必殺仕掛人のソースを表示

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{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 必殺仕掛人
| 画像 = <!-- [[File:|200px]] ※「File:」の後に画像ファイルを貼る。画像サイズの変更は「200px」の数字を変える。 -->
| 画像説明 = 
| ジャンル = [[時代劇]]
| 放送時間 = 
| 放送分 = 
| 放送枠 = 
| 放送期間 = 
| 放送回数 = 
| 放送国 = {{JPN}}
| 制作局 = [[ABCテレビ|ABC]]
| 企画 = 
| 製作総指揮 = 
| 監督 = [[深作欣二]]<br />[[三隅研次]]<br />[[松本明]]
| 演出 = 
| 原作 = [[池波正太郎]]<br />『[[仕掛人・藤枝梅安]]』より
| 脚本 = [[池宮彰一郎|池上金男]]<br />國弘威雄<br />[[安倍徹郎]]
| プロデューサー = [[山内久司]]（朝日放送）<br />仲川利久（朝日放送）<br />櫻井洋三（[[松竹]]）
| 出演者 = [[林与一]]<br />[[緒形拳]]<br />[[山村聰]]<br />[[中村玉緒]]<br />[[秋野太作|津坂匡章]]<br />[[野川由美子]]<br />ナレーター・[[睦五朗|睦五郎]]
| 音声 = 
| 字幕 = 
| データ放送 = 
| OPテーマ = 作曲：[[平尾昌晃]]「仕掛けて仕損じなし」
| EDテーマ = 山下雄三「荒野の果てに」
| 時代設定 = 
| 外部リンク = 
| 外部リンク名 = 
| 番組名1 = 第1 - 5話
| 放送時間1 = 土曜日22:00 - 22:56
| 放送分1 = 56
| 放送枠1 = TBS土曜10時枠の連続ドラマ
| 放送期間1 = [[1972年]][[9月2日]] - [[9月30日]]
| 放送回数1 = 5
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| EDテーマ1 = 
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| 外部リンク名1 = 
| 番組名2 = 第6 - 最終回
| 放送時間2 = 土曜日22:00 - 22:55
| 放送分2 = 55
| 放送枠2 = TBS土曜10時枠の連続ドラマ
| 放送期間2 = 1972年[[10月7日]] - [[1973年]][[4月14日]]
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| 特記事項 = 放送回数：全33回
}}
{{ドラマ}}
『'''必殺仕掛人'''』（ひっさつしかけにん）は、[[1972年]][[9月2日]]より[[1973年]][[4月14日]]まで毎週土曜日22:00 - 22:56<ref>第6話以降は、22:00 - 22:55。</ref>に、[[ABCテレビ|ABC]]と[[松竹]]（京都映画撮影所、現・[[松竹撮影所]]）が共同製作・[[TBSテレビ|TBS]][[Japan News Network|系列]]（現在とネットワーク編成が異なる）で放送された[[時代劇]]。全33話。主演は[[林与一]]、[[緒形拳]]。

[[必殺シリーズ]]の第1作目である。

人足口入稼業の音羽屋半右衛門を元締に、浪人剣客の西村左内、針医者の藤枝梅安の仕掛人（殺し屋）チームが金をもらい、人でなしどもを抹殺していく。

== 概要 ==
池波正太郎の連作小説『[[仕掛人・藤枝梅安]]』と、その基になった短編『殺しの掟』（短編集『殺しの掟』に収録）を原作としている。『仕掛人・藤枝梅安』は当時連載が始まったばかりで、テレビ放送と平行して原作が書かれるという一種の[[メディアミックス]]の様相を呈していた。そのため、原作の主要人物である彦次郎や小杉十五郎が登場しないなど、『仕掛人・藤枝梅安』とは異なる部分も多く、『殺しの掟』の登場人物である西村左内・音羽屋半右衛門・岬の千蔵に藤枝梅安が加わった形になっている。逆に、ドラマの人気を受けて、音羽屋半右衛門が『仕掛人・藤枝梅安』でレギュラー化するという逆転現象も起こった。

当時人気時代劇であった『[[木枯し紋次郎]]』に対抗すると同時に、新しい時代劇を作るというコンセプトの下に作られており、金をもらって人を殺す者達を主人公とする、当時としては異例な作品であった。これらの取り組みは功を奏して視聴者に受け入れられ、以後「必殺シリーズ」として長く続くこととなる。

以後のシリーズ作品は3作目の『[[助け人走る]]』を除いて完全なテレビオリジナル作品であるが、その登場人物の設定や殺し技は、本作のそれを受け継いでいる。

== 製作背景 ==
当時、[[時代劇]]は[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の『[[木枯し紋次郎]]』が躍進しており、朝日放送はその対抗策として、人気時代劇『[[鬼平犯科帳 (テレビドラマ)|鬼平犯科帳]]』の原作者である[[池波正太郎]]作品を原作とした番組企画を立てた<ref>当時は、まだ池波作品のテレビドラマ化は少なかった。</ref>。これは池波の短編『殺しの掟』『おんなごろし』を基に「闇の殺し屋たち」を主役にした時代劇ドラマであった。

当時のテレビ時代劇では[[勧善懲悪]]が基本であり、金をもらって人を殺す側が主人公というのは異例であった。{{要出典範囲|[[チーフプロデューサー]]の[[山内久司]]の回想によれば、交渉のため、この企画を池波に話した際、「あんた、よくあんなものをテレビで流そうなんて考えたな」とあきれたように言われたという|date=2008年9月}}。また、原作自体もこの時点では[[パイロット版]]に近い状態であり、作品としての『仕掛人・藤枝梅安』は確固としたものでは無かった。このため、原作は『仕掛人・藤枝梅安』としつつも、登場人物は『殺しの掟』がベースとなっており、その登場人物である西村左内、音羽屋半右衛門、岬の千蔵に、連載を始めたばかりの原作から主人公の藤枝梅安を加えた構成となっている。以上の事由により、TV版『必殺仕掛人』は西村左内が主人公として扱われた。

企画段階では、当時の時代劇製作を主導しており、朝日放送とも関係の深い[[東映]]と、現代劇やホームドラマを数多く撮影していながら、時代劇製作の経験が皆無に等しい[[松竹]]に企画書を送り、コンペを開いた。

