李漢宰のソースを表示

{{サッカー選手
|名前=李 漢宰
|画像=
|本名=
|愛称=ハンジェ、ハンちゃん
|カタカナ表記=リ・ハンジェ
|アルファベット表記=Ri(Lee) Han Jae
|原語名=ハングル
|原語表記={{lang|ko|리한재}} 
|国=[[朝鮮籍]]
|誕生日={{生年月日と年齢|1982|6|27}}
|出身地=[[岡山県]][[倉敷市]]
|身長=173cm
|体重=68kg
|血液型=B型
|所属チーム名=[[FC町田ゼルビア]]
|ポジション=[[ミッドフィールダー|MF]]
|背番号=6
|利き足=右足
| ユース年1 =| ユースクラブ1 = 川鉄サッカークラブ
| ユース年2 =1995-1997| ユースクラブ2 = [[岡山朝鮮初中級学校|倉敷朝鮮初中級学校]]
| ユース年3 =1998-2000| ユースクラブ3 = [[広島朝鮮初中高級学校]]
| ユース年4 =| ユースクラブ4 = →[[広島県立西高等学校]]
| 年1 = 2001-2009| クラブ1 = [[サンフレッチェ広島]] |出場1 = 151 | 得点1 = 7
| 年2 = 2010| クラブ2 = [[コンサドーレ札幌]] |出場2 = 2 | 得点2 = 0
| 年3 = 2011-2013| クラブ3 = [[FC岐阜]] |出場3 = 53 | 得点3 = 1
|クラブ成績更新日=2013年11月30日
|代表年1=2004-2005|代表1={{PRKf}}|| 代表出場1 = 7| 代表得点1 = 1
|代表成績更新日=2007年10月18日
|監督年=
|監督チーム=
}}
'''李 漢宰'''（り はんじぇ '''{{Lang|ko|리한재}}'''、[[1982年]][[6月27日]] - ）は、[[朝鮮籍]]の[[プロフェッショナル (サッカー)|プロサッカー選手]]。[[岡山県]][[倉敷市]]出身。ポジションは[[ミッドフィールダー]]。[[広島朝鮮初中高級学校|広島朝鮮高級学校]][[卒業]]<ref name ="chu20010209">{{Cite web|publisher=[[中国新聞]]|date=2001-02-09|url=http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/sobyou/sasi03.html|title=民族の誇り担う喜び MF（32）李漢宰|accessdate=2013-08-26}}</ref>。

== 人物 ==
[[朝鮮学校]]から初のストレートで[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]入りを果たした朝鮮籍のプロサッカー選手<ref name ="chu20010209" />。

元々は攻撃的なMFの選手であり、現在は右アウトサイドやボランチとしてプレーしている。またプレースキッカーも担当する。

== 来歴 ==
在日三世<ref name ="gifucomi201106">{{Cite web|publisher=ギフコミ！|date=2011-06|url=http://www.gifucomi.net/is/fc_gifu/in027_ri_hanjae.html|title=第27回　李 漢宰（り はんじぇ）選手|accessdate=2013-08-26}}</ref>。5人兄弟の4番目で、兄弟の影響でサッカーを始める<ref name ="gifucomi201106" />。岡山の名門クラブ・川鉄SS出身<!-- 広島公式では川鉄サッカークラブ。後身のJFE倉敷SSのHPには名簿が載ってないが、もう一方の後身のハジャスFCサポサイトには名前があるからたぶん川鉄SS出身-->。[[岡山朝鮮初中級学校|倉敷朝鮮初中級学校]]時代に在日朝鮮人サッカー全国大会にて優秀選手に選ばれている。

[[広島朝鮮初中高級学校|広島朝鮮高級学校]]卒業。なお準外国人選手登録のため、通信制の[[広島県立西高等学校]]も卒業している<ref>{{Cite web|publisher=サンフレッチェ広島公式|date=2000-11-10|url=http://www.sanfrecce.co.jp/info/20001110a.html|archivedate=2001-03-09|archiveurl=http://web.archive.org/web/20010309211532/http://www.sanfrecce.co.jp/info/20001110a.html|title=新加入選手の内定について|accessdate=2013-08-26}}</ref>。

