広島港のソースを表示

{{Infobox 港
| 港名 = 広島港
| 画像 = [[ファイル:Port of Hiroshima, Moto-Ujina 01.jpg|290px]]
| 画像説明 = <center>[[#元宇品地区|元宇品地区]] 〔中央〕 と[[宇品]]海岸 〔奥〕 </center>
| 国 = {{JPN}}
| 所在地 = [[広島県]][[広島市]]、[[廿日市市]]、<br />[[海田町]]、[[坂町]]
| 緯度度 =34 |緯度分 =21 |緯度秒 =7.8
| 経度度 =132 |経度分 =27 |経度秒 =18.43
| 開港 = 1171年（[[嘉応]]年間）以前
| 管理者 = 広島県
| 種類 = 国際拠点港湾、特定港
| 泊地面積 = 
| 陸地面積 = 
| 面積 = 
| 係留施設数 = 96バース<ref>[http://61.122.3.1/page/1170987573658/index.html 広島港のあらまし] - 広島県{{リンク切れ|date=2011年11月}}</ref>
| 埠頭数 = 
| 桟橋数 = 
| 従業員数 = 
| ラベル1 = 
| データ1 = 
| ラベル2 = 
| データ2 = 
| ラベル3 = 
| データ3 = 
| 年度 = 2011
| 発着数 = 1,272（外航）<br />47,803（内航）<ref name="outline_a03">{{Cite web|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouwan/outline-a03.html|title=管内の概要～広島港の港勢～|publisher=広島港湾振興事務所|accessdate=2014-02-26}}</ref>
| 貨物取扱量 = 11,925,193トン <ref name="outline_a03" />
| コンテナ数 = 
| 貨物総額 = 
| 旅客数 = 1,037,434（乗込）<br />1,128,334（上陸）<ref name="outline_a03" />
| 売上高 = 
| 利益 = 
| ラベル4 = 
| データ4 = 
| ラベル5 = 
| データ5 = 
| ラベル6 = 
| データ6 = 
| 公式サイト = 
}}
'''広島港'''（ひろしまこう）とは、旧宇品港を中心とする[[広島県]][[広島市]]及び周辺に位置する[[港湾]]である。港湾管理者は広島県。[[港湾法]]上の[[国際拠点港湾]]に指定されており、[[海運]]・[[物流]]・[[貿易]]の重要拠点である。また、[[港則法]]上の[[特定港]]に指定されている。 

== 港湾区域 ==
[[広島湾]]の観音崎、峠島南端及び[[似島]]南東端を順次結んだ線、同島地獄鼻、大カクマ島南端及び大カクマ島南端と沖山ノ鼻を結んだ線上、同南端から4,950mの地点から318度に引いた線及び陸岸により囲まれた海面、ならびに[[太田川]]水系の[[猿猴川]][[黄金橋 (広島市)|黄金橋]]・[[京橋川]][[御幸橋 (広島市)|御幸橋]]・[[元安川]][[南大橋 (広島市)|南大橋]]・[[旧太田川|旧太田川（本川）]][[舟入橋]]・[[天満川 (広島県)|天満川]][[昭和大橋 (広島市)|昭和大橋]]より下流域河川水面。但し、[[漁港漁場整備法]]（昭和25年法律第137号）により指定された[[草津漁港]]及び五日市漁港の区域を除く<ref name="outline_a05">{{Cite web|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouwan/outline-a05.html#hiroshima|title=管内の概要～所轄区域～|publisher=広島港湾振興事務所|accessdate=2014-02-26}}</ref>。
{{wide image|芸予諸島.png|500px|[[芸予諸島]]のイメージ図。広島港にあたる区域は
*東は、峠島の東側の尖った場所が観音崎でここが東南端。
*西は、廿日市市のハサミ状の港湾が廿日市港にあたりここが西端。
*南は、似島の南端にあたる。}}

