小倉隆史のソースを表示

{{サッカー選手
|名前=小倉 隆史
|画像=
|本名=
|愛称=オグ
|カタカナ表記=オグラ タカフミ
|アルファベット表記=OGURA Takafumi
|原語名=
|原語表記=
|国={{JPN}}
|誕生日={{生年月日と年齢|1973|7|6}}
|出身地=[[三重県]][[鈴鹿市]]
|身長=182cm
|体重=72kg
|血液型=B型
|所属チーム名=
|ポジション=[[フォワード (サッカー)|FW]]
|背番号=
|利き足=左
|クラブ=[[名古屋グランパスエイト|名古屋グランパス]]<br>→ [[エクセルシオール・ロッテルダム|エクセルシオール]]<br>[[ジェフユナイテッド市原・千葉|ジェフ市原]]<br>[[東京ヴェルディ1969]]<br>[[コンサドーレ札幌]]</br>[[ヴァンフォーレ甲府]]
|年=1992-1999<br>1993-1994<br>2000<br>2001<br>2002</br>2003-2005
|出場（得点）=90(21)<br>31(14)<ref>[http://www.vi.nl/Spelers/Speler.htm?dbid=18378&employer=64&season=24&typeofpage=84137 Voetbal International - Takafumi Ogura]</ref><br>24(3)<br>25(3)<br>27(7)<br>75(18)
|クラブ成績更新日=2007年12月20日
|代表国={{JPNf}}
|代表年=1994<ref name=daihyo>{{Cite news|title=小倉 隆史|work=サッカー日本代表データベース|url=http://www.japannationalfootballteam.com/players_a/takafumi_ogura.html}}</ref>
|代表出場（得点）=5 (1)
|代表成績更新日=
}}
'''小倉 隆史'''（おぐら たかふみ、[[1973年]][[7月6日]] - ）は、[[三重県]][[鈴鹿市]]出身の元[[サッカー選手]]、[[スポーツ解説者|解説者]]、[[タレント]]。現役時代のポジションは[[フォワード (サッカー)|フォワード]]。

==人物==
愛称は'''オグ'''。現役時代は左足での強烈なシュートが得意な事から「レフティーモンスター」（サッカーライターの[[金子達仁]]が命名）と呼ばれた。

[[三重県立四日市中央工業高等学校|四日市中央工業高校]]時代は、[[中西永輔]]や[[中田一三]]と同級生で、'''四中工三羽烏'''と呼ばれ、2000年には[[ジェフユナイテッド千葉・市原|ジェフユナイテッド市原]]で3人揃って同じ[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]クラブでのプレーが実現した。以前より海外志向が強かったため、しばしば[[オランダ]]でプレーする話も聞かれたが、負傷から復帰後は実現しなかった。

== 来歴 ==
高校三年生の時、[[1991年]]度の『[[第70回全国高等学校サッカー選手権大会]]』で優勝し（[[帝京中学校・高等学校|帝京高校]]との両校同時優勝）、[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]誕生前夜の[[1992年]]に[[名古屋グランパスエイト]]に入団した。

翌1993年には、[[エールディヴィジ|オランダ]]2部リーグの[[エクセルシオール・ロッテルダム|エクセルシオール]]へ[[レンタル移籍]]<ref>Jリーグにおけるレンタル制度が正式に採用されるのは[[1994年]]からであり、この当時はレンタル制度は正式には採用されていなかったため、クラブでは「オランダ留学」と称していた</ref>し、チーム得点王となる活躍をして、オランダ1部リーグのトップチームからのオファーも来たとも言われている。しかし、本所属の名古屋からの帰国要請と、当時はアトランタ五輪出場を目標とする、U-22日本代表監督[[西野朗|西野朗]]からの代表招集もあり、日本に復帰した。[[パウロ・ロベルト・ファルカン|ファルカン]]率いる[[サッカー日本代表|日本代表]]にも選ばれ、[[サッカーフランス代表|フランス]]戦では、途中出場で[[三浦知良|カズ]]と共に2トップを組み、ゴールを奪う活躍を見せた。

