太田昭宏のソースを表示

{{政治家
|人名 = 太田 昭宏
|各国語表記 = おおた あきひろ
|画像 = Akihiro Ota 2007-09-13 cropped.jpg
|画像サイズ = 150px
|画像説明 = 2007年9月
|国略称 = {{JPN}}
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1945|10|6}}
|出生地 = [[愛知県]][[豊橋市]]
|没年月日 = 
|死没地 =
|出身校 = [[京都大学]][[大学院]][[工学研究科]]
|前職 = [[公明新聞]][[記者]]
|現職 = 
|所属政党 = （[[公明党]]→）<br />（[[公明党|公明新党]]→）<br />（[[新進党]]→）<br />（[[公明党|新党平和]]→）<br />公明党
|称号・勲章 = 工学修士
|世襲の有無 =
|親族（政治家） =
|配偶者 =
|サイン =
|ウェブサイト = http://www.akihiro-ohta.com/
|サイトタイトル = 公明党議長 衆議院議員 太田あきひろ
|国旗 = JPN
|職名 = 第18代 [[国土交通大臣]]
|内閣 = [[第2次安倍内閣]]
|就任日 = [[2012年]][[12月26日]]
|退任日 = 現職
|国旗2 = 
|職名2 = [[ファイル:Komeito_logo.svg|20px]] 第2代 [[公明党代表]]
|選挙区2 = 
|当選回数2 = 
|就任日2 = [[2006年]][[9月30日]]
|退任日2 = [[2009年]][[9月8日]]
|国旗3 = JPN
|職名3 = [[衆議院|衆議院議員]]
|選挙区3 = （[[東京都第9区_(中選挙区)|旧東京9区]]→）<br />（[[比例東京ブロック]]→）<br />[[東京都第12区|東京12区]]
|当選回数3 = 6回
|就任日3 = [[1993年]][[7月19日]]-[[2009年]][[7月21日]]<br />[[2012年]][[12月17日]]
|退任日3 = 現職
|議員会館=衆議院第1議員会館909号室
}}
'''太田 昭宏'''（おおた あきひろ、[[1945年]][[10月6日]] - ）は、[[日本]]の[[政治家]]。[[公明党]]所属の[[衆議院|衆議院議員]]（6期）、公明党全国代表者会議議長。[[国土交通大臣]]（[[第2次安倍内閣|第18代]]）。[[北区 (東京都)|北区]]ボディビル・フィットネス連盟最高顧問。

[[新進党]]副[[幹事長]]、[[公明党]][[幹事長]]代行、公明党[[国会対策委員会|国会対策委員長]]、[[公明党代表]]（第2代）などを歴任。

== 経歴 ==
=== 生い立ち ===
[[愛知県]][[新城市]]に生まれ、生後間もなく[[豊橋市]]へ転居する。[[愛知県立時習館高等学校]]、[[京都大学]][[工学部]][[土木工学科]]卒業。京大在学中は[[相撲]]部に所属した。京都大学[[大学院]][[工学研究科]]修士課程を修了した後、[[1971年]]4月に[[公明党]]機関紙局に就職し、[[公明新聞]]で国会担当記者を務める。[[1982年]]、[[創価学会]]青年部長に就任した<ref>[http://www2.asahi.com/senkyo2005/carta/A13012001.html 2005総選挙選挙区当選者東京12区](asahi.com)</ref><ref>[http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908210310.html 2009総選挙《党首がゆく：公明党・太田昭宏代表》重ねた辛抱　問い直す原点](asahi.com)</ref>。

=== 衆議院議員 ===
[[1990年]]、[[第39回衆議院議員総選挙]]に[[公明党]]公認で[[東京都第8区_(中選挙区)|旧東京8区]]から出馬するが、落選。[[1993年]]の[[第40回衆議院議員総選挙]]では[[東京都第9区_(中選挙区)|旧東京9区]]に国替えして出馬し、初当選した。同年8月、当時の公明党委員長・[[石田幸四郎]]の下で党副書記長、政策審議副会長に就任。早くから「公明党のプリンス」と目された<ref>[http://facta.co.jp/article/200612047.html 太田公明党代表に囁かれる「不人気短命説」：FACTA online]</ref>。

[[1994年]]、公明党解党により公明新党を経て[[新進党]]結党に参加する。新進党では[[幹事長|副幹事長]]に就任した。[[小選挙区比例代表並立制]]導入後初めて実施された[[第41回衆議院議員総選挙]]では[[比例東京ブロック]]単独で出馬し、再選。[[1998年]]、新進党解党により、旧公明党系議員が結成した[[新党平和]]に参加した後、新党平和・[[黎明クラブ]]・[[公明]]の合併による公明党再結成に伴い、党幹事長代行に就任。[[2000年]]の[[第42回衆議院議員総選挙]]では比例東京ブロック単独で出馬し、3選。

