河野洋平のソースを表示

{{政治家
|人名 = 河野 洋平
|各国語表記 = こうの ようへい
|画像 = Yōhei Kōno cropped.jpg
|画像サイズ = 200px
|画像説明 = 2008年4月、[[衆議院議長公邸]]にて
|国略称 = {{JPN}}
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1937|1|15}}
|出生地 = {{JPN}} [[神奈川県]][[平塚市]]
|没年月日 =
|死没地 =
|出身校 = [[早稲田大学]]
|前職 = [[丸紅|丸紅飯田]]社員<br/>[[ニチリョウ]]代表取締役社長
|前職 = [[日本陸上競技連盟]]会長
|所属政党 = （[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]→）<br/>（[[新自由クラブ]]→）<br/>自由民主党
|称号・勲章 = 衆議院永年在職議員<br/>[[経済学士]]<br/>[[桐花大綬章]]
|世襲の有無 = 2世
|親族（政治家） = 祖父・[[河野治平]]<br/>父・[[河野一郎]]<br/>叔父・[[河野謙三]]<br/>長男・[[河野太郎]]<br/>従兄・[[田川誠一]]
|配偶者 =
|サイン =
|ウェブサイト =
|サイトタイトル =
|国旗 = JPN
|職名 = 第71-72代 [[衆議院議長]]
|内閣 =
|当選回数 =
|就任日 = [[2003年]][[11月19日]]
|退任日 = [[2009年]][[7月21日]]
|退任理由 = [[第45回衆議院議員総選挙]]不出馬のため
|国旗2 = JPN
|職名2 = [[副総理]]
|内閣2 = [[村山内閣]]<br/>[[村山内閣 (改造)|村山改造内閣]]
|就任日2 = [[1994年]][[6月30日]]
|退任日2 = [[1995年]][[10月2日]]
|退任理由2 =
|国旗3 = JPN
|職名3 = 第122・127-130代 [[外務大臣 (日本)|外務大臣]]
|内閣3 = [[村山内閣]]<br/>[[村山内閣 (改造)|村山改造内閣]]<br/>[[小渕内閣_(第2次改造)|小渕第2次改造内閣]]<br/>[[第1次森内閣]]<br/>[[第2次森内閣]]<br/>[[第2次森内閣 (改造 中央省庁再編前)|第2次森改造内閣（中央省庁再編前）]]<br/>[[第2次森内閣 (改造 中央省庁再編後)|第2次森改造内閣（中央省庁再編後）]]
|選挙区3 =
|当選回数3 =
|就任日3 = [[1994年]][[6月30日]] - [[1996年]][[1月11日]]<br/>[[1999年]][[10月5日]]
|退任日3 = [[2001年]][[4月26日]]
|退任理由3 =
|国旗4 = JPN
|職名4 = 第55代 [[内閣官房長官]]
|内閣4 = [[宮澤内閣_(改造)|宮澤改造内閣]]
|就任日4 = [[1992年]][[12月12日]]
|退任日4 = [[1993年]][[8月9日]]
|退任理由4 =
|国旗5 = JPN
|職名5 = [[衆議院議員]]
|内閣5 =
|選挙区5 = （[[神奈川県第3区 (中選挙区)|旧神奈川3区]]→）<br/>（[[神奈川5区]]→）<br/>[[神奈川17区]]
|当選回数5 = 14回
|就任日5 = [[1967年]][[1月29日]]
|退任日5 = [[2009年]][[7月21日]]
|退任理由5 = [[第45回衆議院議員総選挙]]に出馬せず引退
|所属委員会5 =
|議員会館5 =
|元首職5 =
|元首5 =
|国旗6 = JPN
|その他職歴1 = 第39代 [[科学技術庁長官]]
|就任日6 = [[1985年]][[12月28日]]
|退任日6 = [[1986年]][[7月22日]]
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|退任日8 =
}}
'''河野 洋平'''（こうの ようへい、[[1937年]]〈[[昭和]]12年〉[[1月15日]] - ）は、[[日本]]の[[政治家]]。

[[衆議院議員]]（14期）、[[衆議院議長]]（第71・72代）、[[副総理]]（[[村山内閣]]・[[村山内閣_(改造)|村山改造内閣]]）、[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]（第[[村山内閣|122]]・[[小渕内閣第2次改造内閣|127]]・[[第1次森内閣|128]]・[[第2次森内閣|129]]・[[第2次森改造内閣 (中央省庁再編後)|130]]代）、[[内閣官房長官]]（[[宮澤内閣改造内閣|第55代]]）、[[科学技術庁長官]]（[[第2次中曽根内閣_(第2次改造)|第39代]]）、[[自由民主党総裁]]（第16代）、[[新自由クラブ]]代表（第1・3代）を歴任。

