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新社会党
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{{政党 |国名 = {{JPN}} |党名 = 新社会党 |公用語名 = New Socialist Party of Japan |画像 = |画像サイズ = |画像説明 = |党首職名 = 委員長 |党首氏名 = 松枝佳宏 |副党首職名 = 書記長 |副党首氏名 = 長南博邦 |上院代表職名 = |上院代表氏名 = |下院代表職名 = |下院代表氏名 = |成立年月日 = [[1996年]]3月 |郵便番号 = 103-0006 |本部所在地 = [[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]][[日本橋富沢町]]7-9京桜興産ビル3階 |上院 = 参議院 |上院議員数 = 0 |上院議員定数 = 242 |上院議員集計年月日 = 2012年12月17日 |下院 = 衆議院 |下院議員数 = 0 |下院議員定数 = 480 |下院議員集計年月日 = [[2012年]][[12月17日]] |党員・党友数 = 3,258人<ref>総務省「政治資金収支報告書」(平成23年定期公表分)</ref> |党員・党友数集計年月日 = |政治的思想・立場 = [[左翼|左派]]</br>[[社会主義]]</br>[[非武装中立|非武装中立論]] |機関紙 = 週刊新社会 |政党交付金 = |交付金算定基準 = |ウェブサイト = http://www.sinsyakai.or.jp/ |サイトタイトル = 新社会党 |シンボル = 赤、青、緑の3色の鳩 |国際組織 = |その他 = }} '''新社会党'''(しんしゃかいとう、{{lang-en|New Socialist Party of Japan}})は、[[日本]]の[[政治団体]]。1996年3月、[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]から独立して結成された。[[社会主義]]を掲げている。略称は'''新社党'''、'''社会党'''。 == 概要 == [[政策]]的には[[日本国憲法]]の護持・[[非武装中立]]・[[社会主義経済]]を主張。 [[社会民主主義|社民主義]]を「大[[資本]]の支配を前提にして[[軍事力]]の行使を是認」と[[資本主義]]の枠内にみなして批判、「資本主義を温存する(資本主義社会の枠内での)『[[福祉国家]]』ではなく[[社会主義国家]]を」と主張するなど、かつての[[労農派]][[マルクス主義]]、[[社会党左派]]の流れをくみ、理論的には[[向坂逸郎]]の死後分裂した[[社会主義協会]](坂牛派)の色彩が強い。 かつては[[日本共産党]]を「[[保守]]派に迎合している」と批判し最[[左翼|左派]]を自認していたものの、近年は[[東京都知事選挙]]で[[民主党 (日本 1998-)|民主党]]系[[無所属]]の[[浅野史郎]]を支援したり、[[廿日市市]]長選挙で[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]と共同で現職やその後継候補を[[推薦]]したりしている。国政選挙でも「よりまし」として愛媛などのように<ref>ただしこの候補者は[[9条ネット]]の推薦候補であり、新社会党が9条ネットに参加していたゆえの支援であった。</ref>民主党系候補を支援することがある。 党員数が少ないため独自の運動を展開するのは困難な状態にあるが、[[労働運動]]では[[全国労働組合連絡協議会 (1989-)|全労協]](特に[[国鉄労働組合|国労]]の一部など)、[[日本労働組合総連合会|連合]]の一部([[全日本自治団体労働組合|自治労]]、[[日本教職員組合|日教組]]、旧[[全国一般]]など)、[[全国労働組合総連合|全労連]]の一部(京都総評、兵庫労連など)と共闘関係。護憲運動では「憲法を生かす会」を組織。 [[機関紙]]として「週刊新社会」を発行している。 == 党史 == === 結党 === [[日本社会党]]は[[1993年]]の[[細川内閣]]以降、それまで反対してきた[[自衛隊]]や[[日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約|日米安保条約]]、[[小選挙区制]]、[[原子力発電|原発]]などを容認した。しかし党内左派の反発は大きく、[[小選挙区比例代表並立制]]導入などを目的とした[[公職選挙法]]改正案(政治改革法案)採決では造反が相次いだ。 1996年[[1月1日]]、日本社会党[[参議院議員]]の[[矢田部理]]らは「新社会党・平和連合」を結成、[[衆議院議員]]2人([[小森龍邦]]、[[岡崎宏美 (政治家)|岡崎宏美]])、参議院議員3人(矢田部、[[栗原君子]]、[[山口哲夫]])が参加した。