安住淳のソースを表示

{{政治家
|人名 = 安住 淳
|各国語表記 = あずみ じゅん
|画像 = Minister Azumi.jpg
|画像サイズ = 220px
|画像説明 = [[2012年]][[1月12日]]、[[財務省]]にて
|国略称 = {{JPN}}
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1962|1|17}}
|出生地 = {{Flagicon|JPN}} [[宮城県]][[牡鹿郡]][[牡鹿町]]（現[[石巻市]]）
|没年月日 = 
|死没地 = 
|出身校 = [[早稲田大学]][[社会科学部]]
|前職 = [[日本放送協会|日本放送協会（NHK）]]報道記者
|現職 = 
|所属政党 = （[[無所属]]→）<br />（[[新党さきがけ]]→）<br />（[[民主党_(日本 1996-1998)|旧民主党]]→）<br />[[民主党 (日本 1998-)|民主党]]（[[凌雲会|前原グループ]]）
|称号・勲章 = [[学士|社会科学士]]（早稲田大学・[[1985年]]）
|親族（政治家） = 父・[[安住重彦]]（元[[牡鹿町]]長）
|配偶者 = 
|サイン = 
|ウェブサイト = http://azumi-jun.jp/
|サイトタイトル = 安住淳オフィシャルホームページ
|国旗 = JPN
|職名 = [[衆議院|衆議院議員]]
|内閣 = 
|選挙区 = [[宮城県第5区|宮城5区]]
|当選回数 = 6回
|就任日 = [[1996年]][[10月21日]]
|退任日 = 現職
|所属委員会 = [[財務金融委員会]]（理事）<br />[[東日本大震災復興特別委員会]]
|議員会館 = 衆議院第1議員会館1003号室
|元首職 = 
|元首 = 
<!-- ↓省略可↓ -->
|国旗2 = JPN
|職名2 = 第15代 [[財務大臣]]
|内閣2 = [[野田内閣]]<br />[[野田内閣_(第1次改造)|野田第1次改造内閣]]<br />[[野田内閣_(第2次改造)|野田第2次改造内閣]]
|選挙区2 = 
|当選回数2 = 
|就任日2 = [[2011年]][[9月2日]]
|退任日2 = [[2012年]][[10月1日]]
|元首職2 = 
|元首2 = 
<!-- ↑省略可↑ -->
}}
'''安住 淳'''（あずみ じゅん、[[1962年]][[1月17日]] ‐ ）は、[[日本]]の[[政治家]]。[[民主党_(日本 1998-)|民主党]]所属の[[衆議院議員]]（6期）、民主党宮城県連代表<ref>[http://www.minshu-miyagi.jp/about.html#about01 宮城県連について|民主党宮城県総支部連合会 - 代表のご挨拶]</ref>。

[[財務大臣]]（[[野田内閣|第15代]]）、[[政府]][[税制調査会|税制調査会長]]（第11代）、[[衆議院]][[安全保障委員会|安全保障委員長]]、[[民主党 (日本 1998-)|民主党]]選挙対策委員長、[[防衛副大臣]]（[[菅内閣_(第1次改造)|菅第1次改造内閣]]）、民主党[[国会対策委員会|国会対策委員長]]（第15代）、民主党幹事長代行（第2代）等を歴任した。

父は[[牡鹿町]]長を務めた[[安住重彦]]。

== 来歴 ==
=== 生い立ち ===
[[宮城県]][[牡鹿郡]][[牡鹿町]]（現[[石巻市]]）生まれ。[[宮城県石巻高等学校]]を卒業後、一浪して[[早稲田大学]][[社会科学部]]に入学、卒業。早大在学中は[[早稲田大学雄弁会|雄弁会]]に所属。大学卒業後、[[日本放送協会]]に報道記者として入局。[[自由民主党_(日本)|自由民主党]]を担当し、[[園田博之]][[内閣官房副長官]]の番記者を務めた経験がある<ref>[http://gendai.ismedia.jp/articles/-/25460?page=2 ゴーマン大臣安住淳（財務相）「コンプレックスだらけの青春時代」]</ref>。当時の上司に[[影山日出夫]]がおり、安住が政界入りする際は「よく大変な世界に入るよな」と励まされたという<ref>スポーツ報知 2010年8月13日</ref>。[[1993年]]にNHKを退職。