[[2003年]]（[[平成]]15年）から[[2009年]]（平成21年）まで日本憲政史上最長の期間にわたって衆議院議長を務めた。

[[副総理]]格[[国務大臣]]、[[農林水産大臣]]等を務めた党人派の実力者だった元[[衆議院議員]]の[[河野一郎]]は父。元[[参議院議長]]の[[河野謙三]]は叔父。衆議院議員の[[河野太郎]]は長男。

== 来歴・人物 ==
=== 生い立ち ===
[[1955年]]（昭和30年）、[[早稲田大学高等学院]]を卒業し、[[早稲田大学]][[政治経済学部]][[経済学科]]に入学（同級生に[[福田康夫]]）。[[1959年]]（昭和34年）に大学を卒業し、[[丸紅|丸紅飯田]]（[[1972年]]に社名変更して[[丸紅]]となる）に入社した。[[大阪]]本社財務部、食糧部、[[東京]]支社砂糖食料品部に勤務。

丸紅飯田在籍中には[[富士スピードウェイ]]の建設にも関わっており、富士スピードウェイの運営会社として設立された「日本ナスカー株式会社」の副社長も務めていたことがある。ただしその後、同社の経営権が[[三菱地所]]に事実上譲渡されたことに伴い、サーキットのオープンを待たずに経営陣から退いている。

後、米国スタンフォード大学留学、[[ニチリョウ]]社長を務めた。[[1965年]]（昭和40年）、父・一郎が死去。

=== 若手議員時代 ===
[[1967年]]（昭和42年）、父の地盤を継承して自民党公認で初出馬、トップ当選を果たす（当選同期に[[山下元利]]・[[増岡博之]]・[[加藤六月]]・[[塩川正十郎]]・[[中尾栄一]]・[[藤波孝生]]・[[武藤嘉文]]・[[坂本三十次]]・[[塩谷一夫]]・[[水野清]]など）。自民党では父が率いた[[春秋会|河野派]]の流れをくむ[[政策科学研究所 (派閥)|中曽根派]]に入会。[[1972年]]（昭和47年）、[[第2次田中角栄内閣]]の文部政務次官に就任。

若手時代は「自民党のプリンス」と呼ばれ、勉強会「政治工学研究所」（政工研）を主宰。超派閥的に党内左派の中堅・若手議員を従える立場にあった。[[1974年]]（昭和49年）の[[田中角栄]]内閣の[[内閣総辞職|総辞職]]に伴う後継総理・総裁選出に際しては、公選が行われることを見越しての河野擁立運動が政工研を中心に展開された。しかし、話し合いによる後継者決定（[[椎名裁定]]）が当時の実力者の間で既定路線となっていたこともあり、擁立運動は挫折した。また、[[三木内閣]]発足時には[[環境大臣|環境庁長官]]への起用が予定されていたが、党内左派の反発で流れた。

=== 新自由クラブ時代 ===
[[1976年]]（昭和51年）に政工研のメンバーだった[[田川誠一]]、[[西岡武夫]]、[[山口敏夫]]、[[小林正巳]]、[[有田一寿]]と自民党を離党、[[新自由クラブ]]を結成し[[党首]]に就任。結党直後の総選挙では都市部を中心に一挙に17人の当選者を出す躍進を遂げた。なお、1976年（昭和51年）の新自由クラブ立ち上げ当時に、[[ニッポン放送]]の深夜放送『[[オールナイトニッポン]]』の[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]]を務めた経験（1976年[[7月30日]]放送）がある。

[[1979年]]（昭和54年）、西岡の離党・自民党復党によって打撃を受け、総選挙では惨敗した。後、代表を辞任している。また、自民党が同年の総選挙で過半数割れした後の[[四十日抗争]]の際に当時の[[大平正芳]]首相から連立の申し出があったが、自民党内の反対で立ち消えになった（[[第2次大平内閣|連立政権]]では田川が文部大臣に就任する予定だった）。なお、[[1981年]]（昭和56年）には映画『[[ええじゃないか (映画)|ええじゃないか]]』に[[原市之進]]役で出演したこともある。

[[1982年]]（昭和57年）、河野の政界の師匠である[[中曽根康弘]]が内閣総理大臣となると、連立政権案が浮上。[[1983年]]（昭和58年）、新自由クラブは[[第37回衆議院議員総選挙]]で過半数割れした自民党の呼びかけに応じ、[[連立政権]]に参加した。[[1984年]]（昭和59年）に新自由クラブ代表に復帰。[[1985年]]（昭和60年）には[[第2次中曽根内閣第2次改造内閣|第2次中曽根再改造内閣]]で[[科学技術庁長官]]に就任し、政界入りから18年目で初入閣。

