李海チャンのソースを表示

{{記事名の制約|title=李海{{lang|ko|瓚}}}}
{{政治家
|人名 = 李海瓚
|各国語表記 = 이해찬
|画像 = Lee hae-chan.jpg|200px
|画像説明 = 
|国略称 = {{KOR}}
|生年月日 = 1952年7月10日
|出生地 = 忠清南道青陽郡
|没年月日 = 
|死没地 = 
|出身校 = ソウル大学校社会学科
|前職 = 
|現職 = 
|所属政党 = [[平和民主党]]→[[民主党 (韓国 1991-1995)|民主党]]→[[新政治国民会議]]→[[新千年民主党]]→[[ウリ党|開かれたウリ党]]→[[大統合民主新党]]→[[民主統合党]]→[[民主党 (韓国 2011-2014)|民主党]]→[[新政治民主連合]]　
|称号・勲章 = 
|親族（政治家） = 
|配偶者 = あり
|サイン = 
|ウェブサイト = 
|サイトタイトル = 
|国旗2 = 
|職名2 = [[大韓民国教育部|教育部]]長官
|内閣2 = 金大中政権第1期内閣 
|就任日2 = 1998年3月3日
|退任日2 = 1999年5月23日
|元首職2 = 大統領
|元首2 = [[金大中]]
|国旗3 = 
|職名3 = [[国務総理 (大韓民国)|国務総理]]　
|内閣3 = 盧武鉉政権第2期内閣
|就任日3 = 2004年6月30日
|退任日3 = 2006年3月15日
|元首職3 = [[大韓民国の大統領|大統領]]　
|元首3 = [[盧武鉉]]　
|職名4 = 民主統合党代表
|就任日4 = 2012年6月9日
|退任日4 = 2012年11月18日
}}
{{韓国の人物|
| title=李海{{lang|ko|瓚}}
| latin=I Haechan
| hangeul=이해찬
| hanja=李海瓚
| katakana=イ・ヘチャン
}}
'''李 海{{lang|ko|瓚}}'''（イ・ヘチャン、[[韓国語]]:이해찬, [[1952年]][[7月10日]] - ）は、[[大韓民国|韓国]][[忠清南道]]出身の[[政治家]]、教育家、言論人。[[1995年]][[ソウル特別市]]副市長、[[1998年]]第38代教育部長官、[[2002年]]第36代[[韓国]][[国務総理]]。前・[[民主統合党]]代表。

==歩み==
===学生時代===
[[1952年]]に[[忠清南道]][[青陽郡]]で[[公務員]]の息子として生まれた。父は[[日本]]への留学を行ってきたリハビリテーションの人事だった。[[ソウル大学]]社会学科在学中の[[1970年代]]、[[民主化運動]]に身を投じ、[[1974年]]の[[民青学連事件]]<ref>1974年、民青学連の名で維新政権反対のビラが作成されたのをきっかけに、政府が主導者とされた学生など180名を拘束起訴した事件。李海瓚もこの事件で逮捕され、有罪判決を受けている。2009年9月に再審判決で無罪判決が言い渡された。出典：{{cite news |title=‘민청학련’이해찬·유홍준도 35년만에 무죄（‘民青学連’李海瓚・ユ・ホンジュンも35年ぶりに無罪）|author= |newspaper= ハンギョレ|date= 2009-9-18|url= http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/377528.html|accessdate=2011-11-9}}
</ref>と[[1980年]]の金大中内乱陰謀事件で二回投獄されている。

===政治家として===
民主化後の[[1988年]]に行われた[[第13代総選挙 (大韓民国)|第13代国会議員選挙]]に出馬し、初当選。その後、[[1995年]][[5月]]～[[12月]][[ソウル特別市]]副市長、[[2004年]]の[[第17代総選挙 (大韓民国)|国会議員選挙]]まで連続して議員に当選し続けている。[[金大中]]政権下では、[[新千年民主党]]（以下、民主党）に党籍を置き、[[1998年]]から[[1999年]]まで、教育部長官を、[[2000年]]から[[2001年]]は政策委員会議長を務めた。

教育部長官時代には、高校の夜間自習と月ごとの模擬試験を廃止する教育改革を行った。これにより教育現場が弛緩して、[[2002年]]度の数学能力試験で低い成績を記録したことから「李海{{lang|ko|瓚}}世代」（学歴が劣る世代）という流行語を生んだ。

=== 第36代国務総理 ===
[[2002年]]末の[[2002年大韓民国大統領選挙|大統領選挙]]に向けた民主党内の予備選で大統領候補の座を[[盧武鉉]]らと争い敗れたが、盧武鉉の選挙企画本部長を務める。翌2003年、盧武鉉大統領の中国特使団長、[[ヨルリン・ウリ党]]の創党準備委員会の企画団長として活動した。ウリ党に籍を移した後、[[2004年]][[6月30日]]から第36代[[国務総理 (大韓民国)|国務総理]]（首相）になる。