[[アトランタオリンピックにおけるサッカー競技|アトランタ五輪]]予選では活躍するも、最終予選直前の合宿で右足後十字[[靭帯]]を断裂し、選手生命を奪いかねない重傷を負った。（当時怪我を負った直後の小倉が、芝の上で仰向けになり拳を地面にたたきつけて悔しがっている映像が放映された）その後、幾度の手術により[[1997年]]シーズンでの全試合欠場を経て公式戦に復帰するもゴール数の減少は隠せず、小倉を語る際にはしばしば「悲劇」の形容詞が付けられるようになった。[[2000年]]の[[ジェフユナイテッド市原・千葉|ジェフユナイテッド市原]]を皮切りに、[[東京ヴェルディ1969]]、[[コンサドーレ札幌]]、[[ヴァンフォーレ甲府]]と4年連続での移籍となった。

[[2003年]]に入団し、小倉にとって初のJリーグ2部(J2)挑戦となった甲府では移籍後から中心選手として活躍し、かつての弱小クラブが成績・人気両面で上昇カーブを描くのに貢献した。[[2005年]]シーズンも開幕当初はレギュラーであったものの、若手の台頭と戦術面から出場機会を失い<ref>3月5日の開幕戦から4月15日の第7節までのうち6試合で先発出場したが、その後は10月1日の第34節と10月15日の第36節の合計2試合で、いずれも残り10分弱からの途中出場のみだった。結果として、第36節の[[ベガルタ仙台]]戦（[[仙台スタジアム]]）が小倉の現役生活で最後の試合出場となった。</ref>、クラブのJ1昇格の影でオフに戦力外通告を受けた。[[2006年]][[1月10日]]に[[Jリーグ合同トライアウト|合同トライアウト]]に参加し移籍先を探していたが現役続行を断念し、同年[[2月10日]]に現役引退を宣言した。引退セレモニーは、最後に所属した甲府がJ1としての初試合を行った2006年[[3月5日]]に、ホームスタジアムの[[山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場]]でのシーズン開幕戦（vs[[清水エスパルス]]）の試合前に行われた。

選手時代の物怖じしない態度と、周囲を笑わせるような明るい性格から、引退後には、[[スーパーサッカー (TBSのサッカー番組)|スーパーサッカー]]や[[NEWS23]]などの解説者として抜擢され、テレビ中継の解説<ref>[[TBSテレビ]]、[[山梨放送]]、[[千葉テレビ放送|千葉テレビ]]、[[中京テレビ放送|中京テレビ]]（地上波のみ）、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]（[[全国高等学校サッカー選手権大会|全国高等学校サッカー選手権]]・全国大会など）</ref>なども精力的に行っている。その一方で、2012年には日本サッカー協会の[[JFA 公認S級コーチ]]ライセンスを取得<ref>「[http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date2&k=2012091300840 Ｓ級コーチに小倉、前園氏ら＝サッカー]」 時事通信社 2012年9月14日閲覧</ref>し、将来の指導者としても修行中である。

== エピソード ==
*[[三重県立四日市中央工業高等学校|四日市中央工業高校]]時代の背番号は'''17番'''（小倉が1年時に3年生でエースの水嶋勇夫が付けていた背番号。水嶋は抜群の得点感覚を持ち、バルセロナ五輪予選代表候補にも選出されていた）であった。サッカー選手としては補欠番号の印象ではあるが、四日市中央工業高校では17番は今もなおエースナンバーである。
*木訥とした風貌からか、時として「小生意気」との印象を与えることもあるが、実際の彼は非常に礼儀正しく、腰も低い。それは現役時代の試合中でもそうであった。名古屋グランパスエイト時代、[[ドラガン・ストイコビッチ|ストイコビッチ]]に試合中にコーチングを受ける時の彼は、常に直立不動の姿勢で話を聞いている。彼とは仲がよく、審判とのトラブルを起こしたストイコビッチをなだめることもあった。
*2000年から2002年にかけて、3年連続で[[Jリーグオールスターサッカー|オールスター]]メンバーに選出されている。毎年チームを転々としながらオールスターに選ばれるのは珍しいことである。
*小倉がサッカーを始める前は野球好きだったが友達とサッカーをやった事がきっかけでサッカーが好きになった。
*その圧倒的なリーダーシップと日本人としては規格外のプレイスタイルから、若き頃の[[中田英寿]]をして「尊敬する人は小倉さん」と言わしめた。
*出演番組では、ボケを挟みながらの痛快なトークで番組を盛り上げており、同年代の元プロ野球選手・[[岩本勉]]とは、元人気選手同士で、2人共にボケ[[キャラ (コミュニケーション)|キャラ]]で[[関西弁]]も交える[[コンビ]]のトークは絶妙である。
*フリーキックには定評があり、名古屋時代はチームメイトで当時のエース、ジョルジーニョらに「俺に蹴らせてくれ」と頼んでいる姿もピッチの上でしばしば見られた。現に現役生活の後半ではFKのみならずCKなどプレースキックを数多く担っている。
*『[[スーパーサッカー (TBSのサッカー番組)|スーパーサッカー]]』（[[TBSテレビ|TBS]]系列）の2008年5月11日放送から小倉隆史プロデュース企画「'''ボレーの虎'''」がスタート、番組平均視聴率は4.6％を記録した。
*比較的結婚時期が早いサッカー選手の中では珍しく30代半ばまで独身だったが、2010年10月14日放送分の『スーパーサッカー』内で自身の結婚を発表した。