[[1986年]]（昭和61年） 新自由クラブは解党し、河野も自民党に復党する。

=== 自民党復党後 ===
復党後は宮沢派（[[宏池会]]）に所属したもののしばらく活動を抑えていた。[[1991年]]（平成3年）には宮沢総裁実現に貢献。[[1992年]]（平成4年） には[[宮澤内閣 (改造)|宮澤改造内閣]]で[[内閣官房長官]]に就任した。

[[1993年]]（平成5年）、[[小沢一郎]]ら大量の離党者と総選挙で過半数を割った宮沢内閣が総辞職すると、[[新党さきがけ]]を結成した[[武村正義]]らを懐柔する目的で、後継総裁に[[後藤田正晴]]が浮上。しかし後藤田が固辞したため、[[自由民主党総裁選挙]]に立候補し、[[渡辺美智雄]]を破って自民党総裁に就任。党総裁としては初めて首相の[[所信表明演説]]に対して[[代表質問]]を行った。

[[1994年]]（平成6年）に[[政府]]提出案であった[[政治改革四法|政治改革関連法案]]が[[参議院]]で否決された際、[[細川護煕]]首相との[[党首]]会談で法案修正で合意した上で成立させた。また羽田政権総辞職後の[[政権]]構想では自分の首相就任を断念して、[[日本社会党]]の[[村山富市]]を首班に擁立して[[自社さ共同政権構想|自社さ連立政権]]（[[村山内閣]]）を成立させ、自民党の政権復帰を実現した。河野は同内閣で[[副総理]]・[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]に就任した。

[[1995年]]（平成7年）の[[第17回参議院議員通常選挙]]で[[与党]]が敗北すると村山は自民党総裁である河野に政権禅譲を提案。しかし、[[平成研究会|小渕派]]会長の[[小渕恵三]]が総裁選前の交代を強硬に反対したために実現しなかった。総裁選挙では、河野は[[自由民主党幹事長|幹事長]]を[[清和政策研究会|三塚派]]の[[森喜朗]]から[[三塚博]]に交代するなどして、再選戦略を展開したものの、同じ宮沢派の実力者である[[加藤紘一]]が[[橋本龍太郎]]を支持したことにより、出馬辞退に追い込まれる。史上はじめて[[内閣総理大臣]]に就任していない[[自民党総裁]]となった。また、自民党総裁経験者で、衆議院議長になったのも河野だけである。

=== 河野グループ結成 ===
[[File:Vladimir Putin 2 November 2000-1.jpg|thumb|2000年、外務大臣としての[[ロシア]]訪問時。[[ロシア連邦大統領]][[ウラジーミル・プーチン]]と握手する河野。]]
[[1998年]]（平成10年）12月には、宮澤派の後継を巡って加藤との対立を鮮明にするが、派内の河野支持者の劣勢に加え、河野本人が当時宮澤派を離れ無派閥であったことも影響し、加藤が後継者に決定した。翌[[1999年]]（平成11年）1月、河野を支持し、加藤派への移行に反発して宮澤派を離脱した[[粕谷茂]]、[[麻生太郎]]、[[相澤英之]]、[[衛藤征士郎]]、[[森英介]]らと「[[大勇会]]」（河野グループ）を結成し、会長に就任。

1998年（平成10年）の自民党総裁選挙では、宮沢、加藤らの[[小渕恵三]]支持に反し、粕谷、麻生らと共に[[梶山静六]]を支持した。1999年（平成11年）には小渕内閣で外務大臣に就任。続く森喜朗内閣でも続投し、[[2000年]]（平成12年）[[7月]]の[[九州・沖縄サミット]]ではG8外相会議の議長を務めた。

=== 衆議院議長 ===
[[File:Vladimir Putin 32nd G8 Summit-3.jpg|thumb|2006年、G8下院議長会議に出席（左）。]]
[[2003年]]（平成15年）に行われた[[第43回衆議院議員総選挙]]後の[[衆議院議長]]候補選任に際して、自民党総裁として政権奪還の悲願を果たした功労者でありながら内閣総理大臣に就任出来なかった河野の境遇を見かね、自民党の実力者であった[[森喜朗]]に打診されて衆議院議長に就任。[[2005年]]（平成17年）7月の[[郵政国会]]で郵政法案に造反が出て5票差の僅差で可決された時には、可否同数になった際の[[議長決裁]]も想定していた。2005年（平成17年）8月に[[衆議院解散]]で議長失職するが、総選挙後の[[9月]]に議長期間が短かったこともあり議長再選された。

[[2006年]]（平成18年）、衆議院議長在任のため派閥活動に関与していなかったこともあって、派閥会長の座を麻生に譲ることを決意。この際、河野派から麻生派への移行では麻生に都合が悪いとして、[[12月15日]]に大勇会を正式に解散し、その上で麻生が新たに派閥を結成する形式をとった。