局では、東映に撮らせることを考えていたが、山内には、東映に撮らせた場合の映像や仕掛けの際の演出が、完成されてはいるが、ある意味型に嵌った時代劇になるのを嫌い、新しいコンセプトの時代劇を作るという観点から、ホームドラマの要素を取り入れた時代劇をと考え、松竹にも企画書を送ったと言う。プレゼンテーションでは、手馴れていた東映<ref>東映では、藤枝梅安に[[天知茂]]を予定していたと言う。天知の主演はならなかったが、後にゲスト出演している。</ref>に対し、松竹はテレビ部の1人しか来ないという状態であったが、山内は松竹を選んだという。実際にコンペ前日に山内と松竹のスタッフで話し合い談合を行い、どのような作品を作りたいかを説明していた。<ref>『必殺を斬る～必殺シリーズをめぐる13の物語～』</ref>。

なお第1～2回の監督は、山内の意向で東映の[[深作欣二]]が起用された<ref>当時の深作は、『[[仁義なき戦い]]』がヒットする前で東映では不遇な時代であり、東映在籍ながら松竹作品などを撮っていた。なお深作の妻の[[中原早苗]]は、山内がプロデューサーを務めた「[[お荷物小荷物]]」に出演しており、深作とも旧知の仲だったという。</ref>。本作でも、深作作品の代名詞となった手持ちカメラの多用などの撮影手法が見られる。また深作は、撮影開始前にカメラテストを行い、撮影対象全体に光が当たるノーマルなものと、陰影を際立たせたものの2通りのライティングを設定して比較したが、[[石原興]]カメラマンの「闇が撮りたい」との意見が決め手となって、陰影を強調した設定を採用したという。陰影を強調する撮影手法は、その後の必殺シリーズにも引き継がれ、代名詞ともなった。

キャスティングでは、前述の理由から、当時ホームドラマで活躍していた人物が検討された。藤枝梅安には、[[新国劇]]で活躍し、当時映画やテレビに多数出演して人気も高い[[緒形拳]]が起用され、音羽屋半右衛門には、当時のホームドラマで父親役を数多く演じ、人気の高かった[[山村聰]]を迎えた。しかし、西村左内は当初予定していた[[竹脇無我]]が断ったため、剣劇俳優であった[[林与一]]が選ばれた。これら草案（竹脇・緒形・山村）は、コンペの前から山内と松竹で既に決められていた。

この後、第1話の完成後に当時の関東地区ネット局であったTBSが放送反対を表明するなどの問題に見舞われたが、[[1972年]][[9月2日]]、無事放送開始にこぎつけた。

周りの予想に反し、革新的なコンセプトの『必殺仕掛人』は大きな支持を得て、高視聴率を叩き出した。特に当時のTBS系列は、『[[8時だョ!全員集合]]』を代表として土曜の[[ゴールデンタイム]]が非常に強く、土曜22時の本作は、それをさらに確固なものとした。また、対抗相手であった『木枯し紋次郎』が、主演の[[中村敦夫]]の怪我によって一旦放送を中断するなどの影響もあって、視聴率も上回るようになった。{{要出典範囲|マスコミは「必殺に殺られた紋次郎｣と書きたてた|date=2011年2月}}。

当初2クールの予定であった本作は、2カ月延長されて最終回を迎え、以後必殺シリーズとして、長く続くヒット作となった。

放送終了後には、映画が3作作られており、特に2作目の『必殺仕掛人 梅安蟻地獄』以降は小杉十五郎が登場し、林与一が演じている（詳しくは[[#映画版|映画版]]を参照）。

== 登場人物 ==
=== 仕掛人 ===
; 音羽屋半右衛門
: 演 - [[山村聰]]<ref>第10、12、19、25、28、31話除く</ref>
: 表稼業は口入屋、裏稼業は仕掛人の元締をしている男。
: 人当たりのいい初老の人物で、面倒見も良く様々な人から信頼されている。かつては自身も仕掛人で、その失敗により[[遠島|島送り]]にされた過去がある。裏稼業の元締であるが「世のため人のためにならない奴だけを殺す」という強い信念を持っており、梅安や左内からも信頼されている。相手が大物でも自分の信念は曲げず、大胆不敵な行動を取ることもある。裏の仕事で得た多額の報酬は、蘭学医など社会の役に立つ人々に寄付されており、手元にはほとんど無い<ref>ただし、ドラマ中に何度か釣りをしている池は、半右衛門の所有物であり、池の底には、かつて裏の仕事で稼いだ小判を隠しているという設定がある。</ref>。
: 基本的に殺しはしないが、かつて自身が仕掛人だったこともあり、仕込み竿を持っている。第1話など自分で殺しを行うことも稀にだがあり、腕っ節も強い。
: 原作では、『殺しの掟』などに登場する[[香具師]]の元締で、「音羽の半右衛門<ref>現在の小石川から雑司が谷一帯を取り纏めていたことから、「音羽の」の名前が付いていた。</ref>」として登場する。元々『仕掛人・藤枝梅安』の登場人物では無く、何人かいる元締めの1人としての登場であったが、後に本作の人気を受けてレギュラー化している。
; 西村左内
: 演 - [[林与一]]<ref>第21、23、24、27、28、30 - 32話除く</ref><ref>林と緒形は、初期はクレジットの順番が逆になることもあった。</ref>
: 妻子持ちの浪人。辻斬りで生計を立てていたが第1話で音羽屋に仕掛人としてスカウトされる。
: 真面目な性格で、何より家族を第一に考えている。気負ったところもなく釣りをしていることが多いが、一皮むけば熱い性格が見え隠れする。元々横暴な上役を斬ったことが脱藩した理由であり、自分の生き方に悩むことが多く、理想に燃える人物と出会うとそれが標的であっても感化されてしまう。
: 仕掛人稼業で得た報酬は、必要な分を除き、全ておくらに預けている。妻子には剣道場で師範代のアルバイトをしていると嘘をついている。
: 『殺しの掟』の登場人物だが、ほぼドラマオリジナルのキャラクターである。
; 藤枝梅安
: 演 - [[緒形拳]]
: 表向きは腕のいい針医者として、裏では仕掛人として有名な男。音羽屋以外にも様々な元締の依頼を受けて仕掛けを行っている。西村夫婦からは「梅安殿」と呼ばれる。
: 『[[仕掛人・藤枝梅安]]』の主人公であり、基本的な設定は踏襲されているが、原作よりも欲望に忠実で明朗快活な人物として描かれる。社会の構造を熟知しており、義憤にかられ物事の全貌を見誤りやすい左内によく忠告をする。
: 仕掛人としての腕は一流でプライドも高い。自分の武器である針で相手を仕留めることを譲らず、他の得物を使うことを嫌う。
; 岬の千蔵
: 演 - [[秋野太作|津坂匡章]]<ref>第3、12、13、19、25、26、28、29、31 - 33話除く</ref>
: 半右衛門の部下で密偵。
: お調子者で女好きの男。そのため、梅安とは気が合い行動を共にすることが多い。かつては盗賊だったらしく、密偵としてはとても優秀で、屋根裏に忍び込んだり、伝馬町の牢破りをしたりしている。ただし血を見るのが嫌い（梅安によると「赤ん坊の鼻血を見るだけて青ざめてしまうような男」）な為、仕掛人にはならず殺しも行わない。一度拷問に掛けられて命を落としたが、梅安の鍼によって蘇生した。
: 演じた津坂は以後も「[[おひろめの半次]]」や「油紙の利吉」として同様のコンセプトの役を演じた。
; 櫓の万吉
: 演 - [[太田博之]]<ref>第4 - 8、12、16、19 - 24、32話除く</ref>
: 半右衛門の部下で密偵。千蔵の弟分。
: 真面目な性格の青年。左内への連絡役などで登場することが多い。千蔵と同じく密偵として様々な任務をこなすが、彼と異なり、失敗することが稀にある。
; おくら
: 演 - [[中村玉緒]]<ref>第1、2、4、5、7、14、15、22、30、33話</ref>
: 半右衛門の妻。
: 夫想いの良妻。夫同様島帰りの身で、裏稼業に直接関わることは少ないが、仕掛人のことを知ってはいる。原作でも「音羽の半右衛門」の妻として登場し、音羽で料理茶屋を経営している。

