桧山進次郎のソースを表示

{{Infobox baseball player
|選手名             = 桧山 進次郎
|本名               = 黄 進煥
|所属球団           = 
|背番号             = 
|選手写真ファイル名 = HT-Shinjiro-Hiyama.jpg
|写真のコメント     = 2008年7月16日
|国籍               = {{KOR}}
|出身地             = {{JPN}} [[京都府]][[京都市]][[右京区]]
|生年月日           = {{生年月日と年齢|1969|7|1}}
|没年月日           = 
|身長               = 177
|体重               = 78
|利き腕             = 右
|打席               = 左
|守備位置           = [[外野手]]、[[一塁手]]
|プロ入り年度       = {{NPBドラフト|1991}}
|ドラフト順位       = ドラフト4位
|初出場             = 1992年5月30日
|最終出場           = 2013年10月5日<small>(レギュラーシーズン)</small><br />2013年10月13日 <small>(ポストシーズン含)</small>
|年俸               = 3,800万円（2013年）<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/professional/data/12/salary/tigers.html 阪神 - 2013年度契約更改 - データ集 - プロ野球 - 野球 - SANSPO.COM] [[サンケイスポーツ]]、2013年6月17日閲覧。</ref>
|経歴               = <nowiki></nowiki>
* [[龍谷大学付属平安中学校・高等学校|平安高等学校]]
* [[東洋大学硬式野球部|東洋大学]]
* [[阪神タイガース]] (1992 - 2013)
}}
{{韓国の人物
|title=桧山進次郎
|hangeul=황진환
|hanja=黄進煥
|katakana=ファン・ジンファン
|latin=Hwang Jin-hwan
}}
'''桧山 進次郎'''（ひやま しんじろう、[[1969年]][[7月1日]] - ）は、[[京都府]][[京都市]][[右京区]]出身の元[[プロ野球選手]]（[[外野手]]、[[内野手]]）。一部メディアでは、「'''檜山進次郎'''」と表記<ref name="chosunonline_20040120">[http://web.archive.org/web/20070418135735/http://www.chosunonline.com/article/20040120000035 朝鮮日報-阪神タイガースの檜山進次郎選手が「在日」を公表] [[朝鮮日報]]、2004年1月20日。※リンク先は、インターネット・アーカイブ2007年4月18日付保存キャッシュ。</ref>。

[[1997年]]から[[2005年]]頃までレギュラー、[[2006年]]からは主に代打で活躍した。[[打席]]に立つたびにスタンドから盛大な声援を受けるほどの人気選手で、代打に定着してからは、メディアやファンから（[[八木裕]]に次ぐ）「代打の神様」と呼ばれることが多かった。愛称は「ひーやん」、「ひー」、「悠久の若虎」など。

[[在日韓国・朝鮮人|在日韓国人]]3世<ref name="chosunonline_20040120" />で、本名は'''黄 進煥'''<ref name="chosunonline_20040120" />（ファン・ジンファン、ハングル：{{lang|ko|황진환}}）。日本に[[帰化]]する意思はないことを明言している<ref name="chosunonline_20040120" />。また、[[2013年]]の現役引退を機に、「ベースボール&スポーツコメンテーター」という肩書で[[ホリプロ]]とマネジメント契約を締結<ref name=hochi131202>[http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20131202-OHT1T00055.htm 元阪神・桧山氏、ホリプロとマネジメント契約]スポーツ報知、2013年12月2日、同日閲覧。</ref>。[[2014年]]からは、[[朝日放送]]の[[野球解説者]]・[[日刊スポーツ]]の[[野球評論家]]も務める<ref name=hinokibutai140101>[http://www.hinokibutai.com/mess/4162.htm 新年の御挨拶]（桧舞台[[2014年]][[1月1日]]付記事）</ref>。

== 経歴 ==
===プロ入り前===
[[京都府]][[京都市]][[右京区]]出身。[[桑原征平]]は[[京都市立西院小学校]]の先輩にあたる。[[龍谷大学付属平安中学校・高等学校|平安中学校]]に通っていた中学生時代には、{{by|1982年}}劇場公開の[[松竹]][[映画]]「[[蒲田行進曲#映画|蒲田行進曲]]」の京都ロケへ、台詞なしのエキストラとして参加した経験を持つ<ref name=hochi131202></ref>。

