河野一郎のソースを表示

{{otheruses}}
{{政治家
|人名 = 河野 一郎
|各国語表記 = こうの いちろう
|画像 = Ichiro Kono 01.jpg
|画像説明 = 1961年頃に撮影
|国略称 = {{JPN}}
|生年月日 = [[1898年]][[6月2日]]
|出生地 = {{JPN}}[[神奈川県]][[足柄下郡]][[豊川村 (神奈川県)|豊川村]]（現[[小田原市]]）
|没年月日 = {{死亡年月日と没年齢|1898|6|2|1965|7|8}}
|死没地 = 
|出身校 = [[早稲田大学]][[政治経済学部]]
|前職 = [[朝日新聞社]]社員<br />[[農林水産大臣|農林大臣]]秘書官
|現職 = 
|所属政党 = （[[立憲政友会]]→）<br />（無所属→）<br/>（[[翼賛政治会]]→）<br />（[[日本自由党 (1945-1948)|日本自由党]]→）<br />（無所属→）<br/>（[[自由党_(日本_1950-1955)|自由党]]→）<br/>（[[分派自由党]]→）<br />（日本自由党→）<br />（[[日本民主党]]→）<br />[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]
|称号・勲章 = [[従二位]]<br />[[勲一等旭日桐花大綬章]]
|世襲の有無 = 無
|親族（政治家） = 父・[[河野治平]]<br />弟・[[河野謙三]]<br/>次男・[[河野洋平]]<br />孫・[[河野太郎]]
|配偶者 = 妻・[[河野照子]]
|サイン = 
|ウェブサイト = 
|サイトタイトル = 
|国旗 = JPN
|職名 = 第21-22代 [[建設大臣]]
|内閣 = [[第2次池田内閣 (第2次改造)|第2次池田第2次改造内閣]]<br />[[第2次池田内閣 (第3次改造)|第2次池田第3次改造内閣]]<br />[[第3次池田内閣]]
|選挙区 = 
|当選回数 = 
|就任日 = [[1962年]][[7月18日]]
|退任日 = [[1964年]][[7月18日]]
|退任理由 = 
|所属委員会 = 
|議員会館 = 
|元首職 = 
|元首 = 
|国旗2 = JPN
|職名2 = 第30代 [[農林水産大臣|農林大臣]]
|内閣2 = [[第2次池田内閣 (第1次改造)|第2次池田第1次改造内閣]]
|選挙区2 = 
|当選回数2 = 
|就任日2 = [[1961年]][[7月18日]]
|退任日2 = [[1962年]][[7月18日]]
|退任理由2 = 
|所属委員会2 = 
|議員会館2 = 
|元首職2 = 
|元首2 = 
|国旗3 = JPN
|職名3 = 第5代 [[内閣府特命担当大臣（経済財政政策担当）|経済企画庁長官]]
|内閣3 = [[第1次岸内閣 (改造)|第1次岸改造内閣]]
|選挙区3 = 
|当選回数3 = 
|就任日3 = [[1957年]][[7月10日]]
|退任日3 = [[1958年]][[6月12日]]
|退任理由3 = 
|所属委員会3 = 
|議員会館3 = 
|元首職3 = 
|元首3 = 
|国旗4 = JPN
|職名4 = 第20-22代 [[農林水産大臣|農林大臣]]
|内閣4 = [[第1次鳩山内閣]]<br />[[第2次鳩山内閣]]<br />[[第3次鳩山内閣]]
|選挙区4 = 
|当選回数4 = 
|就任日4= [[1954年]][[12月10日]]
|退任日4 = [[1956年]][[12月23日]]
|退任理由4 = 
|元首職4 = 
|元首4 = 
|国旗5 = JPN
|職名5 =[[副総理]]格兼 [[無任所大臣 (日本)|国務大臣]]
|内閣5 = [[第3次池田改造内閣]]</br>[[第1次佐藤内閣]]
|就任日5 = [[1964年]][[7月18日]]
|退任日5 = [[1965年]][[6月3日]]
|退任理由5 = 
|元首職5 = 
|元首5 = 
|国旗6 = JPN
|職名6 = [[衆議院|衆議院議員]]（2期目）
|選挙区6 = [[神奈川県第3区_(中選挙区)|神奈川県第3区]]
|当選回数6 = 6回
|就任日6 = [[1952年]][[10月2日]]
|退任日6 = [[1965年]][[7月8日]]
|退任理由6 = 在職のまま死去
|所属委員会6 = 
|議員会館6 = 
|元首職6 = 
|元首6 = 
|国旗7 = JPN
|その他職歴1 = 第14代 [[行政管理庁長官]]
|就任日7 = [[1955年]][[11月22日]]
|退任日7 = [[1956年]][[12月23日]]
|国旗8 = JPN
|その他職歴2 = 衆議院議員（1期目）
|就任日8 = [[1932年]][[2月21日]]
|退任日8 = [[1946年]][[6月20日]]
}}
'''河野 一郎'''（こうの いちろう、[[1898年]]（[[明治]]31年）[[6月2日]] - [[1965年]]（[[昭和]]40年）[[7月8日]]）は、[[日本]]の[[政治家]]。