== 歴史 == 
=== 前史 ===
[[ファイル:Gaikan Hiroshima-shishi map-01.jpg|thumb|right|250px|広島の新開地発展図。年代ごとの土地開発（干拓・埋立）がわかる。なお草津・古江は地図中央左"庚午新開"の更に左、尾長山は地図中央右"かにや新開"の上、祇園は地図中央上端あたり、江波は地図中央左下"丸子新開""仁保松新開""があるあたり。]]
この地は太田川の下流域にあたり、広島[[三角州]]が形成される前である古来においては遠浅の海で、小さな島や中洲が点在していた<ref name="mlit">{{cite web|url=http://www.cgr.mlit.go.jp/ootagawa/plan/pdf/plan.pdf |format=PDF  |title=太田川水系の流域および河川の概要 |publisher=国土交通省河川局 |accessdate=2014-02-26}}</ref><ref name="rijosub4a">{{Cite web|url=http://www.rijo-castle.jp/rijo/sub4a.html|title=築城前の広島城|publisher=広島城博物館|accessdate=2014-02-26}}</ref>。現在の広島市西部にあたる[[西区 (広島市)|西区]][[草津 (広島市)|草津]]や[[古江 (広島市)|古江]]付近は古来は[[入り江]]で天然の港として用いられており、例えば[[神功皇后]]による[[三韓征伐]]の際にはそこを"軍津浦輪"（いくさづうらわ、軍船の拠点）として用いたという伝承が残っている<ref>{{Cite web|publisher=広島市|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1340066862023/activesqr/common/other/4fdfea88003.jpg|title=こぎいで古田の歴史めぐり|accessdate=2014-03-02}}</ref><ref>{{Cite web|publisher=広島市|url=http://www.a-net.shimin.city.hiroshima.jp/web/saigoku/index.html|title=ひろしま八区ぐるっと散策「みち」めぐり|accessdate=2014-02-26}}</ref>。[[遣唐使]]や[[遣新羅使]]、[[日宋貿易]]と、[[瀬戸内海]]は中央と西の大陸を結ぶ交通路となったものの、現在の広島港内にあたる区域には潮待ちの港が整備されることはなかった<ref>{{Cite web|publisher=瀬戸内海の路ネットワーク推進協議会|url=http://www.uminet.jp/know/history/|title=瀬戸内海の歴史|accessdate=2014-03-02}}</ref>。

広島三角州が形成される前は、現在の[[安佐南区]][[祇園 (広島市)|祇園]]や[[東区 (広島市)|東区]][[牛田 (広島市)|牛田]]（[[太田川放水路]]河口から川沿約9～10km付近）が太田川河口であり<ref name="mlit" /><ref name="howto_24_1" />、港湾施設はなく、例えば[[平安時代]][[菅原道真]]が[[大宰府]]に左遷される途中に尾長山（現[[二葉山]]で[[広島駅]]北側）に休憩に訪れた際、船で近くまで寄せている<ref>{{Cite web|publisher=広島県|url=http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/hiroshima/spot/0390.html|title=尾長天満宮|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

初めて人工での港が形成されたのは平安時代末期、[[厳島神社]][[荘園]]の[[倉敷地]]が当時太田川河口である佐東郡桑原郷（現安佐南区祇園）にできた時である<ref name="portofhiroshimahistory">{{Cite web|publisher=広島県|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouwan/portofhiroshimahistory.html|title=広島港の歴史|accessdate=2014-02-26}}</ref><ref name="howto_24_1">{{Cite web|publisher=ジャパンナレッジ|url=http://www.japanknowledge.com/contents/journal/howtoread/howto_24_1.html|title=中洲に築かれた城下町|accessdate=2014-02-26}}</ref>。この桑原郷の港の存在は[[嘉応]]3年（1171年）『伊都岐島社領壬生庄立券文（新出厳島文書）』で確認できることからそれより前に港ができていたと考えられており、当時は太田川舟運と内海航路の拠点であったと推定されている<ref name="howto_24_1" />。平安時代末期の[[安芸国|安芸守]]としてこの地を治めた人物の一人に[[平清盛]]がおり厳島神社は清盛の手により造営されたが<ref>{{Cite web|publisher=広島県|url=http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/kiyomori/dictionary/dic_01.html|title=平清盛の人物像|accessdate=2014-03-02}}</ref>、この桑原郷の港も清盛が整備したかどうかは不明。

[[鎌倉時代]]以降、佐東郡は安芸守護職の[[武田氏|安芸武田氏]]により支配され、[[水軍]]が創設され（武田水軍）その拠点として広島湾内に港が整備された<ref name="portofhiroshimahistory" />。なおこの水軍は[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]武田氏滅亡後は[[毛利水軍]]に編入される。またこの時代に[[中国山地]]での[[踏鞴製鉄]]に伴う大量の土砂流出により三角州が形成され、河口は沖合に伸びていった<ref name="mlit" />。

この鎌倉から[[安土桃山時代]]にかけて広島湾周辺にいくつか商業地と港が形成されている。例えば現[[安芸郡]][[海田町]]成本付近には"二日市"が<ref>{{Cite web|publisher=海田町|url=http://www.town.kaita.lg.jp/kanko/rekishi.html|title=海田町の歴史|accessdate=2014-03-22}}</ref>、現[[廿日市市]]には"佐西の浦"と呼ばれた港があり、この2つは[[応安]]4年(1371年) [[今川貞世|今川了俊]]が[[九州探題]]に下向した際に書いた紀行文『道ゆきぶり』に登場する<ref name="rijosub4a" />。

