明治神宮のソースを表示

{{記事名の制約|明治神{{lang|zh|宫}}}}
{{神社
|名称= 明治神宮
|画像= [[ファイル:Meiji Shrine 2012.JPG|250px|明治神宮の鳥居]]
|所在地= [[東京都]][[渋谷区]][[代々木神園町]]1番1号
|ISO = JP-13
|緯度度 = 35|緯度分 = 40|緯度秒 = 34
|経度度 =139|経度分 = 41|経度秒 = 57
|祭神= [[明治天皇]]<br/>[[昭憲皇太后]]
|社格=
|創建= [[大正]]9年（[[1920年]]）
|例祭= [[11月3日]]（明治天皇御誕生日）
|地図= Tokyo city}}

'''明治神宮'''（めいじじんぐう）とは、[[東京都]][[渋谷区]]にある[[神社]]。[[明治天皇]]と[[昭憲皇太后]]を[[祭神]]とする。[[初詣]]では例年[[日本]]一の参拝者数を集める。正式な表記は「宮」の「呂」の中間の線が入らない『'''明治神{{lang|zh|宫}}'''<ref>江守賢治『解説字体辞典』は、「宮」の字は、甲骨文以来、「ノ」を入れずに書くのが通常であり、『説文』や『康煕字典』が「ノ」を入れる字体を採用したのが異例であるとする。一方、[http://www.meijijingu.or.jp/qa/jingu/05.html 明治神宮の公式サイト]は、「ノ」は、建物（「ロ」）と建物（「ロ」）を繋ぐ「廊下」を表し、古くは建物と建物の間に廊下はなかったので「ノ」を入れなかったが、廊下が作られるようになってから「必然的」に「ノ」を入れるようになったとする。</ref>』。

== 概要 ==
[[ファイル:Meiji Emperor.jpg|thumb|240px|[[昭憲皇太后]]と共に明治神宮の御祭神とされる[[明治天皇]]]]
[[File:明治神宮ー１.JPG|thumb|240px|元日の初詣、大鳥居]]
[[File:明治神宮ー２.JPG|thumb|240px|元日の初詣]]
[[File:明治神宮ー３.JPG|thumb|240px|元日の初詣]]
明治神宮は、[[明治天皇]]と[[昭憲皇太后]]を御祭神とする[[神宮]]である<ref name="furusato">東京ふる里文庫11 東京にふる里をつくる会編 『渋谷区の歴史』　名著出版　昭和53年9月30日発行 p206-11</ref>。

面積約70万平方メートルの境内はそのほとんどが全国[[青年団]]の勤労奉仕により造苑整備されたもので、現在の深い杜の木々は全国よりの献木が植樹された。また、本殿を中心に厄除・七五三などを祈願を行う神楽殿、「明治時代の宮廷文化を偲ぶ御祭神ゆかりの御物を陳列する」宝物殿、「御祭神の大御心を通じて健全なる日本精神を育成する」[[道場|武道場]]至誠館などがある。

明治天皇は[[崩御]]後、京都の[[伏見桃山陵]]に葬られたが、東京に神宮を建設したいとの運動が天皇を崇敬する[[東京市]]民（当時）から起こり、[[1914年]]（[[大正]]3年）になると天皇に縁の深かったこの地への神宮建設が決定した<ref name="furusato"/>。造営は翌[[1915年]]（[[大正]]4年）から開始され、全国から13,000人もの国民が労力奉仕に自発的に参加した<ref name="furusato"/>。鎮座祭は、[[1920年]]（[[大正]]9年）11月1日に行われた<ref name="furusato"/>。

22万[[坪]]（約73[[ヘクタール]]に及ぶ広大な神域は、[[江戸時代]]初めには[[肥後藩]]藩主・加藤家の別邸であり、[[寛永]]17年（1640年）より[[彦根藩]]藩主・井伊家の[[下屋敷]]となっていたもので、この土地が[[1874年]]（[[明治]]7年）、買い上げられて[[南豊島郡|南豊島御料地]]となっていた<ref name="furusato"/>。