=== その他 ===
; 西村美代 / 西村彦次郎
: 演 - [[松本留美]]<ref>第1 - 5、7、8、10、14、18、20、25、33話</ref> / 岡本健<ref>第1 - 5、7、8、10、13、14、18、20、25、33話</ref>
: 西村左内の妻子。
: 良妻で半右衛門夫婦や梅安とも付き合いがある。
: 最終話で左内の裏稼業を知らされるが受け入れ、夫と共に江戸を旅立つ。
; おぎん
: 演 - [[野川由美子]]<ref>第1、2、10、18、24話</ref>
: 第1話の標的の愛人。梅安は仕掛けのために彼女に近づくが、標的の暗殺後もそのまま関係を持ち続ける。
: 第24話でたまたま仕掛人の存在を知り、一儲けするために自称仕掛人となる。しかし、しょせん素人のために問題を起こし、事態を知った梅安と千蔵が陰でフォローする。その時、梅安が仕掛人であると知ってしまい、梅安に記憶を消すツボを刺されるが、効き目が強すぎたため、梅安の正体だけではなく梅安のこと自体を忘れてしまう。以後は登場しない。
; お初
: 演 - 西山恵子<ref>第1、2話</ref>
; 神谷兵十郎
: 演 - [[田村高廣]]
: 第21話と第30話に登場する浪人。
: 藩が取り潰しとなり浪人となるが、貧乏ながらも最愛の妻と仲慎ましく生きていた腕の立つ剣客。梅安の殺しを目撃したことが縁で半右衛門に仕掛人としてスカウトされる。当初は断るも新たな奉公先を得るのに必要な支度金を得るため、回数限定で仕掛人となる。しかし、最初の標的が妻の密会の相手であり、標的と妻を斬って行方不明となる。
: 第30話で酒浸りの落ちぶれた姿となって再登場する。半右衛門が裏の仕事で溜め込んであろう大金を狙う悪党・四つ玉の勘次（[[米倉斉加年]]）に雇われ、半右衛門を斬りつけ重傷を負わせる。最期は、半右衛門とおくらの夫婦愛を目の当たりにし、半右衛門に感謝の言葉を残して刺殺される。
: 演じた[[田村高廣]]は後に『[[助け人走る]]』の主演として中山文十郎を演じる。

; ナレーション
: 語り - [[睦五朗|睦五郎]]
: 作 -  [[早坂暁]]

