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李昌鎬
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<!--{{韓国の人物| |title=イ・チャンホ |latin=I Changho |hangeul=이창호 |hanja=李昌鎬 |katakana=イ・チャンホ }}--> '''李昌鎬'''(イ・チャンホ、이창호、[[1975年]][[7月29日]] - )は、[[大韓民国|韓国]]の[[囲碁]][[棋士 (囲碁)|棋士]]。[[全羅北道]][[全州市]]出身、[[韓国棋院]]所属、[[曺薫鉉]]門下、九段。国内棋戦優勝140回、1990年代から2000年代にかけて世界棋戦優勝20回を数え、世界最強と呼ばれた。棋風は序中盤はじっくり打ち、[[ヨセ]]が強く「神算」と呼ばれ、「石仏」のニックネームもある。 == 経歴 == 小学1年の時に祖父から囲碁を習い、その後[[田永善]]七段に師事。[[1984年]]9歳の時、[[チョ薫鉉|曺薫鉉]]の内弟子になり、韓国棋院研究生となる。[[1986年]]11歳で入段。[[1989年]]最高位戦でタイトル初挑戦し、師の曺薫鉉に1-3で敗れる。同年[[KBS杯バドゥク王戦|KBS杯バドゥク王]]戦で[[金秀壮]]を2-0で破って初タイトルを獲得し、14歳の最年少タイトル獲得記録となる。続いて最高位戦で初めて師の曺薫鉉を3-0で破ってタイトル獲得。 1990年国手戦でも曺に3-0でタイトル奪取。この頃に、曺、[[徐奉洙]]、[[劉昌赫]]とともに四強(四人幇)と呼ばれるようになる。テレビ囲碁アジア選手権戦で準優勝。[[1991年]]沖岩高校に入学し、それとともに師宅を離れて一人暮らしを始める。この年「[[日本棋院#囲碁クラブ|囲碁クラブ]]」誌の企画で[[依田紀基]]と五番勝負を行い、1-3で敗れ、以後しばらく依田を苦手とした。[[1992年]]16歳の時、[[東洋証券杯世界選手権戦|東洋証券杯]]優勝。史上最も若い囲碁世界チャンピオンになった。 * [[1993年]] 東洋証券杯優勝。 * [[1995年]] [[テレビ囲碁アジア選手権戦]]優勝。 * [[1996年]] テレビ囲碁アジア選手権戦、[[世界囲碁選手権富士通杯]]、東洋証券杯優勝、世界囲碁最強戦優勝。推挙により九段昇段。銀冠文化勲章受章。 * [[1997年]] [[三星火災杯世界オープン戦]]、[[LG杯世界棋王戦]]優勝。 * [[1998年]] 東洋証券杯、三星火災杯、富士通杯優勝。 * [[1999年]] LG杯、三星火災杯優勝。 * [[2001年]] [[応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦|応昌期杯]]、LG杯優勝。 * [[2002年]] テレビ囲碁アジア選手権戦優勝。 * [[2003年]] [[トヨタ&デンソー杯囲碁世界王座戦]]優勝、[[春蘭杯世界囲碁選手権戦]]優勝。世界戦グランドスラム達成。 * [[2004年]] LG杯優勝。 * [[2005年]] 春蘭杯優勝。 *[[2007年]] [[王位戦 (韓国囲碁)|王位戦]]で11連覇達成。 農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦では2000年第1回から韓国チーム主将を務め、第6回まで無敗の14連勝で韓国6連覇をもたらす。2010年、元囲碁記者の李度侖と結婚。 棋士ランキングでは、2005年8-10月、06年2-10年2月まで李世乭らと交互に1位。中国囲碁リーグには2010年から乙級リーグに出場。通算成績は1676勝591敗(2014年7月27時点、第2位) ==タイトル歴== ;国際棋戦 *[[東洋証券杯世界選手権戦]] 1992、93、96、98年 *[[テレビ囲碁アジア選手権戦]] 1995-96、2002年 *[[世界囲碁選手権富士通杯]] 1996、98年 *[[LG杯世界棋王戦]] 1996、99、2001、04年 *[[三星火災杯世界オープン戦]] 1997-99年 *[[応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦]] 2001年 *[[春蘭杯世界囲碁選手権戦]] 2003、05年 *[[トヨタ&デンソー杯囲碁世界王座戦]] 2003年 *[[中環杯世界囲碁選手権戦]] 2007年 *[[日中名人戦#世界囲碁最強戦|世界囲碁最強戦]] 1996年(2-0 [[武宮正樹]]、2-0 [[馬暁春]]) *[[中韓天元対抗戦]] 1997(2-1 [[常昊]])、98(2-1 常昊)、99(2-0 常昊)、2000(2-0 常昊) *柳州杯世界囲棋大師戦 2012年 2-1 常昊 ;国内棋戦 *[[KBS杯バドゥク王戦]] 1988、91、94、98、2001-02、04-05、07-10年 *[[BCカード杯新人王戦#新王戦|新王戦]] 1989年 *[[最高位戦 (韓国)]] 1989-91、93-99年 *[[国手戦]] 1990、93-97、2002-03、06、10年 *[[大王戦]] 1990-92、94-97年 *[[王位戦 (韓国囲碁)]] 1990、95、97-2007年 *[[バッカス杯天元戦|バッカス杯戦・バッカス杯天元戦]] 1990-92、96-99年 *[[名人戦 (韓国)]] 1991-96、98-2003、09年 *[[帝王戦]] 1991-93年 *[[BCカード杯新人王戦|BCカード杯戦]] 