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池谷裕二
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{{大言壮語|date=2013年7月}} {{複数の問題 |存命人物の出典明記 = 2013-2-26 |参照方法 = 2013-2-26 }} '''池谷 裕二'''(いけがや ゆうじ、[[1970年]][[8月16日]] - )は[[東京大学大学院薬学系研究科・薬学部|東京大学・大学院薬学系研究科]]・[[教授]]である。[[神経科学]]および[[薬理学]]を専門とし、[[海馬 (脳)|海馬]]や[[大脳皮質]]の[[可塑性]]を研究する。[[脳科学]]の知見を平易な言葉で解説する一般向けの著作を書いている。 == 略歴 == [[静岡県]][[藤枝市]]に生まれる。[[1989年]]に[[静岡県立藤枝東高等学校|藤枝東高校]]を卒業。同年[[東京大学]][[理科一類]]に入学後、脳に対する薬の作用に惹かれ、同大学[[薬学部]]へ傍系進学し、主席で卒業。同大学大学院薬学系研究科に進学後、[[日本学術振興会特別研究員]]DC1を経て、[[海馬 (脳)|海馬]]の[[可塑性]]の研究により[[1998年]]に博士号(薬学)を取得。論文名は 「てんかん様過剰神経活動による海馬神経回路の異常形成」<ref>博士論文書誌データベース</ref>。 大学院修了までに筆頭著者として13報の学術論文を発表した。1998年4月から東京大学大学院薬学系研究科助手、2002年から2005年まで[[コロンビア大学]]生物科学講座客員研究員、2006年4月から東京大学大学院薬学系研究科講師、東京大学大学院薬学系研究科准教授([[2007年]] -[[2014年]])を経て、東京大学大学院薬学系研究科教授([[2014年]] -)。[[日本薬理学会]]では学術評議員を務める。<BR> == 研究業績 == [[バイオイメージング|光学的画像]]や[[電気生理学]]の最先端の技術を駆使しつつも、堅実な実験スタイルを持つ。30代にして100を数えた池谷の学術論文は、米科学誌Scienceをはじめ、一流専門誌に掲載されている<ref>「池谷裕二の研究業績」 (池谷裕二のホームページより) http://gaya.jp/publication/paper_in.htm</ref>。神経回路の動作原理に関する独創的な研究は、[[日本学士院学術奨励賞]]、[[日本学術振興会賞]]、[[文部科学大臣表彰]]若手科学者賞といった権威ある学術賞をはじめ、[[日本薬学会]]奨励賞、[[日本薬理学会]]学術振興賞、[[日本神経科学会]]奨励賞などの学会賞を受けており、国内屈指の若手研究者として認識されている。 == 人物 == *クラシック音楽の造詣が深く、自らオタクと称している。大学時代のサークルは東京大学古典音楽鑑賞会。 *「いけがや」と珍しい読み方をする苗字から、「がや」というニックネームを好んで使う。海外の研究仲間からも「Gaya」と呼ばれている。 *北方領土問題を意識した世界地図を小学一年で描いている<ref>単純な脳、複雑な「私」(朝日出版社)ISBN 4255004323</ref>。しかし九九や漢字などは苦手で、小学校の成績は並以下だった<ref>海馬(新潮文庫)ISBN 4101183147</ref>。 *中学以降の成績は突出しており、東京大学薬学部へ首席で進学しただけでなく、東京大学大学院の入学試験にも首席で合格している<ref>受験脳の作り方(新潮文庫) ISBN 978-4101329222</ref>。 *人の顔をうまく認識できない[[相貌失認|先天性相貌失認症]]であることをカミングアウトしている。顔と名前を一致させる苦労を「道端の石コロに名前が付いていて、微妙な形を区別しながら覚えていくといえばイメージが湧きますか?」と喩えている<ref>脳はこんなに悩ましい(新潮社)ISBN 978-4594065256</ref>。 *トレードマークにもなっている黒縁の丸眼鏡は[[伊達眼鏡]]である。[[布施英利]]に教えてもらい、彼と同じ型を使っている<ref>週刊現代(講談社)リレー読書日記 2009年10月24日号</ref>。ただし普段は掛けていない。 == 執筆活動 == 最新の脳科学の知見をわかりやすく紹介する一般向けの書籍は、充実した巻末文献リストに基づく記述が特徴で、一定のファンを得ている。寡作なタイプにもかかわらず、販売部数が10万部を超えるベストセラーが5冊あり、ヒット率が高い。累積部数は100万部を超え、ほとんどの著書が[[中国語]]・[[韓国語]]・[[台湾語]]に翻訳出版されている。 執筆活動を行う科学者には珍しく、専門内外ともに評価され、その活動スタイルは新聞紙上で「ネオ理系」と評されたこともある<ref>日本経済新聞「NIKKEIプラス1」 (2005年5月14日)</ref>。サイエンスライターの[[森健]]は「特筆すべきは、池谷氏の著作については同じ研究者の間でも非常に評価が高いということだ。