小川博文のソースを表示

{{Infobox baseball player
|選手名             = 小川 博文
|所属球団           = オリックス・バファローズ
|役職               = コーチ
|背番号             = 83
|選手写真ファイル名 = Ogawa hirofumi.jpg
|写真のコメント     = 2012年7月8日、[[千葉マリンスタジアム|QVCマリンフィールド]]にて
|国籍               = {{JPN}}
|出身地             = [[千葉県]][[館山市]]
|生年月日           = {{生年月日と年齢|1967|3|6}}
|没年月日           = 
|身長               = 173
|体重               = 78
|利き腕             = 右
|打席               = 右
|守備位置           = [[内野手]]
|プロ入り年度       = {{NPBドラフト|1988}}
|ドラフト順位       = ドラフト2位
|初出場             = 1989年4月9日
|最終出場           = 2003年10月9日
|経歴               = <nowiki></nowiki>
* [[拓殖大学紅陵高等学校]]
* [[プリンスホテル硬式野球部|プリンスホテル]]
* [[オリックス・バファローズ|オリックス・ブレーブス<br />オリックス・ブルーウェーブ]] (1989 - 2000)
* [[横浜ベイスターズ]] (2001 - 2004)
|経歴補足題         = コーチ歴
|経歴補足           = <nowiki></nowiki>
* [[オリックス・バファローズ]] (2008, 2010 - 2012, 2014 - )
}}
{{MedalTop}}
{{MedalSport|男子 [[野球]]}}
{{MedalSilver|[[ソウルオリンピック|1988]]|野球}}
{{MedalBottom}}
'''小川 博文'''（おがわ ひろふみ、[[1967年]][[3月6日]] - ）は、[[千葉県]][[館山市]]出身の元[[プロ野球選手]]（[[内野手]]）。
[[オリックス・バファローズ]]一軍打撃コーチ
== 経歴 ==
=== アマチュア時代 ===
中学生までは[[館山市]]で軟式野球をしており、当時の顧問の勧めで創立5年目の[[拓殖大学紅陵高等学校|拓大紅陵高]]に{{by|1982年}}に進学した<ref name="baseball_20020826_65">週刊ベースボール、2002年8月26日号P.65</ref>。当初は硬式野球経験のある[[リトルシニア|シニアリーグ]]出身者に遅れを取ったが、[[小枝守]]監督の下で厳しい練習に取り組み[[二塁手]]として成長。2年夏にはレギュラーの一番打者となり、秋からは三番打者を務めるようになった。同年秋の[[関東地区高等学校野球大会|関東大会]]では[[大島公一]]らを擁する[[法政大学第二中・高等学校|法政二高]]と準々決勝で対戦し、[[サヨナラゲーム|サヨナラタイムリー]]を放ってベスト4に進み同校初の全国大会となる[[第56回選抜高等学校野球大会|選抜大会]]への出場を決めている<ref name="baseball_20020826_65"/>。

選抜本大会では初戦の対[[智辯学園中学校・高等学校|智辯学園]]戦で[[本塁打|3ランホームラン]]を放つなど3安打4打点の活躍を見せ<ref>読売新聞、1984年3月27日付夕刊、P.14</ref>、二回戦では再び法政二高を破った。準々決勝では[[KKコンビ]]を擁する[[PL学園中学校・高等学校|PL学園]]と対戦して[[桑田真澄]]に3打数無安打2[[三振]]と抑えられ、チームも[[完封]]負けを喫している<ref>読売新聞、1984年4月2日付夕刊、P.14</ref>。3年夏の[[第66回全国高等学校野球選手権大会|選手権大会]]にも出場し、大会前には優勝候補の一角に挙げられた<ref name="baseball_20020826_65"/>。しかし初戦の対[[樟南高等学校|鹿児島商工]]戦で[[増永祐一]]に4打数無安打に抑えられ、5対0で敗れている<ref>読売新聞、1984年8月14日付朝刊、P.12</ref>。