安土桃山時代、[[広島城]]が築城されると城下町として整備され、[[江戸時代]]に入ると河口部に水陸交通の拠点ができていく<ref name="portofhiroshimahistory" />。[[加古町・住吉町 (広島市)|加古町]]や[[舟入 (広島市)|舟入]]は当時あった水運拠点の一地区であり地名はその由来である。また、当時島であった[[江波 (広島市)|江波]]には"江波港"が外港として栄え<ref>{{Cite web|publisher=JA広島|url=http://www.ja-hiroshimashi.or.jp/kikanshi/kitemiteminsai/ki23-10.pdf|format=PDF|title=江波支店|accessdate=2014-02-26}}</ref>、江戸時代末期には[[広島藩]]により貿易港として整備される計画も挙がったものの[[版籍奉還]]により頓挫している<ref name="ph76355">{{Cite web|publisher=広島県|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/76355.pdf|format=PDF|title=広島の歴史的風景|accessdate=2014-03-10}}</ref>。

=== 宇品港 ===
[[ファイル:Hiroshima map circa 1930.PNG|thumb|right|250px|1930年頃の広島市地図。宇品港形成以降。右側が軍用桟橋で左側は市営（民間）桟橋<ref name="ph76355" />。まだその他の河口部が整備されていない。]]
{{See also|[[千田貞暁#経歴]]|[[宇品#歴史]]}}
[[明治]]以降、広島は都市として栄えていった。ただ太田川河口は堆積土砂による遠浅のため大きな船舶の通行ができないことから近代的な貿易港整備の必要性に迫られ、行政に対し地元より要望が出されるようになった<ref name="HM978429">{{Cite book|和書 |author = 内務省土木局 |title = 日本の港湾 |volume = 第2巻 |origdate = 1924 |url =http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/978429 |accessdate = 2014-02-26 |pages = 337-348}}</ref>。更に当時、[[廃藩置県]]以降の旧広島藩士に対する[[秩禄処分|士族授産]]（士族への生活救済政策）として大規模な政策が考えられていた最中であった<ref name="ph76355" />。

1880年（明治13年）、[[千田貞暁]]が広島県令（知事）に就任するとその要望に答え整備に向け動き出す<ref name="HM978429" />。1881年（明治14年）から1984年（明治17年）にかけて基本計画を[[内務省 (日本)|内務省]]の[[お雇い外国人]]である[[ローウェンホルスト・ムルデル]]技師が作成、1884年9月千田を発起人として[[宇品]]にて築港事業が着工した<ref name="HM978429" /><ref name="lib06">{{Cite web|publisher=土木学会|url=http://library.jsce.or.jp/Image_DB/human/furuichi/lib06.html|title=明治の港湾建設－宇品港|accessdate=2014-02-26}}</ref>。当初予算は8万7,000円、財源には地元からの寄付や旧広島藩主[[浅野長勲]]が旧藩士に与えようとした士族授産補助金が当てられた<ref name="HM978429" /><ref name="lib06" />。新しい技術として、潮止めには[[服部長七]]が考案した"長七たたき"が用いられている<ref name="lib06" />。

1885年（明治18年）、[[明治天皇]]山陽道巡幸において、広島からの[[呉市]]への[[行幸]]出発点として当時工事中であった宇品港が選ばれている<ref>{{Cite web|publisher=広島市|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/minami/gaido/map/eki/12/index.html|title=みなみ区回遊MAP|accessdate=2014-03-04}}</ref>。

この宇品築港事業は難工事であった。工事期間中、何度も災害に遭遇しそのたびに当初計画から数度の設計変更することになり、工事費は最終的に約30万4,500円までに跳ね上がった<ref name="HM978429" /><ref name="lib06" />。千田は資金工面のため奔走し2度の国庫補助金を得たものの、1889年（明治22年）3月このことが原因となり国から懲戒を科され更に左遷されることになった<ref name="lib06" />。
{{Quotation|宇品築港計画ノ粗漏ナリシ為更ニ国庫ノ補助ヲ仰クニ至リタルハ不付合ニ至リタルハ不都合ニ付罰俸年俸十二分ノ一ヲ科ス|政府から千田に対する懲戒|<ref name="lib06" />}}
[[ファイル:Senda Sadaaki zo.JPG|200px|left|thumb|千田貞暁銅像]]
また住民による様々な騒動にも発展している（千田の項を参照）。

1889年（明治22年）11月、着工から5年後に宇品築港事業竣工<ref name="HM978429" /><ref name="lib06" />、翌1890年（明治23年）竣工式が行われた。