平安高校を経て、[[東洋大学硬式野球部|東洋大学]]へ進学。[[東都大学野球連盟|東都大学野球リーグ]]通算76試合出場、261[[打数]]83[[安打]]、[[打率]].318, 13[[本塁打]]、45[[打点]]。ベストナイン3回。第20回[[日米大学野球選手権大会]]日本代表に選出された際は後にプロでチームメイトとなる[[金本知憲]]と同室になった。

{{by|1991年}}の[[1991年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|プロ野球ドラフト]]で、阪神から4位指名を受け入団。入団会見で「[[読売ジャイアンツ|巨人]]が[[オロナミンC]]ならば、[[リポビタンD]]のCMをしたい」と笑いを誘った。
===プロ入り後===
{{by|1995年}}のシーズン後半から不調の[[亀山努]]に代わって終盤まで6番・[[右翼手]]で起用された。

{{by|1996年}}には5番・[[左翼手]]に定着し、[[中日ドラゴンズ]]の[[野口茂樹]]から2試合にまたがって4打席連続本塁打を放つなど22本塁打を記録。来日外国人を除く阪神在籍野手で、1シーズンに20本以上の本塁打を放った左打ちの選手は[[藤田平]]・[[掛布雅之]]に続いてこの年の桧山が3人目であった<ref>[http://horipro.co.jp/talent/SC140/#info ホリプロ公式サイト]</ref>（本拠地の[[阪神甲子園球場]]は「[[阪神甲子園球場#浜風|浜風]]」の影響で右翼方向に打球が飛びにくいと言われている）。

{{by|1997年}}は4番・右翼手として出場し、共に前年の自己最高を更新する23本塁打・82打点を記録。しかし打率は2割台前半で[[三振]]も多く、確実性の面で課題を残した。

{{by|1998年}}も[[レギュラー]]として出場するが、[[坪井智哉]]の台頭により定位置の右翼は奪われた形になる。また、開幕カードで2番[[スターティングメンバー|スタメン]]を経験した。

{{by|1999年}}には開幕に出遅れたことや不振などもあり、出場試合は95試合に留まり、{{by|2000年}}には[[トニー・タラスコ]]らとのレギュラー争いに敗れ[[代打]]要員となった。

{{by|2001年}}にはタラスコ解雇に伴いレギュラーに復帰し、シーズン後半は帰国した[[イバン・クルーズ]]に代わって4番を務める。無理に[[長打]]を狙わないことで当時の史上7位・球団記録となる28試合連続安打や自身初の打率3割を記録。また、この年からチームの選手会長にも就任した。

{{by|2002年}}は主に5番・右翼手として出場。終盤に左肩亜脱臼で戦列を離れ、チーム失速の一因となった。[[濱中治|濱中治]]の台頭に加わり、オフに[[広島東洋カープ]]から[[金本知憲]]の[[フリーエージェント (日本プロ野球)|FA]]移籍が決定的になると、レギュラー構想の説明を求めるなどフロントと揉めた末に[[フリーエージェント (日本プロ野球)|FA]]宣言するが、他球団からのオファーはなく、また星野新監督の慰留もあり権利を行使した上で阪神に残留した。

{{by|2003年}}は濱中が4番・右翼手に入り、桧山はキャンプから[[一塁手]]への[[コンバート (野球)|コンバート]]に挑戦した。開幕当初は、[[ジョージ・アリアス]]や[[片岡篤史]]（いずれも[[内野手]]）との併用扱いで一塁手として出場。4月10日に一軍公式戦への通算1000試合出場を達成すると、同年18日はプロ入り後初めてのサヨナラ本塁打を記録した。濱中が右肩の負傷で戦線を離脱した5月以降は、「4番・右翼手」としてレギュラーに復帰。7月2日の対中日戦で史上58人目（62度目）の[[サイクル安打]]を達成。チームは18年ぶりにリーグ優勝した。[[2003年の日本シリーズ|日本シリーズ]]でも4番・右翼手として出場し、第5戦で決勝[[適時打]]、第6戦で本塁打を放ち優秀選手賞を獲得。同年、選手会長を退任して後任の[[今岡誠]]に引き継いだ。