同年、[[第40回衆議院議員総選挙]]に[[日本新党]]・[[新党さきがけ]]の推薦を受け、[[無所属]]で[[宮城県第2区_(中選挙区)|旧宮城2区]]から出馬したが、落選。その後新党さきがけに入党するが、[[1996年]]に離党し、さきがけの幹部だった[[鳩山由紀夫]]や[[菅直人]]らが中心になって結党した[[民主党_(日本 1996-1998)|旧民主党]]に参加する。

=== 政界入り ===
1996年の[[第41回衆議院議員総選挙]]では[[宮城県第5区|宮城5区]]から出馬し、初当選。元々、宮城5区を含む旧宮城2区は[[社会民主党_(日本 1996-)|社会民主党]]から民主党結党に参加し、選挙前まで[[第1次橋本内閣]]の[[郵政大臣]]だった[[日野市朗]]の[[地盤]]であったが、この選挙では安住が宮城5区、日野が[[比例東北ブロック]]単独で出馬して共に当選している。[[2000年]]の[[第42回衆議院議員総選挙]]では[[コスタリカ方式]]により安住が比例区、日野が選挙区で出馬する予定だったが、選挙前に候補者が差し替えられ、前回同様安住が宮城5区、日野が比例単独で出馬した。

[[2005年]]の[[第44回衆議院議員総選挙]]では自民党が大勝する中で、宮城県で唯一民主党の議席を死守した（次の[[第45回衆議院議員総選挙]]では逆に、[[宮城県第6区|6区]]の[[小野寺五典]]を除き宮城県内の小選挙区では民主党候補が当選）。この総選挙での民主党大敗により[[岡田克也]][[民主党代表]]は辞任し、安住は後任の[[前原誠司]]代表の下で選挙対策委員長に就任する。[[2008年大阪府知事選挙]]では[[ガソリン値下げ隊]]36名を率いて[[熊谷貞俊]]候補を支援するが、熊谷は[[橋下徹]]に敗北した<ref>スポニチアネックスOSAKA 社会
"熊谷氏応援"安住議員が橋下氏バッサリ「姑息」[http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200801/18/soci206521.html]</ref>。

=== 鳩山政権 ===
[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]では宮城5区で5選。総選挙後、[[衆議院]][[安全保障委員会|安全保障委員長]]に就任。[[2010年]]6月、[[鳩山由紀夫]]首相が辞任し、後任の[[菅直人]]首相の下で再び民主党選挙対策委員長に就任。

=== 菅政権 ===
[[第22回参議院議員通常選挙]]では民主党幹事長の[[枝野幸男]]と共に陣頭指揮を執るが、菅首相の[[消費税]]増税をめぐる発言のブレ等により、民主党は大敗を喫した。党内からは枝野幹事長、安住選挙対策委員長の責任論も噴出したが、菅首相は9月に[[2010年9月民主党代表選挙|民主党代表選挙]]で再選されるまで両名を続投させた。9月の民主党代表選挙では現職の菅直人への支持を表明し<ref>安住淳公式BLOG「代表選挙に突入」2010年08月27日（Fri）[http://azumi-jun.jp/column/2010/08/]</ref>、2010年9月に発足した[[菅内閣 (第1次改造)|菅第1次改造内閣]]では[[北澤俊美]][[防衛大臣]]の下で[[防衛副大臣|副大臣]]に任命される。翌[[2011年]]1月、[[菅内閣 (第2次改造)|菅第2次改造内閣]]発足に伴う党役員人事で民主党[[国会対策委員会|国会対策委員長]]に就任した。5月12日、[[人権擁護法案]]を次期臨時国会で提出を目指す方針を示した<ref>人権救済法案、今国会は断念 政府・民主党 2011.5.12 21:13 産経新聞 [http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110512/plc11051221140017-n1.htm]</ref>。