2001年、攻撃的なMFとして[[サンフレッチェ広島]]に加入<ref name ="gifucomi201106" />。同期加入は、[[林卓人]]、[[河野淳吾]]、[[田中マルクス闘莉王|トゥーリオ]]、[[西嶋弘之]]、[[寺内良太]]、[[梅田直哉]]<ref name ="chu20010209" />。

2002年5月にナビスコカップで右SBとしてプロデビュー、同年に[[サッカー朝鮮民主主義人民共和国代表|北朝鮮]]U-23代表に選出され、[[2002年アジア競技大会|釜山アジア大会]]に出場<ref name="TYONI">{{Cite web|publisher=[[朝鮮新報]]|date=2006-06-29|url=http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2006/07/0607j0629-00001.htm|title=Jへの挑戦 -在日サッカー選手の心- ①|accessdate=2013-08-26}}</ref>。

なかなか出場機会を与えられなかったが、[[小野剛 (サッカー指導者)|小野剛]]に監督が代わってから[[ミッドフィールダー|ボランチ]]として起用され始める。[[2004年]]北朝鮮A代表として招集され、10月13日[[2006 FIFAワールドカップ・アジア予選|2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会アジア1次予選]]の[[サッカーイエメン代表|イエメン]]戦でゴールを決めた。2005年、アジア最終予選も[[安英学]]と共に代表に選出され、[[サッカー日本代表|日本]]戦、[[サッカーイラン代表|イラン]]戦、[[サッカーバーレーン代表|バーレーン]]戦に右アウトサイドとして出場した<ref name="TYONI" />。また、クラブでも右アウトサイドとして起用され始め、2006年[[ミハイロ・ペトロヴィッチ]]監督になってからは攻撃的MF、右アウトサイドの控えとなった。

2008年、[[駒野友一]]の移籍に伴い右アウトサイドでレギュラーとして活躍、J1昇格に貢献。2009年1月、活躍が認められ北朝鮮代表冬季強化合宿メンバーに選ばれた<ref>{{Cite web|publisher=中国新聞|date=2009-01-07|url=http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Sw200901070122.html|title=李漢宰、北朝鮮代表の合宿へ|accessdate=2013-08-26}}</ref>。同年は[[ミハエル・ミキッチ]]が右サイドに定着したため出場機会を減らし、同年末に戦力外通告を受ける<ref>{{Cite web|publisher=中国新聞|date=2009-12-05|url=http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Sw200912050156.html|title=李漢宰と来季契約せず　クラブ方針|accessdate=2013-08-26}}</ref>。

2010年、[[コンサドーレ札幌]]へ移籍したが、右膝の怪我で出場機会がほぼなく、同年限りで契約満了により退団した<ref name ="gifucomi201106" /><ref>{{Cite web|publisher=ゲキサカ|date=2011-01-29|url=http://web.gekisaka.jp/161313_71989_fl|title=岐阜が元北朝鮮代表MFを獲得|accessdate=2013-08-26}}</ref>。

2011年、[[FC岐阜]]に移籍する<ref name ="gifucomi201106" />。同年はシーズンを通して怪我の治療との闘いだったが、2012年にはスタメンに定着。同年に移籍加入した[[服部年宏]]と元代表コンビでダブルボランチを組んで若手を牽引。

2013年シーズン終了後、契約満了により退団<ref>{{Cite web|publisher=FC岐阜|date=2013-11-30|url=http://www.fc-gifu.com/news/post-2593.html|title=契約満了選手のお知らせ|accessdate=2013-11-30}}</ref>。