=== ゲスト ===
; 第1話 「仕掛けて仕損じなし」
:* 伊勢屋勝五郎 - [[浜田寅彦]]
:* 辰巳屋 - [[富田仲次郎]]
:* 金蔵 - [[梅津栄]]
:* 大岩 - [[高品格]]
:* 作事奉行伴野 - [[室田日出男]]
:* 大岩の子分 - [[岩尾正隆]]
:
; 第2話 「暗闘仕掛人殺し」
:* おれん - [[白木万理]]
:* 小野寺源十郎 - [[遠藤太津朗|遠藤辰雄]]
:* 老僧 - [[美川陽一郎]]
:* 仁三郎 - [[木村元]]
:* 半次郎 - [[伊吹剛|伊吹新吾]]
:
; 第3話 「仕掛られた仕掛人」
:* 武士 - [[茶川一郎]]
:* 久兵衛 - [[十朱久雄]]
:* 安蔵 - 大塚吾郎
:* お照 - [[弓恵子]]
:* 孫八 - [[小池朝雄]]
:
; 第4話 「殺しの掟」
:* 彦七郎 - [[亀石征一郎]]
:* 芸者小えん - [[川崎あかね]]
:* 中根元十郎 - [[大友柳太朗]]
:* 山形屋徳兵衛 - [[金田龍之介]]
:* 金子安斎 - [[河津清三郎]]
:
; 第5話 「女の恨みはらします」
:* 大井与太夫 - [[草薙幸二郎|草薙幸次郎]]
:* 下っ引権三 - [[宮口二郎|宮口二朗]]
:
; 第6話 「消す顔消される顔」
:* 直吉 - [[石山輝夫|石山律]]
:* お妙 - 田代千鶴子
:* 音次郎 - [[西沢利明]]
:* 女殺し屋 - [[キャッシー (タレント)|キャッシー]]
:* 文殊屋多左衛門 - [[三國連太郎]]（特別出演）
:
; 第7話 「ひとでなし消します」
:* 魚の目の忠太郎 - [[マイク眞木|マイク真木]]
:* 佐川 - [[五味龍太郎]]
:* 伊庭頼之丞 - [[中尾彬]]
:
; 第8話 「過去に追われる仕掛人」
:* 平山重次郎 - [[伊達三郎]]
:* 松岡弥太郎 - [[東野英心|東野孝彦]]
:* 矢部主膳 - [[戸浦六宏]]
:
; 第9話 「地獄極楽紙ひとえ」
:* 桜田嶺乃進 - [[剣持伴紀]]
:* 千代 - 笹原玲子
:* 折助三次 - [[江幡高志|江波多寛児]]
:* 住職 - 小堀明男
:* 伊皿子日乗 - [[神田隆 (俳優)|神田隆]]
:
; 第10話 「命売りますもらいます」
:* 己之吉 - [[唐沢民賢]]
:* 伊助 - 園井啓介
:
; 第11話 「大奥女中殺し」
:* おゆき - 国景子
:* 長吉 - 藤尾純
:* 伊賀者 尾瀬 - 伊吹新吾
:* 音吉 - [[園田裕久]]
:* 浦尾 - [[磯村みどり]]
:
; 第12話 「秋風二人旅」
:* 彦造 - [[小林昭二]]
:* 菊右衛門 - [[原健策]]
:* お崎 - 近江輝子
:* お貞 - 小柳圭子
:* 峯山又十郎・井坂惣市（二役） - [[天知茂]]
:
; 第13話 「汚れた二人の顔役」
:* 貞次郎 - [[酒井修]]
:* 追分の千太郎 - [[堀勝之祐]]
:* 田町の佐七 - 千葉敏郎
:* 角筈の重五郎 - [[内田朝雄]]
:* 一つ木の政蔵 - [[安部徹]]
:* 志乃 - [[尾崎奈々]]
:
; 第14話 「掟を破った仕掛人」
:* 岡っ引伝次 - [[梅野泰靖]]
:* 道庵 - [[伊藤孝雄]]
:* 井島玄斎 - [[下條正巳]]
:* 村野庄兵衛 - [[小坂一也]]
:
; 第15話 「人殺し人助け」
:* 同心留中孫三郎 - [[寺島達夫]]
:* 堅川の寅 - [[田畑猛雄|田端猛雄]]
:* お小夜 - [[渚まゆみ]]
:* お八重 - [[赤座美代子]]
:* 鳥越の松十郎 - [[津川雅彦]]
:
; 第16話 「命かけて訴えます」
:* 花里 - [[左時枝]]
:* 甚八 - [[林ゆたか]]
:* お清 - [[志乃原良子]]
:* 侍 松井 - [[出水憲|出水憲司]]
:* 弥んぞ - [[松橋登]]
:* おいね - [[梓英子]]
:
; 第17話 「花の吉原地獄の手形」
:* 総吉 - 住吉正博
:* 玉菊 - 八木孝子
:* 斧吉 - [[大村文武]]
:* 金太夫 - [[西山辰夫]]
:* 牛太郎 - [[森章二]]
:* 大庄屋庄右衛門 - [[加藤嘉]]
:
; 第18話 「夢を買います恨みも買います」
:* 鉄幹 - 森田学哉
:* 沖野 - [[玉生司郎]]
:* 多田 - 黛康太郎
:* おゆき - [[和泉ちぬ|酒井靖乃]]
:* およし - 藤田恵美子
:* 武宮源之丞 - [[近藤正臣]]
:
; 第19話 「理想に仕掛けろ」
:* 庄屋万之助 - 片山明彦
:* 大塚播磨 - [[村上冬樹]]
:* 磯崎軍次郎 - [[小林勝彦]]
:* 浪士水上 - [[勝部演之]]
:* 浪士石田 - 田畑猛雄
:* 万五郎 - 大橋壮太
:* 隊士 - 伊吹新吾
:* 風見鳴枝 - [[珠めぐみ]]
:* 清沢正堂 - [[佐藤慶]]
:
; 第20話 「ゆすりたかり殺される」
:* 一色主水 - [[高野眞二|高野真二]]
:* 岡っ引仁助 - 玉川長太
:* 太七郎 - [[松山政路|松山省二]]
:
; 第21話 「地獄花」
:* 神谷しず - 金井由美
:* 越後屋伝七 - [[浮田左武郎]]
:* 永井監物 - [[外山高士]]
:* 大滝伝八郎 - 波田久夫
:
; 第22話 「大荷物小荷物仕掛の手伝い」
:* 由布 - 小谷野美智子
:* 日朝 - [[如月寛多]]
:* 倉持甚十郎 - [[浜田晃]]
:* 唐津屋助右衛門 - [[池田忠夫]]
:* カニの七兵衛 - [[藤原釜足]]
:
; 第23話 「おんな殺し」
:* 板前の新八 - [[天田俊明]]
:* 善四郎 - [[木田三千雄]]
:* 仲居おもと - [[野口ふみえ]]
:* お美乃・梅安の母親 - [[加賀まりこ]]
:
; 第24話 「士農工商大仕掛け」
:* おりく - [[雪代敬子]]
:* 田島新兵衛 - [[堺左千夫]]
:* 井筒屋治兵衛 - 梅津栄
:* 雲覚 - 小堀明男
:* 大塚春仙 - 木村元
:* 百姓次郎左衛門 - [[北見唯一]]
:
; 第25話 「仇討ちます討たせます」
:* 新之助 - [[青山良彦]]
:* お雪 - [[二本柳俊衣|二本柳敏恵]]
:* 主膳 - [[有馬昌彦]]
:* 市助 - [[御木本伸介]]
:
; 第26話 「沙汰なしに沙汰あり」
:* 加東金五郎 - 平井昌一
:* 里枝 - 青柳三枝子
:* 石屋儀右衛門 - 伊達三郎
:* 又七 - [[江角英明]]
:* 加賀屋伝兵衛 - 西山辰夫
:* 遠藤忠晴 - [[柳澤愼一|柳沢真一]]
:
; 第27話 「横をむいた仕掛人」
:* 谷田 - [[穂積隆信]]
:* 相生屋 - 神田隆
:* ロドリコ神父 - [[大月ウルフ]]
:* しの - 本田みちこ
:* 松田屋 - 石浜祐次郎
:* 竹造 - [[河原崎長一郎]]
:
; 第28話 「地獄へ送れ狂った血」
:* 石川友五郎 - [[島田順司]]
:* 嶋田大学 - [[城所英夫]]
:* 源次郎 - [[林隆三]]
:
; 第29話 「罠に仕掛ける」
:* おせい - [[榊原るみ]]
:* 猪之吉 - 石川博
:* 矢崎源之助 - [[田口計]]
:* 山城屋伝兵衛 - [[加賀邦男]]
:* おこま - 加賀ちか子
:* 岡っ引留五郎 - [[松本敏男]]
:* 同心倉林 - 森章二
:
; 第30話 「仕掛けに来た死んだ男」
:* 四ツ玉の勘次 - [[米倉斉加年]]
:* 船山青玄 - [[水谷貞雄]]
:* トド松 - [[石堂淑朗]]
:
; 第31話 「嘘の仕掛けに仕掛けの誠」
:* おとせ - [[万里昌代]]
:* 清七 - [[小島三児]]
:* おせん - [[水原英子]]
:* 伊之助、定吉 - [[井上孝雄]]
:
; 第32話 「正義にからまれた仕掛人」
:* 岡島久兵衛 - [[伊藤雄之助]]
:* 沢井菊次郎 - [[嵐圭史]]
:* 小萩 - [[佐々木愛 (女優)|佐々木愛]]
:
; 最終話 「仕掛人掟に挑戦!」
:* 山根左馬之介 - [[新田昌玄]]
:* 治三郎 - 浜田寅彦
:* 音蔵 - [[三津田健]]