=== 公明党代表 ===
[[2003年]]の[[第43回衆議院議員総選挙]]では比例単独から[[東京都第12区|東京12区]]に国替えし、初めて小選挙区で当選。この選挙では[[自由民主党_(日本)|自由民主党]]、[[保守新党]]の推薦を受けた（保守新党は選挙後自民党へ合流）。[[2005年]]の[[第44回衆議院議員総選挙]]では、[[郵政民営化法]]案の採決で反対票を投じた[[八代英太]]（自民党の公認が得られず[[無所属]]で出馬）らを破り、5選。

[[2006年]]、[[神崎武法]]の退任に伴う[[公明党代表]]選挙に立候補し、太田以外に立候補者がいなかったため無投票で党代表に選出された。

=== 落選・党代表辞任 ===
[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]では[[重複立候補]]を辞退し東京12区のみに立候補したが、[[民主党_(日本 1998-)|民主党]]の[[青木愛_(政治家)|青木愛]]に敗れ、現職の政党党首でありながら落選した<ref>[http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090831/elc0908310022024-n1.htm 実績や政策、浸透せず」落選の太田昭宏公明代表]産経ニュース2009年8月31日</ref>。公明党で党首が落選するのは立党以来初めて。総選挙後、[[9月3日]]の党常任役員会で党代表辞任を表明し、了承された<ref>[http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20090903AS3S0300J03092009.html 太田公明代表が辞任表明、後任８日に選出　北側幹事長も辞任]NIKKEI NET（日経ネット）2009年9月3日</ref>。なお、同じく落選した党幹事長の[[北側一雄]]もあわせて辞任した。

[[9月8日]]の公明党[[全国代表者会議]]において、太田の辞任と[[山口那津男]]の新代表就任が正式に決まる。これに併せて党規約が改正され、太田は新設ポストである議長に就任、執行部に残留した。[[12月6日]]、[[2010年]]7月の[[第22回参議院議員通常選挙]]における[[参議院比例区|比例区]]候補として公明党から公認された。しかし、2010年[[2月2日]]には一転、公明党は太田の公認を取り消し、党ホームページの参院選立候補予定者欄から太田の名前を削除した<ref>http://www.komei.or.jp/news/2009/1206/16120.html</ref>。太田の参議院への出馬に対し、創価学会婦人部など学会内部から否定的な意見が多かったことが遠因といわれる<ref>[http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100202/stt1002021354006-n1.htm 公明、太田前代表衆院選へ] 産経新聞 2010年2月2日 2010年3月2日閲覧。</ref>。

=== 国政復帰 ===
この公認取り消しの混乱で政治生命の衰えも一部で指摘されたが、その後も党議長として党内序列2位を維持し、参院選や地方選挙の候補者応援などの政治活動を継続。[[2011年]]11月17日、公明党中央幹事会は太田を[[第46回衆議院議員総選挙]]の東京12区候補予定者に決定。なお、太田の出馬は議員在任中に66歳を超えないとする党の内規に抵触するが、党は太田を例外扱いとすることを認めた。[[2012年]][[12月16日]]に行われた総選挙の結果、太田は民主党から[[日本未来の党]]に移籍した青木を破り当選、国政に復帰した<ref>[http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100202/stt1002021354006-n1.htm 公明の太田前代表返り咲き「日本再建の先頭に」] 日本経済新聞 2012年12月16日‎ 2010年3月2日閲覧。</ref>。

[[12月26日]]、[[第2次安倍内閣]]において[[国土交通大臣]]として初入閣。[[2013年]][[5月26日]]、[[内閣総理大臣]]・[[安倍晋三]]の代理として[[大相撲]]夏場所総理大臣杯を[[白鵬翔|白鵬]]に授与した。

== 人物 ==
=== 年金記録問題に関する発言 ===
[[2007年]][[6月16日]]、[[千葉県]][[鎌ケ谷市|鎌ヶ谷市]]での街頭演説にて[[年金記録問題]]に触れ、歴代[[厚生労働大臣|厚生大臣]]である[[菅直人]]、[[小泉純一郎]]、[[坂口力]]を名指しして「みんな悪い<ref name=asahi>「<!--[http://www.asahi.com/politics/update/0616/TKY200706160275.html asahi.com：太田・公明代表「菅氏、小泉氏、坂口氏、みんな悪い」 - 政治]-->asahi.com：太田・公明代表「菅氏、小泉氏、坂口氏、みんな悪い」 - 政治」朝日新聞社、2007年6月16日。</ref>」と発言した。さらに「（[[年金記録問題|基礎年金番号]]の）制度を[[設計]]したのは菅氏、[[施工]]したのは小泉氏、[[インテリア|内装]]・[[電気工事]]をしたのが坂口氏、菅氏のすべてが悪いのは当然だ<ref name=asahi/>」と発言、基礎年金番号の制度自体に問題があるとの認識を示した。