== 所属クラブ ==
*1980年度-1985年度 白子サッカー少年団
*1986年度-1988年度 鈴鹿市立鼓ヶ浦中学校サッカー部
*1989年度-1991年度 [[三重県立四日市中央工業高等学校|四日市中央工業高校]]サッカー部
*1992年-1993年 [[名古屋グランパスエイト]]
*1993年-1994年 [[エクセルシオール・ロッテルダム|エクセルシオール]]
*1994年-1999年 名古屋グランパスエイト
*2000年 [[ジェフユナイテッド市原・千葉|ジェフ市原]]
*2001年 [[東京ヴェルディ1969]]
*2002年 [[コンサドーレ札幌]]
*2003年-2005年　[[ヴァンフォーレ甲府]]

== 経歴 ==
* 1992年[[9月5日]] - プロデビュー（[[Jリーグカップ|ナビスコカップ]]） - [[清水エスパルス]]戦（[[名古屋市瑞穂公園陸上競技場|瑞穂陸上競技場]]）
* 1992年9月5日 - プロ初ゴール（ナビスコカップ） - 清水エスパルス戦（瑞穂陸上競技場）
* [[1994年]][[5月22日]] - A代表初出場（[[キリンカップ・サッカー|キリンカップ]]） - [[サッカーオーストラリア代表|オーストラリア代表]]戦
* 1994年[[5月29日]] - A代表初ゴール（キリンカップ） - [[サッカーフランス代表|フランス代表]]戦

== 個人成績 ==
{{サッカー選手国内成績表 top|yy}}
{{サッカー選手国内成績表 th|日本|all}}
|-
|1992||rowspan=2|[[名古屋グランパスエイト|名古屋]]||rowspan=2|-||rowspan=2|[[日本プロサッカーリーグ|J]]||colspan="2"|-||10||5||0||0||10||5
|-
|[[1993年のJリーグ|1993]]||0||0||0||0||colspan="2"|-||0||0
{{サッカー選手国内成績表 th|オランダ|all}}
|-
|1993-94||[[エクセルシオール・ロッテルダム|エクセルシオール]]||||[[エールステ・ディヴィジ]]||31||14||2||4||colspan="2"|-||33||18
{{サッカー選手国内成績表 th|日本|all}}
|-
|[[1994年のJリーグ|1994]]||rowspan=6|名古屋||11か10||rowspan=5|J||23||5||1||0||2||0||26||5
|-
|[[1995年のJリーグ|1995]]||主に11||37||14||colspan="2"|-||5||5||42||19
|-
|[[1996年のJリーグ|1996]]||rowspan=2|11||14||1||4||2||0||0||18||3
|-
|[[1997年のJリーグ|1997]]||0||0||0||0||0||0||0||0
|-
|[[1998年のJリーグ|1998]]||rowspan=2|19||13||1||0||0||2||1||15||2
|-
|[[1999年のJリーグ|1999]]||rowspan=4|[[日本プロサッカーリーグ|J1]]||3||0||4||0||0||0||7||0
|-
|[[2000年のJリーグ|2000]]||[[ジェフユナイテッド市原・千葉|市原]]||31||24||3||1||1||3||1||28||5
|-
|[[2001年のJリーグ|2001]]||[[東京ヴェルディ1969|東京V]]||19||25||3||1||0||3||0||29||3
|-
|[[2002年のJリーグ|2002]]||[[コンサドーレ札幌|札幌]]||17||27||7||6||1||1||0||34||8
|-
|[[2003年のJリーグ|2003]]||rowspan=3|[[ヴァンフォーレ甲府|甲府]]||16||rowspan=3|[[日本プロサッカーリーグ|J2]]||27||10||colspan="2"|-||3||1||30||11
|-
|[[2004年のJリーグ|2004]]||rowspan=2|11||40||6||colspan="2"|-||1||0||41||6
|-
|[[2005年のJリーグ|2005]]||8||2||colspan="2"|-||0||0||8||2
{{サッカー選手国内成績表 通算始|3|日本|J1}}166||34||||||||||||
{{サッカー選手国内成績表 通算行|日本|J2}}75||18||colspan="2"|-||4||1||79||19
{{サッカー選手国内成績表 通算行|オランダ|エールステ・ディヴィジ}}31||14||2||4||colspan="2"|-||33||18
{{サッカー選手国内成績表 通算終}}153||67||||||||||||
|}
その他の公式戦
* 1996年
** [[Jリーグチャンピオンシップ#サントリーカップ・96Jリーグチャンピオンズ・ファイナル|サントリーカップ]] 2試合0得点

