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[[ファイル:Yudōfu 001.jpg|thumb|200px|[[土鍋]]で作る湯豆腐]] '''湯豆腐'''(ゆどうふ)は、[[和食]]の一つ。[[豆腐]]を使った[[鍋料理]]である。 == 概要 == 材料は[[豆腐]]、[[水]]、[[コンブ|昆布]]のみである。[[鍋]]に昆布を敷き豆腐を入れ、温まったところを引き揚げてつけ[[タレ|ダレ]]で食べる。 [[塩]]ひとつまみ、あるいは刻んだ[[ダイコン|大根]]をいれると豆腐が硬くならず、やわらかいまま食べられるといわれている。ただし、多く投入すると雑味となって湯豆腐ならではの淡味が失われる恐れもある。 また、[[醤油]]などで予め味付けした吸い物風のつゆで豆腐を温め、そこへ[[薬味]]を投じてそのつゆとともに食する方法もあり、そちらは「煮奴」とも呼ばれる。 さらに、家庭料理として豆腐と一緒に[[ハクサイ]]や鶏肉や[[コンニャク|しらたき]]や獣肉などを入れて煮る[[水炊き]]に近い調理法もある。 == 付けダレと薬味 == 付けダレには、醤油、または醤油・[[酒]]・[[みりん]]・[[出汁]]等を合わせたもの、あるいは[[ポン酢]]醤油などが用いられ、薬味として[[ネギ]]、[[ユズ]]、[[ダイコン|大根]]おろし([[紅葉おろし]])、[[削り節]]などがよく用いられる。変わり種として、卵黄・ニラ・トマトなどが用いられることもある。 == その他 == [[Image:Yudofu in the morning.jpg|thumb|right|200px|湯豆腐]] *香りが飛ばないように、[[沸騰|煮える]]まで鍋を火にかけるのは避け、豆腐がぐらりとよろめく頃に食べるのがよいとされている。 *主に冬に食べられることが多いが、夏の鍋として食べる人もいる。[[池波正太郎]]は小説の中で登場人物に、[[梅雨]]時の冷える日に湯豆腐を食べさせており、「梅雨の湯豆腐」という短編作品もある。食通の池波らしく、あるときは[[焼き干し]]の[[アユ|鮎]]を出汁に使うという贅沢なものもあった。 *なお、江戸時代の料理本『[[豆腐百珍]]』に「絶品」とある「湯やっこ」は、湯豆腐の湯のかわりに[[葛湯]]を使い、食するまで冷めにくく、豆腐と葛湯の相性を楽しむもの。 *湯豆腐を詠んだ名句に[[久保田万太郎]]の「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」がある。 *[[中華人民共和国|中国]]の[[中華料理]]ではたれにつけながら豆腐を食べることは多くないが、[[貴州料理]]の「金鈎挂玉牌」や「豆花麺」は豆腐とともに[[モヤシ]]や[[中華麺]]をゆでておき、好みの辛いたれにつけて食べる料理である。 *[[相撲部屋]]でも[[ちゃんこ鍋|ちゃんこ]]として湯豆腐が食べられるが、普通の湯豆腐と違って豆腐だけでなく肉類(鶏肉や豚肉など)や野菜やキノコなどが入る具だくさんの中身。特徴は付けダレにあり、卵黄と醤油を混ぜたものをベースに長ネギ・鰹節・青海苔などの薬味を入れたものを燗酒器(相撲部屋では「カンテキ」と呼ぶ)か大きな湯呑みに入れ、それを鍋中に投じて鍋の熱で温めながらかき混ぜ、頃合となったらかけて食する。 *[[嬉野温泉]]のように、[[温泉]]を用いた湯豆腐がある。 == 関連項目 == {{Commonscat|Yudōfu}} *[[南禅寺]] *[[冷や奴]] {{DEFAULTSORT:ゆとうふ}} [[category:日本の鍋料理]] [[category:京都府の食文化]] [[category:京都市の食文化]] [[Category:豆腐]] [[Category:冬の季語]]
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