野球部部長の川俣幸一の勧めもあり、高校卒業後は[[社会人野球]]へ進む事を決断。複数の企業からオファーがあったが、次期監督の[[石山建一]]自らが来校した[[プリンスホテル硬式野球部|プリンスホテル]]に進んでいる<ref name="baseball_20020826_65"/>。3年目の{{by|1987年}}には[[第58回都市対抗野球大会|都市対抗]]と[[第14回社会人野球日本選手権大会|日本選手権]]でともに2本塁打を放つなど三番打者として活躍し、初の[[社会人ベストナイン]]に二塁手として選出された。翌{{by|1988年}}には[[ソウルオリンピック野球日本代表|ソウルオリンピック日本代表]]に同僚の[[石井丈裕]]や[[中島輝士]]とともに選出され、二塁手として全試合に先発出場している<ref>別冊宝島、1545号、P.68</ref>。予選リーグでは七番、準決勝と決勝では六番打者を務め、チーム3位の打率.368と同1位の2盗塁の成績を残し、堅守と[[広角打法]]でチームを支えた<ref>別冊宝島、1545号、P.70</ref>。また、決勝戦では[[ジム・アボット]]から先制点に繋がる[[二塁打]]を放っている。

社会人の4年間で通算打率.430、50本塁打を記録し<ref name="sponichi">[http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/calender/calender_09june/KFullNormal20090601173.html スポニチアネックス 日めくりプロ野球09年6月]</ref>、[[1988年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|同年のドラフト会議]]で[[オリックス・バファローズ|オリックス・ブレーブス]]から2位で指名を受けて入団。契約金、年俸はそれぞれ5,800万円、720万円（推定）だった<ref>読売新聞、1988年12月15日付朝刊、P.19</ref>。

=== 現役時代 ===
1年目の{{by|1989年}}は[[キャンプ (日本プロ野球)|キャンプ]]で[[遊撃手]]に[[コンバート (野球)|コンバート]]され、[[弓岡敬二郎]]や[[山越吉洋]]とポジションを争った。身体能力の高さやパンチ力のある打撃を監督の[[上田利治]]に評価されて<ref name="sponichi"/>[[大阪近鉄バファローズ|近鉄]]との開幕戦に9番・遊撃手として先発出場を果たす。同年は114試合に先発し、[[規定打席]]には届かなかったもののレギュラーの座を勝ち取っている。

{{by|1991年}}は全試合に出場して自己最多の135安打を放つなど活躍し、[[1991年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]にも第2戦の1打席のみながら初出場を果たす<ref>[http://bis.npb.or.jp/scores/allstargame/boxscore1991_2.html NPB公式記録 1991年オールスターゲーム第2戦]</ref>。同年は初の[[ベストナイン (日本プロ野球)|ベストナイン]]に遊撃手として選出され、1300万円増の年俸3400万円で契約を更改した。一方でオフには大物ルーキーとして期待された[[田口壮]]や[[土井正三]]監督の評価が高い[[勝呂壽統]]が加入し<ref>Number、1992年5月5日号、P.93</ref>、遊撃手のポジション争いは激化した。

{{by|1992年}}は開幕戦こそ田口にスタメン遊撃手の座を奪われたが、翌日の第2戦を含め94試合に遊撃手としてスタメンで出場し、レギュラーの座を守った。また2年連続で[[1992年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]に監督推薦で出場し、第2戦では初の先発出場を果たし、2打点を挙げている<ref>[http://bis.npb.or.jp/scores/allstargame/boxscore1992_2.html NPB公式記録 1992年オールスターゲーム第2戦]</ref>。{{by|1993年}}は[[松永浩美]]が移籍したこともあり、6月頃から[[三塁手]]として起用されることが多くなった。