[[2006年]][[3月1日]]の[[鉄道]][[ストライキ]]による交通混乱のために非常勤務体制の中、[[三一節]]の行事も欠席しゴルフに出かけ、さらにそのゴルフの参加者に違法政治資金提供者がいたことが報道され、3月5日に自ら辞意を表明した（正式な辞任は15日）<ref>{{cite news |title= 李首相が辞意を表明、盧大統領の帰国後判断|author= |newspaper= 聯合ニュース|date= 2006-3-5|url= http://app.yonhapnews.co.kr/yna/basic/articleJapan/new_search/YIBW_showSearchArticle.aspx?contents_id=AJP20060305001000999|accessdate=2011-11-9}}</ref><ref>{{cite news |title= 李首相が退陣、盧大統領が後任選定作業に着手|author= |newspaper= 聯合ニュース|date= 2006-3-15|url= http://app.yonhapnews.co.kr/yna/basic/articleJapan/new_search/YIBW_showSearchArticle.aspx?contents_id=AJP20060315000500999|accessdate=2011-11-9}}
</ref>。同年10月27日、大統領府の政務特別補佐官に就任<ref>{{cite news |title= 青瓦台政務特別補佐官に李海チャン・呉盈教氏ら|author= |newspaper= 聯合ニュース|date= 2006-10-27|url= http://app.yonhapnews.co.kr/yna/basic/articleJapan/new_search/YIBW_showSearchArticle.aspx?contents_id=AJP20061027000400999|accessdate=2011-11-9}}</ref>、2007年3月には[[北朝鮮]]を訪問し[[金永南]]最高人民会議常任委員長と会談した<ref>{{cite news |title= 訪朝の李海チャン元首相、金永南常任委員長と会談|author= |newspaper= 聯合ニュース|date= 2007-3-8|url= http://app.yonhapnews.co.kr/yna/basic/articleJapan/new_search/YIBW_showSearchArticle.aspx?contents_id=AJP20070308005100882|accessdate=2011-11-9}}</ref>。
=== 2007年大統領選挙 ===
[[2007年大韓民国大統領選挙]]では、ウリ党の後継政党である[[大統合民主新党]]（民主新党）の候補者予備選挙に出馬したが、[[鄭東泳]]や[[孫鶴圭]]に次ぐ3位に留まり敗北した<ref>{{cite news |title= 新党の公認大統領候補、鄭東泳氏に確定|author= |newspaper= 聯合ニュース|date= 2007-10-15|url= http://app.yonhapnews.co.kr/yna/basic/articleJapan/new_search/YIBW_showSearchArticle.aspx?contents_id=AJP20071015003700882|accessdate=2011-11-9}}</ref>。2008年1月に民主新党を離党<ref>{{cite news |title= 李海チャン氏が新党離党、親盧派の離党相次ぐ見通し|author= |newspaper= 聯合ニュース|date= 2008-1-10|url= http://app.yonhapnews.co.kr/yna/basic/articleJapan/new_search/YIBW_showSearchArticle.aspx?contents_id=AJP20080110004300882|accessdate=}}
</ref>し、同年4月に行われた[[第18代総選挙 (大韓民国)|第18代総選挙]]には不出馬を表明した<ref>{{cite news |title= 李海チャン元首相、総選挙不出馬の意向示す|author= |newspaper= 聯合ニュース|date= 2008-2-3|url= http://app.yonhapnews.co.kr/yna/basic/articleJapan/new_search/YIBW_showSearchArticle.aspx?contents_id=AJP20080203001100882|accessdate=2011-11-9}}</ref>。

=== 最大野党代表 ===
選挙後、親盧武鉉系のシンクタンクで活動を続けていたが、盧武鉉・金大中元大統領の死去後、政治的活動を活発化させ、進歩系市民団体が野党統合を推進するため2011年9月に結成した「[[革新と統合]]」（以下、革統）の常任代表の一人となった<ref>{{cite news |title= ｢革新と統合｣が発足　選挙に向け野党統合目指す|author= |newspaper= KBSワールドラジオ|date= 2011-9-7|url= http://rki.kbs.co.kr/japanese/news/news_Po_detail.htm?No=40671|accessdate=2011-11-9}}</ref>。[[民主党 (韓国 2008-2011)|民主党]]と市民統合党（革統が統合の法的要件を満たすため結成した政党）および韓国労働組合総連盟が2011年12月に統合して民主統合党が結成されると、李海瓚は常任顧問に就任した。

2012年4月に予定されている[[第19代総選挙 (大韓民国)|第19代総選挙]]では[[世宗特別自治市]]から出馬する意向を、3月19日に明らかにした<ref>{{cite news |title= 이해찬, 4ㆍ11 총선 세종시 출마 선언（李海瓚、4・11総選世宗市出馬宣言）|author= |newspaper= 聯合ニュース（本国版）|date= 2012-3-19|url= http://www.yonhapnews.co.kr/chongsun/2012/03/19/4752000000AKR20120319095300001.HTML|accessdate=2012-3-20}}</ref>。そして選挙の結果、[[沈大平]][[自由先進党]]代表などを抑えて4年ぶりの返り咲きを果たした<ref>{{cite news |title= ‘세종시 지킴이’ 전략 성공… 세종시 민주 이해찬（‘世宗市守る’戦略成功・・・世宗市　民主　李海瓚）|author= |newspaper= 東亜日報|date= 2012-4-12|url= http://news.donga.com/vote0411/ListParty_2/3/00063400020002/20120412/45465976/1|accessdate= 2012-4-14}}</ref>。