菅内閣の[[東日本大震災]]対応に批判が高まると「誰が総理大臣をやってもとてつもない難問で、菅さんが全部悪いというのは乱暴だ」と反論し<ref>2011年4月15日06時01分  スポーツ報知 誰がやっても難問「菅政権が悪い」は乱暴[http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110414-OHT1T00318.htm]</ref>、[[菅直人#在日韓国人違法献金問題|菅総理大臣の在日韓国人違法献金問題]]についても「日本名での献金で認識がなかった。不注意だったと思うが、故意ではないので心配していない。これからも丁寧に説明すればいい」と述べ<ref>日経新聞 2011/03/11 民主党執行部 「こんなことで辞めていたら国が滅びる」</ref>、[[菅おろし|菅内閣への退陣要求]]を牽制した。

[[2011年]]（平成23年）6月に[[自由民主党_(日本)|自由民主党]]と[[公明党]]が、[[菅内閣]]の[[東日本大震災]]の対応などについて内閣不信任案を提出。民主党執行部に不信を募らせた民主党議員たちが同調の動きを見せたことに対し、「与党の責任を果たすため、大差で否決しないといけない。賛成者は誰であっても、何人であっても除名になる」と述べた<ref>産経新聞 2011.6.2 10:19 [http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110602/stt11060209510003-n1.htm]</ref>。また自民党の[[逢沢一郎]]国対委員長に対して、7月上旬に菅内閣が退陣し民主党代表選挙を実施する意向を伝え、公債発行特例法案の早期成立に理解を求めた<ref>『「代表選は7月上旬」 民主・安住氏』 産経新聞 2011.6.7 19:19[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110607/stt11060719210008-n1.htm]</ref>。

=== 野田政権 ===
[[ファイル:Geithner Azumi.jpg|thumb|200px|[[2012年]][[1月12日]]、[[財務省]]にて[[アメリカ合衆国]][[アメリカ合衆国財務長官|財務長官]][[ティモシー・フランツ・ガイトナー]]（左）と]]
[[2011年]]9月、[[野田内閣]]に[[財務大臣]]として初入閣。過去に経済政策のポストとは無縁だったため、財務相就任には本人も含め驚きの声が上がった<ref>[http://www.jiji.com/jc/zc?k=201109/2011090200827 誤算の岡田玉突き]時事通信2011年9月2日</ref>。安住は、衆院安全保障委員長、防衛副大臣など安全保障政策のポストを多く経験してきたため、防衛大臣への就任を予期して防衛白書を読んで準備していたという<ref>[http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210902044.html 防衛白書を読んでいた安住氏が財務大臣に]テレビ朝日9月2日</ref>。消費税引き上げを最大課題とする野田総理が、国会対策委員長として野党と折衝に当たった手腕を見込んだとも言われる<ref>日本経済新聞 2011年11月17日夕刊</ref>。旧大蔵大臣時代を含めても、財務大臣として初入閣するのは比較的異例であり（前任の財務大臣だった[[野田佳彦]]も、副大臣から昇格する形で財務大臣として初入閣している）、40代での財務大臣就任は史上初（[[大蔵大臣]]時代を含めても[[池田勇人]]、[[田中角栄]]の両首相経験者に次ぎ3人目）であった。[[野田内閣_(第1次改造)|野田第1次改造内閣]]、[[野田内閣_(第2次改造)|野田第2次改造内閣]]においても再任。2012年9月10日の[[松下忠洋]][[内閣府特命担当大臣（金融担当）|金融担当大臣]]の死去に伴い、同日より金融担当大臣事務代理を兼務する<ref>「人事異動」『[[官報]]』5885号、[[国立印刷局]]、[[2012年]][[9月13日]]、10面。</ref>。

=== 民主党幹事長代行 ===
2012年9月28日、民主党幹事長代行に就任し、同年10月1日の[[野田内閣_(第3次改造)|野田第3次改造内閣]]発足に伴い財務大臣、金融担当大臣（事務代理）を退任した。

11月16日に[[2012年衆議院解散|衆議院解散]]されると、参議院議員である[[輿石東]]幹事長に代わり、党の衆院選対策を事実上取り仕切る立場で奔走する。「党の顔」の一人として「ＴＶ番組はすべて俺が出る」などと意欲を見せた<ref>{{Cite news
 | url = http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121117-OYT1T00779.htm
 | title = 選挙の顔は安住氏？「ＴＶは全部、オレが出る」
 | newspaper = 読売新聞
 | date = 2012-11-17
 }}</ref>。