監督に[[仰木彬]]が就任した{{by|1994年}}は初の打率3割を達成し、シーズン後半には3番を務めた。{{by|1995年}}は[[1月17日]]の[[阪神淡路大震災]]で被災し、オリックス選手会と[[イチロー]]からの義援金計400万円を[[酒井勉]]とともに[[1月23日]]に[[神戸市役所]]に届けている<ref>産経新聞、2005年1月11日付朝刊、P.16</ref>。シーズンに入ると[[6月8日]]の対[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]戦で正二塁手の[[福良淳一]]が右ひざ[[前十字靱帯|十字靱帯]]を断裂し<ref>週刊ベースボール、1997年12月22日号、P.48</ref>、翌日から主に二塁手を任されるようになった。[[1995年の日本シリーズ|同年の日本シリーズ]]では福良の復帰もあり、全試合に遊撃手として先発出場した。第4戦の9回に完封勝利目前の[[川崎憲次郎]]から同点本塁打を放ち、[[小林-オマリーの14球]]を経てチームが勝利している<ref>[http://bis.npb.or.jp/scores/nipponseries/boxscore1995_4.html NPB公式記録 1995年日本シリーズ第4戦]</ref>。

{{by|1996年}}のシーズン前半はコンパクトなスイングや右打ちを狙って不振に陥り、出場機会が減少した<ref name="yomiuri_19960801">読売新聞、1996年8月1日付朝刊、P.21</ref>。しかしヘッドコーチの[[中西太]]の助言などで自分のバッティングを取り戻し、[[7月31日]]の対[[埼玉西武ライオンズ|西武]]戦では7年ぶりの満塁本塁打を[[横田久則]]から放っている<ref name="yomiuri_19960801"/>。[[1996年の日本シリーズ|同年の日本シリーズ]]では第3戦で[[バルビーノ・ガルベス]]を1回1/3で降板に追い込む2点タイムリー[[二塁打|ツーベース]]を放ち<ref>読売新聞、1996年10月23日付朝刊、P.21</ref>、第5戦でもダメ押しとなる2点タイムリーツーベースを[[西山一宇]]から打っている<ref>読売新聞、1996年10月25日付朝刊、P.20</ref>。レギュラーシーズンでは規定打席に到達しなかったが、オフには1000万円増の年俸7200万円（推定）で契約を更改した<ref>朝日新聞、1996年12月8日付朝刊、P.25</ref>。

{{by|1997年}}に[[フリーエージェント_(日本プロ野球)|FA権]]を取得したが、行使せずオリックスに残留。{{by|1999年}}にはプロ野球史上5人目となる全打順本塁打を達成。同年オフには700万円増の年俸6400万円で契約を更改した<ref>読売新聞、1999年12月16日付朝刊、P.21</ref>{{by|2000年}}オフに[[進藤達哉]]・[[戸叶尚]]・[[新井潔]]との交換トレードにより、[[前田和之 (野球)|前田和之]]・[[杉本友]]と共に[[横浜ベイスターズ]]に移籍し、[[11月12日]]に入団発表が行なわれ、[[ロバート・ローズ]]の付けていた[[野球の背番号|背番号]]23を引き継いだ。このトレードにあたっては監督の[[森祇晶]]からの強い誘いもあり、移籍の事前打診を快諾している<ref>読売新聞、2000年11月14日付夕刊、P.3</ref>。

移籍初年度の{{by|2001年}}は進藤に代わる三塁手のレギュラーを務め、自己最多の15本塁打を放つなど5番打者として活躍した。[[ゴールデングラブ賞]]の選考では[[岩村明憲]]に次ぐ第2位の票を集めている<ref>朝日新聞、2001年11月9日付朝刊、P.19</ref>。しかしその後は徐々に出場機会が減少し、{{by|2003年}}オフにはオリックスへのトレードが内定していたが、監督の[[伊原春樹]]の就任に伴う方針転換などで破談となった<ref name="tokyo_20040106">東京新聞、2004年1月6日付夕刊、P.3</ref>。この経緯について11月にGMの[[中村勝広]]がベイスターズに謝罪している。また、契約更改では年俸が野球協約の上限となる25％（1750万円）減の5250万円（推定）となった<ref name="tokyo_20040106"/>。

