2002||||||||||
|-
|[[岡山一成]]||||||2002-03||||||2006-07||2011-12||
|-
|[[アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス|アレックス]]||||||2002||||||2008||||
|-
|[[茂原岳人]]||||||2002-03||||||2008||||
|-
|[[箕輪義信]]||||||2001-05||||||||2009-10||
|-
|[[北嶋秀朗]]||||||||2004||||2006-08||||
|-
|[[太田圭輔]]||||||||2004||||2007-08||||
|-
|[[杉山浩太]]||||||||2004||||2008||||
|-
|[[高木純平]]||||||||2004||||||2010-12||
|-
|[[常澤聡]]||||||||||2005||||||2014-
|-
|[[石川直樹 (サッカー選手)|石川直樹]]||||||||||||2006-08||2009-10||
|-
|[[小林亮]]||||||||||||2006-07||||2014-
|-
|[[ディエゴ・デ・ソウザ・ガマ・シルバ|ディエゴ]]||||||||||||2006||||2014-
|}

== エピソード ==
石崎は6つのJリーグチーム（ジャパンフットボールリーグ時代の山形を除く）で指揮を執って選手との信頼関係を築き、さらにはネットユーザーを含めたサッカーファン（サポーター）とも親近感を持って接しているため、エピソードが多く存在する。

=== 監督就任のきっかけ ===
監督としてのキャリアのスタートとなった1995年の[[NEC山形サッカー部|NEC山形]]の監督就任はある意味突発的とも言えるものであった。石崎と東農大サッカー部の同期の[[長澤和明]]（[[ジュビロ磐田]]元監督）がNEC山形の監督に就任することが内定、その長澤の要請により石崎がコーチに就任することも内定していた。しかし当時8歳の長澤の長女が「静岡を離れたくない」と山形への転居を嫌がったため、長澤はNEC山形監督への就任を辞退した（その直後に長澤は[[日本女子サッカーリーグ|L・リーグ]]の[[鈴与清水FCラブリーレディース]]の監督に就任している）。そのため、NEC山形は長澤の代役として石崎に監督就任を要請し、石崎がこれを受諾して監督を務めることになった<ref>スポーツニッポン『特報面』 2006年12月22日付参照</ref>。ちなみに、このとき山形への転居を嫌がった長澤の長女とは、現在女優の[[長澤まさみ]]のことである。

また、2006年の柏レイソルの監督就任も偶然のタイミングによるものだった。東京ヴェルディのコーチを解任された後、某Jリーグチームのサテライト監督の就任が決まっていた石崎は、最終交渉を夕方に控えていた日の午前中、夫人と映画館に居たところに石崎の携帯に柏からの電話がかかってきたという。最初は無視したもの2度目は「緊急の要件かな!?」と思った電話に出たところ、監督就任要請の電話であり、このオファーで急転、柏の監督就任が決まった。石崎本人は後に「おかげで映画の一番いいシーンは見られんかった」との発言を残している<ref>「[[Sports Graphic Number]]」692号より</ref>。

=== 交友関係 ===
大学同期の[[長澤和明]]とは親交が深い。現在でも家族ぐるみのつきあいをしているといい、一緒に[[ウンシュウミカン|みかん]]狩りに行ったこともあるという。石崎が[[東京ヴェルディ1969|東京ヴェルディ]]監督（代行）時代に「（長澤）まさみちゃんと飯食ったよ」とミーティングで選手たちに話したら、非常に羨ましがられたということもあったと報じられている<ref name="zaikaisapporo" /><ref>[[東京スポーツ]]、2007年8月17日、1面</ref>。

サッカー指導者の[[高橋真一郎]]（[[広島県立松永高等学校]]）や[[木村孝洋]]（[[広島県立広島皆実高等学校]]）は同い年で同郷の広島県出身。2008年には柏で石崎監督の下に高橋ヘッドコーチが就任し、2009年には石崎の後任として高橋が新監督となったが、シーズン途中で解任された。