[[第46回衆議院議員総選挙]]では、現職閣僚や党幹部が軒並み苦戦し、その多くが落選する中、自民党の新人で同じNHK出身の元キャスターである[[大久保三代]]をダブルスコアの大差で破り、早々に宮城5区で6選。なお宮城5区では[[第41回衆議院議員総選挙]]以降、次点以下の候補が[[比例復活]]した例がなかったが、この総選挙では、安住は初当選以来初めて、対立候補の比例復活を許している。

=== 民主党下野後 ===
[[2013年]][[1月25日]]の宮城県連大会において、民主党宮城県連代表に就任した<ref>[http://www.minshu-miyagi.jp/about.html#about01 宮城県連について|民主党宮城県総支部連合会 - 代表のご挨拶]</ref>。同年7月の[[第23回参議院議員通常選挙]]では、[[宮城県選挙区]]選出の[[岡崎トミ子]]元[[国家公安委員会委員長]]の選挙対策本部長を務めるが、岡崎は自民党の[[愛知治郎]]、[[みんなの党]]の[[和田政宗]]に次ぐ得票数3位で落選し、[[1997年]]の[[補欠選挙]]で岡崎が当選して以来、守ってきた民主党の議席を失った<ref>[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130722-00000510-san-pol 【参院選】民主・岡崎氏が落選（産経新聞）]</ref>。

[[2013年]]9月の党役員人事において、民主党東日本大震災復旧・復興推進本部長に就任<ref>[http://www.dpj.or.jp/about/dpj/next_cabinet 民主党 海江田改造『次の内閣』 - 民主党]</ref>。

[[2013年]][[10月15日]]に召集された[[第185回国会]]にて[[沖縄及び北方問題に関する特別委員会|沖縄及び北方問題に関する特別委員長]]に就任。

== 政策 ==
* [[憲法改正論議|憲法改正]]に賛成<ref name="mainichi2012">{{Cite news|url = http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A04005001001|title = 2012衆院選 宮城5区 安住淳 |newspaper = [[毎日jp]] |publisher = [[毎日新聞社]] |date =  |accessdate = 2014-04-07 }}</ref>。
* [[集団的自衛権]]の行使を禁じた政府の[[法解釈|憲法解釈]]を見直すことに反対<ref name="mainichi2012"/>。
* 日本の[[日本の核武装論|核武装]]について検討すべきでないとしている<ref name="mainichi2012"/>。
* [[原子力規制委員会 (日本)|原子力規制委員会]]の新基準を満たした[[原子力発電所|原発]]は再開すべきとしている<ref name="mainichi2012"/>。
* 日本の[[環太平洋戦略的経済連携協定|TPP]]参加に賛成<ref name="mainichi2012"/>。