竣工当時は多大な費用をかけた工事であったことから千田に対して批判的であったが、1894年（明治27年）[[日清戦争]]時に宇品港は"軍用港"として[[兵站]]拠点の最前線となり、のちの[[日露戦争]]でも同様の状況であったことから、千田は再評価されることになった<ref name="portofhiroshimahistory" /><ref name="HM978429" /><ref name="lib06" />。またこれに関連して、1894年に旧国鉄[[宇品線]]（[[広島駅]]～宇品間5.9km）が開通している。

1922年（大正11年）[[公有水面埋立法]]により「宇品港」指定<ref name="portofhiroshimahistory" />。この間[[高潮]]被害に遭遇したり<ref name="lib06" />、1905年（明治38年）[[芸予地震]]の際には埋立地という特性から宇品地区は多大な被害を受けている<!--（宇品港自体は軍による情報統制から被害状況は公開されていない）--><ref>{{Cite journal|和書|author=震災予防調査会|authorlink=震災予防調査会|year=1905|publisher=文部省|url=http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/831472|title=震災予防調査会報告 第53号|accessdate = 2014-02-26}}</ref>。

当時の賑わいは[[文部省唱歌]]「[[みなと (唱歌)|港]]」や、現在港周辺にある公園の記念碑などで窺い知ることが出来る。なお、宇品港は終戦まで陸軍[[船舶司令部]]が置かれ軍用港として用いられ<ref name="portofhiroshimahistory" />、戦後は[[引揚援護庁|引揚援護局]]が置かれ[[復員]]および[[引揚者]]の受け入れ港となった。

=== 昭和初期の拡大 ===
[[ファイル:Hiroshima City Map 1945.jpg|thumb|right|250px|1945年米軍作成の広島市地図。宇品の西側に"Lumber Storage Pool"（木材港）"Warehouses"（倉庫群）が見える。それより西側に"HIROSHIMA AIRPORT"（陸軍広島飛行場）、更に西に"SHIPYARD""RAYON PLANT"と工業施設が見える。]]
[[第一次世界大戦]]以降、広島は商業地として発展を遂げ、さらなる港湾施設整備が要望された<ref name="ph41228">{{Cite web|publisher=広島県立文書館|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/41228.pdf|format=PDF|title=広島工業港|accessdate=2014-02-26}}</ref>。1932年（昭和7年）「広島港」に改称、1933年（昭和8年）第二種重要港湾に指定<ref name="portofhiroshimahistory" />。

1933年、まず県営工事として宇品の西端側つまり現在の宇品西地区を商業港として修築が着工した。当初事業費は350万円<ref name="portofhiroshimahistory" /><ref name="ph41228" /><ref name="ph1058697">{{Cite book|和書 |author = 広島県 |title = 広島工業港 |origdate = 1942 |url =http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1058697 |accessdate = 2014-02-26}}</ref>。

あわせて工業港として整備が進められた。当初の計画は1940年（昭和15年）に策定、工期は10年、宇品以西の河口部つまり[[千田町 (広島市)|千田]]・[[吉島 (広島市)|吉島]]・[[江波 (広島市)|江波]]・[[観音 (広島市)|観音]]・[[庚午 (広島市)|庚午]]・[[草津 (広島市)|草津]]の沖を8工区に分け、第1工区から第5工区（千田から観音まで）を県営工事として第6工区から第8工区（庚午・草津）を市営工事として整備し、その合計約132万坪に企業を誘致し一大工業地帯（軍需工場）を整備する予定で進められた<ref name="ph41228" />。また同時に[[内務省 (日本)|内務省]]により太田川改修工事（[[太田川放水路]]）が進められており、[[浚渫]]土砂を工業港造成に用いることも考えられた<ref name="ph1058697" />。そこへ[[第二次世界大戦]]による戦時対応のため工期を3年に短縮、第2工区吉島・第3第4工区江波（現江波南・江波沖町）・第5工区観音の合計986,460坪を整備する計画に変更された<ref name="ph41228" /><ref name="ph1058697" />。

1940年（昭和15年）6月、臨時広島県議会にて議決、総事業費1,970万円、財源は埋立地の用地売却費と県債による<ref name="ph1058697" />。最大の問題点であった漁業補償も[[相川勝六]]知事の尽力により同年9月には解消している<ref name="ph1058697" />。

1940年11月、着工<ref name="ph1058697" />。順調に進められたが、1941年（昭和16年）12月[[太平洋戦争]]勃発以降は資材および労力不足により工程はズレていった<ref name="ph1058697" />。この間、第2工区は[[大日本帝国陸軍|陸軍]]に接収され広島飛行場となり、第3工区は工事中止したものの、第4・第5工区には[[三菱重工業]]誘致が決定した<ref name="ph1058697" />。また1945年（昭和20年）[[広島市への原子爆弾投下]]に遭遇、戦後は工事を続けることが一層困難となった<ref name="ph1058697" />。