[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]の[[党人派]]の代表格として権勢を誇り、その政治行動は「横紙破り」<ref>高橋利行『永田町の愛すべき悪党たち』PHP研究所 2010年</ref> と呼ばれた。[[農林大臣]]、[[建設大臣]]、[[国務大臣]][[経済企画庁]]長官、国務大臣[[行政管理庁]]長官、[[副総理]]格国務大臣（[[無任所大臣 (日本)|無任所大臣]]）を務めた。また、地元[[神奈川県]]県政にも強い影響力を持ち、県は「河野王国」とも呼ばれた。[[栄典]]は[[従二位]][[勲一等旭日桐花大綬章]]。

[[参議院議長]]をつとめた[[河野謙三]]は実弟。[[衆議院議長]]、[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]、[[自由民主党総裁]]、[[新自由クラブ]][[代表]]をつとめた[[河野洋平]]は次男。[[衆議院議員]][[河野太郎]]は孫にあたる。

== 来歴・人物 ==
=== 戦前 ===
神奈川県足柄下郡豊川村<ref>現在の[[小田原市]]成田</ref>の[[豪農]]・河野家に生まれる。父治平（じへい）は、豊川村長、郡会議員、神奈川県会議長などを歴任した人物。神奈川県立小田原中学校（現：[[神奈川県立小田原高等学校]]）を経て、[[1923年]]（[[大正]]12年）[[早稲田大学]][[政治経済学部]]政治学科を卒業し、[[朝日新聞社]]に入社。早稲田大学時代は、弟・謙三とともに陸上長距離選手として鳴らし、草創期の[[東京箱根間往復大学駅伝競走|箱根駅伝]]で活躍。総合優勝も経験している。

[[1931年]]（昭和6年）、[[犬養毅]]内閣の[[山本悌二郎]][[農林大臣]]の秘書官となり、翌[[1932年]]（昭和7年）、[[第18回衆議院議員総選挙]]に神奈川3区から出馬し、当選。当選後は、[[立憲政友会]]に所属した。[[鈴木喜三郎]]総裁の後継をめぐる党内抗争では、[[鳩山一郎]]を担いで奔走したが、[[中島知久平]]が優位に立っていた。河野は、[[久原房之助]]を擁立して対抗し、政友会は、正統派（久原派）と革新派（中島派）に分裂するに至る。[[1942年]]（昭和17年）の[[第21回衆議院議員総選挙|翼賛選挙]]では、非推薦で選挙戦を戦い当選した。

