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'''山本七平賞'''(やまもとしちへいしょう)は、[[PHP研究所]]が主催する[[山本七平]]を記念する[[学術賞]]である。[[1991年]]に創設され、[[1992年]]から始動した。[[日本語]]で執筆され[[日本|日本国]]内で出版された[[社会学]]、[[政治学]]、[[経済学]]、[[歴史学]]、[[哲学]]、[[宗教学]]、[[比較文化]]等の[[人文科学]]、[[社会科学]]の[[学術書]]、[[論文]]が対象である。 受賞者には正賞(賞状)と、副賞の賞金300万円と、記念品の[[時計]]と山本七平著「静かなる細き声」特装版が授与される。推薦賞の受賞者には、正賞と副賞の賞金30万円が授与される。奨励賞の受賞者には、正賞と副賞の賞金100万円が授与される。 ==受賞作== *第1回 1992年 [[竹内靖雄]]『正義と嫉妬の経済学』 *第2回 1993年 [[孫崎享]]『日本外交現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいのか』 *第3回 1994年 [[稲垣武]]『悪魔祓いの戦後史――進歩的文化人の原論と責任』、特別賞 [[天谷直弘]] *第4回 1995年 [[大石慎三郎]]『将軍と側用人の政治』、[[唐津一]]『デフレ繁栄論――日本を強くする逆転の発想』 *第5回 1996年 [[呉善花]]『攘夷の韓国開国の日本』 *第6回 1997年 [[中西輝政]]『大英帝国衰亡史』、推薦賞 [[鈴木静夫]]『物語フィリピンの歴史――「盗まれた帝国」と抵抗の五〇〇年』 *第7回 1998年 [[半藤一利]]『ノモンハンの夏』、推薦賞 [[武田修志]]『人生の価値を考える――極限状況における人間』 *第8回 1999年 [[李登輝]]『台湾の主張』 *第9回 2000年 受賞作なし *第10回 2001年 [[牛村圭]]『「文明の裁き」をこえて――対日戦犯裁判読解の試み』 *第11回 2002年 [[福田和也]]『地ひらく――石原莞爾と昭和の夢』 *第12回 2003年 [[羽入辰郎]]『[[マックス・ヴェーバー]]の犯罪――[[プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神|『倫理』論文]]における資料操作の詐術と「知的誠実性」の崩壊』 *第13回 2004年 [[石井宏 (音楽評論家)|石井宏]]『反音楽史――さらば、ベートーヴェン』、推薦賞 [[深田祐介]]『[[大東亜会議]]の真実――アジアの解放と独立を目指して』 *第14回 2005年 [[北康利]]『[[白洲次郎]] 占領を背負った男』、特別賞 [[筒井清忠]]『[[西條八十]]』 *第15回 2006年 [[竹田恒泰]]『語られなかった皇族たちの真実』、特別賞 [[杉本信行]]『大地の砲哮』 *第16回 2007年 該当作なし、奨励賞 [[小谷賢]]『日本軍のインテリジェンス』 *第17回 2008年 [[高橋洋一 (経済学者)|高橋洋一]]『さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白』 *第18回 2009年 [[長谷川幸洋]]『日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か』 *第19回 2010年 [[門田隆将]]『わが命、義に捧ぐ』 *第20回 2011年 該当作なし 奨励賞 [[加藤康男 (編集者)|加藤康男]]『張作霖爆殺事件』 *第21回 2012年 [[川田稔]]『昭和陸軍の軌跡』、 奨励賞 [[中野剛志]]『日本思想史新論』 *第22回 2013年 [[岡部伸]]『消えたヤルタ密約緊急電』、 奨励賞 [[渡辺惣樹]]『日米衝突の萌芽 1898―1918』 ==外部リンク== *公式サイト **[http://www.php.co.jp/company/yamamoto/ 山本七平賞] {{DEFAULTSORT:やまもとしちへいしよう}} [[Category:PHP研究所]] [[Category:日本の賞]] [[Category:人文科学の賞]] [[Category:社会科学の賞]]
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