1947年（昭和22年）3月、工事途中のものも残して商業・工業港ともに打ち切り竣工となった<ref name="portofhiroshimahistory" /><ref name="ph1058697" />。

=== 現代 ===
1951年（昭和26年）[[重要港湾]]に指定、1953年（昭和28年）広島県が港湾管理者に認可され、1992年（平成4年）[[国際拠点港湾]]（旧・特定重要港湾）に指定される<ref name="portofhiroshimahistory" />。

また1970年（昭和45年）港湾区域変更により廿日市港区が編入され材木港を整備、1978年（昭和53年）開港した<ref name="portofhiroshimahistory" />。

以下、国や県が絡んだ主な整備事業を列挙する<ref name="portofhiroshimahistory" />。
* 1953年 - 1988年 : [[運輸省]]「宇品外貿埠頭改修事業」
* 1958年 - 1964年 : 広島県「東港区臨海工業地帯埋立事業」
* 1961年 - 1965年 : 広島県「西港区中小企業工業地帯埋立事業」
* 1964年 - 1975年 : 広島県「宇品県営桟橋旅客施設事業」
* 1970年 - 1978年 : 運輸省・県「廿日市木材港改修事業」
* 1974年 - 1975年 : フェリー埠頭公社「出島フェリー埠頭整備事業」
* 1978年 - 1986年 : 運輸省・県・公および民間会社「海田湾整備事業」
* 1987年 - 2015年（予定） : 運輸（現[[国土交通省]]）・県「五日市港湾整備事業」
* 1991年 - 1998年 : 県・三セク「観音地区マリーナ整備事業」
* 1992年 - 2006年 : 運輸（国土交通省）・県「広島ポートルネッサンス21・宇品内港地区港湾整備事業」
* 1993年 - 1997年 : 県「廿日市木材港改修工事（2期）」
* 1996年 - 現在 :  運輸（国土交通省）・県「広島ポートルネッサンス21・出島地区港湾整備事業」

これとは別に、1960年代までに[[マツダ]]により[[仁保 (広島市)|仁保沖]]の埋立が行われ<ref>{{Cite web|url=http://niho.officeky.com/|title=仁保郷土史会|publisher=仁保郷土史会|accessdate=2014-02-26}}</ref>、マツダ宇品工場が完成し自動車輸出港として整備されている。

2003年（平成15年）には広島港に新旅客ターミナル完成、[[広島電鉄宇品線]]の軌道をターミナル前まで延伸し、バリアフリー化を図っている。

== 主な施設 ==
=== 出島地区 ===
国際[[コンテナターミナル]]を有し、広島港の外貿コンテナ物流基地の役割を果たしている。

[[ファイル:Kanawa-jima Island.JPG|thumb|230px|[[マツダ]]宇品工場 〔手前〕 から積み出される完成自動車]]
=== 宇品外貿地区 ===
主に完成自動車や穀物等を取り扱っている。また、不定期の大型旅客船が年間20隻以上寄港している。

=== 海田地区 ===
海田コンテナターミナルとして主に自動車部品の輸出に利用されている。

=== 五日市地区 ===
[[ファイル:みずとりの浜公園にある時計塔.JPG|thumb|150px|みずとりの浜公園にある時計塔]]
主に完成自動車と砂・砂利を取り扱っている。
;{{Anchor|みずとりの浜公園}}
:広島市[[佐伯区]]に造成された[[八幡川 (広島市佐伯区)|八幡川]]河口にある人工干潟と隣接する公園で、1996年3月に竣工した。駐車場、芝生広場、野鳥観察小屋などがある<ref name="park02">{{Cite web|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouwan/park-park02.html|title=みずとりの浜公園|publisher=広島港湾振興事務所|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

=== 廿日市地区（木材港） ===
西日本有数の規模を誇る木材専用港である。
なお、大変増殖力が強く、生態系等に悪影響を及ぼす[[アルゼンチンアリ]]は当港から侵入したものと考えられている<ref>{{Cite web|url=http://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/kankyo_seikatsu/argentina/ant_09.html#05|title=アルゼンチンアリ / 良く寄せられるご質問|publisher=廿日市市|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

=== 宇品内港地区 ===
{{Vertical_images_list
|幅= 230px
| 1=Hiroshima port.jpg
| 2=<center>宇品旅客ターミナル（海側より）</center>
| 3=広島港01.jpg
| 4=<center>宇品旅客ターミナル（陸側より）</center>
| 5=East Terminal, Ujina.jpg
| 6=<center>東ターミナル</center>
| 7=Port of Hiroshima 20121218.JPG
| 8=<center>広島海上ビル<br />（広島市営桟橋 待合室 所在）</center>