== 活動 ==
* 2008年1月18日、大阪府知事選挙の応援演説で対立候補の[[橋下徹]]を「政党を隠しての選挙はせこい。結局、のみ込まれて改革できないよ。茶髪で反権力で人気になったのに自公に乗っかって、姑息」<ref>[http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200801/18/soci206521.html 社会 "熊谷氏応援"安住議員が橋下氏バッサリ「姑息」] スポニチアネックスOSAKA （2008年1月18日） 2011年7月25日閲覧。</ref>と非難した。
* 2008年12月5日に改正[[国籍法 (日本)|国籍法]]が成立したことに関して自身のブログで、右寄りの一部の人が多数を装い各議員の事務所にメールやファックスを多数寄せる組織的な反対運動を起こしていることを何よりも心配しているとして「ネット社会の負の部分をまざまざと見た思いだった。こうしたことで法案の審議や議員の自由な政治活動に支障があっては、国会がおかしくなる」と記している<ref> [http://junazumi.blog70.fc2.com/blog-entry-44.html 安住淳が斬る！「国籍法改正」]</ref>。{{see also|[[国籍法改正問題]]}}
* 2010年11月に起きた[[尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件]]では、映像を公開した海上保安官の[[一色正春]]について「理由のいかんにかかわらず、海保で働く資格のない男だね」と強い不快感を示し、彼を擁護する意見に対しては「義憤に駆られてやったと擁護する人もいるが、それでは組織が持たない」と批判した。一方、菅内閣が事件の映像を国民に非公開にしていたことについては、妥当な処理であったと主張した<ref name="hochi20101112_1">{{Cite news| url = http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101112-OHT1T00016.htm| title = 尖閣ビデオ流出で海上保安官 擁護していては組織もたない| newspaper = 報知新聞| date = 2010-11-12| accessdate = 2010-11-12}}</ref>。
* 2010年11月に起きた「自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる[[事務次官]]通達を出した問題」において、反対を押し切って主導的にこの通達を出した<ref>[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110127/plc11012701310010-n1.htm 防衛次官通達、安住氏が主導 政務官再考促すも耳を貸さず]</ref>。それにともない[[防衛省]][[自衛隊情報保全隊]]が[[自衛隊]][[OB]]の[[自由民主党 (日本)|自民党]][[議員]][[佐藤正久]]や元[[航空幕僚長]][[田母神俊雄]]等を監視していた問題にまで発展した。当初、防衛省は前記通達との因果関係において「通達と保全隊の活動は別だ」と説明していたが、会議内容や幹部の証言によって前記通達を受けたための処置だったことが判明した<ref>[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110128/plc11012801300005-n1.htm 保全隊潜入監視「OBは黙認してくれる」 トップ幹部が指示]</ref>。
* 2011年7月5日、[[松本龍 (政治家)|松本龍]]復興担当相が失言を連発して辞職したことについて「（被災県の知事への応対は）誤解を受ける態度、発言だったことは否定できない。残念だがやむを得ない」と述べた<ref>民主・安住国対委員長「残念だがやむを得ない」産経新聞 2011.7.5 0:07[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110705/plc11070510100013-n1.htm]</ref>。一方で「本当に情けない内閣だ。こういう醜態は恥ずかしい」と、与党の国対委員長の立場ながら菅内閣に対する強い批判も行った。
* 2011年7月12日、[[郵政民営化#民主党政権による見直し|郵政改革法案]]の早期成立を強く要求している連立与党の国民新党を「[[瀬戸際外交]]みたいだ。異様な対応を取る人たちが連立政権のパートナーとなっている」を公然と批判した<ref>国民新党は「瀬戸際外交」と民主・安住氏が批判
産経新聞 2011.7.12 18:00 [http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110712/stt11071218080005-n1.htm]</ref>。
* 2011年7月30日、[[テレビ東京]]の番組で、東日本大震災の復旧・復興で被災地自治体の首長から国政への不満が出ていることについて、「首長は増税しないのだから（批判されにくい）。国からお金をもらって自分は言いたいことを言って、出来なかったら国のせいにする。自分たちは立派なことを言うが泥はかぶらない。この仕組みは何とかしなければいけない」と批判した<ref>被災地首長「立派なことを言うが泥かぶらない」読売新聞 2011.7.31 8:53[http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110730-OYT1T00675.htm]</ref>。
* 2011年9月26日の[[衆議院]][[予算委員会]]における[[塩崎恭久]]（[[自由民主党_(日本)|自由民主党]]）の質疑中、埼玉県朝霞市の公務員宿舎建設に関連して「私もNHK時代には給与では生活できずに社宅に住んだ。多少の便宜供与はあってしかるべきだ」と述べた<ref>財務省、野田バカにして血税垂れ流し！身内の豪華宿舎に非難ゴウゴウ 夕刊フジ 2011.10.1[http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111001/plt1110011527003-n1.htm]</ref>。NHKの年間報酬については、9月28日の[[参議院]][[予算委員会]]で同じくNHK出身の[[小宮山洋子]][[厚生労働大臣]]により平均1041万円であることが明らかになっており、かなりの高給取りであるとの指摘がある<ref>ＮＨＫの平均年収は1000万円 NHK出身閣僚2人を前に民主党議員が優遇批判 産経新聞 2011.9.28 21:06[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110928/plc11092821080021-n1.htm]</ref><ref>NHK職員の平均年収1000万円！受信料で高給ライフ満喫？ 夕刊フジ 2011.9.29[http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110928/enn1109282251018-n1.htm]</ref><ref>「ちびっこギャング」安住財務相が「暴言大魔王」 週刊文春が「認定」した根拠 J-CASTニュース 2011.10.5 8:34[http://www.j-cast.com/2011/10/05109179.html?p=2]</ref>。
* [[ニコニコ動画]]について、「極めて偏った動画サイト」であると発言している<ref>[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/27/news027.html ドワンゴ、民主党に抗議　安住氏「極めて偏った動画サイト」発言に反発]</ref>。