=== 選手・サポーターとの交流 ===
柏では選手から「石さん」の愛称で親しまれ、「親父のような存在」として多大な信頼も得た<ref>石川直樹もこのように語っている。北海道新聞2009年7月31日。</ref>。

サッカー界の"[[公用語]]"[[広島弁]]を駆使する<ref name="佐山"/><ref>[http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20090211-459531.html 札幌の共通語は石崎節「広島弁」じゃけん - 日刊スポーツ]]</ref>。自流の[[お好み焼き#広島風お好み焼き|広島風お好み焼き]]が得意料理で、所属クラブ内で[[バーベキュー]]などがあると必ずお好み焼きを焼いている<ref name="zaikaisapporo" /><ref>[https://www.jsgoal.jp/photo/00050300/00050371.html 札幌：石崎監督がお好み焼きを焼く | J's GOAL | フォトニュース]</ref>。選手からも好評なようで、2008年には『石さんレシピ広島風お好み焼き』が[[日立柏サッカー場]]での柏主催試合で販売している<ref>[http://blog.reysol.co.jp/news/2008/008593.html 3/9磐田戦 『石さんレシピ広島風お好み焼き』販売スタート] - 柏レイソル オフィシャルサイト（2008年3月5日）</ref>。売れ行きは好調で、石崎は退任後の2009年も引き続き販売されている。

[[2003年]]に川崎フロンターレのJ1昇格を勝ち点1差で逃したため辞任したが、その後に行われた[[第83回天皇杯全日本サッカー選手権大会|第83回天皇杯]]ではホームグラウンド・[[等々力陸上競技場]]で最後の試合となる2回戦（[[長崎県立国見高等学校|国見高校]]戦）終了後にサポーターの前で挨拶をした際、その終了後にグラウンド内に大量に進入したサポーターらによって[[胴上げ]]をされた<ref>{{Cite web|url=http://archive.sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/emp_cup/column/83rd/1207kami_02.html|author=上村智士郎|title=国見の挑戦を退けた、川崎のプライド（後編）/（天皇杯2回戦　川崎フロンターレvs国見高校）|work=スポーツナビ・第83回天皇杯特集|publisher=Yahoo! JAPAN|date=2003年12月7日|accessdate=2013年4月24日}}</ref>。 

どのチームでもホーム最終戦でのサポーターへの挨拶は欠かしていないという<ref name="totsuka2012"/>。2008年の柏監督退任前のホーム最終戦（日立柏サッカー場）後の挨拶では、感極まったのかすぐには言葉が出ず、「私は選手を鍛えることができます。ただ、選手を育てるのはサポーターの皆さんです。06年に昇格できたのも、サポーターの皆さんの支えがあったからでした」とサポーターへの感謝の意を伝え、最後に「レイソル、マジ最高っ!」の言葉で締めくくっている<ref name="totsuka2012"/>。

=== 札幌のユニフォーム ===
1990年代初めに、それまでは赤だった東芝サッカー部のユニフォームが[[ACミラン]]にあやかり赤と黒の縦縞に変更となったのは、当時主将だった石崎のアイデアによるものだという<ref name="totsuka2012"/><ref>[[日本経済新聞]] 2007年[[7月2日]]夕刊「駆ける魂」</ref><ref>[http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00076396.html J's GOAL | J'sGOALニュース | 【2009シーズン始動！】]</ref>。なお、このユニフォームは[[コンサドーレ札幌]]となった現在でも引き継がれており、クラブの歴史、伝統の象徴として札幌サポーターも大切に扱っている。

奇しくも2009年からは石崎が札幌の指揮を取ることになり、監督就任後の記者会見では「1993年まで選手をやって、94年からチームを離れて指導者になったわけですが、赤と黒のユニフォームがずっと心の中にありました」と語り、その年のキックオフイベントでは「石崎が赤黒の元に帰って参りました!」とファン・サポーターに向けてコメントしている。

