擬スカラーのソースを表示
←
擬スカラー
移動先:
案内
、
検索
あなたには「このページの編集」を行う権限がありません。理由は以下の通りです:
要求した操作を行うことは許可されていません。
このページのソースの閲覧やコピーができます。
'''擬スカラー'''(Pseudo-scalar)は座標の反転にたいして符号が変わる[[スカラー]]。 二つの[[ベクトル]]、'''A''','''B'''の[[ドット積]](内積、スカラー積)を考える(ここでは[[直交座標系]]を考える)、 :<math> \mathbf{A} \cdot \mathbf{B} = A_x B_x + A_y B_y + A_z B_z </math> この内積において、(x,y,z)各軸を(-x,-y,-z)と反転させた時、内積の符号が変わるような場合を'''擬スカラー'''と言う。 これは、ベクトル'''A''','''B'''、それぞれが極性であるか軸性であるかによる。'''極性ベクトル'''は、通常の[[速度]]や[[力]]のようなベクトルであり、'''軸性ベクトル'''は[[角速度]]や力の[[モーメント]]のようなベクトルである。極性ベクトルは座標の反転により符号が変わるが、軸性ベクトルは座標の反転により符号は不変である。このため、ベクトル'''A''','''B'''が共に極性或いは軸性ならば座標の反転に対してその内積の符号は反転しないが、'''A''','''B'''いずれかが極性で片一方が軸性の時は内積の符号が反転する。この場合が擬スカラーとなる。 軸性ベクトル(Axial vector)のことを、'''[[擬ベクトル]]'''(Pseudo vector)とも言う。 ベクトル'''A''','''B'''がいずれも極性ベクトルで、更に第三のベクトル'''C'''を考え、これも極性ベクトルの時、次の結果、 :<math> (\mathbf{A} \times \mathbf{B}) \cdot \mathbf{C} </math> も擬スカラーとなる(×は[[クロス積]](外積、ベクトル積)である)。これは極性ベクトル同士の外積は軸性ベクトルになるためである。 また[[スカラーポテンシャル]]φにおける関係、 :<math> \mathbf{F} = - \nabla \phi </math> において、ベクトル'''F'''が軸性ベクトルなら、φは擬スカラーとなる。これはベクトル'''F'''が座標の反転に対し符号が不変なので、∇部分(微分の部分)が反転に対し符号を変えるので、スカラーポテンシャルであるφも符号を変える(つまり擬スカラー)ためである。 [[Category:物理数学|きすからあ]] [[Category:数学に関する記事|きすからあ]]
擬スカラー
に戻る。
案内メニュー
個人用ツール
ログイン
名前空間
ページ
議論
変種
表示
閲覧
ソースを表示
履歴表示
その他
検索
案内
メインページ
コミュニティ・ポータル
最近の出来事
新しいページ
最近の更新
おまかせ表示
sandbox
commonsupload
ヘルプ
ヘルプ
井戸端
notice
bugreportspage
sitesupport
ウィキペディアに関するお問い合わせ
ツール
リンク元
関連ページの更新状況
特別ページ
ページ情報