山本駅 (佐賀県)のソースを表示

{{駅情報
|社色      = red
|文字色    =
|駅名      = 山本駅
|画像      = Yamamoto.jpg
|pxl      =
|画像説明  = 駅舎（2005年3月26日）
|よみがな  = やまもと
|ローマ字  = Yamamoto
|電報略号  = ヤモ
|所属事業者= [[九州旅客鉄道]]（JR九州）
|所在地    = [[佐賀県]][[唐津市]]山本469
|緯度度=33|緯度分=23|緯度秒=33.99
|経度度=129|経度分=58|経度秒=52.13
|開業年月日= [[1898年]]（明治31年）[[12月1日]]
|駅構造    = [[地上駅]]
|ホーム    = 2面3線
|廃止年月日=
|乗車人員  = 338
|乗降人員  =
|統計年度  = 2011年
|乗入路線数= 2
|所属路線1 = [[唐津線]]
|前の駅1   = [[本牟田部駅|本牟田部]]
|駅間A1    = 2.8
|駅間B1    = 3.7
|次の駅1   = [[鬼塚駅|鬼塚]]
|駅番号1   =
|キロ程1   = 32.9
|起点駅1   = [[久保田駅 (佐賀県)|久保田]]
|所属路線2 = [[筑肥線]]
|隣の駅2   = 
|前の駅2   = *（鬼塚）
|駅間A2    = -
|駅間B2    = 5.1
|次の駅2   = [[肥前久保駅|肥前久保]]
|駅番号2   =
|キロ程2   = 0.0
|起点駅2   = 山本
|乗換      =
|備考      = [[無人駅]]（自動券売機 有）
|備考全幅  = * 全列車が[[唐津駅]]（一部はさらに[[西唐津駅]]）まで乗り入れ。
|}}
'''山本駅'''（やまもとえき）は、[[佐賀県]][[唐津市]]山本にある、[[九州旅客鉄道]]（JR九州）の[[鉄道駅|駅]]である。

== 概要 ==
唐津市中心部から南へ6キロほど離れた郊外の山本地区に位置する。当駅の[[日本の鉄道駅#所属線|所属線]]である[[唐津線]]と<ref>『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年</ref>、当駅を起点とする[[筑肥線]]（西区間）の2路線が乗り入れている。なお、筑肥線の列車は全列車が唐津線に乗り入れて[[唐津駅]]または[[西唐津駅]]始発・終着で運行される。

かつては唐津線と筑肥線の唯一の接続駅で、唐津線の岸嶽支線の起点でもあったため当駅は唐津市内の鉄道の乗換駅として賑わい、急行「平戸」も停車していた。だが[[1971年]]に岸嶽支線が廃止され、[[1983年]]には筑肥線の新線開業・部分廃止によって唐津線と筑肥線[[姪浜駅]]・[[博多駅]]方面との接続機能が当駅から唐津駅に移行したため、往年の賑わいは失われた。

現在も唐津線と筑肥線[[伊万里駅]]方面との接続機能は残されているが乗換客は少なく、唐津市と[[佐賀市]]、[[伊万里市]]を結ぶ2つの路線それぞれの中間駅としての意味合いが強くなっている。

* ''筑肥線部分廃止の詳細は[[唐津市#筑肥線の電化と新線開業]]を参照''

== 歴史 ==
* [[1898年]]（[[明治]]31年）[[12月1日]] - [[唐津鉄道|唐津興業鉄道]]（[[唐津線]]の前身）の駅として開業。
* [[1912年]]（明治45年）[[1月17日]] - 唐津線貨物支線の当駅 - [[岸嶽駅]]間が開業（岸嶽支線）。
* 1912年（[[大正]]元年）[[9月21日]] - 岸嶽支線の旅客営業開始。
* [[1929年]]（[[昭和]]4年）[[4月1日]] - [[北九州鉄道]]（筑肥線の前身）の[[東唐津駅]]－当駅間が開業。[[日本国有鉄道|国鉄]]と北九州鉄道の乗換駅となる。
* [[1935年]]（昭和10年）[[3月1日]] - 北九州鉄道の当駅 - [[伊万里駅]]間が開業。
* [[1937年]]（昭和12年）[[10月1日]] - 北九州鉄道が国有化され国鉄筑肥線となる。
* [[1971年]]（昭和46年）[[8月20日]] - 唐津線の岸嶽支線が廃止される。
* [[1983年]]（昭和58年）[[3月22日]] - 筑肥線の[[虹ノ松原駅]] - [[和多田駅]] - 唐津駅間（新ルート）が開業、虹ノ松原駅 - [[久里駅]] - 当駅間（旧ルート）が廃止される。同時に当駅 - 唐津駅間を唐津駅と筑肥線の二重戸籍区間としたため、この時点では筑肥線は1本の路線として継続。
* [[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]] - [[国鉄分割民営化]]により九州旅客鉄道に承継。これに合わせて当駅 - 唐津駅間を唐津線の単独区間に戻したため筑肥線は東西2本に分断され、当駅は西区間の起点となる。