矢田部らは離党届を提出したが、社民党は受理せず[[除名]]処分とした。後に現在の「新社会党」に改称。委員長に矢田部、副委員長に岡崎と小森、書記長に元[[釧路市]]長でもある山口が就任した。社会党元副委員長の[[和田静夫]]は顧問に就任、しかしその後[[自由連合 (政党)|自由連合]]に鞍替えした。[[新党護憲リベラル]]を経て[[憲法みどり農の連帯]]を結成した[[翫正敏|いとう正敏]]らも入党。元々護憲リベラルのメンバーと小森は「新党民主フォーラム」という[[護憲]][[新党]]準備団体を共同で結成しており、親和性が高かった。他には元議員として[[上野建一]]や[[稲村稔夫]]、地方議員では当時[[中野区]]議会議員だった[[江原栄昭]](後に都委員長に就任)らが入党している。 === 国政選挙での連敗 === [[第41回衆議院議員総選挙|1996年の衆議院総選挙]]、[[第18回参議院議員通常選挙|1998年の参議院選挙]]といずれも全員落選し、[[国会 (日本)|国会]]での議席を失った。また、いずれの選挙でも得票率が2%に満たず、政党要件を失い、これまで受けていた[[政党交付金]]も支給されなくなった。なお、主な資金源は交付金であったが、この制度については特に憲法上問題とはしていなかった。交付金打ち切り後は党費、個人・団体献金、機関紙購読料などが主な資金源。 [[第42回衆議院議員総選挙|2000年の衆議院総選挙]]、[[第19回参議院議員通常選挙|2001年の参議院選挙]]でも議席回復に失敗。また、反基地闘争で共闘関係にある[[沖縄社会大衆党]]の新垣重雄を[[東京都選挙区]]で推薦したが、当選には至らなかった。[[第43回衆議院議員総選挙|2003年の衆議院総選挙]]では、初めて社民党と本格的な選挙協力を行い、無所属で候補を擁立したが及ばなかった。[[第20回参議院議員通常選挙|2004年の参議院選挙]]でも公認候補を立てず、原和美らを無所属で擁立した。しかし、他党候補の推薦を除き、当選者は得られなかった。原は[[第44回衆議院議員総選挙|2005年の衆議院総選挙]]、[[第45回衆議院議員総選挙|2009年の衆議院総選挙]]でも[[兵庫県第1区|兵庫1区]]より無所属で立候補したが、落選した。 === 9条ネットの発足と2007年参院選 === [[第21回参議院議員通常選挙|2007年の参議院選挙]]では、[[平和運動|平和運動団体]]である「キリスト者平和ネット」や「[[みどりのテーブル]]」の一部の活動家などと合同で、[[確認団体]]「[[9条ネット]]」を立ち上げ、栗原を含む9人の比例区候補と、元[[神戸市]]議で党副委員長兼兵庫県本部委員長の原和美を選挙区候補として計10人の擁立を発表した。しかし、選挙結果は比例区273,755票(得票率0.46%)で、議席獲得には至らなかった。原を擁立した兵庫以外の選挙区では民主党・社民党系候補や[[野党]]系無所属候補を支援し、東京都選挙区から立候補した無所属[[川田龍平]]<ref>2009年12月、[[みんなの党]]に入党。</ref>、愛媛選挙区から立候補した無所属[[友近聡朗]](民主・社民・[[国民新党]]と共同推薦)らの当選に尽力した。 === 2010年参院選以降の動き === 2010年2月20日、夏に行われる[[第22回参議院議員通常選挙|参議院選挙]]の[[参議院比例区|比例区]]に、かつて袂をわかった社民党と共同候補を擁立する方針が明らかになった<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100220-OYT1T01260.htm 社民、参院比例に新社会党幹部の擁立検討]-2010年2月21日03時06分配信、読売新聞(2010年4月13日閲覧)</ref>。具体的には、新社党前副委員長である原和美が離党して社民党に入党し、同党の比例代表候補として出馬するというものである。原の擁立構想は、社民党系の市民団体が同党に持ちかけられたものであるが、積極論の一方で、当時社民党が[[連立与党]]として組んでいた、民主党の保守系議員や国民新党からの反発を懸念する声も社民党の党内にあった。3月25日、社民党常任幹事会は、参院比例代表の候補として原を擁立することを決定し、入党も認めた<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100325-OYT1T00916.htm 参院比例選で社民、新社会党前副委員長を公認]-2010年3月25日21時20分配信、読売新聞(2010年4月13日閲覧)</ref>。原は社民党から出馬して2010年の参議院議員選挙を戦ったが、個人得票で4位に留まり落選した<ref>[http://www.senkyo.janjan.jp/election/2010/99/011253/00011253_27129_000004.html 第22回参議院議員選挙 比例区社民党 ]。ザ・選挙 JANJAN全国政治家データベース(2010年7月17日閲覧)。</ref>。原の新社会党への離党届は受理されずに執行部預かりとなり、選挙出馬後は新社会党と社民党の二重党籍となっている。 