1992-95、97年 *[[倍達王戦]] 1992-93、96、98年 *[[国棋戦]] 1993-96年 *[[覇王戦]] 1993-94、2001-02年 *[[棋王戦 (韓国)]] 1993-94年 *[[SBS杯連勝囲碁最強戦]] 1993-95年 *[[棋聖戦 (韓国)]] 1993-2003年 *[[GSカルテックス杯プロ棋戦|テクロン杯プロ棋戦・LG精油杯プロ棋戦]] 1997-98、2001、03-04年 *[[電子ランド杯王中王戦]] 2005-6、08年 *[[圓益杯十段戦]] 2006、08年 ==その他の棋歴== *テレビ囲碁アジア選手権戦 準優勝 1990、99、2000、06年 *春蘭杯世界囲碁選手権戦 準優勝 1998、2008年 *LG杯世界棋王戦 準優勝 2003、10、12年 *世界囲碁選手権富士通杯 準優勝 2007-09年 *三星火災杯世界オープン戦 準優勝 2005-06年 *応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦 準優勝 2008年 *[[真露杯SBS世界囲碁最強戦]] **1991年(SBS杯世界囲碁最強戦) 1-1 (○[[劉小光]]、×[[林海峰]]) **1992年 1-1(○[[曹大元]]、×林海峰) **1994年 1-0(○武宮正樹) **1995年 4-1(○曹大元、○[[小松英樹]]、○馬暁春、○武宮正樹、×[[聶衛平]]) **1996年 3-1(○曹大元、○武宮正樹、○聶衛平、×馬暁春) *[[ロッテ杯中韓囲碁対抗戦]] **1994年 2-0(○馬暁春、○[[汪見虹]]) **1995年 2-0(○劉小光、○馬暁春) **1997年 2-0(○[[王磊 (囲碁)|王磊]]、○馬暁春) *[[農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦]] **2000年 2-0(○[[趙善津]]、○馬暁春) **2001年 1-0(○[[加藤正夫]]) **2002年 2-0(○常昊、○[[周鶴洋]]) **2003年 2-0(○[[胡耀宇]]、○[[羅洗河]]) **2004年 2-0(○加藤正夫、○林海峰) **2005年 5-0(○羅洗河、○[[張栩]]、○[[王磊 (囲碁)|王磊]]、○[[王銘琬]]、○[[王檄]]) **2006年 0-1(×依田紀基) **2007年 2-0(○[[孔傑]]、○[[古力]]) **2008年 0-1(×常昊) **2009年(出番なし) **2010年 3-0(○[[劉星]]、○古力、○常昊) **2011年(出番なし) **2012年 0-1(×謝赫) *[[CSK杯囲碁アジア対抗戦]] **2002年 2-0(○依田紀基、○[[林至涵]]) **2003年 1-2(○[[丁偉]]、×[[羽根直樹]]、×[[張栩]]) **2004年 3-0(○張栩、○[[結城聡]]、王磊) **2005年 2-1(○林海峰、○山下敬吾、×周鶴洋) **2006年 2-1(×依田紀基、○潘善琪、○常昊) *江原ランド杯中韓囲碁対抗戦 2006年 0-1(×常昊) *三星火災杯ペア碁最強戦 優勝 1997年(南治享とペア) *[[鳳凰古城世界囲棋嶺鋒対決]] 2005年 4コウ無勝負(-常昊) *[[アジア競技大会]] [[2010年アジア競技大会における囲碁競技|2010年男子団体戦]] 優勝 *[[珠鋼杯世界囲碁団体選手権]] 2013年 4位(韓国ワイルドカードチーム) *[[韓国囲碁リーグ]] **2004年(フィダーハウス)5-2 **2005年(ハンゲーム)4-3 **2005年(毎日乳業)12-2(最多賞) **2007年(光州Kixx)9-4 **2008年(光州Kixx)5-8 **2009年(光州Kixx)7-5 **2010年(ネットマーブル)6-5 **2011(ネットマーブル)10-4 **2012(ロッテ損害保険)5-7 **2011(ネットマーブル)7-6 **2014(新安天日塩) *中国囲棋乙級リーグ戦 **2010年(広州広日) **2011年(広州広日)6-1 **2013年(安徽華億)3-4 **2014年(成都漢融騰格里文化伝播有限公司)3-4 == 記録 == * 最年少国際棋戦優勝 16歳5ヶ月 * 世界戦グランドスラム * 世界戦通算最多勝利 21回 * 連勝記録 41連勝(1991年) == 著作 == *『名局細解 李昌鎬』誠文堂新光社 2004年 ==参考文献== *孫鐘洙『李昌鎬物語』岸井紀子訳、棋苑図書、2009年 == 外部リンク == * [http://www.baduk.or.kr/info/player_view.asp?ntn=1&grade=39&gno=1001 韓国棋院内の李昌鎬紹介ページ] * [http://igo.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/namek/data/k0001.htm 囲碁データベース] * [http://gogame.info/samples/16/index.html インタビュー(英語で)] {{DEFAULTSORT:い ちやんほ}} [[Category:韓国の囲碁棋士]] [[Category:全羅北道出身の人物]] [[Category:1975年生]] [[Category:存命人物]]
李昌鎬
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