柳澤伯夫のソースを表示

{{画像改訂依頼|顔写真|もっとはっきりしたもの|date=2010年1月|cat=人物}}
{{政治家
|人名 = 柳澤 伯夫
|各国語表記 = やなぎさわ はくお
|画像 = Yanagisawa Hakuo 1-1.jpg
|画像サイズ = 120px
|画像説明 = [[2007年]][[7月11日]]、[[厚生労働省]]にて
|国略称 = {{JPN}}
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1935|8|18}}
|出生地 = {{JPN}} [[静岡県]][[袋井市]]
|没年月日 = 
|死没地 = 
|出身校 = [[東京大学]]
|前職 = [[内閣官房]]長官秘書官
|現職 = [[城西国際大学]][[学長]]<br />[[日本茶業中央会]][[会長]]<br />静岡県土地改良事業団体連合会会長<br />静岡県農業共済組合連合会会長<br />日本茶インストラクター協会[[理事長]]
|所属政党 = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]（[[宏池会]]）
|称号・勲章 = [[旭日大綬章]]<br />[[法学士]]（東京大学・[[1961年]]）
|世襲の有無 = 無
|親族（政治家） = 長女・[[柳澤田実]]
|配偶者 = 妻・[[柳澤紀子]]
|サイン = 
|ウェブサイト = http://www.jiu.ac.jp/aboutjiu/president.html
|サイトタイトル = 城西国際大学 - 学長あいさつ
|国旗 = JPN
|職名 = 第7代 [[厚生労働大臣]]
|内閣 = [[第1次安倍内閣|安倍内閣]]
|選挙区 = 
|当選回数 = 
|就任日 = [[2006年]][[9月26日]]
|退任日 = [[2007年]][[8月27日]]
|退任理由 = 
|所属委員会 = 
|議員会館 = 
|元首職 = 
|元首 = 
<!-- ↓省略可↓ -->
|国旗2 = JPN
|職名2 = [[内閣府特命担当大臣]]<br />（[[金融担当大臣|金融再生担当]]）
|内閣2 = [[第2次森改造内閣 (中央省庁再編後)]]<br />[[第1次小泉内閣]]
|選挙区2 = 
|当選回数2 = 
|就任日2 = [[2001年]][[1月6日]]
|退任日2 = [[2002年]][[9月30日]]
|退任理由2 = 
|元首職2 = 
|元首2 = 
|国旗3 = JPN
|職名3 = 第7代 [[金融再生委員会委員長]]
|内閣3 = [[第2次森改造内閣 (中央省庁再編前)|第2次森改造内閣<br />（中央省庁再編前）]]
|選挙区3 = 
|当選回数3 = 
|就任日3 = [[2000年]][[12月5日]]
|退任日3 = 2001年1月6日
|退任理由3 = 
|元首職3 = 
|元首3 = 
|国旗4 = JPN
|職名4 = 初代 金融再生委員会委員長
|内閣4 = [[小渕内閣]]<br />[[小渕第1次改造内閣]]
|選挙区4 = 
|当選回数4 = 
|就任日4 = [[1998年]][[12月15日]]
|退任日4 = [[1999年]][[10月5日]]
|退任理由4 = 
|元首職4 = 
|元首4 = 
|国旗5 = JPN
|職名5 = [[衆議院議員]]
|内閣5 = 
|選挙区5 = （[[静岡県第3区_(中選挙区)|旧静岡3区]]→）<br />[[静岡県第3区|静岡3区]]
|当選回数5 = 9回
|就任日5 = [[1980年]][[6月23日]]
|退任日5 = [[2009年]][[7月21日]]
|退任理由5 = 
|元首職5 = 
|元首5 =
|国旗6 = JPN
|その他職歴1 = [[国務大臣]]<br />（金融再生担当）
|就任日6 = 1998年[[10月23日]]
|退任日6 = 1998年12月15日
|国旗7 = JPN
|その他職歴2 = 第31代 [[国土庁長官]]
|就任日7 = 1998年[[7月30日]]
|退任日7 = 1998年10月23日
|国旗8 = JPN
|その他職歴3 = 
|就任日8 = 
|退任日8 = 
<!-- ↑省略可↑ -->
}}
'''柳澤 伯夫'''（やなぎさわ はくお、[[1935年]][[8月18日]] - ）は、[[日本]]の[[大蔵省|大蔵]][[官僚]]、[[政治家]]。[[勲等]]は[[旭日大綬章]]。[[城西国際大学]][[学長]]、[[社団法人]][[日本茶業中央会]][[会長]]、静岡県土地改良事業団体連合会会長、全国土地改良事業団体連合会[[理事]]、静岡県農業共済組合連合会[[会長]][[理事]]、[[特定非営利活動法人]]日本茶インストラクター協会[[理事長]]。報道等では'''柳沢 伯夫'''とも表記される。