== 人物 ==
* NHK同期入局に[[大越健介]]（[[ニュースウオッチ9]]キャスター）がいる。
* [[小選挙区比例代表並立制]]導入後の6回の総選挙では、いずれも宮城県第5区で当選を果たしており、[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]までは次点以下の候補が[[比例復活]]した例がなかったが、民主党に猛烈な逆風が吹き荒れた[[2012年]]の[[第46回衆議院議員総選挙]]では、次点の[[大久保三代]]（自由民主党）が初めて宮城5区で比例復活を果たした。
* [[若林忠志]]の妻が石巻出身だった縁で[[阪神タイガース]]のファン<ref>[http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/topics/20100506-080790/news/20100506-OHT1T00221.htm スポーツ報知]2010年1月15日</ref>。「阪神タイガースを応援する議員の会」の23人の発起人の一人。「阪神タイガースが優勝したら国会で六甲颪を歌う」が同会の活動方針。
* 熱狂的な[[EXILE]]ファンでもある。2009年11月のブログでは天皇即位20年の記念式典でEXILEと同席して交流を果たし、「会えた、会えた、会えた…会えました」と記している<ref>[http://azumi-jun.jp/blog/2009/11/ 安住淳の徒然記]</ref>。
* [[天然パーマ]]のボンバーヘッドがトレードマーク。必ず地元石巻の行きつけの店で散髪を行なう。
* [[衆議院]][[安全保障委員会|安全保障委員長]]だった[[2010年]]4月9日、安全保障委員会で質疑に立った自民党の[[小泉進次郎]]を「小泉'''[[小泉純一郎|純一郎]]'''君」と呼び間違えた。同日、[[浜田靖一]]元防衛相（自民党）の質問中にも、[[北澤俊美]][[防衛大臣]]を指名する際に「'''浜田'''防衛大臣」と呼び間違え、北澤から「委員長の下で政権交代が起こるとは思ってもみませんでした」と茶化される一幕があった。なお、北澤の前任の防衛相は浜田である。
* [[週刊ポスト]]は、安住が周囲に「俺は暴走族出身だからな」と吹聴したと報じている<ref>{{Cite news|url=http://www.news-postseven.com/archives/20110917_31389.html|title=“ちびっこギャング”安住財務相「俺は暴走族出身」と明かす|publisher=NEWSポストセブン|accessdate=2011/09/17}}</ref>。
* 2011年3月11日に発生した[[東日本大震災]]の[[津波]]で石巻市の自宅が全壊し、同市の事務所も被災した。安住の両親は避難し無事であった。
* [[第46回衆議院議員総選挙]]での民主党惨敗後、かつて[[渡部恒三]]が命名した[[七奉行の会]]のメンバーのうち、野田政権下で閣僚や党三役を務めた[[枝野幸男]]（元[[経済産業大臣]]）、[[岡田克也]]（元[[副総理]]）、[[玄葉光一郎]]（元[[外務大臣]]）、[[野田佳彦]]（元首相）、[[前原誠司]]（元党[[政策調査会|政策調査会長]]・[[国家戦略局|国家戦略担当大臣]]）の5人に安住（元[[財務大臣]]・党幹事長代行）を加えた6人で頻繁に会合を行っており、「民主党6人衆」と称されている<ref>[http://www.asahi.com/politics/update/0712/TKY201307120032.html 朝日新聞デジタル：民主6人衆、どぶ板の夏… 「Ａ級戦犯」と批判され必死]</ref>。