{{by|2004年}}5月5日の対広島戦で1[[イニング]]2三振のプロ野球タイ記録を作るが、シーズン成績は自己新の84打点、打率.306, [[打撃 (野球)|打撃]]スタイルを変えた2001年以降では最多の18本塁打を記録した。

{{by|2005年}}は[[シェーン・スペンサー]]との併用扱いで出場。シーズン序盤は打撃不振に見舞われたが、8月25日にはプロ通算1000本安打、同月31日にはプロ通算150号本塁打をそれぞれ記録。尻上がりの調子でシーズンを終えたものの、通算成績は過去数年に比べてやや下降した。

{{by|2006年}}は主に代打として出場するが、不振にあえぎ一軍定着後最低の打率.180を記録。代打としても[[出塁率]].300・打率.208に終わった。同年、2度目となるFA権を取得したが行使せずに残留。

{{by|2007年}}シーズン当初は二軍で5月4日に一軍合流したが、濱中に加えて[[桜井広大]]や[[林威助]]などの台頭もあって前年より更にスタメンの機会は減り、控え外野手としても[[葛城育郎]]の好調の陰に隠れた。8月21日の対[[東京ヤクルトスワローズ]]戦で[[松岡健一]]から、自身初の代打[[満塁]]本塁打を放ちチームの逆転勝利に貢献。次の試合もタイムリーを放つなど、シーズン終盤には随所で勝負強い打撃を見せた。9月5日には、一軍公式戦への通算1500試合出場を達成している。しかし、通算打率は、前年に続いて1割台と低迷。さらに、代打での打率は.186と、前年から大きく落ち込んだ。10月15日、『[[デイリースポーツ]]』紙の1面に「阪神を退団」という記事が掲載され、桧山自身が自らのサイトでこれを否定する一幕もあった。

{{by|2008年}}は進退をかけて臨み、開幕直後から代打で安打を重ねて[[高橋光信]]や葛城育郎らと共に代打として活躍。勝負強さを買われて[[セ・パ交流戦]]を中心にスタメンでも起用された。打率3割をマークし、この年から[[八木裕]]に代わる「代打の神様」として定着した。

{{by|2009年}}も主に代打として出場したが、前年よりも打撃成績は落ち込んだ。10月4日の対中日最終戦で、同年限りでの引退を表明した同学年の[[立浪和義]]に対し、阪神を代表して慰意の花束を贈呈した。

{{by|2010年}}は5月18日の対[[福岡ソフトバンクホークス]]戦で[[遠井吾郎]]の球団記録に並ぶ代打通算108安打<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/100518/bsb1005182320010-n1.htm 阪神、熱戦制し2位浮上！桧山が同点タイムリー] サンケイスポーツ、2010年5月18日、2010年6月6日閲覧。</ref>、6月4日の対[[オリックス・バファローズ]]戦で球団新記録となる代打通算109安打を記録した<ref>[http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/pro/news/20100605k0000m050126000c.html 阪神：桧山、代打で左前適時打…代打通算で球団記録を更新] [[毎日新聞]]、2010年6月5日、2010年6月6日閲覧。</ref>。また9月16日の対[[横浜DeNAベイスターズ|横浜ベイスターズ]]戦では、代打で登場した金本が怪我のため守備につくのが困難なことや、他の控え外野手を使い切ってしまっていたことから、9回裏1イニングだけライトのポジションについた。この年守備についたのはこの一度であるが、桧山が打席に立たずに守備だけで出場するのは、2007年7月6日の中日戦以来3年ぶりのことであった。

{{by|2011年}}は、5月8日の対横浜戦の7回に適時打を打ち、代打での通算86打点で球団3位タイの記録に並び<ref>[http://www.daily.co.jp/tigers/2011/05/09/0004045648.shtml 桧山 代打通算86打点！球団3位真弓に並ぶ] [[デイリースポーツ]]、2011年5月9日。</ref>、5月14日の対中日戦で9回裏二死に代打で登場して本塁打を放ち、球団新記録の代打通算14本塁打および球団3位の代打通算87打点を記録した<ref>[http://nikkansports.co.jp/baseball/news/f-bb-tp0-20110514-775819.html 【阪神】桧山代打弾！八木抜いた14本目] [[日刊スポーツ]]、2011年5月14日。</ref>。シーズン終了後の11月22日には、[[フリーエージェント (日本プロ野球)|海外FA権]]を行使せずに阪神への残留を表明。しかし翌23日に、自身の公式サイト「桧舞台」が主催するイベントで転倒して[[鎖骨|左鎖骨]]を骨折（後述）。同月30日に手術を受けた<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20111205-872990.html 【阪神】鎖骨骨折の桧山が退院]日刊スポーツ、2011年12月5日</ref>。