[[衆議院|衆議院議員]]（8期）、[[国土庁長官]]（[[小渕内閣|第31代]]）、[[国務大臣]]（金融再生担当）、[[金融再生委員会委員長]]（[[小渕内閣|初]]・[[第2次森改造内閣 (中央省庁再編前)|7]]代）、[[金融担当大臣]]、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]][[税制調査会]][[会長]]、[[厚生労働大臣]]（[[第1次安倍内閣|第7代]]）、[[明治大学]][[大学院]]グローバル・ビジネス研究科特別招聘教授などを歴任した。

== 来歴・人物 ==
[[静岡県]][[袋井市]]出身。[[静岡県立静岡高等学校]]に進学、[[新聞配達]]で学費・生活費を賄う。高校1年生の夏休みに母が死去、2学期から[[高等学校#定時制の課程|定時制]]に移り、昼も働く。2年次から地元に近い[[静岡県立掛川西高等学校]]に転校。当時は貧しさを題材にした[[石川啄木]]に励まされたという。進学した[[東京大学]][[法学部]]では[[カール・マルクス|マルクス]]らの[[社会主義]]に心酔した。しかし大学4年生の時、[[第2次池田内閣|池田勇人内閣]]が掲げた[[所得倍増計画]]に関する講義を受ける。社会主義にしかできないと思っていた貧困の克服が、経済政策でも可能だと気付き感銘を受けた<ref>来歴ここまで[[讀賣新聞]]、2007年2月9日、15頁</ref><ref>[http://www.nikkei.co.jp/hensei/asia2001/speaker/yanagisawa.html 第7回アジアの未来]</ref>。

[[1961年]] [[東京大学]][[法学部]]を卒業、[[大蔵省]]（のち[[財務省 (日本)|財務省]]）に入省。[[田中六助]][[内閣官房長官]]の[[秘書官]]を務めたことなどがきっかけで政界に転じた。自民党の[[宏池会]]に所属し、[[衆議院]]文教委員長、[[国土庁長官]]、[[金融再生委員会委員長]]、[[金融庁|金融担当大臣]]、[[厚生労働大臣]]を歴任。

学究活動としては、[[慶應義塾大学]]では講師として[[経済学部]]で[[金融資産]][[市場]][[論]]や[[中小企業]]金融論を講じた<ref>「PROFILE――柳沢はくおの歩み」『[http://www.yanagisawahakuo.jp/profile.html 柳沢はくお　プロフィール]』柳沢はくお事務所。</ref>。また、明治大学では大学院の特別招聘教授に就任し、グローバル・ビジネス研究科にて教鞭を執った<ref>「教員一覧」『[http://www.meiji.ac.jp/mbs/faculty/faculty4.html 教員一覧・特別招聘教授（明治大学:専門職大学院:グローバル・ビジネス研究科）]』[[明治大学]]。</ref>。

[[2009年]]8月の[[第45回衆議院議員総選挙]]にて静岡3区から立候補したが、[[小山展弘]]に敗れ落選した<ref>「衆院選勝利――選挙区8人に当選証書――静岡」『[http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090902/szk0909020301002-n1.htm 衆院選勝利　選挙区8人に当選証書　静岡 - MSN産経ニュース]』[[産経デジタル]]、[[2009年]][[9月2日]]。</ref>。政界を引退し、[[2010年]]4月より、[[城西国際大学]]の[[学長]]に就任する<ref>[http://web.archive.org/20100327142505/mainichi.jp/select/seiji/news/20100309k0000m010121000c.html 柳沢伯夫氏：城西国際大学学長に　政界引退、4月から] 毎日.jp・2010年3月9日</ref>。

[[2011年]][[1月31日]]、[[菅内閣 (第2次改造)|菅政権]]によって、社会保障と税の一体改革を議論する「集中検討会議」の有識者メンバーに選任されたことが発表された。