明治神宮は[[2010年]]（平成22年）現在、[[初詣]]では[[大晦日]]から[[正月三が日]]の間で300万人前後にものぼる日本一の参拝者を集めることでも知られる。

==沿革==
[[1912年]]（[[明治]]45年）に[[明治天皇]]が[[崩御]]し、[[立憲君主制|立憲君主国家]]としては初の君主の大葬であったがその死に関する法律はなく、何らかの記念（紀念とも）するための行事が計画される。その事業は程なく予定されていた明治天皇即位50周年のものを引き継ぎ（明治天皇の銅像、帝国議会、博物館などさまざまな案があった<ref>{{Cite book|和書|author=古川隆久|authorlink=古川隆久|title=皇紀・万博・オリンピック…皇室ブランドと経済発展|origdate=1998-03|publisher=[[中央公論新社|中央公論社]]|series=[[中公新書]]|isbn=4121014065|pages=pp. 21-59}}</ref>）、続いて、[[1914年]]（[[大正]]3年）に皇后であった[[昭憲皇太后]]が崩御すると、政府は神社奉祀調査会を設置して審議し、[[大正天皇]]の裁可を受けて、[[1915年]]（大正4年）[[5月1日]]、[[社格#近代社格制度|官幣大社]]明治神宮を創建することが[[内務省 (日本)|内務省]]告示で発表された。

明治天皇が「うつせみの[[代々木]]の里はしづかにて都のほかのここちこそすれ」と詠んだ代々木の南豊島世伝[[御料地]]を境内地として造営が行われた。[[1920年]]（大正9年）[[11月1日]]に鎮座祭が行われた。ちなみに、この御料地はかつて[[近江国|近江]][[彦根藩]][[井伊家]]の[[下屋敷]]のあった場所で、[[明治維新]]後に井伊家から政府に対して献上されたものである。

神宮本殿は[[大東亜戦争]]末期の[[1945年]]（昭和20年）4月、[[アメリカ軍]]による[[東京大空襲|空襲]]によって焼失した<ref name="furusato"/>。その後全国から復興資金が寄せられ、仮殿が建設されて翌[[1946年]]（[[昭和]]21年）5月に還座祭が行われた<ref name="furusato"/>。現在の本殿はその後、国内外からの寄付などによって造営が進められたもので、還座祭は[[1958年]]（昭和33年）[[10月31日]]に行われた<ref name="furusato"/>。境内の旧御苑入口付近にはかつて、[[代々木]]の地名の起源ともなった[[モミ]]の巨木「代々木」があったが、この名木も空襲の折、[[高射砲]]によって撃墜されたアメリカ軍機・[[B29]]の直撃を受けて焼失している<ref name="furusato"/>。

明治神宮は[[第二次世界大戦]]後、[[宗教法人]][[神社本庁]]の[[被包括宗教法人]]となり[[別表神社]]に指定されていたが、[[2004年]]（[[平成]]16年）に神社本庁との包括関係を解消し、[[単立|単立神社]]となった<ref>{{Cite news|url = http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H16/1607/1607005meiji.html|title = 明治神宮 神社本庁離脱 外山宮司 神社私物化か|newspaper = [[國民新聞#その他の國民新聞|國民新聞]]|date = 2004-07-05|accessdate = 2010-02-28}}</ref>。しかし、[[2010年]]（平成22年）[[8月23日]]、再び神社本庁は明治神宮の被包括関係を設定した。

[[2008年]]（平成20年）[[10月26日]]-[[11月1日]]：明治神宮御社殿復興50年記念の特別ライトアップ「アカリウム」奉納行事開催<REF>{{Wayback|url=http://www.meijijingu-anniversary.com/|title=明治神宮御社殿復興50年記念奉祝事業実行委員会【御協賛のお願い】|date=20080802024812}}</REF>。