== 殺し技 ==
; 西村左内
: 刀で相手を斬り殺す正当な殺陣。殺す前に笹笛を吹き、自ら「仕掛人 西村左内」と名乗りあげるのが特徴。なお、笹笛は精神を落ち着かせるためと説明されている。
: 第17話において、刀が使えず、三味線の撥で相手の首筋を斬っている。これは後に『[[暗闇仕留人]]』の糸井貢を始め、何人もの登場人物の殺し技として定番化している。
; 藤枝梅安
: 表稼業の治療用の物より大きめの鉄針で、悪人の首筋や眉間を刺す。
: 悪人を殺すばかりでは無く、相手を記憶喪失にしたり（第24話）、悪人に責め殺された仲間の心臓を蘇生させたりもする（第30話）。
; 音羽屋半右衛門
: 悪人に直接手を出すことは少ないが、仕掛人時代の武器の短刀、針を仕込んだ煙管（第14話）、釣竿の柄の仕込み匕首（第5・14話）、護身用の短筒（第33話）を使用して、殺しを行った。

== スタッフ ==
* 制作 - 山内久司、仲川利久（朝日放送）・櫻井洋三（松竹）
* 脚本 - [[池宮彰一郎|池上金男]]、國弘威雄、[[安倍徹郎]]、[[山田隆之]]、[[石堂淑朗]]、早坂暁、松田司、山崎かず子、本田英郎、[[池田雄一 (作家)|池田雄一]]、鈴木安、津田幸夫
* 音楽 - 平尾昌晃、渡辺音楽出版（第1話のみ）
* 監督 - [[深作欣二]]（第1、2、24話）、[[三隅研次]]、大熊邦也、[[松本明]]、[[松野宏軌]]、長谷和夫
* 制作協力 - 京都映画撮影所（現・松竹撮影所）、[[新国劇|劇団新国劇]]（第6話のみ）
* 制作 - 朝日放送、松竹

== 主題歌 ==
* [[山下雄三]]「荒野の果てに」（ミノルフォンレコード（現・[[徳間ジャパンコミュニケーションズ]]<ref>第6話のみ[[テイチクエンタテインメント|テイチクレコード]]と表記</ref>））
*: 作詞：[[山口あかり]]、作曲：[[平尾昌晃]]、編曲：[[竜崎孝路]]
*: なお、第1 - 5話までは曲のみが用いられており、山下による歌が入ったのは6話以降である。この曲のみバージョン、BGMは「[[必殺!]]」として、以後シリーズに何度も用いられており、シリーズ全体のテーマとして扱われている（詳しくは当該項目を参照）。本作でも「必殺!」以外にもアレンジされたBGMがいくつか用いられている（「仕掛針」「仕掛人梅安」など、タイトルはいずれも後に発売されたサントラから）。また、先に「仕掛人・梅安」と「必殺！」が製作され、この2曲を元に「荒野の果てに」が製作された。

== 放送日程 ==
* 第2、4、12、23、28話は原作付きエピソード。
* 第1話は冒頭のシーンのみ原作からの引用。

{| class="wikitable" style="text-align:center"
|-
!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!監督
|-
|第1話||style="text-align:right"|1972年{{0}}9月{{0}}2日||仕掛けて仕損じなし||池上金男||rowspan="2"|深作欣二
|-
|第2話||style="text-align:right"|9月{{0}}9日||暗闘仕掛人殺し||國弘威雄
|-
|第3話||style="text-align:right"|9月16日||仕掛られた仕掛人||安倍徹郎||rowspan="2"|三隅研次
|-
|第4話||style="text-align:right"|9月23日||殺しの掟||rowspan="2"|池上金男
|-
|第5話||style="text-align:right"|9月30日||女の恨みはらします||大熊邦也
|-
|第6話||style="text-align:right"|10月{{0}}7日||消す顔消される顔||rowspan="2"|山田隆之||rowspan="2"|松本明
|-
|第7話||style="text-align:right"|10月14日||ひとでなし消します
|-
|第8話||style="text-align:right"|10月21日||過去に追われる仕掛人||安倍徹郎||大熊邦也
|-
|第9話||style="text-align:right"|10月28日||地獄極楽紙ひとえ||山田隆之||三隅研次
|-
|第10話||style="text-align:right"|11月{{0}}4日||命売りますもらいます||rowspan="2"|國弘威雄||rowspan="2"|松野宏軌
|-
|第11話||style="text-align:right"|11月11日||大奥女中殺し
|-
|第12話||style="text-align:right"|11月18日||秋風二人旅||安倍徹郎||三隅研次
|-
|第13話||style="text-align:right"|11月25日||汚れた二人の顔役||山田隆之||松野宏軌
|-
|第14話||style="text-align:right"|12月{{0}}2日||掟を破った仕掛人||石堂淑朗||大熊邦也
|-
|第15話||style="text-align:right"|12月{{0}}9日||人殺し人助け||山田隆之||松本明
|-
|第16話||style="text-align:right"|12月16日||命かけて訴えます||早坂暁||大熊邦也
|-
|第17話||style="text-align:right"|12月23日||花の吉原地獄の手形||松田司||松野宏軌
|-
|第18話||style="text-align:right"|12月30日||夢を買います恨みも買います||國弘威雄||長谷和夫
|-
|第19話||style="text-align:right"|1973年{{0}}1月{{0}}6日||理想に仕掛けろ||山田隆之||松本明
|-
|第20話||style="text-align:right"|1月13日||ゆすりたかり殺される||安倍徹郎<br />山崎かず子||松野宏軌
|-
|第21話||style="text-align:right"|1月20日||地獄花||安倍徹郎||三隅研次
|-
|第22話||style="text-align:right"|1月27日||大荷物小荷物仕掛の手伝い||本田英郎||長谷和夫
|-
|第23話||style="text-align:right"|2月{{0}}3日||おんな殺し||山田隆之||松本明
|-
|第24話||style="text-align:right"|2月10日||士農工商大仕掛け||池田雄一||深作欣二
|-
|第25話||style="text-align:right"|2月17日||仇討ちます討たせます||國弘威雄<br />鈴木安||松野宏軌
|-
|第26話||style="text-align:right"|2月24日||沙汰なしに沙汰あり||本田英郎||長谷和夫
|-
|第27話||style="text-align:right"|3月{{0}}3日||横をむいた仕掛人||石堂淑朗||大熊邦也
|-
|第28話||style="text-align:right"|3月10日||地獄へ送れ狂った血||安倍徹郎||松野宏軌
|-
|第29話||style="text-align:right"|3月17日||罠に仕掛ける||津田幸夫||長谷和夫
|-
|第30話||style="text-align:right"|3月24日||仕掛けに来た死んだ男||早坂暁||大熊邦也
|-
|第31話||style="text-align:right"|3月31日||嘘の仕掛けに仕掛けの誠||國弘威雄<br />鈴木安||長谷和夫
|-
|第32話||style="text-align:right"|4月{{0}}7日||正義にからまれた仕掛人||山田隆之||松本明
|-
|最終話||style="text-align:right"|4月14日||仕掛人掟に挑戦!||國弘威雄||三隅研次
|}