=== 戦後 ===
[[終戦]]後、[[1945年]]（昭和20年）11月に旧政友会正統派の勢力を糾合して、[[鳩山一郎]]を総裁とする[[日本自由党]]を結党。幹事長として、鳩山内閣の結成に奔走するが、[[1946年]]（昭和21年）[[5月4日]]、鳩山に[[公職追放令]]が下り、[[吉田茂]]が後継総裁として大命降下をうけ、組閣に取り掛かる。組閣をめぐっては、吉田が旧政党人を軍部に迎合したとみなし、人事について相談しなかったことなどをきっかけとして、不倶戴天の間柄となる。さらに[[6月20日]]には、河野自身も公職追放となった。[[1951年]]（昭和26年）[[8月7日]]に追放解除となり、[[三木武吉]]と共に自由党に復党。以降は反吉田派の急先鋒として鳩山政権樹立に向けて奔走するが、[[1952年]]（昭和27年）[[9月29日]]、解散総選挙を目前にして、吉田が鳩山派に打撃を与えるべく、[[石橋湛山]]と河野を党から除名した。三木武吉の工作によって、12月に除名取り消しとなる。[[1953年]]（昭和28年）[[3月14日]]、鳩山、三木ら21名と自由党から分党。[[内閣不信任案]]に賛成投票し、[[バカヤロー解散]]・総選挙へと繋がるきっかけを作った。11月に鳩山、石橋らが自由党に復帰した後も、三木、河野ら8名の代議士<ref>「8人の侍」と呼ばれた</ref>は[[日本自由党]]を結成して、自由党反主流派と[[改進党]]の連携を模索し、ついに3派を合同させ[[日本民主党]]を結成し、鳩山を総裁とし、吉田内閣を打倒する。

[[1954年]]（昭和29年）、[[第1次鳩山内閣]]で農林大臣に就任し、第2次、第3次鳩山内閣でも農林大臣に留任した。翌[[1955年]]（昭和30年）、自由民主党結党に参画し、党内で大派閥の[[春秋会|河野派]]を形成。[[1956年]]（昭和31年）5月9日、[[クレムリン]]での日ソ漁業交渉において、河野は随行していた[[外務省]]の[[新関欽哉]][[参事官]]を部屋から閉め出して「日本が国交回復の交渉に応じなければ（日本側が北方領土の返還要求を引っ込めること）、漁業協定は調印できないと、ソ連側から日本側に圧力をかけてほしい」と[[ブルガーニン]]首相や[[イシコフ]]漁業相に要請し、[[日ソ漁業協定]]は国交回復の日に効力を生じることになった<ref>『秘録・北方領土交渉――これがソ連の対日外交だ』</ref><ref>新関欽哉『日ソ交渉の舞台裏』</ref>。このため、水産業界などが「北方領土など国交回復の後に交渉しろ」という圧力を日本政府にかけるに至り、北方領土の返還が妨害された<ref>『原発ゼロで日本は滅ぶ』</ref>。

1956年、日ソ平和条約交渉で[[ニキータ・フルシチョフ|フルシチョフ]]共産党第1書記を向うに渡り合い、同年10月には[[日ソ共同宣言]]を成立させ、鳩山首相と共に調印に扱ぎつけた。鳩山引退後の自由民主党[[総裁]]公選では[[岸信介]]を支持し、[[石橋湛山]]に一敗地にまみれるが、岸内閣成立後は主流派となる。[[1957年]]（昭和32年）の内閣改造では、[[経済企画庁長官]]として入閣。[[第2次岸内閣]]下では党総務会長に就任。しかし、[[1959年]]（昭和34年）6月に幹事長就任を岸首相に拒否されたため、反主流派に転ずる。[[日米安保条約]]改定では岸内閣に批判的立場を取り、[[衆議院]]における強行採決で、河野派は[[三木派]]とともに欠席した。

岸退陣後の自民党総裁公選では[[党人派]]の結集を画策し、[[大野伴睦]]、[[石井光次郎]]を擁立するが、官僚派（旧吉田派）の[[池田勇人]]に敗れる。一時、河野新党<ref>いわゆる第二保守党</ref>の結成を目論むが、大野らに翻意を促され、断念。大野の仲介により池田首相に接近をはかり、[[1961年]]（昭和36年）7月の内閣改造で農林大臣として入閣。[[1962年]]（昭和37年）7月の改造では[[建設大臣]]として、[[前東京オリンピック|東京オリンピック]]に向けた道路や施設の整備に辣腕をふるう。建設大臣を2年務めた後、[[1964年]]（昭和39年）7月の第三次池田内閣ではオリンピック担当の[[無任所大臣 (日本)|国務大臣]]に横滑りした。この人事が決まった際、河野は「オリンピックについては建設大臣のときにやるべきことはやった。あとは文部大臣の管轄ではないのか」と必ずしも歓迎しない反応を新聞記者に示している<ref>読売新聞1964年7月19日</ref>。

