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[[画像:Pisces_constellation_map.png|thumb|うお座(水色の網目の交点と赤い破線との交点が春分点)]] '''春分点'''(しゅんぶんてん、[[英語|英]]:vernal equinox)とは、[[黄道]]と[[天の赤道]]との2つの交点([[分点]])のうち、黄道が南から北へ交わる方の点(昇交点)のこと。この点が[[赤経]]0度かつ[[黄経]]0度であり、この点を[[太陽]]が通過する瞬間が[[春分]]となる。(公転している地球から見て、太陽が動いているということ) 春分点は[[黄道座標]]や[[赤道座標]]の原点である。[[天球]]上における春分点の位置は、地球の[[歳差]]によって西向きに移動する。その周期は25800年である。[[太陽太陰暦]]の[[二十四節気]]の定め方のひとつである[[定気法]]でも春分点を基準とする([[平気法]]では[[冬至]])。 == 春分点と星座 == 春分点は別名を'''白羊宮の原点''' (the first point of Aries) ともいう。この ''Aries'' は[[十二宮|黄道十二宮]]の[[白羊宮]](黄経0°~30°)であって[[星座]]の「[[おひつじ座]]」のことではないが、紀元前2世紀に黄道十二宮が整備されたとき、「おひつじ座」に春分点があったので、同名(欧米では星座名と十二宮名は全く同じ)の白羊宮が十二宮の起点となった。 [[キリスト教]]では、「[[うお座]]」を神聖な星座と考えていた。それは、'''Ιησους Χριστος, Θεου ‘Υιος Σωτηρ'' ([[キリスト|イエス・キリスト]]、神の御子、救世主)の頭文字 Ι-Χ-Θ-Υ-Σ- を繋ぐと[[ギリシア語]]で「魚」を意味する 'ιχθυς (ichthys) となることと、キリストが生まれたときに春分点が「うお座」にあったためである。なお、春分点は現在も「うお座」にある(右上図参照)。 === ニューエイジにおける主張 === ==== 水瓶座の時代 ==== <!--[[西洋占星術]]-->[[ニューエイジ]]の間では、春分点の存する星座<!--(ただし春分点ではなく[[赤経]]を基準に12等分したもの)-->がその時代(1つの星座で約2千年)を象徴するとされる。春分点は紀元後[[1世紀]]から[[20世紀]]までは「うお座」にあったが、20世紀末ごろに「[[みずがめ座]]」に入ったとしている(現在移行中との説もある)。これを支持する論者の間で、現代は「水瓶座の時代 (the age of Aquarius)」と呼ばれている。<!--占星術の世界では-->「みずがめ座」は変革を象徴していると考えられており、何らかの世界的変革があると主張している。 「水瓶座の時代」 は一部の[[占星術]]師が持ち出したりすることもあるが、伝統的な[[西洋占星術]]とは関係がない。実際に春分点が「みずがめ座」に入り込むのはこの主張より500年以上後のことである<ref>鈴木敬信 (1986) 『天文学辞典』、地人書館、225頁。</ref>。また、[[十二宮]]と違い[[星座]]の領域は不均等なので、「~座の時代」の期間は2千年とは限らないなど、十二宮と星座が混同されており、この主張は理論的に成り立たない。また、占星術における時代区分は春分点の移動とは関係がないとの主張もあるが<ref>ウド・ベッカー(編)『図説・占星術事典』、同学社。</ref>、そうなると占星術における時代区分の根拠そのものを失ってしまう。 なお、'''アクエリアン・エイジ''' (Aquarian age) を直訳すると、「[[宝瓶宮]]生まれの人の時代」<!--あるいは「水道局員の時代」-->という意味になる。 ==== その他の解釈 ==== 上記のような「水瓶座の時代」に対する批判などから理論を修正した、現代を「'''水瓶宮の時代'''」(宝瓶宮の時代)の始まりと解釈する説も主張されている。宝瓶宮を含む「十二宮」は、星座のように地球からの主観的な星の集合ではなく、[[黄道]]帯上のエリアを指す。 この説によると、星座とは[[惑星]]の位置観測上便宜的に決められた[[住所]]のようなものであり、西洋占星術における各星座の名称が現在のものになったのも、春分点を基準に黄道帯360度を12分割した際に近くにあったメジャーな星座の名称を借りたに過ぎないという<ref>現在、さそり宮([[天蠍宮]])とされている領域も、かつては[[不死鳥]]や[[大鷲]]の名称を使っていたことがある。</ref>。黄道帯はあくまで地球を中心とした360度のことなので、黄道帯を30度ごとに12分割し[[白羊宮]]の0度に春分点があった時点を基準点とすると、現在は12番:[[双魚宮]]と11番:宝瓶宮の間に春分点があるとされる。 <!-- 上記は以下より一部抜粋 *水瓶「座(地球からの主観的な星の集合)」ではなく水瓶「宮(黄道帯上のエリア)」の時代のことであると上の理論を訂正する説がある。 星座とは惑星の位置観測上便宜的に決められた住所のようなものであり西洋占星術における各星座の名称が現在のものになったのも春分点を基準に黄道帯360度を12分割した際に近くにあったメジャーな星座の名称を借りたに過ぎない、というもの。 これは地球上の地図製作と同様の手法である。(現在の地球の地殻もダイナミックで長期的な流動を見せているが短期的には現在の形のように纏めることに問題がないように。つまり星座とは惑星地図で位置観測学上のものであり利用や研究において都合がいいよう配慮した結果である。星の集合という概念はあくまで方法論に過ぎず平面的で存在を表す指標としては認識上は都合がよいが厳密には無理がある。) 事実として現在サソリ宮とされている領域もかつては不死鳥や大鷲の名称を使っていたこともある。 まとめると 現在の星座の位置は宇宙のダイナミックな動きと共に流動的であるが黄道帯はあくまで地球を中心とした360度のことなので黄道帯を30度ごとに12分割し白羊宮の0度に春分点があった時点を基準点とすると現在は11番(宝瓶)宮と12番(双魚)宮の間に春分点がある、という意味である。 水瓶座の時代を無理なく説明すると以上のようになる。 ただし、春分点の移動自体が人格や世界情勢に反映するか否かについてはすべての占い同様証明されていないことに留意されたし。 また、黄道帯を30度ごとに12分割する手法に関しては12という数字が神聖な数字である為、という説があるがそれもあくまで特定の個人の解釈に過ぎない為この手法を採用した仮説の信憑性に関する議論に是非はないことも忘れてはならない。 --> == 参考文献 == * 阿部秀典「訳者あとがき」ジャン・カレルズ (1996) 『占星術大全』、青土社、338~342頁。 == 注釈 == <references /> == 関連項目 == *[[春分の日]] *[[秋分点]]-[[秋分の日]] *[[夏至]] *[[冬至]] *[[歳差]] *[[恒星時]] *[[赤道]]-[[天の赤道]] *[[黄道]]-[[黄経]] {{DEFAULTSORT:しゆんふんてん}} [[Category:天球座標系]] [[Category:黄道]] [[Category:うお座]] [[en:Equinox#Names]]
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