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津軽海峡
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{{coord|41|30|30|N|140|40|0|E|display=title}} [[ファイル:Linemap of JR Kaikyo line.svg|256px|right|thumb|JR津軽海峡線({{color|red|赤線}}が海峡線、{{color|red|赤線}}と{{color|blue|青線}}を合わせたものが[[津軽海峡線]])]] [[ファイル:Tappisaki.JPG|256px|thumb|[[竜飛崎]]。海の向こうに北海道がはっきり見える。]] '''津軽海峡'''(つがるかいきょう、{{lang-en-short|Tsugaru Strait}})は、[[北海道]]南端([[道南]])と[[本州]]北端([[青森県]])との間にあって、[[日本海]]と[[太平洋]]とを結ぶ[[海峡]]。東西は約130[[キロメートル|km]]、最大水深は約450[[メートル|m]]。 本来は[[日本]]の[[領海]]に編入することができるが、中央部は[[公海]](ただし[[排他的経済水域]])のまま残されており、外国船舶の通航に利用される(いわゆる)[[国際海峡]]である。 == 交通 == 最も幅が狭いのは海峡東側、[[亀田半島]]の[[汐首岬]]と[[下北半島]]の[[大間崎]]の間で、約18.7kmある。これに対し西側の[[松前半島]][[白神岬]]と[[津軽半島]][[竜飛崎]]間は19.5kmとやや長いが、水深が約140mと浅くなっていることもあり、鉄道専用の[[青函トンネル]]([[海峡線]])が[[1988年]]([[昭和]]63年)[[3月13日]]に開通し運用されている。[[2005年]]([[平成]]17年)[[5月22日]]には同トンネルを通る[[北海道新幹線]]が着工した。 道路トンネルや道路橋はないが、名目上は[[国道279号]]、[[国道280号]]、[[国道338号]]が海峡を横断している。古くから[[津軽海峡大橋]]構想が議論されているが、技術的にも資金的にも課題が多く、海底道路トンネルに関しても[[排気ガス]]の[[換気]]やトンネル内の[[交通事故]]や[[火災]]防止対策など課題が多いため実現のめどは立っていない。 海上交通は、[[函館港]]と[[青森港]]の間([[青函航路]])、及び函館港と[[大間町|大間港]]の間に航路が開設されており、旅客船・貨客船・貨物船・[[フェリー]]などが運航されてきた。[[1988年]]([[昭和]]63年)までは[[青函連絡船]]が運航された。[[2010年]]([[平成]]22年)現在、函館港と青森港の間に[[津軽海峡フェリー]]と[[青函フェリー]]の2社が1日あたりフェリーを17~18往復、函館港と大間港の間に津軽海峡フェリーが1日あたり2~3往復運行している。[[外ヶ浜町]]と[[福島町]]を結ぶ三福航路(「三」は旧[[三厩村]](現・外ヶ浜町)、「福」は福島町)もあったが、[[1998年]]([[平成]]10年)以来休航が続いている。 軍事上の要衝であり[[チョークポイント]]のひとつに数えられる。[[領海及び接続水域に関する法律|領海法]]に基づく[[領海]]の幅が通常の12[[海里]](約22.2km)から3海里(5.556km)にとどめられた[[国際海峡#特定海域|特定海域]]の一つであり、公海部分は[[核兵器]]を搭載した外国の[[軍艦]]を含め自由に通過することができる<ref name="transit passage">海峡内の公海または排他的経済水域に航路が確保されているため、[[国連海洋法条約]]における[[海洋法に関する国際連合条約#国際航行に使用されている海峡|通過通航権]]の規定は適用されない。</ref>。同海峡の[[防衛]]は[[海上自衛隊]]・[[大湊地方隊]]が中心であるが、[[航空自衛隊]]と[[アメリカ空軍]]の[[三沢飛行場|三沢基地]]が後ろに控えている。[[沿岸警備隊|沿岸警備]]は同海峡の中心線を境界に北海道側が[[海上保安庁]]・[[第一管区海上保安本部]]、[[東北地方]]側が同[[第二管区海上保安本部]]の管轄となっている。 == 地形 == [[ファイル:Japan's ocean currents.PNG|thumb|257px|right|日本列島近海の[[海流]]<br />1.[[黒潮]] 2.黒潮続流 3.黒潮再循環流 4.[[対馬暖流]] '''5.[[津軽暖流]]''' 6.[[宗谷海流|宗谷暖流]] 7.[[親潮]] 8.[[リマン海流|リマン寒流]]]] 動植物の[[分布境界線]]の一つである[[ブラキストン線]]が津軽海峡に設定されている。最終[[氷期]](約7万年~1万年前)の海面低下は最大で約130mであり、最大水深でも70mほどである[[宗谷海峡]]は完全に陸続きになった。これに対し、最も浅い所で140mの水深がある津軽海峡は、中央に大河のような水路部が残ったために両岸の生物相が異なる結果となった。