[[2007年]]（平成19年）には国会事務総長経験者が就任することが慣例していた[[国立国会図書館長]]人事について、衆議院議長の強い意向として情報工学者の[[長尾真]]を起用した。

[[2008年]]（平成20年）、[[ガソリン国会]]でのガソリン税等暫定税率延長問題に絡み、与党が提出した「つなぎ法案」に対し[[野党]]が反発し、[[国会]]が混乱した際、[[江田五月]][[参議院議長]]と連名で、[[予算]]案と[[歳入]]法案の徹底審議を行って年度内に一定の結論を得ることで、つなぎ法案を取り下げるものとした斡旋案を提示した。与野党は両院議長の斡旋案に合意した（その後予算案は結局強行採決され、歳入関連法案は[[衆議院]]でみなし否決をした上で再可決された）。

2008年（平成20年）[[9月17日]]、次期衆院選に立候補せず政界を[[引退]]する意向であると報じられる。翌[[9月18日]]、正式に表明し、[[牧島かれん]]を後継とする意向も示した。同年[[11月20日]]、衆議院議長としての在任日数が1786日となり[[明治]]から[[大正]]にかけて議長を務めた[[大岡育造]]の記録を破り憲政史上最長を更新。

[[2009年]]（平成21年）[[7月21日]]、[[2009年衆議院解散|衆議院は解散]]され、解散詔書を読み上げるとともに2029日務めた議長の任と議員生活を終えた。

また、その後行われた[[第45回衆議院議員総選挙]]で河野の前任の議長を務めていた[[綿貫民輔]]が落選したため、次期国会の召集時には一時的に議長経験者が不在となった。[[2011年]]（平成23年）秋の[[叙勲]]にて[[桐花大綬章]]を受章。

== エピソード ==
[[早稲田大学競走部]]のOBで、父・一郎、叔父・[[河野謙三|謙三]]も歴任した[[日本陸上競技連盟]]会長を務めていた（[[2013年]]退任）。年初に開催される[[東京箱根間往復大学駅伝競走|箱根駅伝]]では、中継所や往路のゴールにて自身の出身校である早稲田大学の選手の到着を待っている姿がしばしば目撃される。

上記陸連会長として、資金を不正運用した上に巨額損失を出している、[[東京マラソン]]に関する協賛金を計上しない、人事を身内で固め陸上と無縁な人物を入会させる、等の行為を[[内部告発]]されている（[[週刊新潮]][[2009年]][[3月18日]]発売号より）。

また、[[競走馬]]の[[オーナーブリーダー]]としても知られ、父・河野一郎から引き継いだ[[那須野牧場]]のオーナーとして[[ナスノコトブキ]]（[[1967年]][[菊花賞]]）、[[ナスノカオリ]]（[[1971年]][[桜花賞]]）、[[ナスノチグサ]]（[[1973年]][[優駿牝馬]]）を輩出した。その関係もあり、現在[[日本軽種馬協会]]会長を務めている。なお、那須野牧場は河野洋平の次男である[[河野二郎]]が社長を務めている。

出身地・選出選挙区ともに[[首都圏　(日本)|首都圏]]であるが、自民党総裁としては初代の[[鳩山一郎]]以来である（河野以後では[[小泉純一郎]]がいる）。

=== C型肝炎 ===
河野は[[新自由クラブ]]を結成した1976年（昭和51年）頃より異常な疲れを感じるようになっており、直後に重度の[[肝機能|肝機能障害]]を指摘された<ref name="ketsudan"/>。これは後に[[C型肝炎]]と診断され、さらに[[1997年]]（平成9年）に[[アメリカ合衆国]]で受けた肝臓の[[生検]]の結果、[[肝硬変]]に近い状態まで進行していることが判明した。これに対して[[インターフェロン]]による[[治療]]を受けたものの改善無く、[[2000年]]（平成12年）には[[黄疸]]が出現、また[[肝性脳症]]による[[意識障害]]も生じるようになっていたという<ref name="ketsudan"/>。

[[2002年]]（平成14年）、息子らの勧めによって、[[肝臓]]移植を受けることを決定、同年[[4月16日]]から翌未明にかけて、[[信州大学医学部附属病院]]において[[生体肝移植]]を受けた。肝臓の[[ドナー]]は、息子の太郎であった<ref name="ketsudan">太郎との共著『決断』を参照</ref>。[[手術]]は成功したが、河野は自身のC型肝炎[[感染経路]]については不明としている。

== 主な関係団体 ==
* [[北京オリンピックを支援する議員の会]]会長
* [[日中友好議員連盟]]所属
* [[日本国際貿易促進協会]]会長
* [[日韓議員連盟]]顧問。
* [[日本陸上競技連盟]]元会長（2013年退任）
* [[日本軽種馬協会]]会長

