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月齢
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'''月齢'''(げつれい)には、次のような意味がある。 * 暦法における月齢。本項で解説。 * [[年齢]]を[[月 (暦)|月]]単位で表したもの。主に1歳未満の[[赤ちゃん]]や[[家畜]]に対して使用される。 ---- 暦法における'''月齢'''(げつれい)とは、直前の[[朔]]の瞬間からの経過時間を[[日]]を単位として表したものである。特に断らない限り、「ある日の月齢」といえばその地域の[[標準時]][[正午]]の月齢である。 概ね、[[月]]の満ち欠け([[月相]])と連動するが、必ず一致するわけではない。例えば、望(満月)の瞬間の月齢は13.8から15.8の間で変動する。すなわち、月齢14の日が満月とは限らない。これは月の[[軌道 (力学)|軌道]]が[[楕円]]であるため、満ち欠けの速度が一定にはならないからである。また、朔の瞬間を含む日が[[旧暦]]の1日だったので、月齢の端数を四捨五入して1を足せば旧暦の日付とだいたい一致する。 == グレゴリオ暦からの月齢計算 == [[グレゴリオ暦]]の日付から月齢を求める略算法として、堀源一郎氏が『天文月報』1968年7月号で発表した簡易月齢計算法がよく知られている。 * 西暦年数から11を引き、その値を19で割った余りを求め、11を掛ける。この値をaとする。 * 月数から、以下の表に従って値を求める。この値をbとする。 :{| class="wikitable" style="text-align:center" !月!!1月!!2月!!3月!!4月!!5月!!6月!!7月!!8月!!9月!!10月!!11月!!12月 |- !値 |0||2||0||colspan="2"|2||4||5||6||7||8||9||10 |} * 覚え方は、6月までは「おにおににし」と[[語呂合わせ]]で覚え、7月以降は(月数-2)で求める。a+bに日数を加える。求めた値を30で割った余りが、その日のおおよその月齢である。但し、最大2程度の誤差がある。 以下はこれを数式化したものである。y年m月d日の月齢a日を求める。但し、%は剰余演算子とし、c(m)は上の表に従った定数とする。例:62%30=2、c(5)=2。 :<math>a=\left(\left(\left(y-11\right)%\ 19\right)\times11+c(m)+d\right)%\ 30</math> また,次のような『満月方程式』という方法で満月の日を求めることができる。これは非常に簡単だが、やはり数日の誤差があることがある。 :<math>y=\left(p-x\right)%\ 30</math> xが月(10月なら10)で、yが満月の日。pは、2009年は14、2010年は3、2011年は22、……と、1年で11ずつ引いていく。引けなくなったら30を足してから11を引く。 == 2014年以降の毎月1日の月齢 == 以下の表は、[[メトン周期]]の開始となる[[2014年]]から[[2032年]]までの毎月1日の月齢を、平均[[朔望月]]([[平朔]])によって求めたものである。期間内の任意の日付の月齢を求めるには、該当する年月の1日の月齢から1を引き、日数を加える。ただし、29.5を超える場合は29.5を引いた値となる。[[定朔]]との誤差は概ね1日未満である。 {| class="wikitable" style="align:center" !年!!1月!!2月!!3月!!4月!!5月!!6月!!7月!!8月!!9月!!10月!!11月!!12月 |- !2014 |0.0||1.5||0.0||1.4||1.9||3.3||3.8||5.3||6.7||7.2||8.7||9.1 |- !2015 |10.6||12.1||10.6||12.0||12.5||14.0||14.4||15.9||17.4||17.8||19.3||19.8 |- !2016 |21.2||22.7||22.2||23.6||24.1||25.6||26.0||27.5||29.0||29.4||1.4||1.9 |- !2017 |3.3||4.8||3.3||4.7||5.2||6.7||7.1||8.6||10.1||10.5||12.0||12.5 |- !2018 |13.9||15.4||13.9||15.3||15.8||17.3||17.7||19.2||20.7||21.1||22.6||23.1 |- !2019 |24.6||26.0||24.5||26.0||26.4||27.9||28.4||0.3||1.8||2.2||3.7||4.2 |- !2020 |5.6||7.1||6.6||8.0||8.5||10.0||10.4||11.9||13.4||13.9||15.3||15.8 |- !2021 |17.3||18.7||17.2||18.7||19.1||20.6||21.1||22.5||24.0||24.5||25.9||26.4 |- !2022 |27.9||29.3||27.8||29.3||0.2||1.7||2.2||3.6||5.1||5.6||7.0||7.5 |- !2023 |9.0||10.4||8.9||10.4||10.8||12.3||12.8||14.2||15.7||16.2||17.6||18.1 |- !2024 |19.6||21.0||20.5||22.0||22.4||23.9||24.4||25.9||27.3||27.8||29.3||0.2 |- !2025 |1.7||3.1||1.6||3.1||3.5||5.0||5.5||6.9||8.4||8.9||10.3||10.8 |- !2026 |12.3||13.7||12.2||13.7||14.2||15.6||16.1||17.6||19.0||19.5||21.0||21.4 |- !2027 |22.9||24.4||22.8||24.3||24.8||26.2||26.7||28.2||0.1||0.6||2.0||2.5 |- !2028 |4.0||5.4||4.9||6.4||6.9||8.3||8.8||10.3||11.7||12.2||13.7||14.1 |- !2029 |15.6||17.1||15.5||17.0||17.5||18.9||19.4||20.9||22.3||22.8||24.3||24.7 |- !2030 |26.2||27.7||26.2||27.6||28.1||0.0||0.5||2.0||3.4||3.9||5.4||5.8 |- !2031 |7.3||8.8||7.2||8.7||9.2||10.6||11.1||12.6||14.0||14.5||16.0||16.5 |- !2032 |17.9||19.4||18.9||20.3||20.8||22.3||22.7||24.2||25.7||26.1||27.6||28.1 |} == 出典 == * [[堀源一郎]]「[http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1968/pdf/19680704.pdf おに・おに・にし-簡易月齢計算法]」『天文月報』1968年7月号、[[日本天文学会]]、1968年。 == 関連項目 == * [[エパクト]] * [[朔望月]] * [[月 (暦)]] {{月名}} {{DEFAULTSORT:けつれい}} [[Category:月]] [[Category:太陰暦]] [[Category:太陰太陽暦]]
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