== 放送自粛エピソードについて ==
『必殺仕掛人』では下記4作品が放送自粛により再放送を見合わせられることが多い。
; 第4話「殺しの掟」
: 西村左内が登場した同名の原作をベースにした作品。再放送では長らく自粛されていたが、その内容については明確にされてこなかった。DVD『必殺仕掛人』上巻ブックレットには、この直前にテレビ放送されていた『[[鬼平犯科帳]]』において当該エピソードが既に使用されており、二重使用を考慮して自粛した旨が記載されている。
; 第21話「地獄花」
: 本作も放送自粛作品として、長らく再放送では日の目を見なかったエピソード。[[オー・ヘンリー]]『[[賢者の贈り物]]』をベースにしたテレビオリジナルのストーリー。再放送が自粛されてきた理由について、DVD『必殺仕掛人』中巻ブックレットでは「最後に妻を斬った、本作のゲストキャラクター・神谷兵十郎の理由に対するフォローがないから」という旨の説明がなされている。
; 第24話「士農工商大仕掛け」
: 「[[士農工商]]」が[[放送禁止用語]]に当たるため。
; 第28話「地獄へ送れ狂った血」
: 原作のエピソード「梅安晦日蕎麦」の映像化であるが、闇に葬むる城主の異常に残忍な性格を、「[[遺伝]]（血筋）による精神障害」としているため、再放送の際に、放送局によっては[[自主規制]]によりこの回を放送しないことがある。
: ただし、原作は2010年現在も発売され（文庫版第1巻に収録）、本編は[[DVD]]『必殺仕掛人』BOX下巻、『必殺仕掛人』（単品）VOL.8に収録されており、特に封印されているという事実はない。2006年の[[テレビ埼玉]]での再放送（6月15日）では放送されている一方、2007年の[[WOWOW]]、2012年のテレビ埼玉での再放送では自粛された。

== ネット局 ==
; 系列は放送当時のもの。
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|-
!放送対象地域
!放送局
!系列
!備考
|-
|[[広域放送|近畿広域圏]]
|[[ABCテレビ|朝日放送]]
|rowspan="3"|[[Japan News Network|TBS系列]]
|'''制作局'''
|-
|[[広域放送|関東広域圏]]
|[[TBSテレビ|東京放送]]
|現・TBSテレビ
|-
|[[北海道]]
|[[北海道放送]]
|
|-
|[[青森県]]
|[[青森テレビ]]
|[[All-nippon News Network|NETテレビ系列]]<br />TBS系列
|<ref>1975年3月まではJNNには番販で加盟していた。</ref>
|-
|[[岩手県]]
|[[IBC岩手放送|岩手放送]]
|rowspan="2"|TBS系列
|現・IBC岩手放送
|-
|[[宮城県]]
|[[東北放送]]
|
|-
|[[秋田県]]
|[[秋田放送]]
|rowspan="2"|[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]
|
|-
|[[山形県]]
|[[山形放送]]

|
|-
|[[福島県]]
|[[福島テレビ]]
|TBS系列<br />[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]
|
|-
|[[新潟県]]
|[[新潟放送]]
|rowspan="3"|TBS系列
|
|-
|[[長野県]]
|[[信越放送]]
|
|-
|[[山梨県]]
|[[テレビ山梨]]
|
|-
|[[富山県]]
|[[富山テレビ放送|富山テレビ]]
|フジテレビ系列
|
|-
|[[石川県]]
|[[北陸放送]]
|TBS系列
|
|-
|[[福井県]]
|[[福井テレビジョン放送|福井テレビ]]
|フジテレビ系列
|
|-
|[[静岡県]]
|[[静岡放送]]
|rowspan="5"|TBS系列
|
|-
|[[広域放送|中京広域圏]]
|[[CBCテレビ|中部日本放送]]
|現・CBCテレビ
|-
|[[島根県]]<br />→島根県・[[鳥取県]]
|[[山陰放送]]
|第3話までの放送エリアは島根県のみ<br />第4話から相互乗り入れに伴い鳥取県でも放送<ref>但し、鳥取県ではBSSやABCなどと通じて第1話から視聴可能だった。</ref>
|-
|[[岡山県]]
|[[山陽放送テレビ|山陽放送]]
|当時の放送エリアは岡山県のみ<ref>香川県では周辺局で視聴可能だった。</ref>
|-
|[[広島県]]
|[[中国放送]]
|
|-
|[[山口県]]
|[[テレビ山口]]
|TBS系列<br />フジテレビ系列<br />NETテレビ系列
|
|-
|[[徳島県]]
|[[四国放送]]
|rowspan="2"|日本テレビ系列
|
|-
|[[愛媛県]]
|[[南海放送]]
|
|-
|[[高知県]]
|[[テレビ高知]]
|rowspan="8"|TBS系列
|
|-
|[[福岡県]]
|[[RKB毎日放送]]
|
|-
|[[長崎県]]
|[[長崎放送]]
|
|-
|[[熊本県]]
|[[熊本放送]]
|
|-
|[[大分県]]
|[[大分放送]]
|
|-
|[[宮崎県]]
|[[宮崎放送]]
|
|-
|[[鹿児島県]]
|[[南日本放送]]
|
|-
|[[沖縄県]]
|[[琉球放送]]
|
|}