== 政治姿勢 ==
河野の[[政治]]姿勢は[[親中派]]、[[ハト派]]と言われている。

=== 「河野談話」（慰安婦に関する談話） ===
{{see also|慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話}}
[[1993年]]（平成5年）、[[日本政府]]は「[[慰安婦|従軍慰安婦]]問題」に関する日本政府の調査を行った。本調査結果では慰安婦の[[強制連行]]を示す[[証拠]]はひとつとして見つからなかった。しかし、[[宮澤喜一]]改造内閣の[[官房長官]]として、河野は慰安婦連行に強制性がみられるとした「[[慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話]]」（「河野談話」）を発表した。

河野は談話中で、「総じて本人たちの意思に反して行われた」「募集・移送・管理等の過程全体としてみれば甘言・強圧という方法により強制があった」という趣旨の発言を行なった<ref>[[朝日新聞]][[1997年]][[3月31日]]付</ref>が、当時官房副長官であった[[石原信雄]]は、当時の日本政府の調査では、軍など日本側当局が慰安婦を強制連行したという資料は確認されなかったと述べている<ref>[[産経新聞]]1997年[[3月9日]]付</ref>。

[[2012年]][[8月24日]]、[[橋下徹]]は、慰安婦の募集や移送などに強制性があったことを認めた河野談話を「[[日韓関係]]をこじらせている元凶」と批判。この後、[[松原仁]][[国家公安委員長]]や[[安倍晋三]]元首相、[[石原慎太郎]][[東京都知事]]も、河野談話を問題視する発言を行っている<ref>{{cite news |title=日韓関係:慰安婦問題に飛び火…専門家から自制求める声も |newspaper=毎日新聞 |date=2012-09-02 |url=http://mainichi.jp/select/news/20120902k0000e030137000c.html |accessdate=2012-09-03}}</ref>。河野は「『昔はどこの国でも（慰安婦は）いたんだよ』と発言するのは卑怯です。スピード違反で捕まった人が、『ほかの人もやっているじゃないか』と自分の罪を認めず、開き直る態度に似ている。」と批判し、「河野談話以降の日韓関係は非常に良好だったじゃないですか」と反論している <ref>産経新聞 2014.6.21 21:48 河野洋平氏講演にテキサス親父「敵を間違えてはならない…」　慰安婦めぐり隣の会場で火花[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140621/plc14062121480030-n5.htm]</ref>。

河野は『[[朝鮮日報]]』（2012年8月30日付）の取材に対し、「私は信念を持って談話を発表した」「（慰安婦の徴集命令を裏付ける証拠資料がないとする批判には）処分されたと推定できる」と 述べた<ref>{{Cite news
 | author = 車学峰
 | url = http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/08/30/2012083000948.html
 | title = 慰安婦：河野洋平氏「私の立場に変わりはない」
 | newspaper = [[朝鮮日報]]日本語版
 | date = 2012-08-30
 | accessdate = 2012-09-04
 | language = 日本語
 }}</ref>。

2013年12月2日付の[[夕刊フジ]]において、慰安婦募集の強制性(強制連行)について河野洋平が「紙の証拠がない」と[[証言]]したことが[[報道]]された<ref>{{Cite news | author = [[夕刊フジ]] | url = http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131202/plt1312021139000-n1.htm | title = 河野洋平氏、説明責任を果たす意思示さず 「慰安婦談話」公開質問状への回答 (1/2ページ) | newspaper = [[夕刊フジ]] | date = 2013-12-02 | accessdate = 2013-12-02 }}</ref><ref>{{Cite news | author = [[夕刊フジ]] | url = http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131202/plt1312021139000-n2.htm | title = 河野洋平氏、説明責任を果たす意思示さず 「慰安婦談話」公開質問状への回答 (2/2ページ) | newspaper = [[夕刊フジ]] | date = 2013-12-02 | accessdate = 2013-12-02 }}</ref>。

====朝日新聞の強制連行記事取り消しと談話検証、見直しの動き====
河野談話は当初から強制連行を示す証拠がないにも関わらず強制性がみられると述べている点が問題視されることがあったが、2014年8月5日および6日に、談話の発火点ともされる<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140805-OYT1T50178.html YOMIURIONLINE 2014年8月5日]</ref>[[朝日新聞]]の[[植村隆]]元記者の書いた慰安婦強制連行を肯定する記事が朝日新聞自身の検証により資料の「誤用」とし強制連行については取り消したことを受け、日本政府は談話の再検証を実施、8月20日に検証結果の報告書を公表した。報告書は、
#談話作成時に韓国側と文言調整していた。
#元慰安婦とされた女性への聞き取り調査では、事後の裏付け調査を行わなかった。
#日韓両政府が文言調整の事実を対外的に非公表とする取り決めがあった。
ことをあきらかにしている<ref>http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_seisaku-gaikou20140620j-04-w500</ref>。
また、翌21日、自民党政調会議では「正しい史実に基づき、日本の名誉を回復したい。国際社会に正しい情報を積極的に発信すべきだ」として、河野談話に代わる新たな官房長官談話を出すよう政府に要請することを決定した<ref>http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140821/stt14082119160009-n1.htm</ref>。