[[1963年]]（昭和38年）7月には、右翼の[[野村秋介]]らに、自宅を焼き討ちされている（[[河野一郎邸焼き討ち事件]]）。

1964年10月に東京オリンピック終了と共に、池田が病のため退陣表明するに当たっては後継総裁候補の一人に擬せられたが、後継総裁は池田の指名で[[佐藤栄作]]に落ち着いた。

1964年11月9日発足の[[第1次佐藤内閣]]では、[[副総理]]格の国務大臣[[無任所大臣]]を務めたが、1965年（昭和40年）[[6月3日]]の内閣改造では、閣内残留を拒否。1ヶ月後の7月8日、[[大動脈解離|大動脈瘤破裂]]のため急死した。享年67。死の床で「死んでたまるか」と言ったと伝えられ、「党人政治家の最期の言葉」として広くこれが信じられてきた<ref>「[[小説吉田学校]]」にもそのような描写がある</ref>が、河野洋平によると「大丈夫だ、死にはしない」という穏やかな言葉で家族を安心させようとしたのだという。

== その他 ==
[[ファイル:Ichiro Kono cropped.jpg|thumb|自邸にて（年代不詳）]]
* 建設大臣時代、国際会議場建設計画があり、選挙区内の箱根との声が地元よりあがったが、『日本で国際会議場にふさわしいところは京都である…』との考えで[[京都市]]の[[宝が池公園|宝が池]]に[[国立京都国際会館]]建設を決めた。しかし、完成した建物を見ることなく亡くなっている。地元よりの陳情を抑えての決断であった。
* 競走馬のオーナー・牧場主（那須野牧場）としても有名であり、代表所有馬に1966年の[[菊花賞]]馬で翌年の[[天皇賞|天皇賞（春）]]で斃れた[[ナスノコトブキ]]などいわゆる「ナスノ」軍団がいる。牧場あるいは牧場ゆかりの血統を持つ繁殖牝馬は河野の死後も続いているが、牧場自体は河野洋平が[[新自由クラブ]]旗揚げの際、立党資金の工面のために売却していた。その後一度は途絶えた河野家と那須野牧場のつながりが復活し、現在、牧場を運営する「恵比寿興業」の社長は一郎の孫であり、洋平の次男である[[河野二郎]]が務めている。{{see also|馬主#仮定名称}}また、欧米やオセアニアでの人気が高く、日本でも1971年まで行われていた[[繋駕速歩競走]]を[[日本中央競馬会]]から独立させる行動も起こしていたり<ref>元繋駕競走の騎手でJRA調教師の古川平は、雑誌「優駿」での[[杉本清]]との対談で「施設は戦時中から使っていなかった[[横浜競馬場|根岸競馬場]]あたりを活用し、独立寸前まで話が進んでいた」と証言している</ref>、佐藤正人の証言によれば「高価な種牡馬をたくさん輸入するよりかは効率がいい」と、[[サラブレッド]]の人工授精を推し進めようとしていたこともある<ref>河野が言い出す数年前に禁止になっていた</ref>。
* 戦前、日中戦争の激化に伴い[[東京オリンピック (1940年)|東京オリンピック]]の開催返上の議論が沸き上がった際に、帝国議会でその急先鋒だったのが河野であった。一方、戦後の東京オリンピック開催に際しては、前記の通り建設大臣およびオリンピック担当国務大臣を務めている。河野は担当大臣としてオリンピックを成功に導いた反面、オリンピックを「スポーツのイベント」から政治の介入する国家的プロジェクトに変貌させたことへの批判もある。[[市川崑]]の監督した記録映画に「記録性が欠けている」と批判して議論を呼び起こしたのも河野である（ただしその後[[高峰秀子]]の依頼を受けて市川と面談し、映画を容認した）<ref>野地秩嘉『TOKYOオリンピック物語』小学館、2011年、pp.246 - 250</ref>。{{main|東京オリンピック_(1940年)#国内からの反対意見}}
* 酒がまったく飲めない体質だったが、フルシチョフに[[ウォッカ]]を薦められた際に、「国益のために死ぬ気で飲んだ」という。そのフルシチョフらと日ソ漁業交渉で渡り合ったとき、興奮してテーブルを叩いたため前にあったティーカップが倒れテーブルクロスが紅茶で汚れたので、河野は苦笑しながら謝罪した。ささいな出来事だが、これがフルシチョフらの河野に対する印象を好転させたという。長い間スターリンの理不尽な暴政に耐えてきた彼らにとって、小さなことでも間違いと分かれば素直に謝る姿が好ましく思われたのである。
* 1963年7月、憂国道志会の[[野村秋介]]により自宅に放火される。その日は[[名神高速道路]]の開通日で河野はその開通式典でくす玉を引いている。[[三木武夫]]が[[大磯]]の[[吉田茂]]の自邸に招かれた際、応接間から庭で吉田が笑っていた様子が見え「随分ご機嫌ですね」とたずねると「三木君は知らんのか! 今、河野の家が燃えてるんだよ!」とはしゃいでいた。「罰が当った」と吉田周辺はささやいたと言う。その大磯の吉田邸も46年後の2009年3月に火災で焼失した。