たとえば今回の取材でも、理化学研究所のある研究者が『普段の研究活動がありながら、よくあれだけの(質の高い)本が出せていると感心する』と手放しで讃えていた」と述べている<ref>『脳にいい本だけを読みなさい!─「脳の本」数千冊の結論』 (光文社) 森健著 ISBN 978-4334976026</ref>。 一方で池谷は、アウトリーチ活動やメディア露出については比較的慎重で、テレビやラジオには出演しない。 池谷のホームページにはアウトリーチ活動への意見が掲載されており<ref>「研究者のメディア活動について」 (池谷裕二のホームページより)http://gaya.jp/media/what_is_science.htm</ref>、[[サイエンスコミュニケーション|科学コミュニケーション]]界への影響も大きい。 == 受賞歴 == *2004年 日本薬学会薬学研究ビジョン部会賞 *2006年 コニカミノルタ画像科学奨励賞 *2006年 日本薬理学会学術奨励賞 *2006年 日本神経科学学会奨励賞 *2008年 日本薬学会奨励賞 *2008年 文部科学大臣表彰若手科学者賞 *2009年 ニューロクリアティブ研究会創造性研究褒賞 *2013年 日本学術振興会賞 *2013年 日本学士院学術奨励賞 == 著書 == *『記憶力を強くする』([[講談社ブルーバックス]] 2001)ISBN 978-4062573156 *『受験脳の作り方』([[ナガセ]] 2002 のち[[新潮文庫]] 2011)ISBN 978-4101329222 *『進化しすぎた脳』([[朝日出版社]] 2004 のち[[講談社ブルーバックス]] 2004)ISBN 978-4062575386 *『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則』([[講談社]] 2004 のち[[講談社ブルーバックス]] 2008)ISBN 978-4062575744 *『脳はなにかと言い訳する』([[祥伝社]] 2006 のち[[新潮文庫]] 2010)ISBN 978-4396681135 *『単純な脳、複雑な「私」』([[朝日出版社]] 2009)ISBN 978-4255004323 *『脳には妙なクセがある』([[扶桑社]] 2012)ISBN 978-4594065256 == 共著 == *『海馬』[[糸井重里]]共著([[朝日出版社]] 2002 のち[[新潮文庫]] 2005)ISBN 978-4101183147 *『ゆらぐ脳』[[木村俊介]]共著([[文藝春秋]] 2008)ISBN 978-4163702506 *『のうだま』[[上大岡トメ]]共著([[幻冬舎]] 2008)ISBN 978-4344015951 *『和解する脳』[[鈴木仁志]]共著([[講談社]] 2010)ISBN 978-4062165853 *『のうだま2』[[上大岡トメ]]共著(幻冬舎 2012)ISBN 978-4344022195 *『脳はこんなに悩ましい』[[中村うさぎ]]共著([[新潮社]] 2012)ISBN 978-4594065256 ==翻訳== *『夢に迷う脳』監訳 [[池谷香]]訳([[朝日出版社]] 2007) *『「逆」引き統計学』G.K.カンジ著 久我奈穂子共訳([[講談社]] 2009) == 連載 == *VISA([[ビザ|VISA]])「ビジネス脳のすすめ」2004年-2008年 *Field([[エムエフディ]])2005年-2007年 *日本経済新聞([[日本経済新聞]])夕刊一面「あすへの話題」2007年後期 *エコノミスト([[毎日新聞]])巻頭エッセイ「闘論席」2008年-現在 *日経ビジネスAssocie([[日経BP]])Web連載「潜在“脳力”を活かす仕事術」2008年-2009年 *週刊現代([[講談社]])「リレー読書日記」2009年-2010年 *読売新聞([[読売新聞]])読書委員 2011年-2012年 *週刊朝日([[朝日新聞出版]])「パテカトルの万脳薬」 2012年-現在 *読売新聞([[読売新聞]])文化面「ビタミンBOOK」 2013年-現在 == 脚注 == <div class="references-small"><references /></div> == 外部リンク == *[http://gaya.jp/index.html 個人サイト『池谷裕二のホームページ』] *[http://twitter.com/yuji_ikegaya 池谷裕二のTwitter] {{DEFAULTSORT:いけかや ゆうし}} [[Category:日本の神経科学者]] [[Category:日本の薬学者]] [[Category:東京大学の教員]] [[Category:1970年生]] [[Category:存命人物]]
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