尚泰王のソースを表示

{{出典の明記|date=2014年3月2日 (日) 16:56 (UTC)|ソートキー=沖縄人1872年没しようたいおう}}
{{基礎情報 君主
| 人名       =尚泰王
| 各国語表記 =
| 君主号     =[[琉球王国|琉球]][[琉球国王|国王]]
| 画像       =King Sho Tai.jpg
| 画像サイズ =
| 画像説明   =尚泰王（『沖縄の歴史と文化』より）
| 在位       =[[1848年]][[6月8日]] - [[1872年]][[10月16日]]
| 戴冠日     =
| 別号       =思次良金（[[幼名]]）、朝憲（[[沖縄県の名字|名乗]]）
| 全名       =尚泰
| 出生日     =[[道光]]23年[[7月8日 (旧暦)|7月8日]]（[[1843年]][[8月3日]]）
| 生地       ={{RKK}}、[[首里]]
| 死亡日     =[[明治]]34年（[[1901年]]）[[8月19日]]
| 没地       ={{JPN1889}}、[[東京府]][[東京市]][[麹町区]]（現:[[東京都]][[千代田区]]）
| 埋葬日     =[[明治]]34年（[[1901年]]）[[8月29日]]
| 埋葬地     ={{JPN1889}}、[[沖縄県]][[首里|首里区]]金城（現:沖縄県[[那覇市]]首里金城町）、[[玉陵]]
| 継承者     =
| 継承形式   =
| 配偶者1    =章氏思真鶴金
| 配偶者2    =真鶴金松川按司
| 配偶者3    =真鶴金平良按司
| 子女       =[[尚典]]、[[尚寅]]、尚興、[[尚順]]ほか
| 王家       =[[第二尚氏]]
| 王朝       =
| 王室歌     =
| 父親       =[[尚育王]]
| 母親       =[[佐敷按司加那志]]元貞
| 宗教       =
| サイン     =
}}
[[ファイル:Funeral of Marquis Sho Tai.JPG|thumb|right|240px|尚泰侯の葬儀]]
'''尚泰王'''（しょうたいおう、[[1843年]][[8月3日]]（[[道光]]23年[[7月8日 (旧暦)|7月8日]]） - [[1901年]]（[[明治]]34年）[[8月19日]]）は、[[第二尚氏]]王統第19代にして最後の[[琉球王国|琉球]][[琉球国王|国王]]（在位：[[1848年]][[6月8日]] - [[1872年]][[10月16日]]）、後に[[大日本帝国|日本]]の[[華族]]として[[琉球藩|琉球藩王]]（在位：[[1872年]][[10月16日]] - [[1879年]][[4月4日]]）、[[侯爵]]。童名は思次良金。父は、第18代国王[[尚育王]]。

== 生涯 ==
[[1848年]][[6月8日]]（[[道光]]28年5月8日）にわずか4歳（[[数え年]]では6歳）にして即位した。

[[1853年]]（[[咸豊]]3年）には[[マシュー・ペリー|ペリー]]が琉球に来航し、翌[[1854年]]に[[琉米修好条約]]を締結した。さらに、[[1855年]]には[[琉仏修好条約]]、[[1859年]]には[[琉蘭修好条約]]を結んだ。

元来、琉球は[[薩摩藩]]の附庸国かつ[[清]]の朝貢国として一定の独自性を保っていたが、他府県の[[廃藩置県]]も済んだ翌年の[[1872年]]（[[同治]]11年、[[明治]]5年）に、日本は琉球国王尚泰を[[琉球藩]][[藩王|王]]に封じて華族とし、東京に藩邸を与えた。そうして[[1879年]]（[[光緒]]5年、明治12年）の[[沖縄県の歴史#琉球処分|琉球処分]]により琉球藩に[[沖縄県]]が設置されると、藩王の地位は無くなり居城の[[首里城]]も出ることとなり、琉球藩は消滅した。尚泰たちは琉球王家の屋敷の一つ中城御殿に移ったが、明治政府より[[東京]]移住を命令され、[[華族]]として東京へ居を移した。次男の[[尚寅]]、四男の[[尚順]]は後に沖縄に帰ってきている。

のち[[華族令]]の発令に伴って尚泰は[[侯爵]]となった。[[1901年]]（明治34年）に59歳で没。墓所は[[沖縄県]][[那覇市]]の琉球王家の陵墓・[[玉陵]]（たまうどぅん）。なお、尚家は現在も存続している。

「[[命どぅ宝]]」は尚泰王の言葉と言われることもあるが、実際には後年創作された演劇中のセリフである。

== 栄典 ==
* [[1885年]]（明治18年）[[5月2日]] - [[侯爵]]<ref>『官報』第549号、1885年05月04日。</ref>
* [[1901年]]（明治34年）[[8月19日]] - [[従一位]]<ref>『官報』第5441号、1901年08月21日。</ref>

== 冊封使（1866年） ==
* 正使：[[趙新]]（右春坊右贊善）
* 副使：[[于光甲]]（内閣中書舍人）

== 家族 ==
* 父：[[尚育王]]
* 母：元貞（尚育王妃・佐敷按司加那志）
* 妃：章氏思真鶴金・佐敷按司加那志（号は賢室）
* 夫人
** 真鶴金・松川按司（父は[[毛其昌]]・美里親方安綱）
** 真鶴金・平良按司（父は高宮城親方朝功）
* 妻
** 山本テウ
** 片山テイ
** 松本コウ
** 田中コウ
** 神田ナツ
** 田中ハナ
* 子女
** 長男：[[尚典]]、中城王子朝弘
** 次男：[[尚寅]]、宜野湾王子朝広（[[宜野湾御殿]]一世）
** 三男：尚興（享年2、母は松川）
** 四男：[[尚順]]、松山王子（[[松山御殿]]一世）
** 五男：尚秀（1889年 - ?、最初、美鳩御殿（みはとうどぅん）の敬称あり<ref>楢原翠邦編『沖縄県人事録』1916年、496頁参照。</ref>。後、玉城御殿の養子となり玉城尚秀を名乗る。）
** 六男：尚光
** 七男：尚時
** 長女：真鶴金・津嘉山翁主
** 次女：真鍋樽・安室翁主
** 三女：牧志翁主
** 四女：嘉手苅翁主
** 五女：政子（[[漢那憲和]]に嫁ぐ）
** 六女：八重子（[[東逸泉]]に嫁ぐ）
** 七女：千代子
** 八女：君子
** 九女：小夜子
** 十女：鈴子
** 十一女：貞子

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}

== 関連項目 ==
*[[中城御殿]]

{{Wikisource|琉球國王尚泰ヲ藩王トナシ華族ニ陞列スルノ詔}}

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  {{S-reg|other}}
  {{Succession box
    | title  = [[第二尚氏|尚侯爵家]]
    | years  = 初代：[[1885年]] - [[1901年]]
    | before = 制度創設
    | after  = [[尚典]]
  }}
  {{S-other}}
  {{Succession box
    | title  = [[第二尚氏|尚家当主]]
    | years  = 第19代：[[1848年]] - [[1901年]]
    | before = [[尚育王|尚育]]
    | after  = [[尚典]]
  }}
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{{琉球国王}}
{{琉球藩主||1872年 - 1879年}}

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[[Category:琉球の君主]]
[[Category:貴族院侯爵議員]]
[[Category:東邦協会の人物]]<!-- 東邦協会報告12会員姓名 -->
[[Category:1843年生]]
[[Category:1901年没]]
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