== 境内 ==
[[ファイル:Meiji jingu yoyogi park 1989 air.jpg|thumb|240px|明治神宮付近の航空写真。1989年撮影。隣接する代々木公園を含め一帯は広大な緑地となっている。{{国土航空写真}}]]
[[File:明治神宮ー武道.JPG|thumb|240px|秋の大祭での古武道奉納]][[File:明治神宮ー流鏑馬.JPG|thumb|240px|秋の大祭での流鏑馬奉納]][[File:明治神宮ー火縄銃.JPG|thumb|240px|秋の大祭での古武道火縄銃奉納]]
内苑と外苑に分かれており、内苑には日本各地や朝鮮半島・台湾からの献木365種約12万本が計画的に植えられた。[[1970年]]（昭和45年）の調査時には247種17万本となっており、都心部の貴重な緑地として親しまれているだけでなく、[[人工林]]が意図的に[[天然林|自然林]]化されたものとしても注目されている。

明治神宮を設営する場所として選ばれた代々木御料地付近は、元々は森がない荒地であった。そのため、神社設営のために人工林を作ることが必要となり、造園に関する一流の学者らが集められた。設計には、[[林学]]の[[本多静六]]、[[本郷高徳]]、[[上原敬二]]、川瀬善太郎、中村斧吉（林苑課長）、大溝勇、山崎林志、中島卯三郎、[[農学]]/[[造園]]の[[原煕]]<!---（読みはひろし。）--->、[[大屋霊城]]、[[狩野力]]、[[太田謙吉]]、[[森一雄]]、[[水谷駿一]]、[[田阪美徳]]、寺崎良策、高木一三、[[森一雄]]、[[井本政信]]、北村弘、[[横山信二]]、[[石神甲子郎]]、また、奈良女子高等師範学校（現[[奈良女子大学]]）の[[折下吉延]]らが参加した。折下らは神宮外苑のイチョウ並木などもデザインする。

こうして集められた明治神宮造営局の技師らは[[1921年]]（大正10年）に「明治神宮御境内 林苑計画」を作成。現在の生態学でいう[[遷移 (生物学)|植生遷移]]（サクセッション）という概念がこのとき構想され、林苑計画に応用された。当初、多様な樹種を多層に植栽することで、年月を経て、およそ100年後には[[広葉樹]]を中心とした[[極相林]]（クライマックス）に到達するという、手入れや施肥など皆無で永遠の森が形成されることを科学的に予測され実行された。いわば、これが造園科学的な植栽計画の嚆矢であって、日本における近代造園学の創始とされている。なお、植林事業そのものは[[1915年]]（大正4年）には開始されている。

=== 神宮御苑 ===
明治神宮御苑（通称、神宮御苑）は[[江戸時代]]から大名下屋敷の庭園として使われ、明治時代に[[宮内省]]が所轄する[[南豊島郡|南豊島御料地]]となり、代々木御苑と呼ばれた。ここは明治天皇と昭憲皇太后にゆかりの深い名苑であり、この地の風光をこよなく愛された皇太后はしばしば行啓されたほか、明治天皇は隔雲亭という御茶屋を建て、あずまやを作り、池には菖蒲を植え、回遊歩道を設けて美しい庭園とされた<ref name="furusato"/>。

隔雲亭は[[大東亜戦争]]の末期、アメリカ軍による[[東京大空襲|空襲]]によって焼失したが、戦後[[フィランソロピー|篤志家]]によって復元された<ref name="furusato"/>。