党幹部で[[マスメディア|メディア]]露出も頻繁だった原を社民党に移籍させたことや、それに伴い本来規約で禁止されている多重党籍を執行部が積極的に認めていることなどについては批判もあり、2011年中央執行委員長選挙では本部に批判的な江原栄昭が出馬したが落選し、松枝佳宏が当選した。2013年1月も委員長選挙になり、松枝佳宏と江原栄昭ら本部に批判的な党員が推す細川正が立候補したが、松枝佳宏が80%以上の得票率で再選された。 === 現状 === 党員の[[高齢化]]に伴い、離党・死亡などにより、党員数・党費の減少に歯止めが掛かっていない。党員数は、結党時より半減している。この為、党費の大幅値上げ等をしなければ、党を維持できなくなりつつある。 現在も一定の地方議員を擁する。国政については長らく議席が無いが、野党共闘(特に[[社共共闘]])を進め、その中で党勢拡大と議席回復を狙っている。地方では、[[北海道]]、[[山形県]]、[[新潟県]]、[[千葉県]]、[[兵庫県]]、[[広島県]]、[[熊本県]]などで、ある程度の勢力を保っており、地方議員数は現在約90名。 [[沖縄社会大衆党|社大党]]・社民党・日本共産党の支持が強い[[沖縄県]]では非常に組織が弱いが、社大党とは友党関係にある。広島県教職員組合は、はっきり新社会党支持を打ち出している。また、衆議院選挙において[[中選挙区制|中選挙区]]時代の広島3区で当選していた前[[委員長]]の[[小森龍邦]]は、[[部落解放同盟]]書記長であったが、1993-94年に盛んだった政治改革論議で、細川連立内閣との協力を重視していた他の幹部と意見を異にし、社会党を含む連立[[与党]]が提出した政治改革法案に反対票を投じ、その責任を取る形で解放同盟に書記長辞任願いを出し受理された。実質的には解任だったともいわれる。その後小森は解放同盟広島県連顧問就任。現在も広島県の部落解放運動を事実上指揮していると言われる。 2012年6月、委員長の松枝と社民党党首の[[福島瑞穂]]が会談し、来る衆議院選挙と参議院選挙において社民党と選挙協力を行う旨の協定を取り交わした<ref>{{cite news |title= 新自由主義への対抗軸を掲げる 社民党と新社会党が選挙協力協定|author= |newspaper= 社会新報(社民党機関誌)|date= 2012-7-4|url= http://www5.sdp.or.jp/news/newslist120704.htm|accessdate=2012-7-17}}</ref>。 2012年11月、[[2012年東京都知事選挙|東京都知事選挙]]に支持候補として[[日本未来の党]]、共産党、社民党、[[東京・生活者ネットワーク]]とともに前[[日本弁護士連合会|日本弁護士連合会長]]で新人の[[宇都宮健児]]を擁立した<ref>[[2012年]][[11月29日]]付 [[朝日新聞]]夕刊東京版1ページ</ref>。 [[第23回参議院議員通常選挙|2013年参議院議員選挙]]では、社民党、社大党、[[みどりの風]]の候補を推薦・支持し、また無所属の[[山本太郎]]を支援した。 == 他党の評価 == 現在の社民党についての評価は、変節しているという評価ではあるが、護憲派による[[平和共同候補]]擁立を軸に[[選挙]]共闘を積極的に呼びかけ、それに応じない場合も自主的に支援・投票し続けている。また、社民党との将来の合併を見越して「社会党」への改称を試みたが、多くの党員の反対により否決された。一方、当時社民党の[[幹事長]]だった[[又市征治]]は「『戻ってらっしゃい』と言っている。『[[村山政権]]のときに安保・自衛隊を認めた』と、馬鹿みたいな話をまだしている。」(稲村守「社民党幹事長、九条ネットネット代表を交え討論-平和憲法60周年滋賀集会」(『社会通信』No.1002 2007年6月15日号)に引用された又市幹事長の談話)と新社会党を批判している。 2010年参院選に、前副委員長の原和美を擁立することを社民党が決定したことで、新社会党が社民党に合流することにつながるのではないかという声があがったが、社民党の[[重野安正]]幹事長は「そういう議論はみじんもありません」と否定している<ref>[http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100325/stt1003252240014-n1.htm 社民はどっち向き? 参院選で新社会党元副委員長擁立、原子力安全委員人事には一転賛成]-2010年3月25日、[[MSN産経ニュース]]</ref>。こうした社民への協力、さらには再合流路線には、党内の反発は根強く、「選挙のたびに毎回、社民党の下請けをし続けるだけでは、新社会党の存在意義はうすれるばかり」という批判もある<ref>労働者運動資料室管理人 [http://roudousyaundou.blogspot.jp/2013/02/2013.html 2013年2月5日火曜日 新社会党委員長選挙公報(2013)抜粋] 細川正候補の主張より</ref>。 