== 政策 ==
=== 金融 ===
{{要出典範囲|金融担当大臣就任当時、「[[日本]]の[[銀行]]はいたって健全であり、[[公的資金]]の投入は必要ない」などと発言し、その姿勢から、[[特命担当大臣|経済財政政策担当大臣]]の[[竹中平蔵]]と対立した。この対立は、そのまま[[内閣府]][[経済財政諮問会議]]などの場で議論が繰り返され、最終的に、[[内閣改造]]時に柳澤が更迭され、竹中が金融担当大臣を兼務することで決着した|date=2013年12月}}。

=== 財政 ===
{{要出典範囲|大蔵省（のち財務省）出身で、自由民主党税制調査会長、初代財政改革研究会座長を務めた経歴から、自民党屈指の「増税による財政再建論者」と評される。[[法人税]]減税には反対していないが、[[消費税]]増税を強く主張しているという。財政通とされる[[谷垣禎一]]や[[与謝野馨]]と連携しているとされたが、一方で彼らとは一線を画す立場とされる[[第1次安倍内閣|安倍内閣]]に入閣した|date=2013年12月}}。

=== 労働 ===
{{要出典範囲|安倍内閣の厚生労働大臣として、「[[ホワイトカラー・エグゼンプション]]制度（いわゆる「残業代ゼロ法案」）を推進したが、国民の反発が強く挫折している。厚労省がめざした制度の内容は以下のようなものであった。

* 一定時間を超える残業代の支払いを行わない
* 週40時間労働基準の撤廃
* 雇用者の健康管理義務削除・労災対象からの除外
* 非正規雇用の正社員化を法案から除外

柳澤は同法案関連法案を[[2007年]][[1月25日]]の通常国会へ提出することを目指したが、「残業代ゼロ法案」の名称が国民にひろく浸透し、[[サラリーマン]]だけでなく多くの国民からも反発を受けた。安倍内閣の支持率が急低下し、自民党内部から批判が出ても、法案提出に執念を見せていたが、最終的には、[[安倍晋三]]が審議見送りを決定したため国会に提出されずに終わった|date=2013年12月}}。

== 発言 ==
===「産む機械」発言 ===
2007年1月27日、島根県松江市で開かれた自民党県議の集会で講演した際、少子化対策について、「機械って言っちゃ申し訳ないけど」「機械って言ってごめんなさいね」との言葉を挟みつつ、「15-50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」と、女性を機械に例えて説明をおこなった<ref>{{Cite news | url = http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007012701000324.html | title = 女性は「産む機械、装置」 松江市で柳沢厚労相 | agency = [[共同通信社]] | publisher = [[47NEWS]] | date = 2007-01-27 | accessdate = 2014-04-19 }}</ref>。発言とその騒動は外国のメディアでも報道された。
: {{要出典範囲|これらの発言について、マスメディアが「柳澤大臣『女性は（子供を産む）機械』と発言」と報道し、野党や与党の一部から激しい批判がなされた|date=2013年12月}}。一方で[[橋下徹]]がこの発言を「女性は子供を産む機械」と要約するのは歪曲であると主張した<ref>{{Cite news | url = http://archive.today/5aEIw | title = 橋下徹弁護士　「柳沢擁護」に熱弁 | agency = [[Livedoor ニュース]] | publisher = [[ジェイ・キャスト|J-CASTニュース ]] | date = 2007-02-05 | accessdate = 2014-04-19 }}</ref>。
: {{要出典範囲|同29日､記者団に『会場の理解が十分でないように感じた｡経済に携わってきたのでモノを[[生産]]する例ならとの思いがよぎった』などと釈明した|date=2013年12月}}。
: {{要出典範囲|野党は大臣の辞任を要求し、自民党の一部議員らからも批判された。この発言について1月29日になり表現が不適当だったと陳謝したが、同時に大臣を辞任する意志がない事を表明。国会審議が停止する騒ぎになり、自民党や内閣の支持率にも影響が出かねないため党内からも辞任を求める声が上り、野党からは厚生労働大臣に任命した[[安倍晋三]]首相の任命責任を問う声も上がった|date=2013年12月}}。
: {{要出典範囲|1月29日、[[民主党_(日本 1998-)|民主党]]の[[円より子]]、[[社会民主党_(日本 1996-)|社会民主党]]党首の[[福島瑞穂]]、[[国民新党]]の[[後藤博子]]、[[日本共産党]]の[[吉川春子]]ら、野党の女性議員が超党派で柳澤厚労相の辞任を要求し、[[民主党 (日本 1998-)|民主]]・[[社会民主党 (日本 1996-)|社民]]・[[国民新党|国民新]]3党が1月30日に安倍首相に対し、柳澤を罷免するよう求めた。いずれも拒否されたが、民主・社民・国民新の3党は1月31日に審議入りした、平成18年度[[補正予算]]案審議を欠席、[[日本共産党|共産]]は抗議の上退席した。柳澤は結局辞任せず、2007年8月の[[第1次安倍内閣 (改造)|安倍改造内閣]]発足に伴い退任するまで厚生労働大臣を務めたが、柳澤の厚労相続投は内閣支持率を低下させる一因となった|date=2013年12月}}。
: 政府は2月13日の閣議で、社会民主党衆議院議員[[辻元清美]]の質問主意書に答える形で、柳沢発言について「女性の方々を傷付ける不適切なものであり、その発言が厚労相の真意、または政府の方針であるかのような誤解を国民に与えたと考える」との答弁書を決定した<ref>{{Cite news | url = http://www.47news.jp/CN/200702/CN2007021301000355.html | title = 「産む機械」発言は不適切 政府答弁書 | agency = [[共同通信社]] | publisher = [[47NEWS]] | date = 2007-02-13 | accessdate = 2014-04-19 }}</ref>。