現在、苑内には隔雲亭やあずまやのほか、お釣台、菖蒲田、清正井などがある。菖蒲田の[[ハナショウブ]]（花菖蒲）は明治天皇が昭憲皇太后のために植えさせられたといわれ、6月が最盛期である。また、11月下旬から12月上旬には、紅葉を愛でることが出来る。拝観は有料であり、料金は大人500円・16時30分閉門である。
{{-}}
<center><gallery>
ファイル:Meiji-jingu geiheiden.jpg|拝殿
ファイル:Tokyo Meiji Shrine Torii.jpg|[[鳥居|大鳥居]]
ファイル:Meiji Shrine Treasure Museum - DSC05023.JPG|宝物殿
ファイル:Meiji Shrine - DSC04948.JPG|[[フランス]]・[[ブルゴーニュ]]から献納された[[ワイン]]の樽
ファイル:Meiji-Shrine-Innergarden-02.jpg|明治神宮御苑の花菖蒲
ファイル:明治神宮参道.jpg|参道
</gallery></center>

== 神宮外苑 ==
{{main|明治神宮外苑}}
明治神宮外苑（通称、神宮外苑）は、[[明治天皇]]・[[昭憲皇太后]]のご遺徳を永く後世に伝えるため、民間有志により結成された明治神宮奉賛会が、広く国民より募った寄付と全国青年団の勤労奉仕によって造営された。

青山練兵場の跡地である敷地は現在の[[東京都]][[新宿区]]と[[港区 (東京都)|港区]]にわたり、[[聖徳記念絵画館]]を中心に、[[明治神宮外苑競技場]]（現在の[[国立霞ヶ丘陸上競技場]]）・[[明治神宮野球場]]・明治神宮水泳場などがある。

かつて、明治神宮の[[北参道駅|北参道]]（裏参道）から[[千駄ヶ谷]]を通って明治神宮外苑・外苑橋まで続く道路には、これに沿って[[乗馬|乗馬道]]が整備されていた<ref name="furusato"/>。しかしながら[[大東亜戦争]]後には[[遊歩道]]となり、現在は[[首都高速道路4号新宿線]]に変わっている<ref name="furusato">東京ふる里文庫11 東京にふる里をつくる会編 『渋谷区の歴史』　名著出版　昭和53年9月30日発行 p230</ref>。

==参拝==
[[表参道 (原宿)|表参道]]の終点にあって[[山手線]]を跨ぐ陸橋である「神宮橋」は、鎮座に先立つ[[1920年]]（[[大正]]9年）9月に完成した<ref name="islands">アイランズ　『東京の戦前　昔恋しい散歩地図』　草思社　平成16年1月30日発行第1刷</ref>。橋はRC構造で長さ20.4メートル、幅員29.1メートルである<ref name="islands"/>。[[原宿駅]]から明治神宮に参拝する場合にも、この橋を渡ることになる。

[[原宿駅]]寄り、境内・南参道鳥居に通じる参道として[[表参道 (原宿)|表参道]]が整備されたのに対して、現在の明治通り[[北参道駅|北参道交差点]]から北参道鳥居に通じる参道はかつて「裏参道」と呼ばれていた<ref>綱島定治　『ポケット大東京案内』　地人社/竹田弘文堂　昭和6年発行</ref>。

== 祭事 ==
* [[大相撲]][[横綱]]推挙式並びに[[横綱土俵入り|横綱奉納土俵入り]]（横綱昇進時）
* 大相撲横綱奉納土俵入り（例年1月場所前の[[1月5日|1月5]] - [[1月7日|7日]]頃）

== 建立資金 ==
神社を奉祀するとはいっても、現実にその領地確保や建立にはいくばくかの資金が必要である。いくつかの候補から、領地は東京公園を建設予定だった新宿村代々木御料地と定められた。当初の理念において、内苑は国が、外苑は国民が造るものとされ、資金は国による税金と国民による寄附金があてられた。