=== 遺棄化学兵器に関する取り決め ===
[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]在任中、日本が批准していた「[[化学兵器禁止条約|化学兵器の開発,生産,貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約]]」の発効に伴い、同条約4条から要請される、中国国内に遺棄された旧[[日本軍]]の[[毒ガス]]弾の処理において、中国と取り決めを交わした。

なお、同条約及び附属文書では、[[遺棄化学兵器問題|遺棄化学兵器]]の廃棄に必要な資金技術人員施設等すべての必要なものを遺棄した締約国（つまり中国における旧日本軍の遺棄化学兵器については日本）の責任で用意することを求めており、また、遺棄化学兵器の廃棄を発効後10年間（[[2007年]]まで）に終了することを求めている。

===外国人教員任用法の成立に尽力===
在日韓国人の[[徐龍達]]が推進していた[[外国人教員任用法|公立の大学における外国人教員の任用等に関する特別措置法]]成立のため、[[藤波孝生]]、[[森喜朗]]らと尽力をした<ref>＜随筆＞◇外国人教授任用と藤波孝生先生◇　桃山学院大学　徐　龍達　名誉教授 [http://www.nippyo.co.jp/writer/448.html]</ref>。

=== 北朝鮮へのコメ支援 ===
[[2000年]]（平成12年）、外務大臣として[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]への50万トンの[[コメ]]支援を決定した。

=== 李登輝訪日への反対 ===
[[2001年]]（平成13年）の[[台湾]]の[[李登輝]]訪日問題での対応。{{要出典範囲|date=2012年8月|[[中華人民共和国]]からの強い抗議をうけて、自らの外務大臣辞任をほのめかしてまで入国[[査証|ビザ]]発行に反対した}}。

=== 戦没者追悼式における発言 ===
[[2006年]]（平成18年）[[8月15日]][[全国戦没者追悼式]]の[[衆議院議長]]追悼の辞で「[[戦争]]を主導した当時の指導者たちの責任をあいまいにしてはならない」と[[戦争責任]]論に言及した。

また、[[2007年]]（平成19年）8月15日全国戦没者追悼式の衆議院議長追悼の辞においては、「日本軍の一部による非人道的な行為によって[[人権]]を侵害され、心身に深い傷を負い、今もなお苦しんでおられる方々に、心からなる謝罪とお見舞いの気持ちを申し上げたいと思います 」と述べた。

===靖国神社に関する発言===
安倍総理大臣が靖国神社に参拝したことについて「まったく評価しない。今やるべきでないことをやっている」と批判している<ref>ブルームバーグ 2014年7月24日 河野元衆院議長：第二次大戦への日本の反省は不十分－インタビュー[http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N95LJU6JIJV001.html]</ref>。

=== その他 ===
[[ビル・クリントン|クリントン]]米政権時の[[2000年]]（平成12年）[[10月]]、[[マデレーン・オルブライト|オルブライト]][[アメリカ合衆国国務長官|国務長官]]（当時）訪朝前に、[[アメリカ合衆国連邦政府|アメリカ政府]]は[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]に対する[[テロ支援国家]]指定解除を検討しており、解除に極めて近い状況であったが、日本政府（河野は当時外務大臣）が[[北朝鮮による日本人拉致問題|拉致問題]]等を理由に指定解除阻止を図っていたことが分かっている。

[[2011年]]（平成23年）[[3月19日]]に始まった[[北大西洋条約機構]]（NATO）による[[オデッセイの夜明け作戦|対リビア空爆作戦]]を日本政府が支持したことについて、自身が[[コメンテーター]]として出演していた[[TBSテレビ|TBS]]の報道番組『[[サンデーモーニング]]』内にて、当時中国政府が[[リビア]]空爆に反対していたにも関わらず、[[菅政権]]がNATO軍の[[空爆]]を安易に支持表明をしてしまったことにより、今後の[[日中関係]]に悪影響を与えると批判した。

== 略歴 ==
* [[1972年]]12月 - [[文部省|文部]][[政務次官]]（[[第2次田中角榮内閣]]）
* [[1985年]]12月 - [[科学技術庁長官]]（[[第2次中曽根内閣第2次改造内閣]]）
* [[1992年]]12月 - [[内閣官房長官]]（[[宮沢内閣改造内閣]]）
* [[1994年]]6月 - [[外務大臣 (日本)|外務大臣]]・[[副総理]]（[[村山内閣]]）
* [[1995年]]8月 - 外務大臣（[[村山内閣改造内閣]]）
* [[1999年]]10月 - 外務大臣（[[小渕内閣第2次改造内閣]]）
* [[2000年]]4月 - 外務大臣（[[第1次森内閣]]・[[第2次森内閣]]・[[第2次森改造内閣 (中央省庁再編前)|第2次森改造内閣]]）
* [[2003年]]9月 - [[衆議院議長]]
* [[2005年]]8月 - 衆議院議長