=== その他 ===
; 「健全」発言
{{要出典範囲|: 2月6日の記者会見で柳澤は、政府による調査の結果を引き合いに「若い人たちというのは、結婚をしたい、それから、子供も2人以上もちたいという極めて健全な状況にいるわけですね」と発言。子供を2人以上もちたくないというのは不健全なのかなどの批判がなされた。この批判に対しては、与党幹部から「言葉狩り」であるとの反論があった|date=2013年12月}}。
; 「産科医が減っているのは出生数減少で"医療ニーズ"が逓減していることの反映」発言
{{要出典範囲|: 2007年2月7日、[[枝野幸男]]（民主党）の国会質問で、「医師の数が減っているのは産婦人科と外科医だけだがなぜだと思うか」と問われた際に、「（産科医が減っているのは）出生数減少で"医療ニーズ"が逓減していることの反映」と回答した。実際には出生数の減少以上に産科医と出産可能施設は減少しており、枝野は福島県立[[大野病院事件]]を例に引いてこの問題を問いただしている。この答弁は、全国の産科医、医師、女性などを失望させた。産科医不足について担当大臣が原因を把握できていないことが暴露され、政府の医療政策への疑問がさらに拡大した|date=2013年12月}}。
; 「工場労働者は労働時間だけが売り物」発言
{{要出典範囲|: 2007年2月15日に行われた参議院の厚生労働委員会で、[[ホワイトカラーエグゼンプション]]制度についての答弁の中で、「工場労働というかベルトコンベヤーの仕事、もう労働時間だけが売り物です」と、肉体労働者や工場で働く労働者を侮辱するとも受け取れる発言を行った。
: この発言について、民主党の[[川内博史]]が2007年2月19日の衆院予算委で、「現場で一生懸命働いている方に失礼だ」と批判し、共産党の[[市田忠義]]も2007年2月19日の記者会見で「柳沢厚労相の国語力の問題ではなく、人間観が問われている。単なる失言でないところが大問題だ」と批判した。
: 柳沢はその後、「全体を見てもらえば誤解が生じるとは思わないが、『だけ』という表現が、ある人々を傷つけるとの指摘なので、（議事録からの削除が）可能かどうかを相談したい」と述べ、発言の撤回と議事録からの削除を検討する考えを明らかにした|date=2013年12月}}。

== エピソード ==
* 座右の銘は「交友須帯三分侠気」。趣味は[[謡曲]]、[[オペラ]]鑑賞。[[鉄仮面]]を髣髴させる無愛想な顔がトレードマーク。
* 『アジア・ウィーク』誌において、「アジアのパワフルな政治家」第8位に選ばれ、『ビジネス・ウィーク』誌でも「アジアの星」に選ばれた。
* [[政治家の年金未納問題]]が注目された際に年金の未納が発覚している。 
* [[道路特定財源]]を資金源とする[[道路運送経営研究会]]（道路特定財源の一般財源化に反対している）から献金を受けている<ref>http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b169030.htm</ref>。