{{by|2004年}}は残り94本となった1500本安打を目指したが、一度も一軍に呼ばれる事なく9月に戦力外通告を受けた。気力、体力ともにまだ自信がありこのまま引退しては悔いが残ると現役続行に強い意欲を示し<ref>読売新聞、2004年9月28日付夕刊、P.2</ref>、[[西武ドーム]]での[[12球団合同トライアウト]]に参加したが、同年限りで現役を引退した。

=== 現役引退後 ===
引退翌年の{{by|2005年}}にオリックス球団本部育成担当に就任し、野球教室の講師などを務めている。{{by|2008年}}に[[オリックス・バファローズ (ファーム)|サーパス]]の育成コーチ兼野手コーチ補佐に就任。6月には監督の[[テリー・コリンズ (野球)|テリー・コリンズ]]の辞任に伴って一軍内野守備走塁コーチに昇格し、シーズン終了後まで同職を務めた。{{by|2009年}}にフロント入りするものの、翌{{by|2010年}}にオリックスの二軍打撃コーチに就任し、2年ぶりに現場復帰し2011年8月26日付で打撃低迷の責任を取って辞任した[[正田耕三]]の後任として一軍打撃コーチに昇格した<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20110826-825968.html 【オリックス】正田打撃コーチ引責辞任] - 2011年8月26日</ref>。
{{by|2012年}}も再び一軍打撃コーチを務めたがチーム打率、得点共にリーグ最下位に低迷した。
{{by|2012年}}オフにオリックスの育成担当インストラクターに就任した。
{{by|2014年}}より、オリックス一軍打撃コーチへ復帰。

== プレースタイルなど ==
=== 打撃 ===
手首が強く、グリップ一杯にバットを長く持つスイングで小柄ながらも長打力に定評があった<ref name="baseball_19890313"/>。一方でこの打撃フォームは投球に対して振り遅れやすくなるという指摘をプロ入り直後から受け<ref>週刊ベースボール、1989年9月18日号、P.64</ref>、リーグ優勝を達成して注目を浴びた{{by|1995年}}頃にもコンパクトなスイングで繋ぐ打撃を目指すべきと批判を受けた<ref name="yomiuri_19960801"/>。一方、オリックス時代に打撃コーチだった[[中西太]]は、シンプルに自分のスイングをすれば良いというスタンスで指導していた<ref name="yomiuri_19960801"/>。

小川自身は配球は読まず構えにもこだわらず、ボールが来て瞬間に打てると感じたらバットを振り、タイミングが合わなければスイングしないという打撃理論を持っていた<ref name="baseball_20020826_66">週刊ベースボール、2002年8月26日号P.66</ref>。プロでは全打順本塁打の記録も達成したが、打順によって打席での考えが変わることは全くなかったという<ref name="baseball_20020826_66"/>。

=== 走塁 ===
プロ入り時点でベース一周13秒7、[[100メートル競走|100メートル走]]のタイムは11秒6と俊足には定評があった<ref name="baseball_19890313">週刊ベースボール、1989年3月13日号、P.57</ref>。{{by|1990年}}には22盗塁を記録している。

=== その他 ===
{{by|1998年}}頃から打撃の衝撃を抑えるために[[マウスピース (スポーツ)|マウスピース]]を使用していた<ref name="baseball_20010521">週刊ベースボール、2001年5月21日号、P.56</ref>。当時は下の歯にテンプレートを装着する選手はいたものの、マウスピースを装着するプロ野球選手は一人だけだったという<ref name="baseball_20010521"/>。知り合いの歯科医の勧めがきっかけで使い始め、インパクト時の強い力で奥歯の部分だけ穴が開くため1ヶ月ごとにオーダーメイドの新品に取り替え、予備も2、3個用意していた<ref name="baseball_20010521"/>。