== 駅構造 ==
[[プラットホーム#単式ホーム|単式ホーム]]1面1線と[[プラットホーム#島式ホーム|島式ホーム]]1面2線、合計2面3線のホームを有する[[地上駅]]である。筑肥線部分廃止までは島式ホーム1面2線がもう1面あり3面5線、さらに岸嶽支線が廃止されるまでは単式ホームの南寄りに[[プラットホーム#切欠きホーム|切欠ホーム]]の0番線があって3面6線であった。

駅舎は[[1912年]]（大正元年）建設の木造平屋であるが現在は[[無人駅]]となっている。出札口の部分だけ板で塞がれている。[[自動券売機]]が設置され駅構内で切符を購入することができる。

== 利用状況 ==
2011年度の1日平均乗車人員は338人である<ref>佐賀県統計年鑑</ref>。

{| class="wikitable" style="text-align: center;"
|-
!年度
!1日平均<br />乗車人員
|-
|2000年
|361
|-
|2001年
|363
|-
|2002年
|369
|-
|2003年
|394
|-
|2004年
|387
|-
|2005年
|353
|-
|2006年
|347
|-
|2007年
|357
|-
|2008年
|353
|-
|2009年
|353
|-
|2010年
|344
|-
|2011年
|338
|}

== 駅周辺 ==
* [[国土交通省]]九州地方整備局唐津維持出張所
* [[佐賀県立唐津工業高等学校]]
* [[佐賀県立北部養護学校]]
* 唐津市立鬼塚中学校
* [[唐津自動車学校]]
* 山本郵便局
* [[久里双水古墳]]

=== バス路線 ===
山本駅すぐ前の[[国道203号]]沿いに、[[昭和自動車]]（昭和バス）の山本バス停がある。唐津市内、旧[[北波多村]]などへの[[路線バス]]や、[[高速バス]]「[[いまり号]]」も停車するため（[[福岡市]]、[[伊万里市]]両方向とも乗降車可能）、JRとバスの乗り継ぎにも利用されている。
* 【高速】「いまり号」 福岡（[[博多バスターミナル]]・[[福岡空港]]）行き、伊万里行き
* （川原橋経由）[[唐津大手口バスセンター|唐津大手口]]行き
* 久里・[[東唐津駅]]経由唐津大手口行き
* 北波多行き
* [[佐賀駅バスセンター]]行き、[[多久駅]]北口行き

== 隣の駅 ==
; 九州旅客鉃道
: 唐津線
:: [[本牟田部駅]] - '''山本駅''' - [[鬼塚駅]]
: 筑肥線（唐津駅 - 山本駅間は唐津線）
:: （鬼塚駅 - ）'''山本駅''' - [[肥前久保駅]]

=== かつて存在した路線 ===
; 日本国有鉄道
: 筑肥線
:: [[久里駅]] - '''山本駅'''

: 唐津線（岸嶽支線）
:: '''山本駅''' - [[牟田部駅]]

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[日本の鉄道駅一覧]]

== 外部リンク ==
* {{外部リンク/JR九州駅|filename=91122100|name=山本}}
{{鉄道路線ヘッダー}}
{{唐津線}}
{{筑肥線2}}
{{筑肥線 (廃線区間)}}
{{唐津線 (岸嶽支線)}}
{{唐津線 (貨物支線)}}
{{鉄道路線フッター}}

{{DEFAULTSORT:やまもと}}
[[Category:唐津市の鉄道駅]]
[[Category:日本の鉄道駅 や|まもと]]
[[Category:九州旅客鉄道の鉄道駅]]
[[Category:日本国有鉄道の鉄道駅]]
[[Category:1898年開業の鉄道駅]]
[[Category:九州鉄道（初代）]]
[[Category:唐津鉄道]]
[[Category:北九州鉄道]]
{{eki-stub|やまもと}}