2014年、[[FC町田ゼルビア]]に移籍。

== 個人成績 ==
{{サッカー選手国内成績表 top|yy}}
{{サッカー選手国内成績表 th|日本|all}}
|-
|[[2001年のJリーグ|2001]]||rowspan="9"|[[サンフレッチェ広島|広島]]||32||rowspan="2"|[[日本プロサッカーリーグ|J1]]||0||0||0||0||0||0||0||0
|-
|[[2002年のJリーグ|2002]]||rowspan="2"|23||1||0||1||0||4||0||6||0
|-
|[[2003年のJリーグ|2003]]||[[日本プロサッカーリーグ|J2]]||22||1||colspan="2"|-||4||0||26||1
|-
|[[2004年のJリーグ|2004]]||rowspan="7"|16||rowspan="4"|J1||26||1||5||0||1||0||32||1
|-
|[[2005年のJリーグ|2005]]||19||1||0||0||1||0||20||1
|-
|[[2006年のJリーグ|2006]]||26||2||6||0||2||0||34||2
|-
|[[2007年のJリーグ|2007]]||6||0||3||0||2||0||11||0
|-
|[[2008年のJリーグ|2008]]||J2||37||1||colspan="2"|-||4||0||41||1
|-
|[[2009年のJリーグ|2009]]||J1||14||1||3||0||2||0||19||1
|-
|[[2010年のJリーグ|2010]]||[[コンサドーレ札幌|札幌]]||rowspan="4"|J2||2||0||colspan="2"|-||0||0||2||0
|-
|[[2011年のJリーグ|2011]]||rowspan="3"|[[FC岐阜|岐阜]]||rowspan="3"|8||9||0||colspan="2"|-||0||0||9||0
|-
|[[2012年のJリーグ|2012]]||32||1||colspan="2"|-||1||0||33||1
|-
|[[2013年のJリーグ|2013]]||12||0||colspan=2|-||0||0||12||0
|-
|[[2014年のJリーグ|2014]]||[[FC町田ゼルビア|町田]]||6||[[日本プロサッカーリーグ|J3]]||　||　||colspan="2"|-||　||　||　||
{{サッカー選手国内成績表 通算始|3|日本|J1}}92||5||18||0||12||0||122||5
{{サッカー選手国内成績表 通算行|日本|J2}}114||3||colspan="2"|-||9||0||123||3
{{サッカー選手国内成績表 通算行|日本|J3}}　||　||colspan="2"|-||　||　||　||
{{サッカー選手国内成績表 通算終}}206||8||18||0||21||0||245||8
|}
;その他の公式戦
* 2007年
** [[J1・J2入れ替え戦]] 2試合0得点
* 2008年
** [[FUJI XEROX SUPER CUP|XEROX SUPER CUP]] 1試合0得点

;出場歴
* プロ初出場　2002年5月9日ナビスコカップ第5節対[[名古屋グランパスエイト]]戦 ([[名古屋市瑞穂公園陸上競技場]])
** 61分[[八田康介]]に代わり交代出場、79分[[山形恭平]]と途中交代
* リーグ戦初出場　2002年11月16日対[[鹿島アントラーズ]]戦 ([[カシマサッカースタジアム|カシマスタジアム]])
** 86分[[茂木弘人]]に代わって途中出場
* プロ初得点　2003年7月26日対[[サガン鳥栖]]戦 ([[鳥栖スタジアム]])
** 先発フル出場、11分ゴール

== 代表歴 ==
;アンダーカテゴリー
* U-23朝鮮民主主義人民共和国代表 (第14回アジア競技大会2002釜山) (2002年)

;A代表
* 朝鮮民主主義人民共和国代表 (2004年、2005年)
* 初出場・初得点　2004年10月13日対[[サッカーイエメン代表|イエメン代表]]戦

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}

== 関連項目 ==
* [[岡山県出身の人物一覧]]
* [[サンフレッチェ広島F.Cの選手一覧]]
* [[コンサドーレ札幌の選手一覧]]
* [[FC岐阜の選手一覧]]
* [[FC町田ゼルビアの選手一覧]]

{{FC町田ゼルビアのメンバー}}
{{Jリーグ主将}}
{{DEFAULTSORT:り はんしえ}}
[[Category:在日韓国・朝鮮人のサッカー選手]]
[[Category:北朝鮮のサッカー選手]]
[[Category:サッカー朝鮮民主主義人民共和国代表選手]]
[[Category:サンフレッチェ広島F.Cの選手]]
[[Category:コンサドーレ札幌の選手]]
[[Category:FC岐阜の選手]]
[[Category:FC町田ゼルビアの選手]]
[[Category:1982年生]]
[[Category:存命人物]]
[[Category:岡山県出身の人物]]