}}
;広島港宇品旅客ターミナル
:広島市南区宇品海岸一丁目にあり、2003年に完成した'''広島港宇品旅客ターミナル'''と、以前から使用していた'''広島港宇品旅客東ターミナル'''の2棟がある。広島市が広島県から管理を受託している<ref name="hts">{{Cite web|url=http://www.hts.city.hiroshima.jp/jigyo/sanbasi.html|title=受託事業「広島港さん橋等管理運営」|publisher=広島市都市整備公社|accessdate=2012-12-22}}</ref>が、'''広島市営桟橋'''と区別する場合には'''県営桟橋'''と通称される。<br />四国地方や島しょ部を結ぶ海上旅客交通の拠点となっている。
;{{Anchor|広島みなと公園}}
:広島市南区宇品海岸一丁目、[[広島南道路]]の南側から広島港宇品旅客ターミナルの間にある広島港湾振興事務所が管理する公園。'''みなとオアシス広島'''の施設<ref name="minato-oasis-hiroshima" />。面積は全体で 10ha。広場やランニングコース、駐車場、駐輪場、トイレがある<ref name="minato">{{Cite web|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouwan/park-park01.html|title=広島みなと公園|publisher=広島港湾振興事務所|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

=== 宇品中央地区 ===
;広島市営桟橋
:広島市南区宇品海岸二丁目にある、'''広島海上ビル'''内に待合室があり、[[金輪島]]行、[[似島]]（[[似島学園]]）行の旅客船が発着する<ref name="hiroshima-navi8581">{{Cite web|url=http://www.hiroshima-navi.or.jp/transportation/hub/harbor/8581.php|title=広島港(広島市営さん橋)|publisher=広島観光コンベンションビューロー|accessdate=2014-02-26}}</ref>。
[[海上保安庁]][[第六管区海上保安本部|広島海上保安部]]が使用する桟橋（通称：'''六管桟橋'''）、[[広島市消防局]]の[[消防艇]]が使用する桟橋、船溜りがある。

;{{Anchor|宇品波止場公園}}
:広島市南区宇品海岸三丁目にあり、芝生広場、駐車場、駐輪場がある公園<ref name="hatoba">{{Cite web|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouwan/park-park05.html|title=宇品波止場公園|publisher=広島港湾振興事務所|accessdate=2014-02-26}}</ref>。'''みなとオアシス広島'''の施設<ref name="minato-oasis-hiroshima" />。
:公園内には旧国鉄宇品線のモニュメントや、旧陸軍の軍用桟橋跡記念碑がある。1989年に開催された[[海と島の博覧会]]で制作された'''パラダイスの塔'''が移設されている。
:毎年7月に開催される'''広島みなと夢花火大会'''の主会場である。
:また、年に1度、独立行政法人[[航海訓練所]]所有の帆船「[[日本丸]]」又は「[[海王丸]]」の入港に合わせて「'''帆船フェスタひろしま'''」が開催される。

=== 元宇品地区 ===
[[宇品#地名と地誌|元宇品地区]]には[[グランドプリンスホテル|グランドプリンスホテル広島]]があり、このプリンスホテル前のマリーナは「[[海の駅|ひろしま海の駅]]」として登録されている<ref name="uminoeki_hiroshima">{{Cite web|url=http://www.umi-eki.jp/uminoeki/hiroshima.html|title=ひろしま海の駅|publisher=海の駅ネットワーク事務局|accessdate=2014-02-26}}</ref>。'''みなとオアシス広島'''の施設<ref name="minato-oasis-hiroshima" />。
;{{Anchor|元宇品浮桟橋}}
:広島市南区元宇品町、グランドプリンスホテル広島の先にある桟橋<ref name="hiroshima-navi8587">{{Cite web|url=http://www.hiroshima-navi.or.jp/transportation/hub/harbor/8587.php|title=元宇品浮桟橋|publisher=広島観光コンベンションビューロー|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

また、[[宇品]][[灯台]]周辺から宇品内港地区にかけての森は広島市内でも数少ない原生林の1つで[[クスノキ]]の巨樹などがあり[[瀬戸内海国立公園]]に指定されている。広島港の中でも自然が豊かな地区である。

=== 吉島地区 ===
;{{Anchor|ボートパーク広島}}
:[[中区 (広島市)|中区]][[吉島 (広島市)|吉島]]の貯木場跡に作られたマリーナ。2007年10月1日からボートの係留が開始された<ref name="boatpark">{{Cite web|url=http://www.boatpark-hiroshima.co.jp/news/detail/071001/index.html|title=ボートパーク広島オープン!!|publisher=ボートパーク広島|date=2007-10-01|accessdate=2014-02-26}}</ref>。'''よしじま海の駅'''として登録されている<ref name="uminoeki_yoshijima">{{Cite web|url=http://www.umi-eki.jp/uminoeki/yoshijima.html|title=よしじま海の駅|publisher=海の駅ネットワーク事務局|accessdate=2014-02-26}}</ref>。'''みなとオアシス広島'''の施設<ref name="minato-oasis-hiroshima" />。