{{前後番組
|放送局=[[ABCテレビ|朝日放送]]制作・[[TBSテレビ|TBS]][[Japan News Network|系列]]
|放送枠=[[TBS土曜10時枠の連続ドラマ|土曜22時枠]]<br />【当番組より[[必殺シリーズ]]】
|番組名=必殺仕掛人<br />（1972.9.2 - 1973.4.14）
|前番組=[[君たちは魚だ]]<br />（1972.4.22 - 1972.8.19）
|次番組=[[必殺仕置人]]<br />（1973.4.21 - 1973.10.13）
|2放送局=TBS
|2放送枠=土曜22:55 - 22:56枠<br />【当番組までABC制作枠&全国ネット】
|2番組名=必殺仕掛人<br />（1972年9月内）<br />【1分縮小して継続】
|2前番組=君たちは魚だ<br />（22:00 - 22:56）
|2次番組=[[いでゆアラカルト]]<br />（22:55 - 23:00）<br />【ここからTBS制作枠<br />および[[関東ローカル]]】
}}

{{必殺シリーズ}}
{{深作欣二}}
{{TBS土曜10時枠の連続ドラマ}}

== 映画版 ==
テレビシリーズの終了後、3作が制作され、松竹系にて公開された。

=== 必殺仕掛人 ===
{{Infobox Film
| 作品名 = 必殺仕掛人
| 原題 = 
| 画像 = 
| 画像サイズ = 
| 画像解説 = 
| 監督 = 渡邊祐介
| 脚本 = 渡邊祐介<br />[[安倍徹郎]]
| 原案 = 
| 原作 = 
| 製作 = 織田明
| 製作総指揮 = 
| ナレーター = 
| 出演者 = [[田宮二郎]]<br />[[高橋幸治]]<br />山村聰<br />[[野際陽子]]<br />[[川地民夫]]<br />津坂匡章
| 音楽 = [[鏑木創]]
| 主題歌 = 
| 撮影 = 小杉正雄
| 編集 = 寺田昭光
| 製作会社 = 
| 配給 = [[松竹]]
| 公開 = {{flagicon|JPN}} [[1973年]][[6月9日]]
| 上映時間 = 87分
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 製作費 = 
| 興行収入 = 
| 前作 = 
| 次作 = 必殺仕掛人 梅安蟻地獄
}}

[[1973年]][[6月9日]]公開。

テレビシリーズの大人気を受けて制作された劇場版仕掛人第1作。各種設定はテレビシリーズを元にしている。注目点は主人公2名、梅安と左内のキャストが変更されていることで、梅安は[[田宮二郎]]、左内を[[高橋幸治]]が演じている。半右衛門はテレビ版と同じく山村聡が演じた。原作「おんなごろし」と短編「梅雨の湯豆腐」をミックスしたストーリー。なお梅安が結果的に手に掛けることになる実の妹・お吉について、原作・テレビ版とは異なり梅安が自分の妹だと最後まではっきり悟らないといったアレンジがなされている。

; キャスト
:* 藤枝梅安 - [[田宮二郎]]
:* 西村左内 - [[高橋幸治]]
:* 音羽屋半右衛門 - [[山村聡]]
:* 御座松の孫八 - [[川地民夫]]
:* 岬の千蔵 - [[秋野太作]]
:* 峯山又十郎 - [[室田日出男]]
:* 為吉 - [[森次晃嗣]]
:* 聖天の大五郎 - [[三津田健]]
:* 徳次郎 - [[浜田寅彦]]
:* 三の松の平十 - 河村憲一郎
:* 辻屋文吉 - [[穂積隆信]]
:* 下駄屋の金蔵 - [[青山宏]]
:* 芝の治兵衛 - [[金井大]]
:* 銭湯の職人 - [[谷村昌彦]]
:* お吉 - [[野際陽子]]
:* お美代 - [[岩崎和子]]
:* お照 - [[川崎あかね]]
:* お雪 - [[秋谷陽子]]
:* 又十郎の妾 - 金子亜子
:
; スタッフ
:* 監督 - 渡辺祐介
:* 脚本 - 渡辺祐介、[[安倍徹郎]]
:* 原作 - [[池波正太郎]]
:* 製作 - 織田明
:* 撮影 - 小杉正雄
:* 美術 - 森田郷平
:* 音楽 - [[鏑木創]]
:* 録音 - [[中村寛]]
:* 照明 - 佐久間丈彦
:* 編集 - 寺田昭光
:* 助監督 - 白木慶二
:* スチール - 長谷川宗平

=== 必殺仕掛人 梅安蟻地獄 ===
{{Infobox Film
| 作品名 = 必殺仕掛人 梅安蟻地獄
| 原題 = 
| 画像 = 
| 画像サイズ = 
| 画像解説 = 
| 監督 = 渡邊祐介
| 脚本 = [[宮川一郎]]<br />渡邊祐介
| 原案 = 
| 原作 = 池波正太郎
| 製作 = 織田明
| 製作総指揮 = 
| ナレーター = 
| 出演者 = 緒形拳<br />山村聰<br />林与一<br />[[松尾嘉代]]<br />津坂匡章<br />[[佐藤慶]]
| 音楽 = 鏑木創
| 主題歌 = 
| 撮影 = 小杉正雄
| 編集 = 寺田昭光
| 製作会社 = 
| 配給 = 松竹
| 公開 = {{flagicon|JPN}} 1973年[[9月29日]]
| 上映時間 = 91分
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 製作費 = 
| 興行収入 = 
| 前作 = 必殺仕掛人
| 次作 = 必殺仕掛人 春雪仕掛針
}}