== 出場大会 ==
* 1991年度 [[第70回全国高等学校サッカー選手権大会]] （[[帝京中学校・高等学校|帝京高校]]と両校同時優勝）

== 代表歴 ==
=== 出場大会など ===
* 1996年 [[アトランタオリンピック]]予選

=== 試合数 ===
* 国際Aマッチ 5試合 1得点(1994)<ref name=daihyo/>

{{サッカー代表個人成績|日本|1}}
|-
|1994||5||1
|-
!通算
|5||1
|}

== 関連情報 ==
=== テレビ・ラジオ番組 ===
* [[スーパーサッカー (TBSのサッカー番組)|スーパーサッカー]] → [[S☆1|S☆1・スパサカ]]（2006年 - 、[[TBSテレビ|TBS]]系列）
* TBS系列（TBS、[[BS-TBS]]、[[TBSチャンネル]]）のサッカー中継における解説者（2006年 - ）
* スーパーサッカー・ボレーの虎2013（2013年、TBSチャンネル）

== 関連項目 ==
* [[名古屋グランパスエイトの選手一覧]]
* [[ジェフユナイテッド市原・千葉の選手一覧]]
* [[東京ヴェルディ1969の選手一覧]]
* [[コンサドーレ札幌の選手一覧]]
* [[ヴァンフォーレ甲府の選手一覧]]
* [[日本国外のリーグに所属する日本人サッカー選手一覧]]
* [[サッカー解説者一覧]]
* [[FC伊勢志摩]] - クラブアドバイザーを務める[[三重県サッカーリーグ]]所属のチーム<ref>[http://fc-iseshima.org/club クラブインフォメーション FC伊勢志摩]</ref>

== 脚注 ==
<references/>

== 外部リンク ==
*[http://www.someday.bz/ 株式会社サムデイ] 所属事務所（[http://www.someday.bz/?p=165]同サイトプロフィール）

{{サムデイ (芸能事務所)}}
{{1994年アジア競技大会 サッカー日本代表}}


{{DEFAULTSORT:おくらたかふみ}}
[[Category:日本のサッカー選手]]
[[Category:サッカー日本代表選手]]
[[Category:名古屋グランパスエイトの選手]]
[[Category:エクセルシオールの選手]]
[[Category:ジェフユナイテッド市原の選手]]
[[Category:東京ヴェルディ1969の選手]]
[[Category:コンサドーレ札幌の選手]]
[[Category:ヴァンフォーレ甲府の選手]]
[[Category:サッカー解説者]]
[[Category:スーパーサッカー]]
[[Category:三重県出身の人物]]
[[Category:1973年生]]
[[Category:存命人物]]
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