{{by|2012年}}には、前述の骨折の影響で、公式戦の開幕直前から一軍に合流。開幕から代打での起用が続いていたが、5月27日の対[[埼玉西武ライオンズ]]戦では5番右翼で先発出場。スタメンは2009年6月13日の対[[千葉ロッテマリーンズ]]戦以来3年振りだが、守備についてのスタメンとなると2008年8月7日の対広島戦以来4年振りであった。しかし代打では、8月23日の中日戦で安打を放ったことを最後に、翌年5月8日の対巨人戦（東京ドーム）まで22打席ノーヒットが続いた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/05/09/kiji/K20130509005767430.html 12回V打 神様桧山様!巨人に3連勝で2・5差] [[スポーツニッポン]]、2013年5月8日。</ref>。

{{by|2013年}}も開幕から一軍に帯同すると、前述の巨人戦で自身23打席振りの安打を放つとともに、球団新記録でセ・リーグ史上第3位となる代打通算99打点を挙げた<ref>[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130508-00000135-spnannex-base 桧山”代打の神様”超え99打点！] [[スポーツニッポン]]、2013年5月8日。</ref>。[[5月12日]]の対ヤクルト戦でも適時打を放ち、[[宮川孝雄]]、[[浅井樹]]に次ぐ代打通算150安打、宮川・[[川又米利]]に次ぐ代打通算100打点（ともに史上3人目）を記録。[[8月7日]]の対広島戦（[[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]]）では、セ・リーグ歴代単独2位となる代打通算155安打を放った<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20130808/tig13080805020013-n1.html 代打155安打!虎・桧山、セ歴代単独2位浮上] [[サンケイスポーツ]]、2013年8月8日。</ref>。[[9月7日]]に今季限りでの現役引退を表明<ref>[http://www.daily.co.jp/newsflash/baseball/2013/09/07/0006317284.shtml 阪神・桧山が現役引退表明] [[デイリースポーツ]]、2013年9月7日。</ref>。引退試合となった[[10月5日]]の対巨人戦（甲子園）には、「5番・右翼手」でスタメンに起用されたものの、3打数0安打で8回表の守備から交代した。最終打席となった第3打席は一塁ゴロ。試合後のセレモニーでは「今日ここまで皆さんと共に2回のリーグ優勝を僕は手に入れました。しかしながら、日本一という称号はまだ手に入れてません。この忘れ物をいつか必ず取りに来ます。その時はまた、ファンの皆さん、タイガース球団の皆さん、一緒に戦いましょう。本当に僕は幸せ者でした。22年間、ありがとうございました」と挨拶した<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20131005-1200288.html 【阪神】桧山「幸せ者」引退あいさつ全文] [[日刊スポーツ]]、2013年10月6日</ref>。なお、チームがシーズン2位で[[2013年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ（CS）]]への進出を決めていたことから、引退試合の後も広島との同シリーズ・ファーストステージ（甲子園）に出場。第1戦では、7回裏1死1・2塁からの代打で遊飛に倒れた。しかし第2戦では、5点ビハインドで迎えた9回裏2死1塁の場面で代打で登場。[[2003年の日本シリーズ]]での[[広澤克実]]（41歳6カ月）の記録を更新するポストシーズン史上最年長（44歳3カ月）本塁打となる2ラン本塁打をライトスタンドに放つ。しかし、チームは4対7で敗れたためCSでの敗退が決定。結果として、前述の本塁打を放った打席が、桧山にとって現役最後の打席となった<ref name = "sponichi">[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/14/kiji/K20131014006805100.html 阪神・桧山　惜別弾　44歳ポストシーズン最高齢アーチ]スポーツニッポン2013年10月14日配信</ref>。

=== 現役引退後 ===
{{by|2013年}}[[10月23日]]付で、[[セントラル・リーグ]]から任意引退公示<ref>[http://www.npb.or.jp/players/2013pn_retired.html 2013年度　任意引退選手] 日本野球機構オフィシャルサイト 2013年10月24日閲覧。</ref>。これを機に、阪神タイガースを退団した。同年[[12月1日]]付でホリプロとマネジメント契約を締結。「ベースボール＆スポーツ・コメンテーター」として活動することを表明した。