== 詳細情報 ==
=== 年度別打撃成績 ===
{| {{年度別打撃成績|リーグ=日本プロ野球}}
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1989}}
|rowspan="12" style="text-align: center; white-space: nowrap;"|[[オリックス・バファローズ|オリックス]]
|115||391||344||36||85||11||4||5||119||32||7||6||24||2||20||0||1||44||7||.247||.289||.346||.635
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1990}}
|125||436||385||43||100||13||1||5||130||41||22||7||14||2||33||0||2||84||10||.260||.320||.338||.658
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1991}}
|'''130'''||571||495||57||135||24||2||5||178||48||8||6||28||6||42||0||0||57||12||.273||.326||.360||.686
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1992}}
|103||396||344||39||100||23||1||3||134||38||3||1||24||5||20||1||3||54||8||.291||.331||.390||.720
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1993}}
|125||465||414||36||106||18||2||8||152||36||8||5||12||2||37||1||0||72||12||.256||.316||.367||.683
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1994}}
|126||527||459||48||139||17||5||4||178||53||2||4||13||'''8'''||44||0||3||70||15||.303||.362||.388||.750
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1995}}
|120||422||379||44||103||20||3||6||147||38||0||3||11||2||30||0||0||66||12||.272||.324||.388||.711
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1996}}
|110||351||313||42||90||14||0||9||131||38||1||2||9||2||26||3||1||55||9||.288||.342||.419||.761
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1997}}
|120||407||372||40||87||11||2||11||135||38||4||1||7||3||24||0||1||73||8||.234||.280||.363||.643
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1998}}
|102||319||290||30||69||14||0||7||104||27||0||2||3||1||24||4||1||64||10||.238||.297||.359||.656
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1999}}
|112||367||321||40||88||16||0||6||122||37||2||2||4||3||39||1||0||66||13||.274||.350||.380||.730
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2000}}
|101||269||241||28||63||10||0||5||88||45||3||1||1||3||24||1||0||66||4||.261||.325||.365||.690
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2001}}
|rowspan="3" style="text-align: center;"|[[横浜ベイスターズ|横浜]]
|131||496||420||48||111||16||0||15||172||65||3||2||10||'''9'''||57||2||0||100||13||.264||.346||.410||.755
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2002}}
|119||396||352||28||92||15||2||7||132||44||1||1||6||5||32||1||1||76||5||.261||.321||.375||.696
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2003}}
|81||160||147||15||38||3||0||4||53||17||0||1||2||1||9||1||1||26||5||.259||.304||.361||.664
|-
!colspan="2"|通算：15年
|1720||5973||5276||574||1406||225||22||100||1975||597||64||44||168||54||461||15||14||973||143||.266||.324||.374||.698
|}
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高

=== 年度別守備成績 ===
{|class="wikitable" style="text-align: right; font-size: small;"
!rowspan="2"|年度!!colspan="6"|一塁!!colspan="6"|二塁!!colspan="6"|三塁!!colspan="6"|遊撃
|-
!試合!!刺殺!!補殺!!失策!!併殺!!守備率!!試合!!刺殺!!補殺!!失策!!併殺!!守備率!!試合!!刺殺!!補殺!!失策!!併殺!!守備率!!試合!!刺殺!!補殺!!失策!!併殺!!守備率
|-
|1992||colspan="6"|-||10||19||31||0||3||1.000||colspan="6"|-||92||136||242||5||56||.987
|-
|1993||colspan="6"|-||1||0||1||0||0||1.000||78||44||127||5||9||.972||48||69||120||8||20||.959
|-
|1994||colspan="6"|-||14||15||26||0||4||1.000||79||57||130||6||18||.969||51||66||101||2||25||.988
|-
|1995||4||13||0||0||1||1.000||73||95||155||1||26||.996||6||3||12||2||1||.882||57||59||102||4||21||.976
|-
|1996||6||20||0||0||4||1.000||4||5||3||1||2||.889||colspan="6"|-||101||116||221||9||42||.974
|-
|1997||2||9||0||0||0||1.000||21||30||30||2||5||.968||colspan="6"|-||100||110||226||5||45||.985
|-
|1998||11||31||1||0||2||1.000||6||7||8||0||1||1.000||1||0||0||0||0||-||86||90||201||5||41||.983
|-
|1999||11||68||6||1||4||.987||colspan="6"|-||11||2||10||2||0||.857||81||91||181||7||32||.975
|-
|2000||39||188||6||1||4||.995||17||22||39||2||5||.968||5||1||6||0||1||1.000||17||9||36||1||5||.978
|-
|2001||colspan="6"|-||7||10||15||0||5||1.000||123||84||208||9||11||.970||colspan="6"|-
|-
|2002||58||368||26||4||29||.990||12||21||26||1||7||.979||40||30||68||2||6||.980||colspan="6"|-
|-
|2003||2||3||0||0||0||1.000||10||14||19||0||0||1.000||25||14||31||3||1||.938||colspan="6"|-
|}