総選挙で民主統合党を含む野圏が事実上敗北した責任を取って韓明淑代表が辞任したことにより実施された党指導部選挙（地域別に行われる代議員投票と党員・市民選挙人団によるモバイル投票の結果を7対3で反映する方法で実施）に出馬。地域別に行われた代議員投票では非盧派の金ハンギルに後れを取る結果となったが、首都圏代議員投票と党員・市民選挙人団によるモバイル投票で巻き返しに成功、僅差で金ハンギルを逆転し1位となり、6月9日の全党大会で党代表に選出された<ref>{{cite news |title= 民主統合党の新代表　李海瓚氏を選出|author= |newspaper= KBSワールドラジオ|date= 2012-6-9|url= http://rki.kbs.co.kr/japanese/news/news_Po_detail.htm?No=44005|accessdate=2012-6-9}}</ref>。12月に行われる[[2012年大韓民国大統領選挙|韓国大統領選挙]]における野党圏有力候補である[[安哲秀]]（無所属）との候補者一本化交渉の中で、党指導部退陣を求める声が安側から挙がったことをきっかけに11月18日、李代表以下の党指導部全員が辞任した<ref>{{cite news |title= 韓国最大野党執行部が辞任　大統領選候補一本化交渉中断で|author= |newspaper= 聯合ニュース（本国版）|date= 2012-11-18|url= http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2012/11/18/0900000000AJP20121118000800882.HTML|accessdate=2012-11-18}}</ref>。

== 略歴 ==
*1972年～1985年：ソウル大学校社会学科。社会学学士。 
*1988年6月～1992年5月：第13代国会議員（[[平和民主党]]）。 
*1992年6月～1995年6月：第14代国会議員（[[民主党 (韓国 1991-1995)|民主党]]）。 
*1996年4月～2000年1月：第15代国会議員([[新政治国民会議]])。 
*1998年3月～1999年5月：第38代教育部長官。 
*2000年5月～2004年5月：第16代国会議員（[[新千年民主党]]）。 
*2004年5月～2004年5月：第17代国会議員（[[ウリ党|開かれたウリ党]]）。 
*2004年6月～2006年3月：第36代国務総理。
*2011年9月～現在：「革新と統合」常任代表
*2011年12月～2014年3月：民主統合党常任顧問
*2012年5月～現在：第19代国会議員（[[民主統合党]]）
*2012年6月～11月：民主統合党代表 
== ゴルフ ==
ゴルフにまつわる失敗は過去にもあり、[[2005年]][[4月5日]]の[[植木日]]（植樹記念日）に[[江原道 (南)|江原道]]で大きな山火事が起きた時にもゴルフをしていたたえに非難され、国会で謝罪している。7月2日、南部地方での[[集中豪雨]]の時も、[[済州島]]でゴルフをしていたという<ref>[[田中明 (韓国学学者)|田中明]] 『冬扇房閑話(21) 闘士と権力』、『[[現代コリア]]』2006年5月号。</ref>。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== ウェブページ ==
* [http://www.ilovechan.net/ 私は愛李海瓚]
* [http://www.chans4u.net/ 李海瓚ウェブページ]


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{{s-off}}
  {{Succession box
    | title  = {{Flagicon|KOR}} [[国務総理 (大韓民国)|大韓民国国務総理]]
    | years  = 第36代：2004年6月 - 2006年3月
    | before = [[高建]]
    | after = [[韓悳洙]]
    | afternote = （権限代行）
  }}
  {{Succession box
    | title = {{Flagicon|KOR}} [[大韓民国教育人的資源部|教育人的資源部]]長官
    | years = 第38代：1998年3月-1999年5月
    | before = [[李明賢]]
    | after = [[金徳中]]
  }}
{{s-ppo}}
  {{Succession box
    | title  = [[民主統合党]]代表
    | years  = 2代：2012年6月 - 11月
    | before = [[朴智元]]
    | beforenote =（非常対策委員長）
    | after  = [[文在寅]]　
    | afternote = （代表代行）   
  }}
{{end box}}

{{大韓民国の首相|2004-2006}}

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{{DEFAULTSORT:い へちやん}}
[[Category:韓国の国務総理]]
[[Category:韓国の国会議員]]
[[Category:韓国の政治家]]
[[Category:民主統合党の政治家]]
[[Category:新政治民主連合の政治家]]
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[[Category:韓国のジャーナリスト]]
[[Category:1952年生]]
[[Category:存命人物]]