[[2014年]]からは、朝日放送の野球解説者や、[[日刊スポーツ新聞西日本]]（大阪本部）専属の野球評論家を務める<ref name=hinokibutai140101></ref>。同年[[2月20日]]には、現役時代に阪神のコンディショニングコーチや個人トレーナーとして桧山と接してきた仲田健（ホリプロ所属のストレングス＆コンディショニングコーチ）との共同執筆による自身初の著書「代打の哲学」が、[[幻冬舎]]から刊行された。同年[[3月31日]]には、自身初の単著「待つ心、瞬間の力」を、[[廣済堂出版]]から発売している。

== 社会貢献活動 ==
阪神の現役選手時代から、公式サイトの「桧舞台」をベースに、以下のような社会貢献活動を展開。「桧舞台」内の[http://www.hinokibutai.com/category/char 「チャリティー」ページ]で、活動の成果を随時報告している。

*2002年 - 2013年：母子生活支援施設で暮らす子どもたちを、甲子園球場の公式戦へ招待。2011年には、この活動に対して、同年に創設されたばかりの「第1回[[若林忠志|若林忠志賞]]」を阪神球団から授与された<ref>[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_2096.html 第1回「若林忠志賞」は桧山進次郎選手が受賞]阪神タイガース公式サイト2011年12月1日付「球団ニュース」</ref>。
*2003年 - ：「神戸レインボーハウス」（2002年の阪神ヘルメットスポンサー・[[あしなが育英会]]が運営する[[阪神・淡路大震災]]遺児のための施設）を毎年訪問。遺児たちとの交流を図ると共に、寄付金を贈呈。
*2010年11月：出身地の京都市と、甲子園球場がある[[兵庫県]][[西宮市|西宮市内]]に対して、[[児童養護施設]]および関連施設への図書費を寄付<ref>[http://www.hinokibutai.com/char/3100.htm 京都府庁へ訪問]（「桧舞台」2010年10月29日付記事）[http://www.hinokibutai.com/char/3109.htm 西宮市役所へ訪問]（「桧舞台」2010年11月8日付記事）</ref>。
*2011年 - ：自主トレーニング先の[[グアム]]の[[日本人学校]]を訪れたうえで、生徒たちとの交流を図りながら、学校へ寄付金を贈呈。現役引退後の2014年以降も、グアムでのトレーニングと寄付を続けている<ref>[http://www.hinokibutai.com/mess/4193.htm グアム自主トレ]（「桧舞台」2014年1月16日付記事）および[http://www.hinokibutai.com/char/4185.htm 寄付のご報告]（「桧舞台」同月6日付記事）</ref>。
*2011年：[[東日本大震災]]の発生（[[3月11日]]）を機に、桧山のサインが入った数量限定のチャリティーグッズを「桧舞台」で販売したうえで、収益金の全額を[[日本赤十字社]]へ寄付。プロ野球シーズン中にも、楽天とのセ・パ交流戦で仙台へ遠征した際に、現地の仮設住宅を慰問した<ref>[http://www.hinokibutai.com/char/3213.htm 仙台慰問時の写真]「桧舞台」2011年6月3日付記事</ref>。

また、プロ野球のオフシーズンには毎年、ファン参加型のチャリティーイベントやチャリティーオークションを実施。チャリティー活動の収益金を、「[[24時間テレビ 「愛は地球を救う」|24時間テレビチャリティー委員会]]」へ全額寄付している。

2011年11月23日に[[京都府]][[宇治市]]で開催のチャリティーイベントでは、子どもたちとの交流企画であった[[キックベースボール]]で女児を抱えながら打席から一塁へ走ったところ、バランスを崩したため女児をかばって左半身を地面で強打。その後の診断で左鎖骨の骨折が判明したが<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20111126-868686.html 阪神桧山鎖骨骨折だった…キャンプ微妙]</ref>、女児は大事に至らず、桧山自身も翌年にはオープン戦の終盤から一軍へ合流できるまでに患部が回復している。