=== 観音地区 ===
[[観音地区 (広島市西区)|観音地区]]には大規模なプレジャーボート基地である[[広島観音マリーナ]]は「ひろしま・かんおん海の駅」として登録されている<ref name="uminoeki_kanon">{{Cite web|url=http://www.umi-eki.jp/uminoeki/hiroshima_kanon.html|title=ひろしま・かんおん海の駅|publisher=海の駅ネットワーク事務局|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

;{{Anchor|観音マリーナ海浜公園}}
:1996年3月に竣工した広島観音マリーナに隣接する公園<ref name="kouwan">{{Cite web|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouwan/park-park03.html|title=観音マリーナ海浜公園|publisher=広島港湾振興事務所|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

大型アウトレットモールである[[マリーナホップ]]があるなど、海岸線に工場が多く立地する広島港においては数少ない親水性のある地区である。

=== 似島地区 ===
[[似島]]に旅客船が発着する、家下（やじた）地区の桟橋および、長谷地区の似島学園前桟橋も港湾区域内となっている<ref name="outline_a05" />。また、桟橋は広島市が管理を受託している<ref name="hts"/>。

=== 坂町地区 ===
;{{Anchor|ベイサイドビーチ坂}}・親水公園
:広島県安芸郡[[坂町]]水尻地区には、人工海浜が造成された<ref name="hatoba">{{Cite web|url=http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouwan/park-park04-2.html|title=ベイサイドビーチ坂・親水公園|publisher=広島港湾振興事務所|accessdate=2014-02-26}}</ref>。[[水尻駅]]が最寄りとなっている。2010年7月27日、[[みなとオアシス]]に仮登録され、2012年8月26日に本登録された<ref name="minato-oasis-saka">{{Cite web|url=http://www.cgr-minato-oasis.jp/saka/|title=みなとオアシスベイサイドビーチ坂 |publisher=中国地方整備局港湾空港部|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

=== みなとオアシス広島 ===
2011年3月18日、[[みなとオアシス]]として、広島港宇品旅客ターミナル、広島みなと公園、宇品波止場公園、「ひろしま海の駅」「よしじま海の駅」が仮登録され、2012年11月10日に本登録された<ref name="minato-oasis-hiroshima">{{Cite web|url=http://www.cgr-minato-oasis.jp/hiroshima/|title=みなとオアシス広島|publisher=[[中国地方整備局]]港湾空港部|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

== 定期航路 ==
=== 旅客航路 ===
===== 広島港宇品旅客ターミナル =====
*[[瀬戸内海汽船]]・[[石崎汽船]]（共同運航）
**広島 - [[呉港|呉中央桟橋]] - [[松山港#松山観光港|松山観光港]] [[高速船]]（スーパージェット）、[[フェリー]] … 呉通過便も有り
*[[瀬戸内シーライン]]
**広島 - [[小用港 (江田島市)|江田島（小用港）]] 高速船 … [[小用港 (江田島市)#切串桟橋|江田島（切串西沖桟橋）]]寄港便も有る。
**広島 - [[小用港 (江田島市)#切串桟橋|江田島（切串）]] フェリー
**広島 - グランドプリンスホテル広島前 - [[宮島駅|宮島3号桟橋]] 高速船
*[[上村汽船]]
**広島 - 江田島（切串） フェリー
*江田島汽船
**広島 - [[三高港|能美（三高港）]] フェリー
*[[江田島市企業局]]交通課
**広島 - [[中田港 (広島県)#高田港|能美（高田港）]] - [[中田港 (広島県)#中町港|能美（中町港）]] 高速船 … [http://www.noumi-lodge.com/si-saidoo.html 能美海上ロッジ]寄港便も有り
*[[似島汽船]]
**広島 - [[似島]]（家下） フェリー … [[似島学園]]桟橋寄港便も有り

===== 広島市営桟橋 =====
*[[金輪島会]]
**広島（市営） - グランドプリンスホテル広島前 - [[金輪島]] 旅客船
*[[バンカー・サプライ]]
**広島（市営） - [[似島]]（[[似島学園]]） 高速船