== 参考文献 ==
{{Refbegin}}
* 『1990-1991JSLイヤーブック』[[日本サッカーリーグ]]編、[[南雲堂]]、1990 ISBN 4-523-31032-7
* 『1991-1992JSLイヤーブック』日本サッカーリーグ編、南雲堂、1991 ISBN 4-523-31033-5
* 『日本サッカーリーグ全史』日本サッカーリーグ、1993
* 『J.LEAGUE Official Fans' Guide 1999』、[[トランスアート]]、1999 ISBN 4-88752-100-6
* 『J.LEAGUE Official Fans' Guide 2000』、トランスアート、2000 ISBN 4-88752-102-2
* 『J.LEAGUE Official Fans' Guide 2001』、トランスアート、2001 ISBN 4-88752-104-9
* 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2002』、[[NTT出版]]、2002 ISBN 4-7571-8116-7
* 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2003』、NTT出版、2003 ISBN 4-7571-8134-5
* 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2004』、[[コナミメディアエンタテインメント]]、2004 ISBN 4-86155-802-6
* 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2005』、コナミメディアエンタテインメント、2005 ISBN 4-86155-805-0
* 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2006』、[[コナミ]]、2006 ISBN 4-86155-811-5
* 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2007』、[[コナミデジタルエンタテインメント]]、2007 ISBN 978-4-86155-839-9
* 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2008』、コナミデジタルエンタテインメント、2008 ISBN 978-4-86155-847-4
* 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2009』、コナミデジタルエンタテインメント、2009 ISBN 978-4-86155-850-4
* 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2010』、コナミデジタルエンタテインメント、2010 ISBN 978-4-86155-852-8
* 『Jリーグオフィシャル・ファンズ・ガイド2011』、[[朝日新聞出版]]、2011 ISBN 978-4-02-190215-4
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 1999』、トランスアート、1999 ISBN 4-88752-099-9
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2000』、トランスアート、2000 ISBN 4-88752-101-4
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2001』、トランスアート、2001 ISBN 4-88752-103-0
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2002』、NTT出版、2002 ISBN 4-7571-8117-5
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2003』、NTT出版、2003 ISBN 4-7571-8135-3
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2004』、コナミメディアエンタテインメント、2004 ISBN 4-86155-801-8
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2005』、コナミメディアエンタテインメント、2005 ISBN 4-86155-806-9
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2006』、コナミ、2006 ISBN 4-86155-812-3
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2007』、コナミデジタルエンタテインメント、2007 ISBN 978-4-86155-840-5
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2008』、コナミデジタルエンタテインメント、2008 ISBN 978-4-86155-846-7
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2009』、コナミデジタルエンタテインメント、2009 ISBN 978-4-86155-851-1
* 『J.LEAGUE YEARBOOK 2010』、コナミデジタルエンタテインメント、2010 ISBN 978-4-86155-853-5
{{Refend}}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}

== 関連項目 ==
* [[広島県出身の人物一覧]]
* [[Jリーグ監督経験者]]

{{モンテディオ山形のメンバー}}
{{Jリーグ監督}}
{{Navboxes|title =監督歴
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{{モンテディオ山形歴代監督}}
{{大分トリニータ歴代監督}}
{{川崎フロンターレ及びその前身チーム歴代監督}}
{{清水エスパルス歴代監督}}
{{東京ヴェルディ1969及びその前身チーム歴代監督}}
{{柏レイソル及びその前身チーム歴代監督}}
{{コンサドーレ札幌及びその前身チーム歴代監督}}
}}
{{DEFAULTSORT:いしさき のふひろ}}
[[Category:日本のサッカー選手]]
[[Category:東芝サッカー部の選手]]
[[Category:日本のサッカー指導者]]
[[Category:モンテディオ山形の監督]]
[[Category:大分トリニータの監督]]
[[Category:川崎フロンターレの監督]]
[[Category:清水エスパルスの監督]]
[[Category:東京ヴェルディ1969の監督]]
[[Category:柏レイソルの監督]]
[[Category:コンサドーレ札幌の監督]]
[[Category:広島市出身の人物]]
[[Category:1958年生]]
[[Category:存命人物]]
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