== 詳細情報 ==
=== 年度別打撃成績 ===
{| {{年度別打撃成績|リーグ= 日本プロ野球}}
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1992}}
|rowspan="22" style="text-align:center;"|[[阪神タイガース|阪神]]
|7||17||17||1||3||0||0||0||3||1||0||0||0||0||0||0||0||5||0||.176||.176||.176||.353
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1993}}
|33||73||68||8||11||4||0||2||21||6||0||0||0||0||5||0||0||26||1||.162||.219||.309||.528
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1994}}
|32||36||36||6||10||2||0||2||18||7||0||0||0||0||0||0||0||15||0||.278||.278||.500||.778
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1995}}
|115||338||305||34||76||17||2||8||121||36||3||2||4||3||20||1||6||67||10||.249||.305||.397||.702
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1996}}
|130||541||464||65||122||23||0||22||211||73||5||7||0||8||66||1||3||108||11||.263||.353||.455||.808
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1997}}
|136||544||466||68||106||13||5||23||198||82||2||2||0||3||68||4||7||150||4||.227||.333||.425||.758
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1998}}
|122||456||398||42||90||19||4||15||162||52||3||5||2||2||47||1||7||101||9||.226||.317||.407||.724
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1999}}
|95||323||285||29||73||11||2||8||112||37||6||2||3||2||30||1||3||55||7||.256||.331||.393||.724
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2000}}
|87||186||159||18||35||9||2||4||60||16||0||2||0||1||22||2||4||43||6||.220||.328||.377||.705
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2001}}
|121||448||406||52||122||24||0||12||182||57||7||3||0||5||29||2||8||62||7||.300||.355||.448||.803
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2002}}
|110||452||416||51||122||20||2||13||185||61||7||1||2||3||21||1||10||69||7||.293||.340||.445||.785
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2003}}
|111||456||414||70||115||21||3||16||190||63||1||3||0||3||34||0||5||77||9||.278||.338||.459||.797
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2004}}
|130||513||468||59||143||26||1||18||225||84||4||0||1||7||32||0||5||74||7||.306||.352||.481||.832
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2005}}
|119||342||302||29||84||19||0||8||127||40||1||1||1||3||29||1||7||66||4||.278||.352||.421||.772
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2006}}
|85||144||133||8||24||5||0||2||35||12||1||0||0||0||10||1||1||42||0||.180||.243||.263||.506
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2007}}
|85||106||89||6||17||1||0||3||27||13||1||0||0||1||15||3||1||27||5||.191||.311||.303||.615
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2008}}
|94||121||110||7||33||8||2||0||45||19||0||0||0||1||9||1||1||26||2||.300||.355||.409||.764
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2009}}
|82||99||89||5||20||2||1||1||27||9||0||0||0||2||7||2||1||27||1||.225||.283||.303||.586
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2010}}
|72||71||67||4||17||3||1||1||25||12||0||0||0||0||3||0||1||18||0||.254||.296||.373||.669
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2011}}
|69||69||62||1||17||2||0||1||22||8||0||0||0||1||5||2||1||17||1||.274||.333||.355||.688
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2012}}
|67||69||58||0||13||1||0||0||14||6||0||0||0||1||8||2||2||13||3||.224||.333||.241||.580
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2013}}
|57||59||51||0||10||4||0||0||14||13||0||0||0||0||6||1||2||12||2||.196||.305||.275||.580
|-
!colspan="2"|通算：22年
|1959||5463||4863||563||1263||234||25||159||2024||707||41||28||13||46||466||26||75||1100||96||.260||.331||.416||.750
|}

