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[[ファイル:Gustave dore crusades the childrens crusade.jpg|thumb|250px|right|少年十字軍([[ギュスターヴ・ドレ]]画)]] '''少年十字軍'''(しょうねんじゅうじぐん、Children's Crusade)は、[[第4回十字軍]]の後、[[フランス]]や[[ドイツ]]において神の啓示を受けたとする少年[[エティエンヌ (少年十字軍)|エティエンヌ]]の呼びかけにより少年・少女が中心となって結成された[[十字軍]]。 [[1212年]]の[[フランス]]の少年十字軍では、少年少女が[[十字軍]]として聖地奪還に向かう途中、船を斡旋した商人の[[陰謀]]により[[アレクサンドリア]]で[[奴隷]]として売り飛ばされた。 == 概略 == [[第4回十字軍]]([[1202年]]~[[1204年]])は、聖地[[エルサレム]]ではなくキリスト教([[正教会|正教]])国家[[東ローマ帝国]]の首都[[コンスタンティノポリス]](現在の[[イスタンブル|イスタンブール]])を攻め落とし[[ラテン帝国]]を築くなど、諸侯・騎士の領土拡大とその支援者である[[ヴェネツィア]]商人の商圏拡大を目的とした、極めて私利的な遠征となってしまい大失敗に終わった。そのため当時のローマ教皇[[インノケンティウス3世 (ローマ教皇)|インノケンティウス3世]]は、新たな[[十字軍]]を編成するためにヨーロッパ各地に説教師を派遣し兵員を募るよう命じた。 十字軍の主体は栄誉と金品・土地を求める諸侯や騎士が中心であったが、説教師に煽られた熱心な信仰者など民間人も参加することが多かった。少年十字軍もそのような熱心な民間人の遠征隊の一つで、北フランスの少年エティエンヌが「神の手紙」を神から手渡され聖地回復をするようお告げがあったと説いて回り、それに感化された少年少女らが集まり結成された。最終的には数千人から2万前後の少年少女が集まったといわれている。 [[マルセイユ]]へと出発した彼らだったが、聖地へ向かうための船がなかったのは勿論のこと、満足な遠征費すら持ち合わせていなかった為、大抵極めて酷い食糧事情だった。無償で船を提供すると接近してきた商人の支援により聖地へ向かったものの、7隻の船のうち、2隻の船が[[サルディニア島]]付近で難破、無事だった船も[[アレクサンドリア]]で[[奴隷]]商人の手に渡ってしまうという悲劇的な結末となった。[[ドイツ]]でも、狂信的な青年[[ニコラス (少年十字軍)|ニコラス]]に煽られた少年達が同様の悲劇に巻き込まれている。[[エティエンヌ (少年十字軍)|エティエンヌ]]の少年十字軍が平均年齢12歳程度だったのに対し、こちらは15歳程度だったとされる。 なお、ニコラスは[[イタリア]]を目指し、[[アルプス山脈]]を越えてローマにたどり着いたが、教皇の説得によって故郷へと引き返した。結局、彼を含め故郷に戻れた仲間はほんのわずかであったという。 == 名称 == 少年十字軍の名で知られているが、現在の主流の解釈では、大人の庶民も多く含んだ[[民衆十字軍]]だと考えられている。少年が神の啓示を受けて呼びかけたことと、後世の記録者が感動的な話にするために、主に少年・少女で構成された十字軍という話にしたとされる。 また、当時の用語で貧しい庶民を軽蔑的に「少年」と呼んだ([[人種差別]]の激しかった頃の[[アメリカ合衆国|アメリカ]]で、[[アフリカ系アメリカ人|黒人]]のことを「ボーイ」と呼んだのと同様)ため、後の記録者が誤解したと考える研究者もいる。 == 関連項目 == * [[ハーメルンの笛吹き男]] - 伝説の背景に少年十字軍があるという説がある。 * [[東方植民]] * [[民衆十字軍]] * [[インノサン少年十字軍]] - 史実の少年十字軍を元に描かれた[[古屋兎丸]]の[[漫画]]。 {{DEFAULTSORT:しようねんしゆうしくん}} [[Category:十字軍]] [[Category:中世の伝説]] [[Category:少年兵]]
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