== 家族・親族 ==
* 妻 [[柳澤紀子]]（[[版画家]]、[[武蔵野美術大学]][[造形学部]][[教授]]）
*: [[太田川 (静岡県)|太田川]]護岸に紀子の壁画が描かれるなど活動が疑問視されることがあり、[[2002年]][[7月9日]]には[[衆議院]][[財務金融委員会]]にて[[衆議院|衆議院議員]][[五十嵐文彦]]らが紀子の作品について伯夫に質問を行う<ref>「第23号――平成14年7月9日（火曜日）」『[http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009515420020709023.htm 第154回国会　財務金融委員会　第23号（平成14年7月9日（火曜日））]』[[衆議院]]、[[2002年]][[7月9日]]。</ref>など、国会審議においても取り上げられている。
* 娘 [[柳澤田実]] [[南山大学]][[人文学部]][[准教授]]（宗教学）

== 略歴 ==
[[ファイル:Hakuo Yanagisawa and Eric Hargan 20070711.jpg|thumb|200px|[[2007年]][[7月11日]]、[[アメリカ合衆国]][[アメリカ合衆国保健福祉省|保健福祉省]]副長官代理の[[:en:Eric Hargan|エリック・ハーガン]]らと会談する柳澤]]
* [[1954年]] [[静岡県立掛川西高等学校]]を卒業。
* [[1960年]] [[公務員試験|国家公務員採用上級甲種試験（法律）]][[試験#合格|合格]]。
* [[1961年]] [[東京大学]][[法学部|法学部第二類]]を卒業、[[大蔵省]]入省。
* [[1967年]] 横須賀税務署長。
* [[1971年]] 在ニューヨーク領事。
* [[1977年]] 大蔵省大臣官房企画官。
* [[1978年]] 大蔵省大臣官房参事官。
* [[1978年]] 内閣官房長官秘書官となる。
* [[1980年]] [[衆議院|衆議院議員]]に初当選。
* [[1995年]] 衆議院文教委員長、行政改革推進本部事務局長となる。
* [[1998年]] 国土庁長官、金融再生委員会委員長、衆議院厚生委員長となる。
* [[2001年]] 金融担当大臣となる。
* [[2002年]] [[特命担当大臣|経済財政政策担当大臣]]・[[竹中平蔵]]との路線対立から金融担当大臣を更迭される。後任は竹中が兼任。
* [[2003年]] [[自由民主党政務調査会]]会長代理に就任。
* 2003年 慶應義塾大学経済学部講師。
* [[2005年]] [[自由民主党]][[税制調査会]]会長に就任。
* [[2006年]][[9月]] [[厚生労働大臣]]に就任。
* [[2006年]][[10月]] [[宏池会 (古賀派)|宏池会（古賀派）]]副会長に再任。
* [[2008年]][[9月]] [[2008年自由民主党総裁選挙]]で、[[与謝野馨]]の選挙責任者となる。
* [[2009年]] 明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科特別招聘教授。
* [[2010年]] 城西国際大学学長。

== 所属していた団体・議員連盟 ==
* [[日韓議員連盟]]

== 栄典 ==
* 2010年4月29日 旭日大綬章。

== 著書 ==
* 『赤字財政の10年と4人の総理たち』（日本生産性本部）

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[ホワイトカラー・エグゼンプション]]（残業代ゼロ法案）

== 外部リンク ==
* [http://www.meiji.ac.jp/mbs/faculty/faculty4.html 教員一覧・特別招聘教授（明治大学:専門職大学院:グローバル・ビジネス研究科）] - 柳澤を紹介する明治大学のサイト。
* [http://www.sizdoren.jp/ 水土里ネット静岡] - 柳澤が会長を務める静岡県土地改良事業団体連合会のサイト。

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{{succession box 
| title  = {{Flagicon|日本}} [[国務大臣]]（金融再生担当）
| years  = 1998年
| before = 創設
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| title  = [[城西国際大学|城西国際大学学長]]
| years  = 2010年 - 
| before = [[工藤智規]]
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{{厚生労働大臣|2006年-2007年}}
{{国土交通大臣|1998年|[[国土庁長官]]}}
{{金融再生委員会委員長|1998年-1999年,2000年-2001年}}
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[[Category:日本の閣僚経験者]]
[[Category:静岡県選出の衆議院議員]]
[[Category:自由民主党の衆議院議員]]
[[Category:城西国際大学の教員]]
[[Category:明治大学の教員]]
[[Category:日本の財務官僚]]
[[Category:東京大学出身の人物]]
[[Category:静岡県出身の人物]]
[[Category:1935年生]]
[[Category:存命人物]]