=== 第21回参議院選挙結果の釈明 ===
2007年7月29日、[[第21回参議院議員通常選挙]]が行われ、公明党は[[神奈川県選挙区|神奈川県]]、[[愛知県選挙区|愛知県]]、[[埼玉県選挙区|埼玉県]]の選挙区で議席を失うなど歴史的大敗を喫す（その後、神奈川県は[[松あきら]]が[[繰り上げ当選]]）。{{要出典範囲|同日夜の党代表会見で敗北に対する責任を取り代表を辞任するという憶測が流れていたが、「支援者の皆様方、創価学会の皆様ありがとうございました」と支援者へのお礼は述べたものの、首相・[[安倍晋三]]と共に辞任を否定。後日、支持母体である創価学会の婦人部、女子部を中心に党執行部の責任や太田の代表責任を問う声が高まり、議席を失った神奈川県、愛知県、埼玉県などでは幹部会が紛糾する事態となったが、太田は参議院選挙の惨敗の責任を「自らの不徳の致すところ」として一人で責任を被った|date=2014年1月}}。

{{要出典範囲|それとは別に、[[2005年]]の[[第44回衆議院議員総選挙]]では自民党が歴史的大勝を収めたにもかかわらず連立を組む公明党は議席を増やせなかったこと（当時は[[神崎武法]]が代表）や、自公政権へ逆風が吹いた参議院選挙の結果を受け、公明党幹部の間には自公選挙協力の見直しを求める声が出始めた|date=2014年1月}}。

=== 元委員長の提訴問題について===
{{要出典範囲|旧公明党元委員長の[[矢野絢也]]が創価学会幹部を提訴した問題については「私なら絶対考えられない」とコメントした。なお、矢野が参考人招致や証人喚問に応じる考えを示したことについては何も語っていない|date=2014年1月}}。

=== 不祥事 ===
==== 選挙時の燃料費過大請求 ====
2005年の[[第44回衆議院議員総選挙]]にて、太田が[[街宣車|選挙カー]]の給油量を実際より多く申請し、[[東京都]][[選挙管理委員会]]から燃料代を過大に受け取っていたことが判明した<ref name=asahi20080113>北林慎也・野村雅俊「公明・太田氏が不適正請求――05年総選挙ガソリン代――伊藤元金融相らも」『朝日新聞』43730号、[[朝日新聞社|朝日新聞東京本社]]、2008年[[1月13日]]、31面。</ref>。

太田は、2005年[[8月30日]]-[[9月10日]]の間に「毎日同量の61.25リットルを[[足立区]]内の給油所で給油した」<ref name=asahi20080113/>と申請していた。選挙カーの燃料代は1台に限り8万8200円まで公費負担となるため、東京都選挙管理委員会は太田に対し燃料費の代金を支給した。しかし、2007年10月に調査したところ過大請求だったことが判明し、11月に東京都選挙管理委員会に全額返金した。

その後、東京都選挙管理委員会に対し[[朝日新聞社]]が[[情報公開]]請求を行ったためこのことが判明し、2008年[[1月13日]]の[[朝日新聞]]に掲載された<ref name=asahi20080113/>。翌日には[[読売新聞]]など主要各紙もこの過大請求を報じるなど批判が相次ぎ、太田は同年[[1月14日]]付で謝罪<ref>公明党 衆議院議員 太田あきひろ Web Site『<!--[http://www.akihiro-ohta.com/databank/column/day/1200362820.html 衆院選における選挙用燃料費について]-->衆院選における選挙用燃料費について』2008年1月14日。</ref>。しかし、党代表の辞任や議員辞職する意向はないと表明した。なお、過大請求の理由については「伴走車両の分も合わせて請求していた」と太田事務所は説明している<ref name=asahi20080113/>。

== 著書 ==
* わが栄光の青春1（[[第三文明社]]、1982年）  ISBN 4-476-06017-X 
* わが栄光の青春2（第三文明社、1984年） ISBN 4-476-06024-2 
* わが栄光の青春3（第三文明社、1985年） ISBN 4-476-06032-3 
* わが栄光の青春4（第三文明社、1986年） ISBN 4-476-06038-2
* 真っ向勝負 行動する政治家の素顔（鳳書院、2003年） ISBN 4-87122-131-8

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist|3}}

== 関連項目 ==
* [[公明党国会議員一覧]]
* [[公明党代表]]
* [[創価学会]]

== 外部リンク ==
* [http://www.akihiro-ohta.com/ 公明党議長 衆議院議員 太田あきひろ]（公式サイト）
* {{Facebook|teamohta|太田あきひろ}}
* {{Twitter|teamohta|太田あきひろ}}
* {{YouTube|user=ohtaakihiroCH|太田あきひろチャンネル}}

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| title  = {{flagicon|JPN}} [[国土交通大臣]]
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