小坂善太郎のソースを表示

{{政治家
|人名 = 小坂 善太郎
|各国語表記 = こさか ぜんたろう
|画像 = Zentaro Kosaka.jpg
|画像説明 = 1960年頃に撮影
|国略称 = {{JPN}}
|生年月日 = [[1912年]][[1月23日]]
|出生地 = {{JPN}} [[長野県]][[長野市]]
|没年月日 = {{死亡年月日と没年齢|1912|1|23|2000|11|26}}
|死没地 = 
|出身校 = [[東京商科大学]]（現・[[一橋大学]]）
|前職 = [[三菱銀行]]社員<br />[[信越化学工業]]常務取締役
|現職 = 
|所属政党 = （無所属→）<br/>（[[民主党 (日本 1947-1950)|民主党]]→）<br />（[[自由党 (日本 1950-1955)|自由党]]→）<br />[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]
|称号・勲章 = [[正三位]]<br />[[勲一等旭日大綬章]]<br />衆議院永年在職議員
|世襲の有無 = 2世
|親族（政治家） = 祖父・[[小坂善之助]]<br />父・[[小坂順造]]<br />弟・[[小坂徳三郎]]<br />次男・[[小坂憲次]]
|配偶者 = 
|サイン = 
|ウェブサイト = 
|サイトタイトル = 
|国旗 = JPN
|職名 = 第104代 [[外務大臣 (日本)|外務大臣]]
|内閣 = [[三木内閣 (改造)|三木改造内閣]]
|選挙区 = 
|当選回数 = 
|就任日 = [[1976年]][[9月15日]]
|退任日 = 1976年[[12月24日]]
|退任理由 = 
|所属委員会 = 
|議員会館 = 
|元首職 = 
|元首 = 
|国旗2 = JPN
|職名2 = 第23代 [[内閣府特命担当大臣（経済財政政策担当）|経済企画庁長官]]
|内閣2 = [[第2次田中角栄内閣]]
|選挙区2 = 
|当選回数2 = 
|就任日2 = [[1972年]][[12月22日]]
|退任日2 = [[1973年]][[11月25日]]
|退任理由2 = 
|所属委員会2 = 
|議員会館2 = 
|元首職2 = 
|元首2 = 
|国旗3 = JPN
|職名3 = 第90-91代 外務大臣
|内閣3 = [[第1次池田内閣]]<br />[[第2次池田内閣]]<br />[[第2次池田内閣 (第1次改造)|第2次池田第1次改造内閣]]
|選挙区3 = 
|当選回数3 = 
|就任日3 = [[1960年]][[7月19日]]
|退任日3 = [[1962年]][[7月18日]]
|退任理由3 = 
|所属委員会3 = 
|議員会館3 = 
|元首職3 = 
|元首3 = 
|国旗4 = JPN
|職名4 = 初代 [[国家公安委員会委員長]]
|内閣4 = [[第5次吉田内閣]]
|選挙区4 = 
|当選回数4 = 
|就任日4 = [[1954年]][[7月1日]]
|退任日4 = 1954年[[10月1日]]
|退任理由4 = 
|所属委員会4 = 
|議員会館4 = 
|元首職4 = 
|元首4 = 
|国旗5 = JPN
|職名5 = 第8代 [[労働省|労働大臣]]
|内閣5 = 
|選挙区5 = [[長野県第1区_(中選挙区)|長野県第1区]]
|当選回数5 = 
|就任日5 = [[1953年]][[5月21日]]
|退任日5 = [[1954年]][[6月16日]]
|退任理由5 = 
|元首職5 = 
|元首5 =
|国旗6 = JPN
|その他職歴1 = [[衆議院|衆議院議員]]
|就任日6 = [[1946年]][[4月11日]]
|退任日6 = [[1990年]][[1月24日]]
 }}

'''小坂 善太郎'''（こさか ぜんたろう、[[1912年]]（[[明治]]45年）[[1月23日]]<ref name="閨閥 324頁">『閨閥』、324頁。</ref> - [[2000年]]（[[平成]]12年）[[11月26日]]）は、[[日本]]の[[政治家]]。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]の[[衆議院|衆議院議員]]（16期）で[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]、[[労働省|労働大臣]]、[[内閣府特命担当大臣（経済財政政策担当）|経済企画庁長官]]を歴任した。

== 来歴・人物 ==
[[長野県]][[長野市]]出身。[[学習院]]を経て、[[1935年]]（昭和10年）に[[東京商科大学 (旧制)|東京商科大学]]（現在の[[一橋大学]]）を卒業<ref name="閨閥 324頁"/>（[[上田貞次郎]]ゼミナール）。[[三菱銀行]]勤務や[[信越化学工業]]取締役を経て、[[1946年]]（昭和21年）の[[第22回衆議院議員総選挙]]に長野1区（当時）から立候補し、初当選<ref name="閨閥 324頁"/>。以後、当選16回（当選同期に[[二階堂進]]・[[江崎真澄]]・[[小沢佐重喜]]・[[石井光次郎]]・[[坂田道太]]・[[水田三喜男]]・[[村上勇]]・[[川崎秀二]]・[[井出一太郎]]・[[早川崇]]・[[中野四郎]]など）。[[吉田茂]]に目をかけられ、衆議院予算委員長や[[第5次吉田内閣]]で[[労働省|労働大臣]]を務めた<ref name="閨閥 324頁"/>。