== 系譜 ==
*''河野氏''
<pre>
　　　　　　　　　　　　　杉田湛誓
　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　┣━━石橋湛山
　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　┃
　　　　　　　石橋藤左衛門━━きん　　　┣━━━石橋湛一━━━久美子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　岩井尊記━━うめ　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　足立正━━━足立龍雄　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　┏足立正晃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┣━━━┫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　┗啓子
　　　　　　　　　　　　　　　　　山梨勝之進━━━泰子　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　伊藤忠兵衛━━伊藤恭一　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　┏伊藤勲
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┣━━━━┫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　┗武子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　本郷房太郎━━━周子　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　①　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏河野謙三　　　┣━━━河野太郎
　　　　　　　　　　　　　　　　　河野治平━━┫　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗河野一郎　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┣━━━河野洋平
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏照子
　　　　　　　　　　　　　　　　　田川平三郎━━┫　　　　┏田川誠一
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗田川誠治┫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗田川秀雄

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏河野一郎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　①
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗河野謙三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　┏河野鉄雄
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┣━━┫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　┗河野剛雄
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　園子　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏顕子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┣岡本良平━岡本茂俊
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岡本伝之助━┫　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┣岡本達彬　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗岡本経世　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏田川誠一━━伸子　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗田川秀雄━━━━━━━━━和子
</pre>

== 著書 ==
* {{Cite book|和書|title=私の今議会に於ける重要農村対策要綱|year=1940|publisher=全国肥料商協会|ref=河野1940}} - 『肥料』（肥料協会）2巻5号の別冊附録：河野会長議会報告集。
* {{Cite book|和書|title=大東亜共栄圏と日本畜産人の覚悟|year=1942|publisher=帝国畜産会|series=帝畜叢書 第2輯|ref=河野1942}}
* {{Cite book|和書|title=自由党の自由経済政策並その農業政策|year=1946|publisher=りべらる社|ref=河野1946}}
* {{Cite book|和書|title=今だから話そう|year=1958|publisher=春陽堂書店|ref=河野1958}}
* {{Cite book|和書|editor=[[春秋会]]編|title=ゆたかな農村めざして　河野一郎講演集|year=1962|publisher=弘文堂|ref=河野1962}}
* {{Cite book|和書|title=明日の日本をつくる|year=1963|month=7|publisher=知性社|ref=河野1963a}}
** {{Cite book|和書|title=明日の日本をつくる|year=1963|publisher=知性アイデァセンター|ref=河野1963b}}
* {{Cite book|和書|title=日本の将来|year=1965|publisher=恒文社|ref=河野1965}} - 論説集。
* {{Cite book|和書|editor=伝記刊行委員会 編|title=河野一郎自伝|year=1965|publisher=徳間書店|ref=伝記刊行委員会1965}}
* {{Cite book|和書|author=[[岸信介]]|coauthors=[[河野一郎]]・[[福田赳夫]]・[[後藤田正晴]]・[[田中角栄]]・[[中曽根康弘]]|title=保守政権の担い手|year=2007|month=5|publisher=日本経済新聞出版社|series=日経ビジネス人文庫 私の履歴書|isbn=978-4-532-19373-7|url=http://www.nikkeibook.com/book_detail/19373/|ref=岸＆河野＆福田＆後藤田＆田中＆中曽根2007}}