=== 表彰 ===
* [[ベストナイン (日本プロ野球)|ベストナイン]]：1回 （1991年）

=== 記録 ===
; 初記録
* 初出場・初先発出場：1989年4月9日、対[[大阪近鉄バファローズ|近鉄バファローズ]]1回戦（[[藤井寺球場]]）、9番・[[遊撃手]]として先発出場
* 初安打・初打点：同上、7回表に[[阿波野秀幸]]から適時二塁打
* 初本塁打：1989年4月11日、対[[千葉ロッテマリーンズ|ロッテオリオンズ]]1回戦（[[川崎球場]]）、3回表に[[小川博]]からソロ
* 初盗塁：1989年4月16日、対[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハムファイターズ]]2回戦（[[西宮球場]]）、4回裏に二盗（投手：[[津野浩]]、捕手：[[田村藤夫]]）
; 節目の記録
* 1000試合出場：1997年6月21日、対[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]9回戦（[[札幌市円山球場]]）、10回表に遊撃手として出場　※史上341人目
* 1000本安打：1998年8月27日、対[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]]24回戦（[[福岡ドーム]]）、9回表に[[長冨浩志]]から　※史上188人目
* 1500試合出場：2001年9月18日、対[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルトスワローズ]]23回戦（[[明治神宮野球場]]）、8回表に[[ジョン・ズーバー]]の代打として出場　※史上134人目
* 100本塁打：2003年7月31日、対[[阪神タイガース]]20回戦（[[阪神甲子園球場]]）、4回表に[[谷中真二]]から右越ソロ　※史上229人目
; その他の記録
* [[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]出場：3回 （1991年、1992年、1994年）
* 全打順本塁打：1999年6月3日、対福岡ダイエーホークス11回戦（[[神戸総合運動公園野球場|グリーンスタジアム神戸]]）、1番・遊撃手として先発、5回裏に[[西村龍次]]から左越同点2ラン　※史上5人目

=== 背番号 ===
* '''23''' （1989年 - 2004年）
* '''73''' （2008年）
* '''83''' （2010年 - 2012年, 2014年 - ）

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[千葉県出身の人物一覧]]
* [[オリックス・バファローズの選手一覧]]
* [[横浜DeNAベイスターズの選手一覧]]

{{パシフィック・リーグ ベストナイン (遊撃手)}}
{{ソウルオリンピック野球日本代表}}
{{オリックス・ブレーブス1988年ドラフト指名選手}}

{{DEFAULTSORT:おかわ ひろふみ}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:オリンピック野球日本代表選手]]
[[Category:日本のオリンピック銀メダリスト]]
[[Category:プリンスホテル硬式野球部の選手]]
[[Category:オリックス・バファローズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:横浜DeNAベイスターズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:野球指導者]]
[[Category:千葉県出身の人物]]
[[Category:1967年生]]
[[Category:存命人物]]