=== 年度別守備成績 ===
{| class="wikitable" style="text-align: right; font-size: small;"
!rowspan="2"|年<br />度!!colspan="6"|一塁!!colspan="6"|外野
|-
!試合!!刺殺!!補殺!!失策!!併殺!!守備率!!試合!!刺殺!!補殺!!失策!!併殺!!守備率
|-
|1992||colspan="6"|-||5||5||0||0||0||1.000
|-
|1993||colspan="6"|-||23||35||0||0||0||1.000
|-
|1994||colspan="6"|-||12||10||0||0||0||1.000
|-
|1995||colspan="6"|-||109||180||4||1||2||.995
|-
|1996||colspan="6"|-||130||193||7||4||1||.980
|-
|1997||colspan="6"|-||134||245||7||2||3||.992
|-
|1998||colspan="6"|-||113||179||3||4||0||.978
|-
|1999||colspan="6"|-||86||129||6||0||1||1.000
|-
|2000||14||100||3||0||13||1.000||38||46||0||2||0||.958
|-
|2001||colspan="6"|-||116||167||8||2||1||.989
|-
|2002||colspan="6"|-||110||177||5||1||2||.995
|-
|2003||33||240||12||4||18||.984||75||124||3||0||0||1.000
|-
|2004||colspan="6"|-||123||209||4||2||0||.991
|-
|2005||colspan="6"|-||89||123||1||0||1||1.000
|-
|2006||colspan="6"|-||25||18||0||0||0||1.000
|-
|2007||colspan="6"|-||12||6||0||0||0||1.000
|-
|2008||colspan="6"|-||10||10||0||1||0||.909
|-
|2009||colspan="6"|-||1||1||0||0||0||1.000
|-
|2010||colspan="6"|-||1||1||0||0||0||1.000
|-
|2012||colspan="6"|-||3||2||0||0||0||1.000
|-
!通算
|47||340||15||4||31||.989||1215||1860||48||19||11||.990
|}

=== 表彰 ===
* [[月間MVP (日本プロ野球)|月間MVP]]：2回 （2001年7月、2002年5月）
* 優秀[[JCB・MEP賞]]：1回 （1997年）
* [[JA全農Go・Go賞]]：1回 （好捕賞：1999年6月）
* [[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]優秀選手賞：1回 （[[2003年の日本シリーズ|2003年]]）
* [[フレッシュオールスターゲーム]]MVP （1993年）
* [[若林忠志#若林忠志賞|若林忠志賞]]：1回 （2011年）

=== 記録 ===
{{出典の明記|date=2013年10月}}
;初記録
* 初出場・初先発出場：1992年5月30日、対[[読売ジャイアンツ]]11回戦（[[阪神甲子園球場]]）、6番・[[右翼手]]として先発出場{{要出典|date=2013年10月}}
* 初打点：同上、4回裏に[[斎藤雅樹]]から二塁ゴロの間に走者が生還{{要出典|date=2013年10月}}
* 初安打：1992年5月31日、対読売ジャイアンツ12回戦（阪神甲子園球場）、5回裏に[[チャック・ケアリー]]から投手内野安打{{要出典|date=2013年10月}}
* 初本塁打：1993年5月29日、対[[広島東洋カープ]]6回戦（[[山形県野球場]]）、4回表に[[長冨浩志]]から{{要出典|date=2013年10月}}

;節目の記録
* 100本塁打：2002年4月23日、対広島東洋カープ3回戦（[[広島市民球場 (初代)|広島市民球場]]）、6回表に[[長谷川昌幸]]から中越2ラン　※史上218人目
* 1000試合出場：2003年4月10日、対[[中日ドラゴンズ]]3回戦（阪神甲子園球場）、5番・[[一塁手]]として先発出場　※史上384人目
* 1000本安打：2004年8月25日、対[[横浜DeNAベイスターズ|横浜ベイスターズ]]19回戦（[[大阪ドーム]]）、8回裏に[[秦裕二]]から中前適時打　※史上226人目
* 150本塁打：2005年8月31日、対中日ドラゴンズ16回戦（阪神甲子園球場）、6回裏に[[川上憲伸]]から右越ソロ　※史上139人目
* 1500試合出場：2007年9月5日、対横浜ベイスターズ18回戦（阪神甲子園球場）、6回裏に[[久保田智之]]の代打として出場　※史上154人目
* 1000三振：2008年7月18日、対中日ドラゴンズ12回戦（[[ナゴヤドーム]]）、8回表に川上憲伸から　※史上42人目
* 代打100打点：2013年5月12日、対東京ヤクルトスワローズ12回戦（[[松山坊っちゃんスタジアム]]）、9回表に[[オーランド・ロマン]]から右前適時打

;その他の記録
* [[サイクル安打|サイクルヒット]]：1回（2003年7月2日、対中日ドラゴンズ戦、阪神甲子園球場）　※史上58人目（球団史上4人目）
* [[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]出場：3回 （1997年、2002年、2003年）
* ポストシーズン最年長本塁打：44歳3カ月（2013年10月14日、クライマックスシリーズファーストステージ第2戦、対広島東洋カープ戦、阪神甲子園球場）9回裏に[[キャム・ミコライオ]]から代打で2ラン右越本塁打<ref name = "sponichi"></ref>