また、日本共産党に対しては、党の体質について「独善的、閉鎖的、排他的」と批判し、[[平和運動]]については「日米安保凍結論」や「自衛隊必要時活用論」を「[[軍国主義]]、右傾化」と批判、[[反核運動]]では[[原水爆禁止日本国民会議]]の方針に反することから「『いかなる[[核兵器]]にも反対』という路線に反対し、[[ロシア]]や[[中華人民共和国|中国]]、[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]などの核開発を擁護している」と批判している。[[部落問題]]、人種・民族問題についても、部落解放同盟との対立から「被差別部落出身者や[[在日外国人]]を差別している」と批判している。しかし護憲での共闘を呼びかけ、地方選挙では共闘した例もあるが、共産党は[[2006年]][[1月6日]]、国政選挙においては門前払いにしている<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-01-07/2006010704_03_0.html 「政党間共闘の条件は存在しない」 共産党が新社会党の申し入れに回答]</ref>。地方選挙では共産系候補を[[推薦#公職選挙法における推薦|推薦]]・支持することもあるが([[大阪府知事一覧#選挙結果|大阪府知事選挙]]では、[[2004年]]、[[2008年]]とも共産党推薦の梅田章二を支持)、国政選挙では激しく敵視されている<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-01/20070501faq12_01_0.html 「9条ネット」とはどんな団体ですか?] 『[[しんぶん赤旗]]』[[2007年]][[5月1日]]号 但し長生村においては、共産党は新社会党系の村長を支持している</ref>。 == 党勢 == === 地方政治 === * 単独与党の自治体:0 ** 党員市町村長:0名 * 地方議員:92名(2013年11月現在)<ref>[http://www.sinsyakai.or.jp/apper/gin/ginrist.html 新社会党/議員]の情報による。なおこの数字は、同党が「公認」、「推薦」、「支持」、「協力」した地方議員の合計である。</ref> ** 都道府県議会:3名<ref>内訳は公認1名、推薦2名。</ref> *** 議席を有する[[都道府県]]議会:3 ****[[滋賀県]](推薦1) ****[[高知県]](推薦1) ****[[熊本県]](公認1) ***党所属議員が存在しない都道府県議会:44 ** 市町村議会:86名<ref>内訳は公認26名、推薦57名、支持2名、協力1名。</ref> ** 特別区議会:3名<ref>内訳は公認1名、推薦2名。</ref> == 財政 == [[2011年]]の[[政治資金収支報告書]]によれば、党費収入は約2400万円、機関紙発行等の事業収入は約7300万円である。 == 歴代新社会党委員長一覧 == 正式な職名は'''新社会党中央執行委員長'''。現在の委員長は松枝佳宏。 {| class="wikitable" ! 代 !! colspan="2" | 委員長 !! 在任期間 |- ! 1 | [[File:Replace this image JA.svg|60px]] || [[矢田部理]] || [[1996年]] - [[2002年]] |- ! 2 | [[File:Replace this image JA.svg|60px]] || [[小森龍邦]] || [[2002年]] - [[2005年]][[5月29日]] |- ! 3 | [[File:Replace this image JA.svg|60px]] || [[栗原君子]] || [[2005年]][[5月29日]] - [[2011年]][[7月24日]] |- ! 4 | [[File:Replace this image JA.svg|60px]] || 松枝佳宏 || [[2011年]][[7月24日]] - (現職) |- |} == 脚注 == {{Reflist}} == 関連項目 == * [[地域政党]] * [[ミニ政党]] * [[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]] * [[日本の政党一覧]] == 外部リンク == * [http://www.sinsyakai.or.jp/ 新社会党] * [http://www.sinsyakai.or.jp/apper/sinsyakaitoha/kouryo.html 新社会党綱領『21世紀宣言』] {{日本の政党一覧}} {{社会民主党}} {{デフォルトソート:しんしやかいとう}} [[Category:日本の社会主義政党]] [[Category:日本社会党]] [[Category:東京都の組織]]
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