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{{Wiktionary|子}} '''子'''([[訓読み|訓]]: こ、[[漢音]]: し、[[呉音]]: じ{{要出典|date=2011年11月}}<!--手元の漢和では漢音・呉音とも「し」になってる-->、[[唐音]]: す、[[普通話]]: ツー・ツ) 以下、読み方によって分類する。 == 訓読 == === こ === *[[親子|親に対する子]]。 **本人の直系卑属、すなわち[[嫡出|実子]]もしくは[[養子]]のこと。息子および娘。 **比喩的な用法。多くは文脈中で「親」の語も併用し、たがいに対置的な概念を表現する。[[接頭辞]]的な用例が多い。「子機」「[[子プロセス]]」「子集合」など。[[トランプ]]や[[麻雀]]などで親以外のプレイヤー。 * [[子ども]](大人に対する)。やや文語的な表現で、「見知らぬ子」「子らの遊ぶ声」など。また接尾辞的に「いじめっ子」「[[カギっ子|鍵っ子]]」「はみだしっ子」など。人間以外の動物では「仔」とも書く。「すずめの子」「虎の子(比喩表現)」「鳥の子(卵の意)」「竹の子(筍)」など。 また接頭辞として、「子猫」「子牛」「子だぬき」「子象」など。 * [[卵]]、または[[蚕]]の[[繭]]。 * [[子 (人名)]]。主に女性名の末尾に使う。 * [[方言]]または方言的表現で、名詞の後ろにつける意味のない接尾辞。「花こ」(はな)、「茶碗こ」(茶碗)、「石こ」(石)など。 === ね === *[[子 (十二支)|十二支の子]]。漢語・漢文等以外では「ね」と読むことが多い。いわゆる生まれ年のほか、方角や時刻にも使われる。本来「[[ネズミ]]」の意であることから、日本語では「ね」の音をあてた。 *その後「子」を「ね」と読むことが一般的になり、近代まで、「子」は一種の[[変体がな]]として「ね」「ネ」と同じように使われた。 == 音読 == 通常は[[漢音]]で「し」と読む。漢字の[[部首]]として[[子部]](部首の第39)。 === 親に対する子 === [[親子]]の親でない方。 * 人間の子供。古来は男女を問わなかったが、後に男子のみの意味が現れた。男女問わない例: 第一子・[[母子家庭|母子]]、男子のみの例: 子女。 ** [[子 (十二支)]] - [[十二支]]の第1 * 種や幼虫などの名に使われる接尾辞。生き物の小さい子供の意味で[[漢方薬]]の[[生薬]]名などに使うことが多いがそれ以外もある。 ** 植物の種…[[枸杞子]]、[[決明子]]、[[山査子]]、[[車前子]]、[[石松子]]、[[冬瓜子]]、[[檳榔子]]など。 ** 虫の類…[[金蝉子]]、[[雀甕子]]、[[ヒル|水蛭子]](すいてつし。[[神話]]の[[ヒルコ]]とは無関係)、[[石竜子]]、[[天漿子]]、[[半風子]]、など。 === 助数詞 === * [[親子|親に対する子(こ)]]を数える[[助数詞]]。例: 二子をもうける。 * [[碁石]]を数える助数詞。 === 人物を表す称 === * 「子〜」の形で使うもの ** 中国人の姓の一つ。伝承では[[殷]]王朝の国姓だが、殷の貴族に多い爵号の「子〜」を誤認したものといわれる。 ** 中国人の[[字]](あざな)に使う文字。「子〜」という形で使う。「伯〜」や「叔〜」が[[周]][[礼]]の名残であるのに対し、「子〜」は[[殷]]の遺風という。 * 「〜子」の形で使うもの ** [[子爵]] - [[爵位|五等爵]](公侯伯子男)の第4。もとは殷の王子の意味だったが周代に[[士大夫]]の号になった。 ** 先生([[中国]]では[[男性]]に対する[[尊称]])。特に[[思想家]]に付けることが多い。[[老子]]、[[孟子]]、[[朱子]]など。 ** 一人称に用い、同時に[[謙譲語|謙譲]]の意味を添える接尾辞。「編集子」など。 === 意味のない語気詞 === [[中国語]]では元来ほとんどの語彙が単音節語だったので語調を整える([[語気詞]])ため意味をもたずに名詞に添える[[脚字]](接尾辞)・頭字(接頭辞)が発達した。「子」はもっとも多用される脚字のひとつである。まれに二文字の言葉でも「子」が付けられることがある([[東胡子]]など)。人名だと「之」の字を使う。日本語に入った経路・時期が複数あったため読み方は多様である。 * シと読むもの…骨子、[[獅子]]、種子、女子、男子、[[瓶子]]、帽子など。 * スと読むもの…[[杏子]]、椅子、扇子、[[ユズ|柚子]]、様子など。 * ザと読むもの…餃子など。 * ツと読むもの…[[面子]]など。 === 現代の学術用語 === 上記の[[漢文]]の用法を利用したもので、[[幕末]]〜[[明治時代]]以降の新造語(翻訳語)の構成要素である接尾辞。 *生物学の用語。[[遺伝子]]({{lang|en|gene}})、[[精子]](sperm)、[[配偶子]](gamete)、[[胞子]](spore)、[[卵子]](ovum)など。 * [[ギリシア語]]由来の接尾辞 -on や動作主体を指す -or に相当する語。名詞や動詞などに接尾して象徴的な事象を指す名詞を作る。[[電子]]({{lang-en-short|electron}})、[[重力子]]({{lang|en|graviton}})、[[オートマトン|自動子]]({{lang|en|automaton}})、接続子({{lang|en|connector}})、[[演算子]]({{lang|en|operator}})、終端子({{lang|en|terminator}})など。 ==関連項目== *[[子子子子子子子子子子子子]] 「子」の字の読み方を駆使した日本の[[言葉遊び]]。 {{aimai}} {{DEFAULTSORT:し}} [[Category:漢姓|し]] [[Category:接辞|し]] [[fr:子]]
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