楠本正隆のソースを表示

{{政治家
|人名 = 楠本 正隆
|各国語表記 = くすもと まさたか
|画像 = Kusumoto Masataka.jpg
|画像説明 = 
|国略称 = {{JPN}}
|生年月日 = [[天保]]9年[[3月20日_(旧暦)|3月20日]]（[[1838年]][[4月14日]]）
|出生地 = [[大村藩]]岩船
|没年月日 = [[1902年]][[2月7日]]
|死没地 = 
|出身校 = 
|前職 = [[外務省|外務]][[大丞]]
|現職 = 
|所属政党 = 無所属(1890-1892)<br/>同盟倶楽部(1892-1894)<br/>[[立憲革新党]]（1894-1896）<br/>[[進歩党 (日本 1896-1898)|進歩党]](1896)
|称号・勲章 = [[男爵]]
|世襲の有無 =
|親族（政治家） =
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|国旗 = JPN
|職名 = 第5代 [[衆議院議長]]
|内閣 =  
|就任日 = [[1894年]][[10月15日]]
|退任日 = [[1896年]][[6月8日]]
|退任理由 = 
|元首職 =
|元首 =
|国旗2 = JPN
|職名2 = 第4代 衆議院議長
|内閣2 = 
|就任日2 = 1894年[[5月12日]]
|退任日2 = 1894年[[6月2日]]
|退任理由2 = 衆議院解散のため
|元首職2 =
|元首2 =
|国旗3 = JPN
|職名3 = 第3代 衆議院議長
|内閣3 =  
|就任日3 = [[1893年]][[12月15日]]
|退任日3 = 1893年[[12月30日]]
|退任理由3 = [[衆議院解散]]のため
|元首職3 = [[天皇]]
|元首3 = [[明治天皇]]
|国旗4 = JPN
|職名4 = [[衆議院|衆議院議員]]
|当選回数4 = 4回 
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|就任日4 = [[1890年]][[7月2日]]
|退任日4 = [[1896年]]
|退任理由4 =
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[[File:Kusumoto_Masataka_Hakusan_Park.JPG|thumb|新潟市の白山公園に建つ楠本正隆像]]
'''楠本 正隆'''（くすもと まさたか、[[天保]]9年[[3月20日_(旧暦)|3月20日]]（[[1838年]][[4月14日]]） - [[明治]]35年（[[1902年]]）[[2月7日]]）は、[[肥前]][[大村藩]]の武士、[[明治]]期の[[政治家]]。[[男爵]]。[[大久保利通]]の腹心として知られた。

== 来歴 ==
肥前大村藩士・[[楠本正式|楠本直右衛門正式]]（60石）の長男として[[玖島城]]下の岩船に生まれる。[[藩校]]・[[五教館]]の監察、頭取を務めた。中老として尊攘倒幕運動で活躍し、[[渡邊昇|渡辺昇]]ら「大村三七士」の一人として知られる。

[[1868年]]、徴士として新政府に出仕。[[長崎県|長崎府]]判事兼九州鎮撫使参謀助役をつとめ、[[1870年]]（[[明治]]3年[[8月 (旧暦)|8月]]）に[[外務省|外務]]権[[大丞]]、[[1872年]]（明治5年）5月に外務大丞を経て、同年[[5月24日]]に[[新潟県]]令として就任する。[[1875年]]（明治8年）[[11月7日]]の離任までの間、大川津事件を鎮定、[[柏崎県]]を新潟県に併合、[[第四銀行|第四国立銀行]]設立など県の近代化に尽力した。本邦初の国立市民公園の[[白山公園 (新潟市)|白山公園]]を開設する。その他、県議会の開設や[[地租改正]]推進などに努め、大久保からは「天下随一の県令」と賞された。

[[1875年]]（明治8年）6月に、政府が[[地方官会議]]を東京に開催し、その幹事長となる。同年8月に[[内務省 (日本)|内務]]大丞に転じ、同年[[12月19日]]に東京府権知事を兼任する。[[1877年]]（明治10年）[[1月22日]]に府政に専念し、[[東京都知事|東京府知事]]となる。

料理店、待合、船宿、魚市場、野菜市場に府税を賦課し、道路橋梁を改修。市区を改正（[[大区小区制]]を廃止し、府内を15区6郡に）した。

[[1879年]]（明治12年）[[12月12日]]に知事を退任し、同年[[元老院議官]]となる。[[1889年]]（明治22年）[[東京市]]会議員となり、同年東京市会議長となる。

[[1889年]]（明治22年）12月から[[1890年]]（明治23年）10月まで[[元老院 (日本)|元老院]]副議長を務め、[[1890年]]（明治23年）に[[衆議院議員]]に当選し、同年10月20日、[[錦鶏間祗候]]となる<ref>『官報』第2195号、明治23年10月22日。</ref>。[[1893年]]（明治26年）に[[衆議院副議長]]となる。後に、[[星亨]]の議長不信任案が可決され、同年[[衆議院議長]]に就任した。政党活動を通じて[[立憲改進党]]などを組織し、都新聞社主や社長も務めるなど民権の伸張や政界刷新に努めた。

[[1896年]]（明治29年）[[6月5日]]、維新の功により男爵を授けられる。同年、議員を辞職。その後、錦鶏間祗候を拝命。

[[1902年]]（明治35年）死去。享年65。

==脚注==
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* [http://www.ndl.go.jp/portrait/datas/68.html 肖像] - 国立国会図書館


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{{s-par}}
{{Succession box
| title  = {{Flagicon|JPN}} [[衆議院議長]]
| years  = 第3-5代： 1893 - 1896
| before = [[星亨]]
| after  = [[鳩山和夫]]
}}
{{Succession box
| title  = {{Flagicon|JPN}} [[衆議院議長|衆議院副議長]]
| years  = 第3代： 1893
| before = [[曾禰荒助]]
| after  = [[安部井磐根]]
}}
{{Succession box
| title  = {{Flagicon|JPN}} [[元老院 (日本)|元老院副議長]]
| years  = 第7代： 1889 - 1890
| before = [[柳原前光]]
| after  = （廃止）
}}
{{end box}}
{{衆議院議長}}
{{衆議院副議長}}
{{新潟県知事|第2代：1872-1875|令}}
{{東京都知事|第6代：1875-1879|東京府知事}}
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{{DEFAULTSORT:くすもと まさたか}}
[[Category:幕末大村藩の人物]]
[[Category:日本の元老院議官|*]]
[[Category:日本の内務官僚]]
[[Category:新潟県知事]]
[[Category:東京府知事]]
[[Category:東京都の地方議会議員]]
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[[Category:日本の男爵]]
[[Category:東邦協会の人物]]<!-- 東邦協会報告12会員姓名 -->
[[Category:1838年生]]
[[Category:1902年没]]