[[1973年]][[9月29日]]公開。

第1作の好評を受けて制作された劇場版第2弾で原作「梅安蟻地獄」の映画化。観客の要望によりメインキャスト2人がテレビシリーズの緒形拳、林与一に戻された。原作「梅安」で活躍した浪人剣士、小杉十五郎がついに映像作品初登場。そのため西村左内は登場せず、林が十五郎を演じている。また前作やテレビシリーズのキャストにはなかった、梅安の妾[[仕掛人・藤枝梅安の登場人物|おもん]]も登場。後述の次作ともに[[ひろみどり]]が演じた。仇役の[[佐藤慶]]と[[小池朝雄]]が、狡猾な悪役・伊豆屋長兵衛とその弟・山崎宗伯をそれぞれ演じた。

; キャスト
:* 藤枝梅安 - [[緒形拳]]
:* 小杉十五郎 - [[林与一]]
:* 音羽屋半右衛門 - 山村聡
:* 伊豆屋長兵衛 - [[佐藤慶]]
:* 山崎宗伯 - [[小池朝雄]]
:* 岬の千蔵 - [[秋野太作]]
:* おりん - [[松尾嘉代]]
:* お仲 - [[津田京子]]
:* おもん - [[ひろみどり]]
:* おみつ - [[岩崎和子]]
:* おとよ - 志賀真津子
:* おきん - [[野村昭子]]
:* 稲葉丹後 - [[穂高稔]]
:* 山根主膳 - [[生井健夫]]
:* 豊五郎 - [[城所英夫]]
:* 富五郎 - 中田耕二
:* 趣後屋平左衛門 - [[明石潮]]
:* 備前屋庄右衛門 - 湊俊一
:* 女房お里 - 村上記代
:
; スタッフ
:* 監督 - 渡辺祐介
:* 脚本 - [[宮川一郎]]、渡辺祐介
:* 原作 - 池波正太郎
:* 製作 - 織田明
:* 撮影 - 小杉正雄
:* 美術 - 森田郷平
:* 音楽 - 鏑木創
:* 録音 - 中村寛
:* 照明 - 佐久間丈彦
:* 編集 - 寺田昭光
:* 助監督 - 白木慶二
:* スチール - 小尾健彦

=== 必殺仕掛人 春雪仕掛針 ===
{{Infobox Film
| 作品名 = 必殺仕掛人 春雪仕掛針
| 原題 = 
| 画像 = 
| 画像サイズ = 
| 画像解説 = 
| 監督 = [[貞永方久]]
| 脚本 = 安倍徹郎
| 原案 = 
| 原作 = 池波正太郎
| 製作 = 織田明
| 製作総指揮 = 
| ナレーター = 
| 出演者 = 緒形拳<br />林与一<br />山村聰<br />[[岩下志麻]]<br />[[夏八木勲]]<br />[[高橋長英]]
| 音楽 = 鏑木創
| 主題歌 = 
| 撮影 = 丸山恵司
| 編集 = [[太田和夫]]
| 製作会社 = 
| 配給 = 松竹
| 公開 = {{flagicon|JPN}} [[1974年]][[2月16日]]
| 上映時間 = 89分
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 製作費 = 
| 興行収入 = 
| 前作 = 必殺仕掛人 梅安蟻地獄
| 次作 = 
}}

[[1974年]][[2月16日]]公開。

仇役に[[岩下志麻]]を迎えて制作された、劇場版仕掛人第3作にして最終作。原作「春雪仕掛針」の名を冠しているが、原作の内容とは全く違うオリジナルストーリーである<ref>むしろ同じ池波作品の短編「女賊」をベースにしたものと考えてよい。</ref>。前作「梅安蟻地獄」に続いて梅安＝緒形、十五郎＝林、半右衛門＝山村のキャスティング。

; キャスト
:* 藤枝梅安 - 緒形拳
:* 小杉十五郎 - 林与一
:* 音羽屋半右衛門 - 山村聡
:* 猿塚のお千代 - [[岩下志麻]]
:* 勝四郎 - [[夏八木勲]]
:* 三上 - [[竜崎勝]]
:* 定六 - [[地井武男]]
:* 山次 - 高畑喜三
:* 瀬音の小兵衛 - [[花澤徳衛]]
:* 蓑火の喜之助 - [[佐々木孝丸]]
:* 幸太郎 - [[村井国夫]]
:* 音二 - [[高橋長英]]
:* おもん - ひろみどり
:* 女郎おりん - [[荒砂ゆき]]
:* 女郎お順 - [[相川圭子]]
:
; スタッフ
:* 監督 - [[貞永方久]]
:* 脚本 - 安倍徹郎
:* 原作 - 池波正太郎
:* 製作 - 織田明
:* 撮影 - 丸川恵司
:* 美術 - 梅田千代夫
:* 音楽 - 鏑木創
:* 録音 - 平松時夫
:* 照明 - 三浦礼
:* 編集 - [[太田和夫]]
:* 助監督 - 熊谷勲
:* スチール - 長谷川宗平

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
* [http://www.tv-asahi.co.jp/douga/shikakenin 必殺仕掛人 - テレ朝動画]
* {{Movielink|allcinema|144387}}
* {{Movielink|varietyjapan|19895}}
* [http://movie.walkerplus.com/mv19715/ 必殺仕掛人] - Movie Walker
* [http://eiga.com/movie/39009/ 必殺仕掛人] - [[映画.com]]
* {{Movielink|allcinema|144506|必殺仕掛人 梅安蟻地獄}}
* {{Movielink|varietyjapan|19990|必殺仕掛人 梅安蟻地獄}}
* [http://movie.walkerplus.com/mv19809/ 必殺仕掛人 梅安蟻地獄] - Movie Walker
* [http://eiga.com/movie/39010/ 必殺仕掛人 梅安蟻地獄] - 映画.com
* {{Movielink|allcinema|144640|必殺仕掛人 春雪仕掛針}}
* {{Movielink|varietyjapan|18175|必殺仕掛人 春雪仕掛針}}
* [http://movie.walkerplus.com/mv17996/ 必殺仕掛人 春雪仕掛針] - Movie Walker
* [http://eiga.com/movie/39011/ 必殺仕掛人 春雪仕掛針] - 映画.com
* {{Movielink|imdb|0226760|Hissatsu shikake-nin: shunsetsu shikake-bari}}

{{DEFAULTSORT:ひつさつしかけにん}}
[[Category:必殺シリーズ|しかけにん]]
[[Category:池波正太郎原作のテレビドラマ]]
[[Category:1972年のテレビドラマ]]
[[Category:TBS土曜10時枠の連続ドラマ]]
[[Category:劇場版必殺シリーズ|しかけにん1]]
[[Category:小説を原作とする映画]]
[[Category:1973年の映画]]