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'''牧 国信'''（まき くにのぶ、生没年未詳）は、[[美作三浦氏]]、後に[[宇喜多氏]]の家臣。[[牧尚春]]・[[牧良長]]の弟。子に[[牧信正]]。妻は[[宇喜多直家]]の妹。後に'''家信'''を名乗る。藤左衛門尉。

== 生涯 ==
兄尚春、良長と共に美作三浦氏の再興に尽力するなど、[[三浦貞広]]に忠誠を尽くした。しかし美作三浦氏が[[毛利氏]]の侵攻を受けて没落すると、[[宇喜多直家]]の家臣となる。[[天正]]13年（[[1585年]]）からは旧主三浦氏の居城[[高田城]]の城主を務め、[[真庭郡]]の代官を務めた。

[[慶長]]5年（[[1600年]]）の[[関ヶ原の戦い]]で宇喜多氏が改易されると領を失い、湯本村（現在の[[湯原町]]湯本）に蟄居していたが、[[慶長]]8年（[[1603年]]）に[[森忠政]]が美作に入領する際には大蔵如真と共に領内を案内している。

国信の子孫は帰農し湯本村に住したと『新訂作陽誌』には記述がある。

== 参考史料 ==
* 久世町教育委員会 『久世町史　通史編』（1975年）
* 久世町教育委員会 『久世町史 資料編第１巻』（2004年）

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[[Category:美作国の人物]]