孫朗のソースを表示

'''孫 朗'''（そん ろう、生没年不詳）は、[[中国]][[三国時代 (中国)|三国時代]]の[[呉 (三国)|呉]]の皇族の一人、[[孫堅]]の庶子。[[孫権]]の弟。別名では'''孫仁'''<ref>なお、『三国志演義』では「孫仁」は[[孫夫人|孫権の妹]]の名前となっている。</ref>。[[字]]は不明であるが、小説『[[三国志演義]]』では'''早安'''。

[[陳寿]]の『[[三国志 (歴史書)|三国志]]』本文では名が見えず、記載はもっぱら[[裴松之]]の注による<ref>『三国志』孫堅伝・注『志林』</ref>。[[魏 (三国)|魏]]の[[曹休]]が攻めてきたとき、孫朗は[[呂範]]と共にこれを防いだが、このとき、軍用資材を自身の不手際から焼失する失敗を犯した。これに兄の孫権は激怒し、孫朗を皇族から追放して丁姓を名乗らせると共に、彼を投獄した。そして孫朗は、獄中で死去したという<ref>『三国志』[[孫匡]]伝・注『[[江表伝]]』。なお、『江表伝』本文では孫匡のことと記載されており、裴松之が記載の矛盾から孫朗のことではないかと推察している。</ref>。

『三国志演義』では、[[孫策]]臨終の際に名前が出てくるのみである。

[[伴野朗]]の『呉・三国志　長江燃ゆ』では主人公として扱われている。
== 脚注 ==
<references />

{{デフォルトソート:そん ろう}}
[[Category:孫氏|ろう]]
[[Category:三国志の登場人物]]
[[Category:呉の人物]]
[[Category:獄死した人物]]
[[Category:生年不明]]
[[Category:没年不明]]