津軽海峡中央部の海底には峡谷のような地形が東西に伸びているが、これはこの時期に水路部を流れた潮流が海底を削ったためと考えられている。 また海峡の日本海側は[[暖流]]である[[対馬海流]]の分岐点であり、津軽海峡内には西から東へ流れる[[津軽暖流]]が存在する。この津軽暖流は海峡の太平洋側にて[[親潮]]と合流する。 == 横断泳 == 津軽[[遠泳#海峡横断泳|海峡横断泳]]は世界オープンウォーター協会が提唱する世界七大海峡([[オーシャンズセブン]])横断泳の一つに数えられる。 最初の挑戦者は福島町出身で当時国士舘大学三年生であった[[中島正一]]<ref>{{Cite book |和書 |editor=文藝春秋 |title=昭和スポーツ列伝 |date=1992-07-10 |publisher=[[文藝春秋]] |series=文春文庫 ビジュアル版 |isbn=4-16-811818-5 |page=168}}</ref>。[[1966年]]([[昭和]]41年)夏、途中で船につかまって休憩したが横断に成功した。中島は後に世界の21海峡を泳破して遠泳への認識を世間に広げた。女性初の単独横断者は青森市出身のピアノ教師[[尾迫千恵子]]<ref>{{Cite web |url=http://www.ntv.co.jp/omo-tv/nannohi/070806.html |title=午後は○○おもいッきりテレビ|きょうは何の日 |accessdate=2012-06-10}}</ref>。[[1994年]]([[平成]]6年)[[8月6日]]、[[小泊村]](現・[[中泊町]])の[[権現崎]]から出発し、12時間28分かけて福島町松浦に到着した。1990年7月に米国のDavid Yudovinも米国のSteven Munatonesも単独で横断した。 [[2008年]]([[平成]]20年)からは「[[24時間テレビ 「愛は地球を救う」|24時間テレビ]]」のチャレンジ<ref>[[2008年]]はゴール前で断念</ref>で、[[2009年]]([[平成]]21年)は「24時間テレビ」のチャレンジとは別の2グループも海峡横断にチャレンジした。<!--- [[2009年]]分については8月下旬の東奥日報に記事掲載あり ---> 2012年7月14日から15日にかけて、アイルランド人の[[スティーヴン・レッドモンド]]({{lang-en|[[:en:Stephen Redmond|Stephen Redmond]]}})が青森県中泊町の権現崎から北海道の白神岬付近まで泳いで渡った。この成功により、レッドモンドは世界七大海峡をすべて泳いで渡った世界初の人間となった。7つの海峡のうち、ハワイの[[モロカイ島|モロカイ]]海峡とニュージーランドの[[クック海峡]]の横断は2回目に成功したが、津軽海峡の横断は4回目の挑戦でようやく成功したという<ref>[http://www.tsugaruchannelswimming.com/ Tsugaru Channel Swimming Association (TCSA) 津軽海峡遠泳協会] </ref>。レッドモンドは読売新聞の取材に「津軽海峡は流れが速くて最も過酷だった」と語った<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20120718-OYT1T01046.htm?from=main7 世界7海峡横断の男性「津軽は最も過酷だった」]{{リンク切れ|date=2013年1月}} 読売新聞 2012年7月18日閲覧</ref>。 == 津軽海峡を題材にした作品 == * 『[[津軽海峡・冬景色]]』(歌:[[石川さゆり]]、作詞:[[阿久悠]]、作曲:[[三木たかし]]) * 『津軽海峡の女』(歌:[[ソニン (歌手)|ソニン]]、作詞・作曲:[[つんく♂]]) * 『津軽海峡・大間崎』(歌:[[神島悠介]]、作詞:[[秋山博紀]]、作曲:[[野村豊収]]) * 『津軽海峡冬元気』(歌:[[さいたまんぞう]]、作詞:[[Dr.南雲]] 作曲:[[野村豊]] 編曲:[[西崎進]]) == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{reflist}} == 関連項目 == * [[青函連絡船]] - [[洞爺丸事故]] * [[津軽海峡線]] * [[チョークポイント]] * [[関門海峡]] == 外部リンク == * [http://www.tsugaruchannelswimming.com/ Tsugaru Channel Swimming Association (TCSA) 津軽海峡遠泳協会]{{En icon}} * [http://www.openwaterpedia.com/index.php?title=Tsugaru_Strait Tsugaru Strait - Openwaterpedia]{{En icon}} {{japan-geo-stub}} {{デフォルトソート:つかるかいきよう}} [[Category:津軽海峡|*]]
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