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'''宮本 政於'''(みやもと まさお、[[1948年]] - [[1999年]][[7月18日]])は、日本の[[医学|医学者]]、[[精神医学|精神科医]]。[[厚生省]][[厚生労働技官|医系技官]]。元[[厚生省]]課長補佐、[[検疫]]所検疫課長。専門は[[精神分析学]]、[[集団心理学]]。 == 略歴 == *[[麻布高等学校]]卒業 *1973年 - [[日本大学]][[医学部]]卒業 *1975年 - [[イェール大学]]医学部[[レジデント]](病棟医) *1976年 - [[ミネソタ州立大学]]医学部レジデント(病棟医) *1978年 - [[コーネル大学]]医学部レジデント(病棟医) *1982年 - [[コーネル医科大学]]精神分析・神経科助教授 *1984年 - [[ニューヨーク医科大学]]大学精神神経科助教授、アルコール医療病棟医長 *1986年 - 厚生省保健医療局精神保健課課長補佐 *[[防衛庁]]出向 *厚生省疾病対策課筆頭課長補佐 *1990年 - 関東信越地方医務局指導課長 *東京検疫所検疫課課長 *1991年 - 横浜検疫所検疫課課長 *1994年 - 神戸検疫所検疫課課長 *1995年 - 厚生省懲戒免職 == 人物 == 横浜検疫所に在職中、[[マゾ]]ヒスティックで非合理的思考な役人・官庁の体質を痛烈に批判した『お役所の掟』を出版し、ベストセラーとなる。 [[1995年]]に無断欠勤などを理由に[[懲戒免職]]となり、[[厚生大臣]]に処分の取消しを求めて[[東京地方裁判所|東京地裁]]に提訴したが、「[[阪神・淡路大震災]]で[[被災者]]救援などのため待機している時期と知りながら私的な目的で海外に無断渡航し、上司の帰国命令にも従わなかった」として敗訴した。 懲戒免職後は[[フランス]]で暮らしていたが、パリ郊外の病院にて[[悪性腫瘍|結腸がん]]のため死去。 == 著書 == === 単著 === * 『お役所の掟』、講談社、[[1993年]]。 ISBN 978-4062064279 ** 文庫版、講談社、[講談社+α文庫]、[[1997年]]。 ISBN 978-4062562058 * 『在日日本人』、ジャパンタイムズ、1993年。ISBN 978-4789007085 * 『お役所の掟―英文版』、講談社インターナショナル、1994年。ISBN 978-4770019950 * 『お役所のご法度』、講談社、1995年。ISBN 978-4062075053 * 『官僚の官僚による官僚のための日本』、講談社、[講談社+α文庫]、1996年。ISBN 978-4062561532 * 『お役所の精神分析』、講談社、1997年。ISBN 978-4062086387 * 『危機日本の「変われない病」』、講談社、1998年。ISBN 978-4062094740 * 『「弱い」日本の「強がる」男たち』、講談社、[講談社+α文庫]、1998年。ISBN 978-4062562522 === 共著 === *([[佐高信]])『官僚に告ぐ!』(朝日新聞社、1996年/講談社[講談社文庫]、2000年 ) {{DEFAULTSORT:みやもと まさお}} [[Category:日本の厚生労働官僚]] [[Category:日本の著作家]] [[Category:日本の医学者]] [[Category:日本の精神科医]] [[Category:ニューヨーク医科大学の教員]] [[Category:コーネル大学の教員]] [[Category:日本大学出身の人物]] [[Category:1948年生]] [[Category:1999年没]]
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