=== 背番号 ===
* '''24''' （1992年 - 2013年）

===登場曲===
* Golden - [[JAY'ED]]

=== 主な出演 ===
====テレビ====
*[[サンテレビボックス席]] - 朝日放送からの出向扱いで、2014年度から解説を担当。
以下はいずれも、野球解説者として出演する[[ABCテレビ]]の番組。
*[[虎バン]] - 阪神の現役選手時代から、インタビューVTRやミニドキュメント「虎動」に随時登場していた。現役引退後の[[2014年]][[1月18日]]放送分から、レギュラーコメンテーターに就任。
*[[おはよう朝日です]] - 木曜日スポーツコメンテーター。2014年[[3月6日]]放送分から担当。
*[[スーパーベースボール (テレビ朝日系列)|スーパーベースボール　虎バン主義。]]  - 2014年度から解説を担当。
*[[教えて!ニュースライブ 正義のミカタ]] コメンテーター（[[2014年]][[4月5日]] - ）

====ラジオ====
いずれも[[ABCラジオ]]の番組
*[[ABCフレッシュアップベースボール]]  - 2014年度から解説を担当
*[[サクサク土曜日 中邨雄二です]] （[[2014年]][[4月5日]] - ）- 「桧山の俺をしんじろー!!」というコーナーを中心に、7:40頃から8:30頃まで出演。出演後には、『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』にも登場する。

====映画====
*[[蒲田行進曲#映画|蒲田行進曲]]（[[1982年]]） - 中学生時代にエキストラの1人として出演
*[[ミスター・ルーキー]]（[[2002年]]、阪神タイガースを舞台にした作品） - 同球団の現役選手として、本人役で最終決戦のシーンに「3番・左翼手」として出演

==著書==
*「代打の哲学」（仲田健との共著、[[幻冬舎]]、[[2014年]][[2月20日]]初版刊行）ISBN 978-4344025387
*「待つ心、瞬間の力」（[[廣済堂出版]]、[[2014年]][[3月31日]]初版刊行）ISBN 978-4331518076

==連載==
*「虎よ　突っ走れ」（「[[朝日新聞]]」大阪本社発行の関西版夕刊「関西発」木曜日の連載コラム）- [[2014年]][[4月17日]]付紙面から随時掲載

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}

== 関連項目 ==
* [[京都府出身の人物一覧]]
* [[東洋大学の人物一覧]]
* [[阪神タイガースの選手一覧]]
* [[陣内智則]] - 親友で、現役時代からたびたび番組で共演。陣内が最初の妻・[[藤原紀香]]と[[神戸市|神戸市内]]で結婚式を挙げた当日（[[2007年]][[5月30日]]）の[[西武ライオンズ]]戦（甲子園球場でのナイトゲーム）では、本塁打を放ってチームの勝利に貢献するとともに、試合後のヒーローインタビューで陣内に向けて祝福の言葉を述べた。
* [[中川敬輔]] - ロックバンド・[[Mr.Children]]の[[ベーシスト]]。親友
* [[田口壮]] - 桧山と同年齢で、桧山と同じく1992年に同じ関西圏の球団（[[オリックス・バファローズ|オリックス・ブルーウェーブ]]）でプロ野球の選手生活をスタート。[[2012年]]に現役を引退してからは、桧山に先んじてホリプロとマネジメント契約を結んでいる。

== 外部リンク ==
* [http://www.hinokibutai.com/ 桧舞台]（公式サイト）
* [http://horipro.co.jp/talent/SC140/#syutuen ホリプロ公式サイト：桧山進次郎]

{{日本シリーズ優秀選手}}
{{阪神タイガース1991年ドラフト指名選手}}
{{Template:ホリプロ}}

{{DEFAULTSORT:ひやま しんしろう}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:在日韓国・朝鮮人の野球選手]]
[[Category:阪神タイガース及びその前身球団の選手]]
[[Category:東洋大学硬式野球部の選手]]
[[Category:ホリプロ]]
[[Category:野球解説者]]
[[Category:京都市出身の人物]]
[[Category:1969年生]]
[[Category:存命人物]]