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|editor=河野一郎伝記刊行委員会 編|year=1966|title=河野先生を偲ぶ|publisher=春秋会|ref=河野一郎伝記刊行委員会1966}}
* {{Cite book|和書|author=[[戸川猪佐武]]|year=1976|title=河野一族　一郎、謙三、洋平――その反骨の系譜|series=Sankei drama books|publisher=サンケイ出版|ref=戸川1976}}

== 演じた俳優 ==
* [[河村弘二]]（『[[華麗なる一族]]』、[[1974年]]）。※役名は大川一郎。
* 河村弘二（『[[華麗なる一族 (1974年のテレビドラマ)|華麗なる一族（1974年版）]]』、1974年）※役名は大川一郎。
* 河村弘二（『[[金環蝕 (石川達三)|金環蝕]]』、[[1975年]]）※役名は広野大悟。
* 河村弘二（『[[不毛地帯]]』、[[1979年]]）※役名は大川一郎。
* [[梅宮辰夫]]（『[[小説吉田学校]]』、[[1983年]]）
* [[金田龍之介]]（『[[新幹線をつくった男たち]]』、[[2004年]]）
* [[西田敏行]]（『[[華麗なる一族 (2007年のテレビドラマ)|華麗なる一族（2007年版）]]』、[[2007年]]）※役名は大川一郎。
* [[亀石征一郎]]（『不毛地帯（2009年版）』、[[2009年]]）※役名は大川一郎。

== 関連項目 ==
* [[神奈川県出身の人物一覧]]
* [[伊東正義]]（河野農林大臣のもとで農林事務次官）

== 外部リンク ==
* {{Yahoo!百科事典|河野一郎|author=[[荒敬]]}}
* {{Kotobank|河野一郎|2=世界大百科事典 第2版}}
* [http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/046/0526/04602180526002c.html 「国会会議録・第46回国会予算委員会第4分科会第2号」]
{{start box}}
{{s-ppo}}
{{succession box 
| title  = [[自由民主党総務会長]]
| before = [[佐藤栄作]]
| years  = 第4代：1958年 - 1959年
| after  = [[益谷秀次]]
}}
{{succession box 
| title  = [[春秋会|春秋会会長]]
| before = 結成
| years  = 初代：1956年 - 1965年
| after  = [[森清 (千葉県の政治家)|森清]]
}}
{{succession box 
| title  = [[日本自由党 (1945-1948)|日本自由党幹事長]]
| before = 結党
| years  = 初代：1945年 - 1946年
| after  = [[大野伴睦]]
}}
{{s-off}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[建設大臣]]
| before = [[中村梅吉]]
| years = 第21・22代：1962年 - 1964年 
| after = [[小山長規]]
}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[農林大臣]]
| before = [[周東英雄]]<br />[[保利茂]]
| years = 第30代：1961年 - 1962年<br />第20-22代：1954年 - 1956年
| after = [[重政誠之]]<br />[[井出一太郎]]
}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[経済企画庁長官]]
| before = [[宇田耕一]]
| years = 第5代：1957年 - 1958年 
| after = [[三木武夫]]
}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[行政管理庁長官]]
| before = [[川島正次郎]]
| years = 第14代：1955年 - 1956年
| after = [[大久保留次郎]]
}}
{{s-other}}
{{succession box 
| title  = [[日本陸上競技連盟|日本陸上競技連盟会長]]
| before = [[春日弘]]
| years  = 第3代：1965年
| after  = [[河野謙三]]
}}
{{end box}}

{{農林水産大臣|[[農林大臣]]}}
{{国土交通大臣|[[建設大臣]]}}
{{経済財政政策担当大臣|[[経済企画庁長官]]}}
{{行政管理庁長官}}
{{自由民主党総務会長}}
{{日本自由党 (1945-1948)|幹事長}}
{{箱根駅伝7区区間賞}}
{{DEFAULTSORT:こうの いちろう}}
[[Category:日本の閣僚経験者]]
[[Category:衆議院議員 (帝国議会)]]
[[Category:自由民主党の衆議院議員]]
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