== 家族・親族 ==
=== 河野家 ===
;（[[神奈川県]][[平塚市]]）
* 祖父・'''[[河野治平|治平]]'''（政治家）
* 父・'''[[河野一郎|一郎]]'''（政治家）
* 妻・'''武子'''（[[1995年]]7月没。実業家[[伊藤恭一]]娘）
* 長男・'''[[河野太郎|太郎]]'''（政治家）
* 次男・'''[[河野二郎|二郎]]'''（[[那須野牧場]]社長）

=== 親戚 ===
* いとこ・'''[[田川誠一]]'''（政治家）

=== 略系図 ===
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{{familytree | | | HEI | | | | | | CHI | | | | CHU |HEI=田川平三郎|CHI=河野治平|CHU=[[伊藤忠兵衛 (二代)|伊藤忠兵衛]] }}
{{familytree | |,|-|^|-|.| | | |,|-|^|-|.| | | |!| |}}
{{familytree | SEI | | TER |y| ICH | | KEN | | KYO |SEI=田川誠治|TER=照子|ICH=[[河野一郎]]|KEN=[[河野謙三]]|KYO=[[伊藤恭一]] }}
{{familytree | |!| | | | | |!| | | | | | | | | |!| |}}
{{familytree | SEI | | | | YOU |~|~|~|y|~|~|~| TAK |SEI=[[田川誠一]]|YOU='''河野洋平'''|TAK=武子 }}
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{{familytree | | | | | | | | | | | | TAR | | | | | |TAR=[[河野太郎]]}}
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== 選挙歴 ==
{|class = "wikitable"
|-
!当落!!選挙!!施行日!!選挙区!!政党!!得票数!!得票率!!<small>得票順位<br/>/候補者数</small>!!比例区!!<small>比例順位<br/>/候補者数</small>
|-
|当||[[第31回衆議院議員総選挙]]||1967年1月29日||[[神奈川県第3区 (中選挙区)|旧神奈川3区]]||[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]||style="text-align: right;"|'''106,827'''||style="text-align: right;"|'''17.2'''||style="text-align: right;"|'''1'''/9|| - || -
|-
|当||[[第32回衆議院議員総選挙]]||1969年12月27日||旧神奈川3区||自由民主党||style="text-align: right;"|'''100,216'''||style="text-align: right;"|'''14.9'''||style="text-align: right;"|'''1'''/10|| - || -
|-
|当||[[第33回衆議院議員総選挙]]||1972年12月10日||旧神奈川3区||自由民主党||style="text-align: right;"|'''141,448'''||style="text-align: right;"|'''16.9'''||style="text-align: right;"|'''1'''/9|| - || -
|-
|当||[[第34回衆議院議員総選挙]]||1976年12月5日||[[神奈川県第5区 (中選挙区)|旧神奈川5区]]||[[新自由クラブ]]||style="text-align: right;"|'''161,081'''||style="text-align: right;"|'''37.1'''||style="text-align: right;"|'''1'''/5|| - || -
|-
|当||[[第35回衆議院議員総選挙]]||1979年10月7日||旧神奈川5区||新自由クラブ||style="text-align: right;"|'''101,177'''||style="text-align: right;"|'''25.3'''||style="text-align: right;"|'''1'''/5|| - || -
|-
|当||[[第36回衆議院議員総選挙]]||1980年6月22日||旧神奈川5区||新自由クラブ||style="text-align: right;"|'''110,268'''||style="text-align: right;"|'''23.3'''||style="text-align: right;"|'''2'''/5|| - || -
|-
|当||[[第37回衆議院議員総選挙]]||1983年12月18日||旧神奈川5区||新自由クラブ||style="text-align: right;"|'''114,839'''||style="text-align: right;"|'''24.6'''||style="text-align: right;"|'''2'''/5|| - || -
|-
|当||[[第38回衆議院議員総選挙]]||1986年7月6日||旧神奈川5区||新自由クラブ||style="text-align: right;"|'''125,043'''||style="text-align: right;"|'''25.0'''||style="text-align: right;"|'''2'''/5|| - || -
|-
|当||[[第39回衆議院議員総選挙]]||1990年2月18日||旧神奈川5区||自由民主党||style="text-align: right;"|'''135,957'''||style="text-align: right;"|'''24.9'''||style="text-align: right;"|'''2'''/5|| - || -
|-
|当||[[第40回衆議院議員総選挙]]||1993年7月18日||旧神奈川5区||自由民主党||style="text-align: right;"|'''163,505'''||style="text-align: right;"|'''30.5'''||style="text-align: right;"|'''1'''/5|| - || -
|-
|当||[[第41回衆議院議員総選挙]]||1996年10月20日||[[神奈川17区]]||自由民主党||style="text-align: right;"|'''105,282'''||style="text-align: right;"|'''44.7'''||style="text-align: right;"|'''1'''/4|| - || -
|-
|当||[[第42回衆議院議員総選挙]]||2000年6月25日||神奈川17区||自由民主党||style="text-align: right;"|'''140,236'''||style="text-align: right;"|'''56.4'''||style="text-align: right;"|'''1'''/3|| - || -
|-
|当||[[第43回衆議院議員総選挙]]||2003年11月9日||神奈川17区||自由民主党||style="text-align: right;"|'''135,206'''||style="text-align: right;"|'''57.3'''||style="text-align: right;"|'''1'''/3|| - || -
|-
|当||[[第44回衆議院議員総選挙]]||2005年9月11日||神奈川17区||自由民主党||style="text-align: right;"|'''169,825'''||style="text-align: right;"|'''60.7'''||style="text-align: right;"|'''1'''/3|| - || -
|-
!colspan="11"|当選回数14回 （衆議院議員14）
|}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist|2}}

