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'''真里谷 信応'''（まりやつ のぶまさ、[[永正]]12年（[[1515年]]） - [[天文 (元号)|天文]]21年[[11月7日 (旧暦)|11月7日]]（[[1552年]][[11月22日]]））は、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]の[[上総国]]の[[戦国大名]]。[[本姓]]は[[源氏]]。[[清和源氏]]の[[家系|一家系]]、[[河内源氏]]の[[庶流]]、[[甲斐源氏]][[武田氏]]の傍系にあたる。上総武田氏、または[[武田氏#上総武田氏|真里谷氏]]という。[[真里谷恕鑑]]（信清）の子、[[真里谷信高]]の父。

怒鑑の正式な嫡男であったが、誕生時には既に庶兄の[[真里谷信隆]]が後継者として立てられていたため、父が隠居したときに家督を継げなかった。そこへ信隆への家督継承に際し、父の対立者であった[[足利義明]]からの横槍が入り、一族の有力者である[[真里谷全方]]らの支持も加わると、兄を破って家督を奪った。しかし、後ろ盾であった足利義明が[[国府台合戦]]にて戦死すると、[[北条氏綱]]と手を結んだ信隆の反撃に遭って再度家督を奪われ追放された。以後は[[里見義堯]]を頼ったといわれている。

その後、信隆の後を継いだ[[真里谷信政]]が義堯に攻められると、突然、[[里見氏]]に反旗を翻してこれに抵抗して甥の信政を助ける。これは既に同族の[[真里谷朝信]]が里見氏の[[正木時茂 (正木時綱子)|正木時茂]]に討たれて[[大多喜城]]を奪われており、里見氏の野望が真里谷氏そのものに向けられているという危機感を抱いたためであると見られる。

しかし、天文21年[[11月4日 (旧暦)|11月4日]]には[[椎津城]]陥落のために信政が自害し、その3日後には信応も自害に追い込まれた。この年の[[12月14日 (旧暦)|12月14日]]に[[北条氏康]]が信応供養のために寺領を寄付している。

== 関連項目 ==
*[[武田氏]]

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[[Category:上総武田氏|まりやつ のふまさ]]
[[Category:戦国大名]]
[[Category:1515年生]]
[[Category:1552年没]]
[[Category:上総国の人物]]