=== 運休・廃止となった旅客航路 ===
[[ファイル:Eunha at Hiroshima.jpg|thumb|230px|かつての[[釜関フェリー]]「銀河」]]
*[[広島グリーンフェリー]]
**広島（宇品） - [[大阪南港|大阪]] フェリー … 1971年就航、1982年廃止
*[[釜関フェリー]]
**広島 - [[釜山港|釜山]]  フェリー　…「銀河（ウンハ）」 により運航されていたが2005年8月から運休。<!-- 運航会社が[[興亜海運]]に変わり復活する予定 2011年8月7日時点で復活していないのでコメントアウト-->
*[[広別汽船]]
** [[呉港|呉]] - 広島 - [[別府港|別府]] フェリー … 1970年就航（広別汽船移管前も1923年より就航していた）、1999年廃止
*[[ソレイユ (旅客船)|ソレイユエクスプレス]]
**呉 - 広島（宇品） - [[柳井港|柳井]] - 別府 高速船 … 2005年2月から運休
*[[広今あきなだ高速]]
**広島 - [[呉港|呉]] - 上蒲刈島（宮盛） - 豊島 - 大崎下島（久比） - 大崎下島（大長） - [[今治港|今治]] 高速船 … 2006年11月30日に廃止
*ウインロード
**広島 - 似島 - 江田島（大須） - 能美（三高） 高速船 … 2007年2月3日に廃止
*[[江田島市企業局]]交通課
**広島 - 能美（高田） - 能美（中町） フェリー … 2010年10月1日から2011年3月31日まで休止後、廃止

=== 湾内クルーズ ===
*[[瀬戸内海汽船]]
*[[アクアネット広島]]

また、[[瀬戸内シーライン]]の江田島（切串）行きフェリー定期便を利用し、広島港（宇品）- 江田島（切串）- 広島港（宇品）を乗船したまま往復する『広島湾おさんぽクルーズ』<ref>{{Cite web |url=http://www.setonaikaikisen.co.jp/oshirase/hiro_osanpo.htm|title=広島湾おさんぽクルーズ|publisher=瀬戸内海汽船|accessdate=2014-02-26}}</ref>や、[[似島汽船]]の似島行きフェリー定期便を利用し、広島港（宇品）- 似島 - 広島港（宇品）を乗船したまま往復する『にのしまクルーズ』といった企画がある<ref>{{Cite web|url=http://ujinakaiun.com/osanpo.html|title=おさんぽクルーズ|publisher=宇品海運|accessdate=2014-02-26}}</ref>。

==広島港旅客ターミナルへのアクセス==
[[ファイル:広島港電停01.jpg|thumb|230px|<center>[[広島港停留場|広島港（宇品）電停]]</center>]]
;路線バス
*[[広島バス]]（21-1号線、21-2号線 系統）広島港桟橋バス停下車
**[[紙屋町・八丁堀#バス|紙屋町]]から広島港桟橋行き（またはグランドプリンスホテル広島行き）で23分（ベイシティ宇品経由便は18分）
;路面電車
*[[広島電鉄宇品線]]（1,3,5号線系統）[[広島港停留場|広島港（宇品）電停]]下車
**[[広島駅]]からは5号線系統 広島港（宇品）行きで28分
**[[広電西広島駅|広電西広島（己斐）]]からは3号線系統広島港（宇品）行きで48分<br />朝ラッシュ後は直通便が無くなり[[宇品二丁目停留場|宇品二丁目電停]]で乗り換えになるため52分
**[[本通停留場|本通]]からは1,3号系統 広島港（宇品）行きで30分

==広島市営桟橋へのアクセス==
;路線バス
*[[広島バス]]（21-1号線 系統）御幸松バス停下車
;路面電車
*[[広島電鉄宇品線]]（1,3,5号線 系統）[[海岸通停留場|海岸通電停]]下車

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<div style="font-size:90%">
{{Reflist}}
</div>

== 関連情報 ==
* [http://www.rcc.net/prewar-film/hcity_content.htm ひろしま戦前の風景] - 中国放送(RCC)。戦前の宇品港の映像がある。
* [http://www1.city.hiroshima.jp/port/HP/index.html 広島港築港120周年記念事業] - 広島県

== 関連項目 ==
* [[宇品]] - 現在の海上旅客交通の拠点。
* [[江波 (広島市)|江波]] - 江戸時代に広島の外港として栄えた。

== 外部リンク ==
{{commonscat|Port of Hiroshima}}
*[http://www2.uminet.jp/ みなとナビHiroshima]
*[http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kouwan/ 広島港港湾振興事務所]
*[http://www.h-port.co.jp/ 株式会社ひろしま港湾管理センター]

{{国際拠点港湾}}

{{DEFAULTSORT:ひろしまこう}}
[[Category:広島湾|*]]
[[Category:中国地方の港湾]]
[[Category:瀬戸内海の港湾]]
[[Category:国際拠点港湾]]
[[Category:広島市の交通]]
[[Category:広島市の地理]]
[[Category:廿日市市の交通]]
[[Category:廿日市市の地理]]
[[Category:坂町]]
<!-- 以下は広島みなと公園に関連したカテゴリーやテンプレートです -->
{{広島市の主要な公園}}