[[1960年]]（昭和35年）、第1次[[池田勇人]]内閣で[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]に就任<ref name="閨閥 324頁"/>。[[アメリカ合衆国|アメリカ]]と協調しながら、高度経済成長による経済大国の建設を目指す池田外交を[[大平正芳]]と共に推進した。その後、経済企画庁長官や自民党政務調査会長、外交調査会長を歴任する。小坂の外交路線はいわゆる「ハト派」で、[[1972年]]（昭和47年）の[[日中国交正常化]]では、議員外交を展開。日中国交正常化協議会会長として、[[田中角栄]]首相の訪中の地ならし役を務めた。

[[三木武夫]]改造内閣では三木に求められる形で外相に就任するが、直後に大平派から離脱。[[1980年]]（昭和55年）に大平内閣不信任案が可決された時には、風邪を理由に本会議を欠席した。[[1983年]]（昭和58年）12月の[[第37回衆議院議員総選挙]]では[[田中秀征]]の台頭により初めて落選を喫すが、[[1986年]]（昭和63年）の[[第38回衆議院議員総選挙]]（衆参同時選挙）で国政に復帰し、以後は[[中曽根康弘]]派に所属する。[[1990年]]（平成2年）の[[第39回衆議院議員総選挙]]には不出馬を宣言。次男の憲次に地盤を譲り、政界から引退した。引退後も国際親善などの分野で活動し、[[1995年]]（平成7年）には国連50周年記念国内委員会委員長を務めた。

[[1982年]]（昭和57年）に[[勲一等旭日大綬章]]を受章。同年に[[国連平和賞]]受賞。

2000年（平成12年）11月26日、88歳で死去。

== 親族関係 ==
* [[小坂善之助]]（祖父）：[[信濃毎日新聞]]の創業者で[[小坂財閥]]を作り、衆議院議員も務めた<ref name="財界家系譜大観">『財界家系譜大観』 第6版 - 第8版</ref><ref>『閨閥』、320-322頁。</ref>。
** [[小坂武雄]]（叔父）信濃毎日新聞社長で[[信越放送]]顧問、[[長野放送]]取締役を歴任した<ref name="財界家系譜大観"/><ref name="閨閥 320-321頁">『閨閥』、320-321頁。</ref>。
* [[小坂順造]]（父）：信濃毎日新聞社長、同会長、同社主を経て衆議院議員、[[貴族院 (日本)|貴族院]]議員、[[電源開発]]総裁を歴任した<ref name="財界家系譜大観"/><ref>『閨閥』、320-321頁、323頁。</ref>。
** 小坂百合子（姉）：[[東京都知事]]の[[美濃部亮吉]]と結婚した（後に離婚）<ref name="閨閥 320-321頁、325頁">『閨閥』、320-321頁、325頁。</ref>。
** [[小坂徳三郎]]（弟）：自由民主党の衆議院議員で、[[運輸大臣]]を務めた<ref name="財界家系譜大観"/><ref>『閨閥』、320-321頁、324頁。</ref>。
* [[大谷尊由]]（岳父、妻・益子の父）：[[第1次近衛内閣]]で[[拓務大臣]]を務めた。
* [[小坂憲次]]（次男）：自由民主党の衆議院議員で、[[文部科学大臣]]を務めた<ref name="財界家系譜大観"/><ref name="閨閥 320-321頁"/>。
* 深井はる（叔母、順造の妹）は第13代[[日本銀行]]総裁の[[深井英五]]と結婚した<ref name="財界家系譜大観"/><ref name="閨閥 320-321頁、325頁"/>。
** 萩原結子（従姉、深井英五・はる夫妻の長女）：[[天文学者]]で[[文化勲章]]受章者の[[萩原雄祐]]と結婚<ref name="財界家系譜大観"/><ref>『閨閥』、320-321頁、326頁。</ref>。
*** [[萩原敏雄]]（萩原雄祐・結子夫妻の三男）：[[日本テレビ放送網]]副社長<ref name="財界家系譜大観"/><ref name="閨閥 320-321頁"/>。
*** [[萩原章嘉]]（雄祐・結子夫妻の孫）：[[讀賣テレビ放送]][[アナウンサー]]。

== 参考文献 ==
* [[佐藤朝泰]] 著 『閨閥 <small>日本のニュー・エスタブリッシュメント</small>』 [[学研ホールディングス|立風書房]]、[[1981年]]（昭和56年）[[10月30日]]発行
* 『財界家系譜大観 第6版』 現代名士家系譜刊行会、[[1984年]]（昭和59年）[[10月15日]]発行、352頁 - 353頁
* 『財界家系譜大観 第7版』 現代名士家系譜刊行会、[[1986年]]（昭和61年）[[12月10日]]発行、303頁 - 304頁
* 『財界家系譜大観 第8版』 現代名士家系譜刊行会、[[1988年]]（昭和63年）[[11月15日]]発行、316頁 - 317頁

== 脚注・出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[吉田13人衆]]

== 外部リンク ==
* [http://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/PERSON/K/kosaka_ze.html 小坂善太郎の墓]


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| title  = {{Flagicon|日本}} [[予算委員会|衆議院予算委員長]]
| before = [[植原悦二郎]] 
| years  = 1950年 - 1951年
| after  = [[塚田十一郎]]
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| title  = [[自由民主党政務調査会|自由民主党政務調査会長]]
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| title  = {{Flagicon|日本}} [[外務大臣 (日本)|外務大臣]]
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| after  = [[鳩山威一郎]]<br />[[大平正芳]]
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[[Category:長野県選出の衆議院議員]]
[[Category:長野県選出の帝国議会議員]]
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[[Category:長野県出身の人物]]
[[Category:1912年生]]
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