その総額は国税の納付額などで明治神宮奉賛会によっておおよそ標準額として予め計算されたものがあり、東京では200万[[円 (通貨)|円]]、東京以外の[[内地]]では250万円、[[外地]]（当時は領土であった[[樺太]]・[[日本統治時代 (台湾)|台湾]]・[[日本統治時代の朝鮮|朝鮮]]・[[関東州]]）からは20万円、また、[[大日本帝国]]国内だけではなく、国外からは25万円とされた。内地においてはその目標額が公平な負担となるよう各都府県に割り当てられた。各市町村群へは各都府県が割り当てられた額面を調整し、その寄附金を募った<ref>[[千葉県]]では[[キッコーマン]]からの1万円の寄附金を受け、市町村群への割当を1万円差っ引いて寄附金を集めた。</ref>。基本的には寄附であるので個人の自由であるが、官吏などはそうではなかったところもある（地位により額面が決められていたが、一部を除いては自らに割当られた額面の寄附は望んでのことであった。[[内閣総理大臣]]は100円とされた）。

標準額総額は495万円であったが、結果的には想定を大きく上回る約676万円となった。必要とされた額は670万円とされていたので、目標額は達成できたことになる。

== 逸話 ==
=== おみくじ ===
明治神宮には、多くの神社にみられる「[[おみくじ]]」が存在しない。代わりに、[[くじ]]を引き[[御製]]や御歌（[[明治天皇]]・[[昭憲皇太后]]が詠んだ[[和歌]]）を「大御心」として授かる。大御心を授けられた参拝者は、これを持ち帰り折に触れ詠み返すものとされており、おみくじのように境内に結んで残すことはしない。また、御製や御歌とその解説文のみしか記述していない為、吉凶も存在しない。そのため多くの神社に見られる「みくじ掛」も境内に存在しない<ref>{{cite press release 
| url = http://www.meijijingu.or.jp/qa/jingu/09.html
| title = 明治神宮-Q&A- なぜ明治神宮のおみくじには吉凶がないのですか？
| publisher = 明治神宮
| accessdate = 2011-10-27
 }}</ref>。

=== 清正井 ===
それまで、神宮御苑の一つの井戸であった清正井（きよまさのいど）であったが、[[2009年]]（[[平成]]21年）[[12月25日]]から突如、清正井目当てに行列が延々と続く事態が続いている。これは、前日の[[12月24日]]に放送されたテレビ番組<!--:過去記載は「Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか#ウィキペディアは情報を無差別に収集する場ではありません」に抵触する疑いがあります。-->にて、手相芸人の[[島田秀平]]が清正井の御利益について力説していたことが原因である。これ以降、清正井は[[パワースポット]]として注目を浴びることとなった。

参拝者は清正井を携帯電話のカメラ機能で撮ったりして、待ち受け画像にしているという。

神宮御苑は閉門時間が16時30分であるが、14時に並んでも閉門前に清正井にたどりつけないほどの行列で、「清正井は今から入苑しても日没となりご覧いただけません。改めてお越し下さい」という立て看板まで立てられるという事態が続いている。これに対して、明治神宮側はあくまでも「神宮全体が神域ですので……」と述べるに留まっている<ref>{{Cite web
|author=産経新聞
|authorlink=産経新聞
|date=2010-02-08
|url=http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1002/08/news015_2.html
|title=話題のパワースポット、明治神宮「清正井」の謎に迫ってみた
|work=Business Media 誠
|publisher=[[ITmedia]]
|accessdate=2010-02-28
|archiveurl=http://web.archive.org/web/20100211121941/http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1002/08/news015_2.html
|archivedate=2010-2-11
}}</ref>。

<center><gallery>
ファイル:Omikuji box.jpg|明治神宮の御神籤箱
ファイル:Kiyomasa well yoyogi park tokyo.JPG|清正井
</gallery></center>

== 文化財 ==
=== 重要文化財 ===
*明治神宮宝物殿 13棟
:大正10年（1921年）竣工。鉄筋コンクリート造。中倉（附:陳列箱8基、鬼瓦1箇）、東西倉、東西廊、東西橋廊、東西渡廊、北廊、車寄、事務所、正門の計13棟が近代和風建築として国の重要文化財に指定され、土塁2箇所が附（つけたり）指定となっている。
*太刀 銘助茂（1972年盗難、所在不明）