== 参考文献 ==
* 佐藤朝泰 『豪閥 <small>地方豪族のネットワーク</small>』 立風書房 [[2001年]] 334頁

== 関連項目 ==
* [[神奈川県出身の人物一覧]]
* [[慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話]]
* [[ネオ・ニューリーダー]]
* [[KK戦争]]
* [[杉原千畝]]
* [[谷垣禎一]] - 河野同様内閣総理大臣でない自由民主党総裁。
* [[鯨岡兵輔]] - 河野の後ろ盾として行動した
* [[松本純]] - 河野の側近で、河野の長男・太郎とは1996年衆院選当選同期である。
* [[親中派]]
* [[媚中]]
* [[妙智会教団]]

{{start box}}
{{s-par}}
{{succession box
| title  = {{Flagicon|日本}} [[衆議院議長]]
| before = [[綿貫民輔]]
| years  = 第71・72代：2003年 - 2009年 
| after  = [[横路孝弘]]
}}
{{s-off}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[外務大臣]]
| before = [[高村正彦]]<br />[[柿澤弘治]]
| years = 第126-129代：1999年 - 2001年<br />第121代：1994年 - 1996年 
| after = [[田中眞紀子]]<br />[[池田行彦]]
}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|日本}} [[国務大臣]]（[[副総理]]）
| before = [[羽田孜]]
| years = 1994年 - 1995年
| after = [[橋本龍太郎]]
}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|日本}} [[内閣官房長官]]
| before = [[加藤紘一]]
| years = 第55代：1992年 - 1993年
| after = [[武村正義]]
}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|日本}} [[科学技術庁長官]]
| before = [[竹内黎一]]
| years = 第39代：1985年 - 1986年
| after = [[三ッ林弥太郎]]
}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|日本}} [[原子力委員会|総理府原子力委員会委員長]]
| before = [[竹内黎一]]
| years = 第39代：1985年 - 1986年
| after = [[三ッ林弥太郎]]
}}
{{s-ppo}}
{{succession box
| title = [[大勇会|大勇会会長]]
| before = [[宏池会]]より分裂
| years = 初代：1999年 - 2006年
| after = [[為公会]]へ
}}
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| title = [[自由民主党総裁]]
| before = [[宮澤喜一]]
| years = 第16代：1993年 - 1995年
| after = [[橋本龍太郎]]
}}
{{succession box
| title = [[新自由クラブ|新自由クラブ代表]]
| before = 結成<br/>[[田川誠一]]
| years = 初代：1976年 - 1979年<br/>第3代：1984年 - 1986年
| after = [[田川誠一]]<br/>解散
}}
{{s-other}}
{{succession box
| title = [[日本陸上競技連盟|日本陸上競技連盟会長]]
| before = [[青木半治]]
| years = 第6代：1999年 - 2013年
| after = 横川浩
}}
{{end box}}

{{衆議院議長}}
{{内閣官房長官}}
{{外務大臣}}
{{文部科学大臣|[[科学技術庁長官]]}}
{{総理府原子力委員会委員長}}
{{自由民主党総裁}}
{{自由民主党 (日本)}}
{{DEFAULTSORT:こうの ようへい}}
[[Category:衆議院議長]]
[[Category:日本の閣僚経験者]]
[[Category:日本の外務大臣]]
[[Category:自由民主党総裁]]
[[Category:自由民主党の衆議院議員]]
[[Category:新自由クラブの国会議員]]
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[[Category:早稲田大学出身の人物]]
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[[Category:存命人物]]