== 不祥事 ==
=== 防衛省OB再就職調査に関する報道 ===
[[産経新聞]]の報道によれば、2010年10月の衆議院[[北海道第5区]]補欠選挙において民主党新人の[[中前茂之]]が敗れた直後、防衛省が地元企業に再就職したOBの人数を把握する調査を行った。同新聞によれば、調査は当時[[防衛副大臣]]だった安住（報道が行われた時点では民主党国会対策委員長）が防衛省内で「自衛隊OB票が[[町村信孝]]（[[自由民主党_(日本)|自由民主党]]）に流れた」と指摘したことが発端だったという。産経新聞は情報源として複数の防衛省幹部を挙げている<ref name="sankei20110216">[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110216/plc11021601310000-n1.htm 「自衛隊OB票が自民に」 補選敗北で安住氏 防衛省がOB再就職調査]{{リンク切れ|date=2012年8月}}</ref>。また、産経新聞は、2010年11月に自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる防衛事務次官通達の発出も安住が主導したと報じている<ref name="sankei20110216"/>。

=== 献金 ===
==== NHK経営委員長から献金 ====
民主党国会対策委員長在任中の[[2011年]]5月及び8月、当時NHK経営委員長を務めていた[[数土文夫]]から計10万円の献金を受領していた。なお、NHKの経営委員は[[国会]]による同意が必要な人事である。

==== 政治資金パーティー ====
財務大臣在任中、[[大臣規範]]で自粛を求められている大規模な[[政治資金パーティー]]を開き、約1320万円の資金を集めていた。安住の政治資金管理団体「淳風会」の2011年の政治資金収支報告書によれば、パーティーは同年10月26日に[[東京都]][[千代田区]]のイベントホールで開催され、パーティー券は不動産関連会社や家具メーカー等、664もの企業・団体に販売されていた。

== 所属団体・議員連盟 ==
* 民主党水産振興議員連盟（会長）

== 著書 ==
* 『安住淳の国会日誌　二〇〇一年～二〇〇五年 』（童牛社、2006年） 

== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[民主党国会議員一覧]]

== 外部リンク ==
* [http://azumi-jun.jp/ 安住淳オフィシャルホームページ] - 安住の[[公式ウェブサイト]]
* [http://www.minshu-miyagi.jp/ 民主党宮城県総支部連合会]

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| title = {{Flagicon|JPN}} [[財務大臣]]
| before = [[野田佳彦]]
| years = 第15代：2011年 - 2012年
| after = [[城島光力]]
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| title  = {{Flagicon|JPN}} [[防衛副大臣]]
| before = [[榛葉賀津也]]
| years  = 2010年 - 2011年
| after  = [[小川勝也]]
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{{succession box 
| title  = {{Flagicon|JPN}} [[沖縄及び北方問題に関する特別委員会|衆議院沖縄及び北方問題]]<br/>[[沖縄及び北方問題に関する特別委員会|に関する特別委員長]]
| before = [[荒井聡]]<br/>[[川内博史]]
| years  = 2013年 -<br/> 2006年 - 2007年
| after  = 現職<br/>[[藤村修]]
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| title  = {{Flagicon|JPN}} [[安全保障委員会|衆議院安全保障委員長]]
| before = [[今津寛]]
| years  = 2009年 - 2010年
| after  = [[奥田建]]
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{{Succession box
| title  = [[民主党執行部|民主党幹事長代行]]
| years  = 第2代：2012年
| before = [[樽床伸二]]
| after  = [[中川正春]]
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| title = [[民主党執行部|民主党国会対策委員長]]
| before = [[鉢呂吉雄]]
| years = 第15代：2011年
| after = [[平野博文]]
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| title = [[政府税制調査会|政府税制調査会長]]
| before = [[野田佳彦]]
| years = 第11代：2011年 - 2012年
| after = [[城島光力]]
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{{財務大臣}}
{{政府税制調査会会長}}
{{衆議院安全保障委員長}}
{{防衛副大臣}}
{{民主党}}

{{デフォルトソート:あすみ しゆん}}
[[Category:日本の閣僚経験者]]
[[Category:日本の副大臣経験者]]
[[Category:民主党の衆議院議員]]
[[Category:宮城県選出の衆議院議員]]
[[Category:日本放送協会の人物]]
[[Category:早稲田大学出身の人物]]
[[Category:宮城県出身の人物]]
[[Category:1962年生]]
[[Category:存命人物]]