-- 発行物 --
*1930年11月1日、明治神宮鎮座10年記念として2種（1銭5厘、3銭）の切手が発行された。

== 交通アクセス ==
; 鉄道
* 南参道
** [[東日本旅客鉄道|JR]] [[原宿駅]]下車、表参道口出口（但し[[初詣]]等の多客期は、[[山手線]]外回り線の列車は臨時ホーム（3番線ホーム）を使用し、隣接する明治神宮への臨時[[改札|改札口]]が設けられる）。
** [[東京地下鉄|東京メトロ]][[東京メトロ千代田線|千代田線]]・[[東京メトロ副都心線|副都心線]] [[明治神宮前駅]]下車、2番出口。
* 北参道
** [[東京地下鉄|東京メトロ]][[東京メトロ副都心線|副都心線]] [[北参道駅]]下車。
** [[東日本旅客鉄道|JR]] [[代々木駅]]下車。
** [[都営地下鉄]][[都営地下鉄大江戸線|大江戸線]] [[代々木駅]]下車。
* 西参道
** [[小田急電鉄]][[小田急小田原線|小田原線]] [[参宮橋駅]]下車。
; 車
* [[首都高速4号新宿線]][[代々木出入口]]下車、約5分。

== 参考文献 ==
{{参照方法|date=2012年2月}}
*『明治神宮造営誌』[[内務省 (日本) |内務省]][[神社局]]、1930年。
*『明治神宮外苑志』明治神宮奉賛会、1937年。
*『明治神宮五十年誌』明治神宮、1979年。
*明治神宮社務所 編『「明治神宮の森」の秘密』[[小学館文庫]]、1999年。 ISBN 4-09-411251-0
*今泉宜子『明治神宮　戦後復興の軌跡』明治神宮社務所、2008年。
*『神園』明治神宮国際神道文化研究所。ISBN1883-2725
*"KAMIZONO"Journal of Meiji Jingu Reserch Institute. ISBN1883-2725
*[[山口輝臣]]『明治神宮の出現』（[[吉川弘文館]][[歴史文化ライブラリー]]、2005年。ISBN 4-642-05585-1
*[[井原俊一]]『日本の美林』[[岩波書店]]（[[岩波新書]]）、1997年。ISBN 4-00-430516-0
*[[内山正雄]]、[[蓑茂寿太郎]]『代々木の森』[[郷学舎]]、1981年
*[[越澤明]]『東京都市計画物語』[[ちくま学芸文庫]]、2001年。ISBN4-480-08618-8
*[[松井光瑶]]、[[谷本丈夫]]、[[内田方彬]]、 [[北村昌美]]『大都会に造られた森 明治神宮の森に学ぶ』[[第一プランニングセンター]]、1992年。ISBN 4-54-092013-8
*「明治神宮鎮座90周年連続セミナー　明治神宮の創建に尽くした人々　プロフェショナルたちの群像」『神園』第4号、99-123頁、明治神宮国際神道文化研究所、2010年11月。ISBN1883-2725

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
{{Wikinews|2014年のゴールデンウィークで行われた全国各地の「流鏑馬」|date=2014年5月6日}}
{{Commonscat|Meiji Shrine}}
* [http://www.meijijingu.or.jp/ 明治神宮] 公式ウェブサイト


{{神道 横}}
{{東京五社}}
{{DEFAULTSORT:めいししんくう}}
[[Category:明治天皇]]
[[Category:東京都区部の神社]]
[[Category:渋谷区の歴史]]
[[Category:官幣大社]]
[[Category:勅祭社]]
[[Category:別表神社]]
[[Category:代々木]]
[[Category:東京都の重要文化財]]