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'''林藩'''（はやしはん）は、[[伊勢国]]（現在の[[三重県]][[津市]][[芸濃町]]林字城屋敷）に存在した[[藩]]。居城は林城<ref>二木謙一監修・工藤寛正編「国別 藩と城下町の事典」東京堂出版、2004年9月20日発行(375ページ)</ref>。

== 概要 ==
[[織田信包]]の長男・[[織田信重|信重]]は、[[慶長]]5年（[[1600年]]）の[[関ヶ原の戦い]]で東軍に与したため、戦後に林1万石の所領を安堵され、林藩を立藩した。しかし実際の家督と実権は父の信包が握っていた。その信包が[[大坂の陣|大坂冬の陣]]直前に72歳で死去すると、遺言により家督は三男の[[織田信則|信則]]が後を継ぐこととなった。ところが、これに兄の信重が不満をもって幕府に訴える。しかし[[元和 (日本)|元和]]元年（[[1615年]]）6月、信重は[[徳川家康]]の勘気に触れて改易となり、林藩は廃藩となった。

== 歴代藩主 ==
=== 織田（おだ）家 ===
1万石。[[外様]]。
#[[織田信重]]（のぶしげ）〔従五位下、民部大輔〕

== 関連項目 ==
*[[藩の一覧]]
==脚注==
<references/>
{{DEFAULTSORT:はやしはん}}
[[Category:藩]]
[[Category:伊勢国]]
[[Category:勝幡織田氏|藩はやし]]
[[Category:三重県の歴史]]
[[Category:津市の歴史]]